白髪染めと普通のヘアカラーはこう違う メーカーの説明と注意点も

白髪染めとファッションカラーのパッケージ写真

白髪染めと普通のヘアカラーの違いをみなさんご存じですか?

「そろそろ白髪が目立ってきたし、変えようかな」
と考えている方や、
美容師さんすすめられて「どうしよう」と迷っている方もいるのではないでしょうか。

実は、白髪染めと普通のヘアカラーは、成分的にそう大きな違いはありません。

プロが使うヘアカラーのパッケージだって、デザインが違うだけでほとんど一緒なんです。

白髪染めとファッションカラーの写真

これはプロが使う白髪染めとファッションカラーの写真です。

見た目には色が違うだけでほとんど一緒ですよね。

 

そこで今回は、白髪染めと普通のヘアカラーの違いについて。
そして、白髪染めに切り替えるタイミングや、白髪染めの注意しなければいけないポイントなどを紹介します。

「どうしようか迷っている」「白髪染めに抵抗がある」という方はぜひとも参考にしてみてください。

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白髪染めと普通のヘアカラーの違い

知っておいてほしい呼び方

このページでもいろいろな呼び方で白髪染めと普通のヘアカラーを説明しますが、
同じ意味のものもあるので先に紹介しておきます。

白髪染めグレイカラー
普通のヘアカラーオシャレ染め、ファッションカラー

呼び方は違いますが意味は同じものです。

美容師には右側の呼び方をする人が多いですね。

色素の量が違う

白髪染めと普通のヘアカラーは、ヘアカラーに含まれている色素の量が大きく違います。

白髪は真っ白な髪の毛なので、一見良く染まりそうですが、実はとても染まりにくい髪の毛。

白髪を目立たせなくするために、こげ茶や黒色に染めるには、ヘアカラーの色素を濃くする必要があるのです。

 

ヘアカラーの色味が違う

ヘアカラーの色や明るさはたくさんの種類があります。

ファッションカラーのチャート写真

コチラはヘアカラーチャートと呼ばれる、ヘアカラーの色味や明るさを分かりやすく表にしたもの。

マットやアッシュ、ピンクやオレンジなどたくさんの色味が。

そして明るさの種類もたくさんありますね。

 

しかし白髪染めのカラーチャートはというと

白髪染めカラーチャートの写真

たったこれだけ。

普通のヘアカラーと比べるととても少ないですよね。

もっとたくさん種類があるメーカーのカラーリング剤もありますが、
それでもファッションカラーほどの種類はないのです。

 

明るさが限られる

普通のヘアカラーが染められる明るさは、

髪の毛の明るさレベルの写真

この写真の13レベルぐらいまで。

写真の毛束のよこに「13」と書いてあるのが13レベルの髪の毛の明るさです。

これよりも明るい色はブリーチしないと明るくなりませんが、それでもそれなりに明るいヘアカラーができます。

しかし白髪染めのできる明るさは、

髪の毛の明るさレベルの写真

せいぜいこの写真の8~9レベルほどまで。

ファッションカラーに比べると、暗いレベルまでしか染められないのです。

髪の毛の明るさレベルの写真

日本人の地毛は、この写真の5~6レベルの黒色なので、それに比べれば8~9レベルも明るいのですが、せいぜいこげ茶が限界です。

なぜかというと、白髪を染めるためには濃い色素が必要です。

しかし、ヘアカラー剤は明るさが明るければ明るいほど色素の量も薄くなってしまいます。

ヘアカラーチャートのレベルの違いの写真

この写真を見ると、上にいけばいくほど、色が薄くなっていますよね。

そのため、白髪を染められる色素のバランスを考えても、8~9レベルの明るさが限界で、
たとえそれよりも明るい白髪染めを作ったとしても、
色素が薄くて白髪が染まらない=白髪染めとは呼べない。となってしまうのです。

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ヘアカラーメーカーにも聞いてみた

プロ用のヘアカラー剤を作っているメーカー様にも「白髪染めと普通のヘアカラーの違い」を確認してみました。

メーカー様の回答

「ファッションカラーとグレイカラーの違いに付きましては、ファッションカラーはブラウン染料を含んでおりませんが、グレイカラーは白髪に色が入った際に透明感を無くすためブラウン染料を中心に色味が構成されております。」

との回答をいただきました。

白髪を染めるためには、茶色の色素を濃くして作る必要があります。

そのため、ファッションカラーとは違い、白髪染めは「ブラウン+色味」のヘアカラーが中心になり、
仕上がりも茶色ベースの色になるのです。

さきほどの

白髪染めカラーチャートの写真

こちらの白髪染めカラーチャートの写真を見ても、「なんだか茶色ばかり」と感じるのはそのためですね。

 

白髪染めに切り替えるタイミングは?

