ヘアカラーのアッシュってどんな色?キレイにアッシュを出す方法

アッシュヘアカラーの女性の写真

こんにちは!みなさんヘアカラー、楽しんでいますか?

ヘアカラーは本当にたくさん色がありますよね。オレンジやピンク、マットやレッドなどなど

その中でも特に人気の高い『アッシュ』について今回は紹介しますね。

 

みなさん、「アッシュ」って聞くとどんな色を想像しますか?

多くの方が、「アッシュはくすんだ感じの灰色っぽいヘアカラー」だと思っている人が多いのですが、
実はアッシュカラーは灰色とは無関係の色。

でも市販のヘアカラーのパッケージには灰色っぽい色で紹介されていたリ…

 

それにアッシュの直訳も「灰色」

それならグレーっぽい感じに仕上がると思ってしまうのが普通ですよね。

 

しかしアッシュで染めたとしても絶対に灰色にはなりませんし、グレーっぽくもなりません。

「じゃあアッシュってどんなヘアカラーなの?」

そこで今回は

・アッシュカラーとはそもそもどんな色なのか
・黒髪にアッシュカラーを使うとどうなるのか
・キレイなアッシュカラーで染めるにはどうしたらいいのか
・多くの人がイメージしている灰色っぽいアッシュにするにはどうしたらいいのか

について説明します。

アッシュカラーが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

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アッシュカラー

白髪の女性の写真

 

 

アッシュってどんなヘアカラー?

アッシュはヘアカラーの中でも1,2を争う人気色。聞いたことがある人も多いかと思います。

アッシュは英語で「Ash」これを訳すと「灰」という意味です。

しかし、ヘアカラー剤のアッシュは灰色ではありません。

アッシュカラーの色の写真

この写真は、各ヘアカラーメーカーが美容室用に作っているカラーチャートと呼ばれる表の「アッシュ」の色です。

ベースの髪は白髪に染めている見本です。

「色素も何もない色にアッシュを使うとこのような色に発色します」という色見本ですね。

 

これを見ると、少し青みがかっているような色で、灰色ではないのが分かりますか?

そうです。ヘアカラー剤の「アッシュ」というのは、正確には「やや青みのあるくすんだ色」のことなのです。

染めるとどんな色?

ブリーチなし

アッシュカラーの女性の写真画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/596234438140936891/

アッシュカラーの女性の写真画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/596234438140936898/

アッシュカラーの男性の写真画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/596234438140936908/

アッシュカラーの男性の写真画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/596234438140936912/

コチラがブリーチをしないでアッシュカラーで染めている女性と男性の写真です。

明るさはみなさん少しずつ違いますが、赤みが少なくて、少しくすみのある色合いが特徴ですね。

ブリーチあり

ブリーチした髪の毛にアッシュカラーの女性の写真画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/596234438140937066/

ブリーチした髪にアッシュカラーの男性の写真画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/596234438140937060/

コチラがブリーチした髪の毛にアッシュカラーをした女性と男性の写真。

男性はメッシュの部分がブリーチされていますね。

これは違うよ

 

グレーカラーの女性の写真画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/480548222725381791/

少し極端ですが、アッシュカラーでこのような灰色をイメージさせる方もいるのではないでしょうか。

確かに系統は違わないのですが、このような灰色はどちらかというと「モノトーン」や「グレー」ヘアカラーです。

ヘアカラーを作る時に「モノトーンアッシュ」や「グレーアッシュ」といったように、
アッシュの色を少し混ぜることもありますが、アッシュ単体ではこの色にはなりません。

美容師は赤みを消す目的で使うことが多い

色相環の画像

このさまざまな色が円状に並んでいるものを、「色相環」や「カラーサークル」と言います。

これは”色”の特徴をわかりやすくしたもので、「向い合わせでの色同士を混ぜると打ち消し合って色が消える」という特徴があります。
これを『補色』といいます。

例えば
+
+=灰
+オレンジ=灰
といった色の組み合わせのことです。

日本人の黒髪というのは、メラニン色素である赤、黄色、茶色、黒が混ざって黒っぽく見えています。

色相環の表でいえば右上の辺り。

この赤味を打ち消すには、色相環の左下にある青系の色を使うことで赤みを消せるのです。

『日本人のもともと持っている髪色を打ち消して、結果的に灰色っぽくなる』
これがアッシュのヘアカラーが灰色のイメージを持たれている理由です。

 

