頭皮から出るフケを治したい!乾燥性と脂性フケ2種類の原因と対処法

困っている男性の写真

最近になって頭皮からフケが出てきた…気づいたら頭を掻いてしまっている…

頭を洗っていないみたいで不潔に見られるのが嫌だな…

シャンプーを毎日しているのにおかしいな…

こんな悩みをお持ちではないでしょうか?

 

実際に私が昔悩んでいた症状であり、担当させて頂いた方にも同じ症状の方がいて症状を改善することができたので方法を紹介させていただきます。

スポンサーリンク

フケの種類

フケには大きく分けて2種類ある

頭垢(ふけ、雲脂)とは、頭の皮膚から発生する、うろこ状の白い老廃物。 頭皮に生じた垢。 新陳代謝によって頭皮に存在する角質細胞が剥がれることにより発生する。 フケは新陳代謝により発生するため、それ自体が病気というわけではない。
引用:Wikipedia

この様に一般的には考えられています。

フケそのものを病的に考えている方がいらっしゃいますが、それは間違え。本来のフケというのは皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)によって自然と生まれる頭皮の角質なのです。

しかし、その角質の量があまりにも多いと見た目にも不潔な印象を与えてしまったり、頭皮の極端な乾燥、かゆみを招いてしまうことになるのです。

 

そしてフケには大きく分けて2種類あるのはご存知でしたでしょうか?

片方は今言ったように自然な新陳代謝によるもの。そしてもう一方は「マラセチア菌」という細菌が原因で発生するフケの可能性があり、その場合は原因のある病気と言えるでしょう。

2種類の判断方法は簡単で、「小さく細かい」か「やや大きめで脂っぽいものもある」という見た目で判断できます。

判断に迷ったらまずは皮膚科に行って専門家に確認してもらいましょう。

 

乾燥性のフケと脂漏性のフケ

この小さなフケと大きなフケ2種類の違いは、乾燥が原因によるものか、体内の余分な脂が原因なのかで異なります。

 

頭皮はサラサラ、もしくは乾燥していて細かくフケが発生し、服の上にも散る様に付いてしまう。という場合は乾燥型のフケ。

頭皮が乾燥してしまっているので、かゆみが起きることもあります。

 

逆に頭皮は脂っぽい状態で、固まりのように発生してしまうフケは脂漏性のフケ。食生活の乱れや、元々脂性体質の人に見られる傾向があります。

 

フケに悩まれている方は解決のためにも是非一度自分のフケの形状を確認してみてください。

ちなみに、実際にフケ症の人の頭を見ると、圧倒的に”乾燥型”のフケの割合の人が多いです。

 

2種類のフケの対処法

では早速それぞれ2種類のフケの対処方について説明させていただきます。

注意しなければいけないのは、乾燥性と脂漏性では対処法が全く異なるということ。それぞれ原因が違うので解決法も変わってきます。

 

乾燥性フケ対策

乾燥性のフケは頭皮が必要以上に乾燥してしまうことで発生します。頭皮表面に水分が足りなくなり、薄皮が剥けてしまうのです。

 

「シャンプーを毎日しっかりしているのになぜかフケが出てくる…頭皮は清潔なはずなのに…」

このように思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

それもそのはず。乾燥性フケの大きな原因として、毎日頑張っている”シャンプー”に原因がある可能性があります。

ちなみに自身も以前(といってもかなり前ですが)、原因不明のフケに悩まされていた時期はこのシャンプーが原因。

成分を勉強し、適切なものを使用している今は一切発生しません。

 

もっとも大切なのは脱脂力の強すぎるシャンプー剤の使用を避けるということ。

現在販売されているシャンプーのほとんどが、日本人のように毎日入浴する人には脱脂力が強すぎるのです。

 

シャンプーの脱脂力

乾燥性のフケを治すには、とにかく頭皮の乾燥を招く原因を避ける必要があります。

そこで一番目を向けなければいけないのが、シャンプー剤の持つ脱脂力です。

 

シャンプー剤はこの世の中に沢山存在しますが、洗浄力の強さというのは種類ごとにそれぞれ違います。

”保湿や潤い”をテーマにしているものの多くは洗浄力がやや弱めのものが多く、”頭皮クレンジング”や”毛穴スッキリ”などのクレンジングシャンプーなどは油分を除去することが目的のシャンプーなので比較的脱脂力は強めに設定されています。

