縮毛矯正、ストレートパーマ

縮毛矯正とストレートパーマはどう違う?失敗しないために知りたい特徴と目的

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縮毛矯正する美容師

このページでは、

  • 縮毛矯正とストレートパーマの違い(クセへの効果など)
  • クセ毛によってよってどちらを選べばいいのか?(どんな髪に合うのか)
  • 仕上がりの違い
  • 髪質改善ストレートパーマや髪質改善縮毛矯正とは?
  • まっすぐすぎないストカールとは

について現役美容師歴16年の経験と知識を活かして紹介させていただきます。

 

「ストレートパーマと縮毛矯正はどっちをかければいいのか分からない」
「仕上がりはどんな風に違うの?」

など知りたい方はぜひ参考にしてください。

 

 

大切なことなのではじめにお伝えしますが、ストレートパーマと縮毛矯正は似ているようで全く違いますです。

 

目的も仕上がりも違うので、なりたいスタイルに合わせて使い分けましょう!

 

 

この記事は「あなたにピッタリなのはどっち?縮毛矯正とストレートパーマはこう違う」「縮毛矯正とストレートパーマの違い 間違えるとチリチリになることも」の記事を再編集し、新しく内容や写真を追加した文章です。

 

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縮毛矯正とストレートパーマはどう違うの?

クセ毛を伸ばす効果が違う!

縮毛矯正とストレートパーマの1番大きな違いは、クセを伸ばす力です。

 

縮毛矯正は、薬剤と熱の力を使い、強いクセもまっすぐに伸ばすことができます。

それに対してストレートパーマは薬だけの効果でクセを伸ばします。

 

「ストレートアイロンでまっすぐに伸ばす」という作業がないので、縮毛矯正ほどクセは伸びません。

 

半永久パーマと落ちるパーマの違い!

縮毛矯正は「半永久パーマ」と呼ばれるほど長持ちします。

熱の力でタンパク質を変形させるので、とても強固な結合になるのです。

 

ストレートパーマはというと、熱を使わず薬剤だけの力でかけます。

 

パーマが落ちるとまっすぐになってしまうように、ストレートパーマが落ちるともともとのクセがでてきます。

 

真っすぐな仕上がりか、自然な仕上がりか

縮毛矯正は強いクセでもしっかりと伸ばすことができます。

しかし、その分自然な髪の毛よりもまっすぐな髪の毛にもなります。

 

ブローの必要がなくなるので「楽チン」という方もいますが、まっすぐ過ぎるのを「不自然」と感じる人もいます。

 

 

ストレートパーマはかかり方が弱い分自然な仕上がりです。

地毛にもなじみやすく、伸びてきても不自然になりにくいです。

 

ただ、強いクセは伸ばせないので「クセの伸びが物足りない、もっと真っすぐがいい」と感じる人もいます。

 

パーマをかけるときに制約ができる

縮毛矯正はストレートアイロンの熱を使って強いクセもしっかり伸ばせます。

しかし、強力な分しっかりと固定されてしまうのでパーマをかけてクルンとさせたいときに制約ができます。

 

縮毛矯正がかかっている部分は、普通のパーマではかかりにくくなってしまうのでデジタルパーマが必要です。

 

デジタルパーマは同じく熱を使うパーマ。

縮毛矯正でしっかり真っすぐになった髪も、カールやウェーブを付けられます。

 

使う薬剤は同じもの

縮毛矯正とストレートパーマは、基本的に同じ薬剤を使います。

 

美容院によってあえて分けるお店もありますが、効果はほとんど同じものです。

 

途中にストレートアイロンで真っすぐに伸ばすか伸ばさないか。作業としてはこれしか違いはありません。

 

 

コスメ縮毛矯正やコスメストレートパーマってなに?

美容院のメニューに「コスメ縮毛矯正」や「コスメストレートパーマ」というものがあります。

 

コスメ系のメニューは化粧品登録されている薬剤を使うパーマです。

「システアミン」という髪の毛に負担の少ない薬剤を使うので、傷んでいる髪の毛にさらに負担をかけずにすみます。

 

ただ、デメリットもあります。

 

髪の毛に負担が少ない分、パーマをかける力も弱いということ。

 

傷みの少ない髪の毛では「クセが残ってしまった」という失敗が起きることもあります。

 

金額も高くて時間もかかるのは縮毛矯正

縮毛矯正は、ストレートパーマにはないストレートアイロンで伸ばすという工程があります。

 

作業が多くなる分時間もかかり、手間が多い分金額も高くなります。

 

目安の時間は、ストレートパーマ+カットで約2時間。縮毛矯正+カットで約3時間です。

 

髪質によって必要な時間が伸びることもあるので、予定に余裕のあるときに予約をいれると安心ですね。

 

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縮毛矯正とストレートパーマどちらを選べばいいかわからない!

目的に合わせて選ぶと失敗しない!