しかし先ほども言いましたが、アッシュ単体では完全な灰色にはなりません。
あくまで「赤みがなくなるので、灰色っぽくなる」というだけ。

その理由は次で説明する「メラニン色素」が大きく関係してきます。

忘れちゃいけないメラニン色素

さてさて、補色の関係でアッシュは日本人の髪の毛の色を灰色に近づけられるのがわかりました。

「よし!じゃアッシュで染めれば灰色になるんだな!」

いいえ、なりません。

 

髪の毛のメラニン色素は他にも、黒と茶色という色の濃い色素が残っているのです。

このメラニン色素が透明感のあるアッシュの発色を邪魔してしまっているのです。

 

絵の具の黒に赤や青、などの色をまぜるとどんな色になるか分かりますか?(

答えはほとんど黒。
黒やこげ茶などの、濃い色というのは他の色を飲み込んでしまう特徴があるのです。

これでは透明感のあるヘアカラーになりませんよね。

 

透明感のある色を出すには、「ブリーチ」で髪の毛のメラミン色素をなくす必要があります。

黒や灰色が髪の毛の中から少なくなればそれだけ灰色っぽさが出やすくなりますからね。

 

気を付けないとアッシュは緑になる

これまでの説明で、
「アッシュは青っぽい色」
「赤みをアッシュで打ち消して灰色っぽくできる」
「黒と茶色の色素が邪魔なので、ブリーチで抜くと透明感のあるアッシュになれる」

これらのことが分かったと思います。

しかしブリーチしたあとにアッシュを入れるのは1つ注意しなければいけないことがあります。

それは気を付けないと灰色ではなく緑色になってしまうということです。

 

日本人の持っている髪の毛の色素は大きく分けて4種類。

黒、茶色、赤色、黄色の4つ。次に赤色。

髪の毛の黄色い色素は多少のブリーチでは抜けにくく残ってしまうのです。

 

他の色がなくなり、黄色が強くなった髪の毛に青っぽいアッシュを混ぜると…

+になってしまうのです。

 

「アッシュを使ったら緑色になったんだけど」というのはハンパに残った黄色の色素が原因なのです。

ブリーチをしていない方は赤味のない茶色っぽい仕上がりになるので、緑にはなりませんよ。

 

紫を混ぜると緑を打ち消す

+になってしまうことがわかっている。

それなら仕上がりで緑になる色の補色をカラー剤に混ぜることで緑を打ち消すことができます。

それがなのです。

分かりやすくすると

++紫=
で皆さんがイメージする灰色っぽいアッシュに発色します。

最近ではもともとアッシュのなかに紫の色素が入っているヘアカラー剤も増えたので、
そこまで難しく考える必要ありませんけどね。

 

アッシュはブリーチをしないとどんな色

さきほどブリーチなしのアッシュカラーの写真を載せましたが、みなさんはどんな印象を受けましたか?

「ただの茶色?」と感じた人も中にはいるかもしれませんね。

赤みが打ち消さるので、少し透明感のあるような色になりますが、「灰色っぽいアッシュ」にはなりません。

「茶色」と感じた人もあながち間違いではありません。

 

ただ、日本人の髪の毛は赤味の強い毛なので、ただ染めるだけだと少し赤みが出たりオレンジになる人が多いのです。

「赤みが出るのが嫌だ」という人にはアッシュカラーがとても向いています。

 

「灰色ではないけど、赤みが消えて透明感が出るからキレイ」
という理由でアッシュが好きな人はたくさんいます。

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実際に染めてみた

絵の具の筆と色の写真

 

言葉だけだと伝わらないと思うので、実際に染めた写真を作りました。参考にしてみてください。

実験に使う髪の毛はコチラの髪の毛。日本人の毛束です。

実験に使う4本の毛束の写真

この黒髪を、地毛のままにアッシュカラー。そして1回ブリーチした髪の毛、3回ブリーチ、5回ブリーチとそれぞれにアッシュカラーを染めていきます。

コチラが使うアッシュのヘアカラー剤。

アッシュのヘアカラー剤の写真

毛束をそれぞれブリーチして…

ブリーチしている髪の毛の写真

コチラがブリーチが終わり準備完了。

黒髪とブリーチした髪の毛の写真

上から、地毛、ブリーチ1回、3回、5回と色素を抜いた髪の毛です。

この毛束をアッシュでヘアカラーします。

アッシュで染めている黒髪の写真

コチラは黒髪。黒髪は明るいアッシュのカラーで染めます。

アッシュで染めている髪の毛の写真

コチラはブリーチした髪の毛3本。ブリーチしてあるので色味重視のアッシュカラーで染めます。

アッシュで染めた4本の毛束の写真

コチラが仕上がりです。

ではそれぞれ1つずつ、BeforとAfterを見ていきましょう。

※仕上がりの毛束は分かりやすくするためにストレートアイロンで整えてあります。

黒髪

Befor

黒髪の髪の毛の写真

After

黒髪をアッシュで染めた仕上がりの写真

コチラが黒髪をアッシュで染めた髪の毛の写真。

少し明るくなっているのが分かるでしょうか?赤味が抑えられている色ですね。

しかし、メラニン色素がたくさん残っているので、茶色ベースのアッシュ。と言う感じですね。

 