 

ただし!!ココが重要

 

「それなら潤いをテーマにしたものを使えば良いのでは?」と考えられる方がほとんどだと思いますが、実は、”潤い”というのが単なるセールス文句であって、実際は全くそんなことない。というシャンプーも少なからず存在します。

 

例えて一つ例に出すなら、グリセリンを高配合したシャンプー。

ちなみにグリセリンが悪いのではありません。むしろグリセリンは安全性が非常に高く保湿力にも優れたシャンプーなのですが、これを強脱脂力の界面活性剤をごまかす為に配合している。というシャンプーなどもあります。

洗浄成分は石油系で脱脂力が強い。しかし保湿成分を沢山入れているからキャッチフレーズは「潤い重視」。

これではベースの界面活性剤の脱脂力が弱まったことにはならないので、頭皮の乾燥を防ぐことはできません。

 

他にも、「頭皮環境を整える」ようなことがパッケージに書いてあるのにもかからず、実際に配合されているのは単なる高脱脂力の界面活性剤と、スキャルプ的な成分が少し。

「このパッケージを見たら知らない人の多くは誤解して、頭皮の状態を治したいから…と買っていくと思うんだが…」と思わざる負えないシャンプーが実際に多く存在しているのです。

当然のことながらそのようなシャンプーで毎日洗えば、全く変化しませんし場合によってはフケは悪化します。

 

頭皮の乾燥を防ぐのに大切なのは、洗浄成分の質です。毎日使うものなら尚更。多少手間かもしれませんが、残念ながら消費者側が知識を得ることも大切な時代なのです。

 

シャンプーの洗浄成分に関しては一覧表を作ってありますのでそちらを参考にしてみてください。

 

「いちいち見てられない!」という方の為に、この洗浄成分が配合されているものは乾燥タイプの人は使わない方がいいよ。という代表的な界面活性剤を紹介させていただきます。

それは、

・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸Na
・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

このあたりが配合されているものは避けた方が無難です。内容成分はシャンプー本体もしくは箱の裏面に必ず書かれています。

 

ラウレス硫酸Na

高級アルコール系界面活性剤を代表する洗浄成分。高脱脂力に加え、人体被害の可能性考えられ『旧指定成分』に認定されていた界面活性剤です。

石油を原料に作られ非常に原価が安い為、儲けをだす事を目的とするのならばこの上ない成分。頭皮トラブルの報告も多数あります。

非常に使われる頻度の高い洗浄成分です。

 

ラウリル硫酸Na

ラウレスよりもさらに頭皮トラブルの可能性の高い成分。あまりに悪影響なためか最近ではほとんど見なくなりましたが、かなり昔に作られたシャンプー剤で内容成分のリニューアルが行われていないと配合されていることもあります。

絶対に使わない方が良いでしょう。

 

オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

「このシャンプーはノンラウレスですよ~」という謳い文句と共に配合されている可能性の高い界面活性剤。

ラウレス硫酸Naが危険視されたころからでてきた「ノンラウレス」という言葉。たしかにノンラウレスならばラウレス硫酸は配合されていないだろうが、結局のところ高脱脂の洗浄成分には変わりありません。ラウレス硫酸じゃなければなんでもいいかと言ったら全く違います。

当然原価も非常に安いもの。食器洗いの洗剤にも使われるような成分です。

完全に配合されていないことが望ましいですが、内容成分表示の中でも上の方に書かれている=主成分として使われている ということなので避けた方が良いと言えるでしょう。

スポンサーリンク

何を使えばいいのか

自身は乾燥性のフケの相談を受けた時はシャンプーの変更をまず真っ先に検討してもらいます。

そして残念ながら市販品でおススメ出来るものはほとんどありません。

これは単に高い物を買ってほしいからという理由ではなく、いくら探しても良質なものが少なすぎるからです。

ただ、そんな中でも市販品と価格帯が近く、洗浄力もマイルドで安全性の高いシャンプー剤を紹介させていただきます。

 

ミレアムシャンプーは余計な洗浄成分や補修成分を限りなく少なくし、必要で安全性の高い成分だけで構成されたシャンプー。

余計なものが入っていない分価格が非常に安いです。もし使ってみて、頭皮環境が改善されるようであれば詰め替えはさらにお得です。
かなりの量が入っているので家族全員でも使えます。

