カッコよくオシャレをしたい男性の方のために、メンズのヘアスタイルを種類別にわかりやすく紹介させていただきます。
「なりたい髪型があるけど名前が分からない…」
「なんて言ってオーダーすればいいか分からない…」
「どんな種類があるか知りたい!」
今回はこんな悩みに答えます。
ヘアスタイル選びや美容室理容室でオーダーする時の参考にしてください。
種類別に、プロ目線で選んだ使いやすいおススメワックスも紹介します!
カッコイイメンズカットおススメ13選
ツーブロックショート
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幅広い年代から人気の高いツーブロックヘアスタイル。
その中でもツーブロックショートカットは、多くの学生さん、社会人の方に人気のヘアスタイルです。
日本人を含めたアジア人は、欧米の方と比べて頭の横(ハチ)が張っている人が多いです。
髪の内側をツーブロックで短くすると、頭の横の膨らみを防いでオシャレなデザインになれますよ。
ツーブロックショートにおススメワックスは?
ツーブロックショートにおススメワックスは、固めでホールド力のあるワックスがおススメ。
- ふくらむサイドをおさえる
- 髪の毛をツンツンさせて動きを出す
- 前髪を上げる
こんなスタイルがこのワックス1つでできます。
ツヤを求めるならジェルタイプ。ドライな質感に仕上げたいならマットタイプ。ほどよく自然に仕上げたいならクリームやファイバーワックスがおススメです。
ベリーショート(刈り上げなし)
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「ツーブロック禁止」という規則のある学校や職場におススメのヘアスタイル。
耳もだして襟にも髪がかからないので、厳しい規則でもクリアできます。
- 前髪を上げる(アップバング)
- トップに束感を作って動きを出す
- ジェルでツヤっぽく仕上げる
ツーブロックのないベリーショートスタイルでも、これだけアレンジの方法があります。
規則は厳しいけど、限られた中でできるオシャレも楽しいですよ。
ベリーショート(刈り上げなし)にピッタリのワックスは?
ベリーショートスタイルにおススメワックスは、ツーブロックショートと同じく、硬めでホールド力のあるワックスです。
特に、ツーブロックができない分、頭の横がモコモコとふくらんできやすいです。
伸びてきた時に抑える役目や、トップに動きを作って立体感を出すときなどハードワックスは重宝しますよ。
マッシュツーブロック
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丸みがあって柔らかい印象のマッシュヘア。そして余計な部分を刈り上げてなくしたマッシュツーブロック。
- 前髪を長めに残してもバランスがいい
- クセでふくらむ髪質でも、そもそも丸いデザインだから気にならない
- 耳が見えるので、野暮ったいけどスッキリした独特なデザイン
こんな良さがあります。
「短くするとクセで広がってしまう」という髪でも、マッシュツーブロックは長めに残せるので広がりにくくアイロンでも伸ばせます。
マッシュツーブロックにおススメワックスは?
髪の長さを残すので、硬すぎるワックスはゴワゴワになってしまいます。
柔らかすぎず硬すぎずのファイバーやクリームワックスがおススメ。
あえてパサパサした感じを出したいならマットワックスも使いやすいですよ。
マッシュウルフ
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上で紹介したマッシュツーブロックとほとんど形は同じです。
ただ、トップ(頭のてっぺん)の長さが短いので、普通のマッシュよりもスッキリ軽い印象です。
マッシュスタイルと同じように丸さはありますが、動きを出しやすく束感も作りやすいです。
毛量が多すぎて、普通のマッシュでは重すぎる…という人にはマッシュウルフがおススメです。
マッシュウルフにピッタリのワックスは?
マッシュツーブロックとおススメワックスはほとんど同じ。
ただ、束感を強く出してもカッコいいので、より硬めのハードタイプワックスも使いやすいですよ。
ウルフカット
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狼の毛先をイメージした軽さのある縦長シルエットが特徴的なデザイン。
トップ(頭のてっぺんあたりの毛)が短いのが特徴で、上半分は丸みがありえりあしはスッキリ軽くなっているデザインです。
髪が軽いので動きが出やすく、ワックスで遊ばせやすくなっています。
ウルフカットにピッタリのワックスは?