ブリーチ1回

Befor

ブリーチ1回した髪の毛の写真

After

ブリーチ1回した髪の毛をアッシュで染めた仕上がりの写真

コチラがブリーチ1回した後にアッシュカラーを染めた色。

黒髪に染めるよりも透明感がありますが、それでも色素がまだまだ残っているので透明感も少し。という感じですね。

 

ブリーチ3回

Befor

ブリーチ3回した髪の毛の写真

After

ブリーチ3回した髪の毛をアッシュで染めた仕上がりの写真

コチラがブリーチ3回です。

メラニン色素が、さらに少なくなっているので透明感もさらに出ています

このあたりから「アッシュらしさ」であるくすみ感が強く出てきていますね。

ブリーチ5回

Befor

ブリーチ5回した髪の毛の写真

After

ブリーチ5回した髪の毛をアッシュで染めた仕上がりの写真

コチラがブリーチ5回した髪の毛と仕上がり。

ブリーチ5回ほどすると、髪の毛のメラニン色素もほとんどなくなります。

アッシュの原色に近い色が発色していますね。

くすみ感もしっかり出ています。

「モノトーン」や「グレー」と違って、灰色感が少ないことと、ほんの少し青っぽいのが分かるでしょうか?

これがアッシュとグレーの違いですね。

屋外で見ると

室内よりも屋外の方が正しいヘアカラーの色味が分かりやすいです。

ということでコチラが屋外撮影。

アッシュで染めた髪の毛を屋外で見た写真

右から順番に、黒髪(地毛)、ブリーチ1回、ブリーチ3回、ブリーチ5回の髪の毛の毛束です。

ブリーチの回数が多くなれば多くなるほど、アッシュらしいくすみ感がキレイに出ていますね。

 

アッシュをキレイに発色させるためにはブリーチの回数を増やす

今回のテーマでもある、「アッシュカラーをキレイに出す方法」は、
ブリーチの回数を増やしてメラニン色素を減らしてあげる。
というのが答えです。

メラニン色素が残っていれば残っているほど、ヘアカラーの発色の邪魔をしてしまうので、ブラウンが強くなってしまいます。

 

ただし、ブリーチの回数が増えれば増えるほど髪の毛が傷んでしまうので注意しましょう。

今までたくさんの髪の毛をブリーチしてきましたが、
地毛の黒髪から5~6回以上ブリーチする時は、切れ毛に気を付けてください。

ブリーチをやり過ぎると、髪の毛が痛みに耐えきれなくなって「断毛」という切れ毛が起きてしまうので、
様子を見ながら抜きましょう。

セルフブリーチする時は抜けのいいブリーチを使おう

美容室で染める時は、プロが選んでくれるので気にする必要ありませんが、
もしもセルフブリーチをする時は、抜けのいいブリーチを使うようにしましょう。

ブリーチには抜けのいいブリーチと抜けの悪いブリーチがあり、
抜けが悪いブリーチは、時間がかかるにもかかわらず全然明るくならない。
というアッシュを作るには向いていない薬です。

時間や回数を減らすためにも抜けのいいブリーチをおススメします。

 

コチラは一般の人でも買うことができる抜けのいいブリーチ。

YS/park(ワイエスパーク)という会社のブリーチなのですが、もともと美容専売品を扱う会社なので、ものは確かです。
プロでもこのブリーチを使う人がいるほど。

 

コチラはアッシュ系のヘアカラー剤。
中身が50g×50gと市販のヘアカラーにしては多いので、使いやすいですよ。

泡カラーもアッシュはありますが、泡カラーはクリームに比べてダメージが大きいので、正直おススメしたくないですね…

まとめ

今回は「アッシュカラー」について紹介しました。

アッシュは多くの人が考えているような「ハッキリとした灰色」ではなく、「青みがかった灰色の様な色」です。

赤味を消す力が強いので、染めた時に灰色っぽく見えます。

 

黒髪に染めれば赤味を抑えたブラウンになり、キレイな色を出すことができます。

ブリーチをたくさんして、アッシュを染めれば、ほんのり青みがかったキレイなくすんだ色にできますよ。

流行に関わらず人気な色なので、季節を問わずおススメです。

ぜひぜひ試してみてくださいね。

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ヘアカラーについてまとめてあります。

 

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