ミノン全身シャンプーというのもありますが、フケ対策におススメなのはベビー用。単に赤ちゃんにも使えるように洗浄力をマイルドにしているだけで当然大人が使っても問題ありません。

全身用となり、洗髪にも問題なく使えます。Amzonレビューの中にはアトピー性皮膚炎の方にもおすすめという様な内容もあり、いかに洗浄成分がマイルドなのかが分かります。

 

コチラは、炭酸系のソーダシャンプー。 出てくるときは泡で出てくる変わったシャンプーです。

ナプラというのは美容師界では超有名な信頼できる会社。自身はこれで毎日洗っています。

寝癖も付きにくくなりコンデショナーも必要ないほど保湿成分が高いです。おススメなのですが、上に紹介したものと比べると少し値段が高くなります。(上のが安すぎ)

通販もので勧めているサイトを見かけるが…

よくフケ対策のためのシャンプーを紹介しているサイトで、「これ私も良かったんです~」というサイトに誘導して紹介しているサイトを見かけます。

もちろんそれでもフケが治るのならいいと思います。

が、洗浄力がマイルドという目的であれば紹介されているシャンプー程高額なものを使わなくてもいくらでもあります。

1本3000円も4000円もするようなシャンプーを毎回使えますか?僕なら無理です。

 

「あまりに高くて結局またシャンプーを戻した…」ではハッキリ言って意味がありません。

あくまで生活を圧迫しない程度で使えるもの。というのが非常に重要です。

 

室内の乾燥にも注意

乾燥=皮脂が足りないていないために皮膚の水分が必要以上に蒸発してしまう ということ。

もしもシャンプー剤の脱脂力を見直したうえでもなお乾燥性のフケが出るのであれば、室内の乾燥にも目を向けるべきです。

 

特に室内が乾燥しやすいのは冬。

冬は寒くなるので、至る所で暖房器具が使われます。ヒーターやエアコンなどは室内全体の温度を上げる代わりに乾燥を招きやすくなります。

日中も室内で過ごすことが多い方は冬場の乾燥は注意が必要です。

 

加湿器を一台置くだけでも乾燥状態は大きく違います。デスクに置くようなタイプでもいいと思いますが、ペットボトル加湿器のような簡易型だと、水の粒子が大きすぎて効果的ではありません。

加湿器の種類はスチーム式、超音波式、ハイブリッド式など様ですが、最もオススメなものは『ハイブリッド式』

その理由も説明します。

スチーム式

水を電気と熱の力で沸騰させて蒸気を起こし、その力で加湿します。

簡易的な加湿器の多くがこのスチーム式。水を一度煮沸させるので水分や本体の雑菌に関しては安全性は高くなりますが、蒸発させただけの水分というのは粒子が大きいため効果は他のタイプに比べると弱いと言えるでしょう。

気化式

湿ったフィルターにファンを当てて加湿するというもの。スチーム式よりもさらに過失能力は弱いので、他のタイプをお勧めします。

タオルや衣類を濡れた状態で室内に干しておくようなイメージに近いです。

 

超音波式

一時期非常に多く商品化されたタイプです。水に超音波を当てて気化させ加湿させます。

スチームタイプと比べると水の粒子が細かくなるので加湿能力は優れますが、水をそのまま気化させてしまうため、本体内部、そして水分中の雑菌が蒸気に乗ってそのまま広がってしまう可能性もあります。

1シーズンだけならいいと思いますが、数年単位で継続していく目的であればおススメできません。

実際に超音波式を使っていましたが、何故か加湿しているのに咳がでるという症状が繰り返し起こったので使用をやめました。

 

ハイブリッド式

そこでお勧めなのがハイブリッド式。気化式とスチーム式のいいとこどりをしたようなタイプ。

加湿能力も高く、部屋が加湿されるまでのスピードも速いです。

それに濡らすフィルター自体が抗菌性のものなので、超音波式のような雑菌の心配も少ないと言えます。(定期的なフィルター交換は必要になると思いますが)

スチームの様に熱を利用しますが、本体の温度がスチームタイプのものよりも熱くなったりしません。(実際に使いましたが、ほんのり温かい程度でした)

なのでお子さんがいるご家庭でもスチーム式よりはるかに安全です。

 