ウルフカットは軽くて動きのあるシルエットが特徴。
束感や髪の立ち上がりをキープできるように、ハードタイプのワックスがおススメ。
セット力のないワックスは、ペタンコヘアになってしまいカッコよさが半減してしまいます。
さらにキープ力を高めるために、仕上げはハードスプレーをつかいましょう。
韓流ショート
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マッシュツーブロックと同じく、長さを残しつつ下を刈り上げるスタイル。
しかし、韓流ショートはもう少し直線的で前下がりに作ります。
そのため前髪が長めになるのが特徴。後頭部も短くなります。
- 耳が出てスッキリする
- 前髪は長いほうが好きという方にはピッタリ
- 後頭部は短くなるので、スッキリして見える
こんな良さがあります。
韓流ショートにピッタリのワックスは?
直線的で独特なデザインの韓流ショートは、固まりすぎずまとまるミルクやクリーム、ファイバーワックスがおススメ。
束感を少し出してツヤっぽく仕上げるとキレイなので、ジェルを使っても個性的です。
マットワックスを使うと、パサパサした感じになってしまい魅力が半減してしまいます。
トランクスヘア
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鳥山明さんの人気作品「ドラゴンボール」に登場ずる「トランクス」をモチーフにしたデザインの髪型。
長めの前髪、センター分け、刈り上げ(ツーブロック)が特徴的で、前衛的で未来的なシルエットです。
- ワックスをたくさん付けなくても形になる
- 横と後ろを刈り上げるので、長いのにスッキリ
- 後頭部がふくらんで、ハチがふくらみにくい骨格の悩みに答えてくれる髪型
こんなメリットがあります。
トランクスヘアにピッタリのワックスは?
トランクスヘアは、流れる降りた前髪とナチュラルな雰囲気がオシャレな髪型。
そのため柔らかく自然な仕上がりになるワックスがおススメ。
セット力が少しあるミルクワックスや、さらに自然な仕上がりになるオーガニックワックスがピッタリです。
アップバング
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「前髪(バング)を上げる(アップ)」という意味のアップバングスタイル。
前髪が短いので、スッキリ爽やかな印象になります。
ベリーショートスタイルに合わせることが多いですが、ウルフカットと合わせてもカッコいいですよ。
ソフトモヒカン
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以前流行した「ベッカムヘア」の髪型。
「モヒカン」というと、ヘビメタで長く立った髪ですが、印象を柔らかくして似合いやすくしたのがソフトモヒカンです。
特にアジア人は頭のてっぺんがペタンコになりやすく骨格のバランスが悪くなります。
ソフトモヒカンは、トップを長く残すシルエットで、短髪でもキレイな頭の形になります。
ソフトモヒカンにピッタリのワックスは?
ソフトモヒカンに使うワックスは、とにかくハードなワックスがおススメ。
てっぺんの立ち上がりが弱くなってしまうと一気にカッコ悪くなってしまうので、キープ力のあるワックスでシッカリ固定しましょう。
髪が硬くて「短いと立つ」という人は、ワックスがなくても形になりますが、キレイにまとめるためにはやはりスタイリング剤は付けたほうがいいです。
オシャレボウズ
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ソフトモヒカンよりもさらに短く切り込んだスタイル。
同じ時期に流行った「中田英寿」さんの中田ヘアなどがオシャレボウズです。
ソフトモヒカンは前髪の長さを少しだけ残しますが、オシャレボウズは短く切ります。
一見ボウズのように短いですが、頭頂部や後頭部の髪を少し残し、骨格をカバーしてバランスがキレイになります。
オシャレボウズにピッタリのワックスは?
オシャレボウズもソフトモヒカンと同じように、とにかくハードワックスで髪の立ち上がりをキープしましょう。
髪が短いので、ワックスの量も少なくて済みます。
ムースやミルクは付けにくいので、固形タイプやファイバーワックスがおススメです。
ジェルタイプもツヤが出てカッコイイです。
バーバースタイル
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サイドをスッキリと刈り上げて、トップを長めに残すバーバースタイル。
バーバーとは理容室のこと。理容師さんが得意な刈り上げスタイルですが、美容室で切ることもできます。
「男らしさ」あふれるカッコイイスタイルです。
バーバースタイルにピッタリのワックスは?
