縮毛矯正した髪の毛にパーマサムネイル

縮毛矯正した髪の毛にキレイなパーマをかける方法と注意点

縮毛矯正でまっすぐにした髪の毛。しかしまっすぐにも飽きてきたからパーマをかけたいな。
という人も多いのではないでしょうか。

 

毛先のちょっとしたカールでも雰囲気を一気に変えられます。

しかし、縮毛矯正を1度した髪の毛にパーマをかけるときは気を付けないいけません。

 

パーマかけたつもりなのに、カールになるどころかバサバサ、チリチリになってしまう失敗も…

 

そこで今回は縮毛矯正をかけた髪の毛にパーマをかける方法。

そして注意点を分かりやすく紹介します。

 

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縮毛矯正した髪の毛にパーマはかかるの?

パーマヘアの女性の写真

「縮毛矯正した髪の毛にパーマはかかりますか?」という質問を受けますが、

こたえは「YES」

 

縮毛矯正した髪の毛にもパーマをかけることはできます。

 

ただし、気を付けなければいけないことが1点。

 

デジタルパーマじゃないとキレイにかからない。

ということに気を付けなければいけません。

 

 

ひと昔前の美容師はこの注意点を知らない人が多くいました。

そのため、縮毛矯正した髪の毛にパーマをかけてチリチリになる大失敗。なんて事故も起きていたのです。

 

なぜ縮毛矯正に普通のパーマはかからない?

パーマにはいくつか種類があります。

 

普通のパーマコールド2浴式パーマともいいますが、一般的に「パーマ」と呼ばれるもの。

薬だけの効果で髪の毛にカールやウェーブを付ける

デジタルパーマ特殊な機械を使い、巻き付けた棒(ロッド)を温める熱の力を利用したパーマ。

普通のパーマよりも持ちがいい。

エアウェーブエアウェーブ専用の機械を使うパーマ。巻き付けた後専用の機械に入り、髪の毛を真空にし、ガラス化させる。

普通のパーマよりも持ちがよく、ウェーブスタイルに向いている。

 

パーマはこれのどれかになります。

ロボットパーマや水パーマ、コスメパーマなど特徴的な名前のパーマもありますが、
このどれかのパーマを応用したり薬を変えたものなので、基本はこの3つのどれかです。

 

縮毛矯正というのは、熱の力を利用して髪の毛をまっすぐにします。

 

作業中にストレートアイロンで髪の毛を伸ばすのですが、その時に髪の毛に強力な力が働きます。(熱炭化)

 

そして2回目の薬で安定させ、クセが伸びたまっすぐな髪の毛になるのです。

 

ただ、この熱の力はとても強力。

いちどしっかりかかったら落ちないとまで言われます。

 

強力な力でまっすぐにされた髪の毛を曲げるには、強力な力で曲げて跡をつけないとカールやウェーブにならないのです。

 

デジタルパーマは熱のパーマ

傘を持つカールヘアの女性

デジタルパーマと普通のパーマの違いは、熱の力が加わること。

 

縮毛矯正は熱の力で強く固定されたパーマなので、同じく熱の強い力が必要になります。

 

縮毛矯正は180℃前後の高温を使いますが、デジタルパーマは100℃以下。

 

しかし時間を長く温めることで、ゆっくり熱くなり強力なパーマがかかるのです。

 

普通のパーマとの違い

普通のパーマは

普通のパーマに使うロッド

こちらのロッドという棒を使って巻きますが、デジタルパーマは

デジタルパーマのロッド

この写真のような特殊なロッドを使います。

デジタルパーマのロッドの金属部分

片側に金属の部分があり、デジタルパーマの機械から伸びたコードはめ込み、ロッドを温めるカールやウェーブになるのです。

 

普通のパーマは薬だけの力。デジタルパーマは薬+熱の力を使います。

 

縮毛矯正が熱の力で強力に真っすぐになるのに対して、デジタルパーマも熱の力で強力にカールをつくるのでパーマがかかるのです。

 

生え変わった部分には普通のパーマはかかる

縮毛矯正をかけた部分が、1年、2年して伸びた。

ほとんど生え変わっていて、縮毛矯正をかけた部分はカットしてなくしてからパーマをかける。

という場合は問題なく普通のパーマはかかります。

根本の生え変わった部分は健康な毛ですからね。

 

 

ただし、「かけてから時間が経ったし、そろそろ縮毛矯正が落ちている」という考えは注意。

 

縮毛矯正は半永久的なパーマです。

しっかりとかかると、切ってなくさない限り「自然に落ちる」ということはありません。

 

 

今の髪の毛がかけられる状態なのかどうなのか、担当の美容師さんとよく相談しましょう。

 

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縮毛矯正にパーマがかかるか確かめた

実際に見た方が分かりやすいと思うので、縮毛矯正をかけた2つの髪の毛に、普通のパーマとデジタルパーマをそれぞれかけてみました。

果してキレイにカールがかかるのでしょうか?