乾燥タイプまとめ

乾燥型のフケの人でとにかく第一に考えなければいけないのが、『脱脂をし過ぎない』ということ。

人の体は不必要なものは殆どないと言われています。それは顔や頭皮の皮脂でも同様です。

 

毛穴から皮脂を出すことで、皮膚や頭皮表面の水分の蒸発を防ぎ、乾燥しすぎるのを防いでいます。

しかし、なぜかわかりませんが、世間ではその皮脂を敵対する考え方が良しとされ、皮脂がない=キレイで清潔 のようなイメージを持たれている方が多いですがこれは大きな誤解です。

 

大切なのは、残すこと。ありすぎても、皮脂の酸化を招き汚れや臭いの原因になりますが、摂り過ぎるのは感想を招き、結果薄皮が剥けたような乾燥型のフケを招くので注意が必要です。

 

脂性型フケ対策

脂性型のフケの場合は乾燥型のフケとは対策法が大きく異なります。

脂性型のフケは乾燥型のフケとは形状がそもそも違い、乾燥フケは小さく細かいのに対し、脂性フケはやや大きく、薄皮というよりは”塊”のような形で髪の毛や頭皮に付着し、油分を含んでいるのでやや湿ったような状態になっているのが特徴です。

 

主な原因は癜風(でんぷう)菌

マラセチア菌とも言います。この癜風菌は特殊な菌ではなく、皮膚の常在菌なのでほとんどの人が持っている菌です。

しかし、頭皮から発生する皮脂や汗を餌にして、必要以上に繁殖してしまう場合があります。

 

大量に繁殖してしまった場合、皮膚に炎症やニキビなどを発生させてしまう可能性があり、その軽度の状態がフケ症状なのです。

 

悪化してしまうとさらに油分が発生したような状態になり、脂漏性皮膚炎という更に赤味を帯び皮膚がめくれたような状態になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

皮脂が残りすぎている

脂性型のフケの場合、皮脂が頭皮に必要以上に残りすぎてしまっている、そして多く発生しすぎてしまっているのが発生原因です。

皮脂は空気に触れて時間が経つと、空気酸化という化学反応を起こします。

 

その際、臭いを発生させたり汚れや雑菌の温床となる場合があります。

 

人間には多少の皮脂は皮膚の水分を保持するためにも必要です。しかし脂性型のフケが出るほど残っているというのは頭皮環境に悪影響と言えます。

 

元々皮脂の質に粘度があり、皮膚に残りやすい体質の人に起きやすいですが、最近では『湯シャン』といって、界面活性剤を一切使わずにお湯だけで洗髪される方が長期間続けたときに発生するケースもあります。

 

シャンプーの質

まずは乾燥肌タイプの人と同じようにシャンプーの質に目を向けましょう。

脂性タイプのフケが出る方の場合、単純に皮脂が必要以上に残りすぎてしまっているので、ある程度洗浄力のあるシャンプー剤の方が向いていると言えます。

ただし、ただ単に洗浄力が高ければいいという訳ではなく、洗浄成分の安全性を考えないと
逆に乾燥させすぎ(洗いすぎ)→補おうと皮脂が出る→さらに洗う→乾燥→さらに皮脂が出る

という負のスパイラルに陥ってしまうので注意が必要です。

 

脂漏性フケが発生する人の場合、”ダメージケア”や”潤い”などをテーマにしているシャンプーは向かない可能性が高いです。

それらの場合、ダメージ補修成分に油性の成分もしくは保湿目的の補修成分が多く配合されている可能性が高く、髪の毛は潤うかもしれませんが頭皮に必要以上に油性、または潤い成分を残してしまう可能性が高いのです。

 

そこでお勧めなのが、酸性系のせっけんシャンプーです。

普通せっけんシャンプーというのはアルカリ性です。アルカリ性成分で洗うのは個人的にはそう悪いとは思いませんが(アトピーの人などにはせっけんシャンプーが勧められる)、アルカリ性洗浄成分で洗うのは皮膚刺激が強いとされていて、ただでさえ強いせっけんシャンプーの脱脂力がさらに強くなってしまうので、”酸性”のせっけんシャンプーがオススメです。

 

中でも界面活性剤を始めとする内容成分の安全性が高く、良質で価格も非常に安いのがこのカウンセリングシャンプー。