縮毛矯正 ストレートパーマ
  • 強いクセを真っすぐに伸ばしたい
  • ブローだけでは伸びない髪を真っすぐにしたい
  • 朝起きたときにまっすぐで寝ぐせの付きにくい髪がいい
  • 時間が経っても長持ちさせたい
  • かけたパーマを落とす
  • 髪全体のボリュームを自然に少なく見せたい
  • 弱いクセを落ち着かせたい
  • 時間が経って落ちてもいい

こちらが縮毛矯正とストレートパーマの選び方です。

 

縮毛矯正は強いクセを伸ばせますが、まっすぐな髪の毛になってしまいます。

ストレートパーマは自然にクセを少なくできますが、クセの強さによっては満足のいくまっすぐな髪にならないこともあります。

 

  • クセを真っすぐに伸ばしたいなら縮毛矯正
  • パーマを落としたり、少しクセが残ってもいいからボリュームを落ち着かせたいならストレートパーマ

こんな選び方をしましょう。

 

自分で判断できない時は美容師さんに相談しよう

もし、縮毛矯正とストレートパーマどちらを選べばいいか自分で判断できない時は、遠慮なく美容師さんに相談しましょう。

なりたいイメージの写真などを持っていくのが一番ですが、もしなかったとしても「髪質的にどちらがいいか分からなくて…」と聞きましょう。

 

お金のかかるメニューなので、無駄になってしまう前にプロに相談するのが一番です。

 

私個人でも質問を受けております。

このページのコメント欄やTwitterなどで、髪の毛の写真となりたいスタイル写真を添付してもらえればどちらがおススメか答えさせていただきますよ。

 

縮毛矯正とストレートパーマをかけてみた

クセのある髪の毛に、それぞれ縮毛矯正とストレートパーマをかけてみました。

 

ストレートパーマと縮毛矯正をする髪

こちらクセある2つの髪の毛を用意します。(同じ人の髪)

ストレートパーマと縮毛矯正の薬を付けた髪

そしてこの写真のように、ストレートパーマ用の薬剤を付けて流します。

自然な状態とアイロンで伸ばした髪

写真の上の毛はストレートパーマをかけるので、そのまま。

写真の下の毛は縮毛矯正なのでストレートアイロンで伸ばし、両方に安定させる薬を付けて完成です。

 

ストレートパーマと縮毛矯正をかけた髪

コチラが仕上がりです。

 

ストレートパーマは、毛先のうねりが少なくなり、ふくらんだ感じがなくなりました。

縮毛矯正はクセがしっかり伸びてまっすぐな髪の毛になっていますね。

 

髪質改善ストレート髪質改善縮毛矯正ってなに?

新しい美容室のメニューに髪質改善ストレートや縮毛矯正が登場しました。

 

この髪質改善ストレートや縮毛矯正に使われるのは「酸熱トリートメント」と呼ばれる新しいシステムのトリートメントです。

 

髪を傷めることなく形を変えることから「髪質改善」と呼ばれています。

私が実際に酸熱トリートメントをしたときの記事はコチラ。

 

酸熱トリートメントでクセは伸びるのか 効果と一か月後

 

酸熱トリートメントは、ストレートアイロンで伸ばして仕上げるのでツヤツヤピカピカになります。

さらに、弱いクセなら伸ばす効果もあるので傷みが気になる人におススメです。

 

ただ、ツヤ感がずっと続くのではなく徐々に落ちてしまいます。

 

工程も縮毛矯正に近い作業が必要で、トリートメントの中では金額が高くなってしまうのが難点です。

 

真っすぐすぎない縮毛矯正、ストカールってどんなもの?

ストカールとは、毛先以外を縮毛矯正でしっかり伸ばし、毛先はコテの熱で巻き付けて自然な丸みのある仕上がりにする方法です。

わかりやすく髪の毛束を使ってストカールを作ってみました。

ストカールをする前の髪の毛束

 

コチラの2つの毛束の上が縮毛矯正。下にストカールをかけます。

ストカールのための薬剤を付けた髪

このように薬剤を付けてから流し、アイロンをしていきます。

 

ストレートアイロンで伸ばしている髪

縮毛矯正は、根本から毛先までストレートアイロンでまっすぐに伸ばします。

対してストカールは、

途中までストレートアイロンで伸ばしている髪

途中までストレートアイロンで伸ばしから、

毛先をコテで巻いている髪

毛先をコテで丸めて熱を当てます。

毛先が丸まった毛束

すると、この写真のように根本側はストレートアイロンでまっすぐ。毛先はコテでカールのついた髪の毛になります。

安定剤を付けている髪

安定させる薬を付けて流せば完成。

縮毛矯正とストカールをかけた髪

上は縮毛矯正でまっすぐ。下はストカールで毛先がクルンと丸くなった髪になりました。

 

毛先が真っすぐすぎると、全体がピンッと伸びた不自然な印象になります。

それを防ぐために毛先に丸みをつけて自然に見せるのです。

 

 