 

準備

2本の髪の毛の写真

使うのはコチラの髪の毛

こちらの髪の毛のうち1つを

縮毛矯正の薬

コチラの縮毛矯正の薬を使い

縮毛矯正の薬を塗った髪

塗ります。

ストレートアイロンで伸ばした髪

ストレートアイロンで伸ばしたあとに

縮毛矯正の2液がついた髪

安定させる薬を付ければ完成。

何もしていない髪と縮毛矯正がかかった髪

コチラ上の毛が何もしていない状態。下の毛が縮毛矯正をかけた髪です。

これで準備完了。

 

普通のパーマをかける

パーマのロッドを巻いた髪の毛

次に、それぞれの髪の毛を、パーマのロッドと言われる棒に巻き付けます。

パーマの薬を付ける髪の毛

そしてパーマの薬をつけて、同じ薬、同じ放置時間、同じ条件でかけます。

縮毛矯正をかけた髪と何もしていない髪の毛にパーマをかけた写真

 

コチラが流し終えた写真。

左の髪の毛のほうが少しカールが強く、右の髪の毛が少しカールが大きいのがわかるでしょうか。

何もしていない髪の毛のパーマ

手に持つとカールがよく分かります。

こちらが何もしていない髪の毛にパーマ。

縮毛矯正をかけた髪の毛のパーマ

コチラが縮毛矯正をかけた髪にパーマ。

 

一見、濡れた状態を見ると

「縮毛矯正をかけた髪にもパーマかかるじゃん!!」

と思えますよね。

 

しかし、乾かしてみると…

 

何もしていない髪の毛と縮毛矯正の髪にかけたパーマ

ビックリ。

上の髪の毛は何もしていない髪の毛にパーマ。

下の髪の毛は縮毛矯正をかけた髪にパーマ写真です。

 

上の髪の毛は普通にパーマがかかっていますが、あきらかに縮毛矯正をかけた髪はカール(にもなっていない)がダレてしまっていて、パーマとも呼べるような仕上がりではありません。

 

これが髪の毛全体に起こるので、全体がただ広がってバサバサになる。

という失敗が起きてしまうのです。

 

 

濡れているとカールが出る理由

濡れているときは一見パーマがかかった風に見えました。

しかし、縮毛矯正などのような熱を使ったパーマは、乾かしたときにパーマが出てくる。とい特徴があります。

 

縮毛矯正はまっすぐに伸ばすパーマなので、乾いてからまっすぐに伸ばしたパーマがでてきた。ということなのです。

 

 

縮毛矯正にデジタルパーマをかけた

 

では縮毛矯正にパーマはかからないのか?

そんなことはありません。

 

熱でかけた縮毛矯正の髪の毛にカールやウェーブを付けるには、同じく熱のデジタルパーマをかければいいのです。

 

新しく用意した縮毛矯正をかけた髪

コチラは先ほどとは別に新しく用意した縮毛矯正をかけた髪の毛です。

 

デジタルパーマの薬を付けている写真

その髪の毛にデジタルパーマの薬をつけて一度流します。

デジタルパーマのロッドを巻いた髪

次に、デジタルパーマ専用のロッドに巻き付け

デジタルパーマの機械

デジタルパーマの機械とつなぎます。

 

デジタルパーマで温めている写真

そのまま機械を使って温めます。

ストレートアイロンは180℃ぐらいで使いますが、デジタルパーマはせいぜい90℃。

しかし10~20分ほどゆっくり時間をかけて温めます。

 

デジタルパーマを外したところの写真

ロッドを外すとこんなにくるくる。流すと自然になるので安心してください。

デジタルパーマ2液をつけたところ

安定させる薬をつけて

縮毛矯正をかけた髪にデジタルパーマの仕上がり

乾かすと出来上がりです。

縮毛矯正をかけた髪の毛ですが、きちんとカールになっています。

 

それぞれを比較

比較3本の髪の毛の写真

こちらがそれぞれを比べた写真。

上から何もしていない髪の毛にパーマ、縮毛矯正した髪の毛にパーマ、縮毛矯正した髪の毛にデジタルパーマ。

という順番です。

 

縮毛矯正した髪の毛に普通のパーマがおススメできない理由がわかっていただけたでしょうか?

 

 

中にはかけてしまう美容師さんもいる

縮毛矯正した髪の毛に普通のパーマはかからない、かかりにくい。

というのはわかっていただけたと思いますが、中には「いやかけられるよ」と、施術してしまう美容師さんもいます。

 

しかし、その美容師さんは次のうちどれか

  • 髪の毛の縮毛矯正の具合、使う薬剤、入れる栄養、過去の経験をしっかり理解したうえで「大丈夫、かかる」と判断した美容師さん
  • よくわかんないけど「大丈夫じゃない?」と適当に判断した美容師さん

 

このどちらかです。

前者の美容師さんならまかせても大丈夫だと思います。それだけキチンとした理論を勉強されているので、ちゃんとかけてくれるはず。

しかし、後者の美容師さんにかけられると、ほぼ間違いなく失敗します。

 

 

今回の実験ではバサバサになってしまいましたが、最悪の場合チリチリになって切れてしまうこともあります。

そして一度この状態になってしまうとトリートメントでは戻りません。

 

気長に少しづつ伸びるのを待ちながら毛先を切らないといけないので、一美容師としてはおススメできないところです。

 

縮毛矯正した髪の毛にエアウェーブはかからないの?

普通のパーマ、デジタルパーマのほかにもエアウェーブという特殊な機会を使うパーマがあります。

 

正直、縮毛矯正をかけた髪の毛にエアウェーブは「かけられる」と「かけられない」の2つに意見が分かれます。

 

美容師さんの技術力にもよりますが、エアウェーブでつかう薬剤は普通のパーマとほとんど同じ。

途中の工程が違うだけなので、個人的には難しいのではないか。という意見です。

 

やってみた経験もありますが、正直「う~んカールになっているのか?」という仕上がりだったので。

 

エアウェーブが得意な美容師さんならかけられる人もいると思います。

曖昧なんですが、このあたりは美容師さんにもよるので…汗

 

まとめ

  • 縮毛矯正をかけた髪の毛には普通のパーマはかけられない。(かけられるとしても相当難しい)
  • 縮毛矯正をかけた髪の毛にパーマをかける場合はデジタルパーマならかかる
  • 熱の力でかけたパーマは熱の力でかけなおしが必要。
  • エアウェーブは美容師さんにもよるけど、安全面を考えてもデジタルパーマがおススメ。

 

 

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