トップの髪を長めに残すので、しっかり固められるワックスがおススメです。
ファイバーやクリームでも使いやすいですが、キレイに仕上げたいならハードジェルがおススメ。
前髪をしっかり上げて、後ろに流すようにカッコよくスタイリングできます。
ナチュラルパーマ
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- ボディパーマ
- ニュアンスパーマ
- ピンパーマ
など呼び方はいろいろあります。
柔らかい雰囲気で、軽めにかけたパーマ。弱いクセのようなカールが付きます。
(ピンパーマだけは、ロッドという棒を使わずピンでかける)
ハードなパーマは朝のセットが大変ですが、軽めにかけているのでスタイリングも楽。
ワックスを付けたときに動きや束感が出やすくなるので、ヘアセットを楽にするためにかける方もいます。
ナチュラルパーマにピッタリのワックスは?
ナチュラルパーマに合うワックスは、ムースや柔らかめのミルクワックスです。
パーマは水分がなくなるとカールが弱くなります。(デジタルパーマは別)
そのため、水分の多いワックスを付けるとことで、カールを出しつつヘアセットできます。
ムースは広がりやすく、全体にムラなく付けられ自然な仕上がり。
ミルクワックスはムースよりも束感を作りやすく、スタイリング感を出すことができます。
ツイストパーマ
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髪をひねるようにしてかける特殊なパーマ。
ナチュラルパーマに比べて、毛先をランダムに遊ばせることができるのでワイルドな男性っぽい感じになります。
ツーブロックと合わせると、スッキリしつつも個性的になれるのでおススメです。
ツイストパーマにピッタリのワックスは?
ツイストパーマは毛先がランダムになりますが、バサバサにならないように注意が必要。
ムースやミルクワックスなど、水分の多いワックスで、パーマ感を残しながらセットしましょう。
マットワックスやファイバーワックスは、水分が少ないのでパサパサした感じになりやすいです。
ドライヤーで乾かすときも、豪快にバサバサさせず、優しくパーマ感を残しながら乾かすことを意識してください。
ハイライト
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男性は短いヘアスタイルが多いので、女性に人気のインナーカラーデザインが難しいです。
(上からかぶせる髪が短い)
しかし、ポイントでブリーチをするハイライトカラーならオシャレに立体感を作れます。
髪が真っ黒だと、平面なヘアスタイルになりがち。
ハイライトなどで陰影をつけると、ワックスを付けたときの立体感、束感を強調させることができますよ。
ハイライトカラーにピッタリのワックスは?
ハイライトカラーに合わせるワックスは、束感を作りやすいハードワックスやファイバーワックスがおススメ。
ジェルワックスでツヤっぽくしあげてもカッコいいですよ。
アクセントになっている明るい部分を、より活かすことができます。
メンズのヘアスタイル選びのワンポイントアドバイス
美容師さんが考えたオリジナルの名前もある
今回紹介したヘアスタイルの種類は、どんな美容師さんに伝えてもほぼ間違いなく伝わる基本的やベースになる髪型です。
しかし、ネットや雑誌で紹介されている髪型のなかには
「フェアリー○○」「スパイキー○○」といったような、英語を使ったオリジナルの髪型の名前もあります。
作った本人なら「OK~あの髪型ね!」となりますが、それ以外の美容師さんには「?」です。
聞きなれない髪型の名前は、そのまま他の美容師さんに伝えても分からないので気をつけてください。
画像や写真を見せるのが一番確かです。
スタイル1つにしてもいろいろな形がある
今回紹介した、ベースになるメンズヘアスタイルはあくまで基本的な形です。
ウルフカットやマッシュ、ソフトモヒカンにしても、決まった長さの設計図があるわけではありません。
刈り上げの幅、トップの長さ、軽さなど骨格や髪質、クセなどに合わせて形は変わります。
名前にこだわりすぎず、好きな雰囲気をいくつか探してオーダーするのも美容師さんに伝わりやすいですよ。
まとめ
今回はメンズのヘアスタイルの種類、そしてそれぞれスタイリングしやすくなるワックスの紹介でした。
自分の理想の髪型を伝えるなら画像や写真が一番です。
どんな髪型になりたいかを決めたら、その名前でもう一度画像検索をしてみましょう。
きっと求めるデザインがたくさん見つかりますよ。
そしてカッコイイ髪型は質のいいワックス選びも大切です。
持ちがよくて付けやすいピッタリのワックスを使ってあげてくださいね。