縮毛矯正とストレートパーマそれぞれのメリットとデメリット

メリット デメリット
縮毛矯正
  • 半永久パーマと呼ばれ、しっかりかかると落ちない
  • 強いクセもしっかり真っすぐに伸ばせる

 

  • 毛先をしっかり伸ばしすぎると、シャキーンと不自然な毛先、前髪になる
  • 熱の力が加わるので髪に負担がかかる
  • 縮毛矯正がかかっている部分は普通のパーマがかかりにくくなるので、デジタルパーマが必要
  • ヘアカラーする時に明るくなりにくくなる
ストレートパーマ
  • 真っすぐすぎない自然な仕上がりになる
  • 縮毛矯正よりも髪への負担が少ない
  • ストレートパーマがかかっている部分には普通のパーマでもかけられる
  • 強いクセは伸ばせないので、「真っすぐ」を求める人には物足りない
  • 時間が経つと落ちてしまう

 

縮毛矯正で一番嫌がられるのが「シャキーン!」と真っすぐになりすぎてしまった毛先や前髪です。

不自然に浮いたような髪になってしまうので、見た目に違和感が出るのです。

 

コチラを参考にしていただければ改善できます。

 

そして縮毛矯正のもう1つの特徴に、ヘアカラーが明るくなりにくくなるというものがあります。

 

熱の力を加えたときに、髪が炭素化してしまいヘアカラーが入りにくくなってしまうのです。

 

デメリットも多いですが、強いクセをしっかり伸ばせるのは縮毛矯正だけ。

 

ストレートパーマはボリュームダウンなどには向いていますが、強いクセはそのまま残ってしまうこともあるのです。

 

縮毛矯正やストレートパーマをあけたあとに気を付けること

かけた当日シャンプーはしない

ワックスでベタベタになってしまった。スプレーでかためてしまった。などがない限りは縮毛矯正もストレートパーマも当日のシャンプーを控えましょう。

 

パーマをかけると、髪の毛は一時的にとても不安定になります。

真っすぐに伸ばした跡をしっかりとキープするためにも、そのままの形で一晩すごすのがベスト。

 

最近では薬の開発も進み、「絶対にシャンプーしちゃダメ」ということもなくなりましたが、特別な理由がない限りシャンプーをするのは控えましょう。

 

濡らして形を変えたりゴシゴシ洗いをしてしまうと、余計なクセがついてしまうということもあり得るのです。

 

空気の力で、48時間後には安定します。

 

 

寝る前はしっかり乾かそう

髪は濡れていると、表面にあるキューティクルが開きます。

キューティクルが開いた状態は、刺激にとても弱い状態。

 

寝返りのときに髪がこすれて傷んでしまうので、夜頭を洗う方はドライヤーでしっかりと乾かしてから寝ましょう。

 

乾いた髪の毛ならキューティクルが閉じ、こすれあっても傷みにくくなります。

 

手触りをよくするなら洗い流さないトリートメント

特に縮毛矯正のような熱のパーマをかけると、髪の毛が引っかかりやすくなります。

 

指どおりの悪い髪の毛をムリにとかすと、抜け毛やダメージの原因になってしまいます。

 

そんな時洗い流さないトリートメントなら、付けるだけで簡単にサラサラヘアになります。

 

お風呂場で使うコンディショナーやトリートメントも大切ですが、さらに静電気を抑えるためにも洗い流さないトリートメントは簡単で便利ですよ。

 

かけたては髪を強く結ばない

縮毛矯正やストレートパーマをかけたばかりで気を付けなければいけないのが、ゴムなどで強く結ばないこととヘアピンで長時間止めないこと。

 

空気で安定する48時間は、折れ目がつくとそのまま残ってしまうことがあります。

 

かけたばかり2~3日経つまでは、ゴムは太めのものを使い少し緩めに。ヘアピンは時々ずらすなどの工夫をしてあげるとキレイに真っすぐを保てますよ。

 

コチラにも詳しくまとめてあります。

 

縮毛矯正をキレイに長持ちさせる方法 絶対にやってはいけない注意点

 

まとめ

今回は縮毛矯正とストレートパーマの違い。そして、似ているメニューとして髪質改善ストレートやストカールについて紹介させていただきました。

 

縮毛矯正もストレートパーマも、目的や仕上がりのデザインに合わせて選ぶことが大切です。

 

  • しっかりとクセを真っすぐにしたい!なら縮毛矯正
  • クセは少し残ってもいいけど、自然にボリュームを抑えたい!ならストレートパーマ

という選び方をしましょう。

 

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  • この記事を書いた人

マタク

MatakuHair管理人 美容師歴:16年。現役美容師。 都内3店舗、横浜1店舗、新潟2店舗を経験。現在地元にて現役美容師を続けています。 メンズ、20~40代女性、キッズなど幅広い年齢層から評価をいただいています。 得意技術は縮毛矯正やヘアカラー、カットなど。 髪質に合わせてスタイル、薬剤を提案させていただきます。

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