白髪の女性の写真

白髪染めに切り替えるタイミングは、
「白髪が気になってきたら」
「人に白髪を見られたくないな」と感じてきたらがベスト。

 

白髪染めを使ったことがない方は「白髪染め」に対して抵抗感がある人が多いように感じます。

ネーミングがいかにも。ってっ感じがしますもんね。

美容師から「白髪染めにしますか?」と聞かれた時に、
「まだそんな年じゃない!」と失礼に感じる方も中にはいらっしゃいます。

しかし、白髪染めもファッションカラーも、ヘアカラーの成分はほとんど同じで、入っている色素の種類や量が違うだけ。

美容師がアッサリ「どうしますか?」と聞くのは、
白髪染めもファッションカラーも大した違いはないというのが分かっているからなのです。

 

美容師に白髪染め提案をされたら。と言うのも切り替えタイミングとしては良い機会ですね。

 

白髪染めの注意点

ヘアカラーしている女性の写真

白髪染めはいくつか注意しなければいけないことがあります。

明るい色味がない

白髪染めは、白髪がしっかり染まる色素をヘアカラー剤の中に入れなければいけないので、
明るい色味がありません。

明るいヘアカラーは色素が薄いので、白髪染めとしての役目を果たせなくなってしまうのです。

結果、白髪染めは暗めの色しか作れないのです。

一度染めると明るくなりにくい

白髪染めは色素の多いヘアカラー剤です。

色素が多い分、良く染まるのはいいのですが、髪の毛の中に茶色の色素がしっかり入ってしまうので、
一度白髪染めで暗くした部分は明るくするのが大変になります。

手段があるにはあるのですが、一度「脱染剤」という薬を使って白髪染めを一度落とし、再び白髪染めを入れ直す。
という方法になるので少し面倒に。

「白髪染めを使いたいけど、暗くしたくない。明るい茶色ぐらいがいい」という方は、ダークブラウンやブラックなど暗めの白髪染めを使わなうように注意しましょう。

脱染剤は美容室で行ってくれるお店もあるので電話で確認してみましょう。

まとめ

・白髪染めと普通のヘアカラーは、基本的なヘアカラーの成分はほとんど同じ
・ファッションカラーは色味や明るさのバリエーションが多いが、白髪染めは少なく、暗い色味が多い
・白髪染めは白髪にしっかり色を入れるために、色素が濃く作ってあり、ブラウンの色素が多い
・白髪染めで一度暗く染めると、明るくするのが大変になってしまう。使う種類に注意

「白髪染め」と聞くと、「なんだか年配の方が使うイメージ」とネガティブなイメージを持つ方が多くいますが、
いちプロの私としては「白髪が染まる分、お得じゃないかな?」程度に考えていいのでは?と感じます。

明るいヘアカラーで染めたいのであれば、ファッションカラーを選ぶ必要がありますが、
ブラウン系で、こげ茶ぐらいの明るさのヘアカラーなら白髪染めでも染められます。

一般的な職業の方が許されている明るさのヘアカラーならほとんど白髪染めでも染められます。

普通のヘアカラー(ファッションカラー)では白髪が浮いてしまい、そのまま残りますが、
白髪染めなら白髪が目立たなくなるので、気になりにくくなります。

 

みなさんの髪の毛を見る方は、普通のヘアカラーで染めたのか、白髪染めで染めたのか。なんていうのは、プロでもなければ
気にしないと思いますし、分からないと思いますよ。

ぜひとも「白髪染め」というネーミングが持つイメージをもっと楽に考えてもいいのではないでしょうか。

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