縮毛矯正、ストレートパーマ

縮毛矯正とストレートパーマの違い 間違えるとチリチリになることも

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縮毛矯正する美容師

「クセを直したい」「朝の手入れを楽にしたい」「広がる髪をおさえたい」などなど。

真っ直ぐな髪の毛になりたい人も多いハズ。

 

髪のクセを伸ばす美容メニューに、「縮毛矯正」と「ストレートパーマ(ストパー)」があります。

 

しかし、この2つは似ているようで、髪の変化が大きく違います。

 

間違えて選んでしまうと、望んだ結果にならなったり、髪の毛に負担がかかりチリチリに…なんて失敗がおきることもあるので、注意が必要です。

 

そして新しくクセを伸ばすメニューに「酸熱トリートメント」というのも登場しました。

酸熱トリートメントについても合わせて紹介しますのでぜひ参考にしてください。

 

この記事は以前に書かせていただいた「あなたにピッタリなのはどっち?縮毛矯正とストレートパーマはこう違う」を再編集させていただいた内容になります。

 

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縮毛矯正とストレートパーマの大きな違い

クセ毛の女の子

施術内容の違い

縮毛矯正とストレートパーマの一番大きな違いは、「ストレートアイロンで伸ばすか伸ばさないか」です。

 

美容室用の薬を開発しているメーカーも、「ストレートパーマ用の薬」「縮毛矯正用の薬」と別けてはおらず、基本的には同じ薬を使います。

 

しかし、途中にアイロンで熱を加えるかどうかで髪への影響も大きく変わってくるのです。

 

ストレートアイロンを使うことでどう変化するの?

縮毛矯正もストレートパーマも、1剤とよばれる薬で髪の毛を柔らかくします。

そして2剤という薬で髪を安定させて固定させるのが一連の流れ。

 

しかし、アイロンを途中で行うことで、髪の毛のキューティクルやタンパク質を強力に変化させることができます。

 

熱の力の助けで、ストレートパーマだけでは真っ直ぐにならないクセも縮毛矯正なら伸ばすことができるのです。

しっかりと適切に施術された縮毛矯正は、半永久的に持続します。

 

仕上がりや目的の違い

上で説明したように、縮毛矯正は熱の力を使うことで強力にクセを伸ばすことができます。

 

そのため、縮毛矯正は

  • 強いクセを伸ばす
  • 髪をまっすぐにする
  • ボリューム感(シルエット)をスッキリさせる

が主な目的です。

 

そしてストレートパーマは、熱の力はつかわず薬だけの力で髪を変化させるので

  • 弱いクセを伸ばす
  • 広がりをおさえる
  • 縮毛矯正ほどではないが、ボリューム感(シルエット)をスッキリさせる

のが目的になります。

 

「クセが強いからまっすぐに伸ばしたいな」
「毎朝ストレートアイロンで髪を伸ばすのが大変だから楽したい!」

という方には縮毛矯正がおススメ。

 

 

「ストレートアイロンを絶対に使わないといけないほどじゃないけど、大きくうねるクセが気になる」
「クセは気にならないけど、髪のボリュームをスッキリさせたい」

という方にはストレートパーマが合います。

 

実際にかけてみました

毛先にクセのある髪の毛に、ストレートパーマと縮毛矯正をかけてみました。

ストレートパーマと縮毛矯正をする髪

こちらの2つの髪の毛に、

ストレートパーマと縮毛矯正の薬を付けた髪

写真のように専用の薬剤を付けて流します。

自然な状態とアイロンで伸ばした髪

上はストレートパーマをかけるので、そのまま安定させる薬をつけ、下は縮毛矯正なのでストレートアイロンで伸ばしてから2つ目の薬を付けます。

ストレートパーマと縮毛矯正をかけた髪

そして仕上がりがコチラ。

 

ストレートパーマは毛先のうねりがなくなりボリューム感がかなりすくなくなりました。

縮毛矯正はアイロンの力でしっかりと真っすぐになっています。

 

パーマを落とす目的ならどっち?

縮毛矯正やストレートパーマは、パーマを落とす目的にも使えます。

 

ただし、注意しなければいけないのがデジタルパーマです。

 

デジタルパーマは熱の力を使って持ちがよくなります。

しかし、熱の力でかけたパーマは熱の力を使わないとキレイに落ちません。

 

そのため、デジタルパーマを落とすときは縮毛矯正。

普通のパーマを落とすときはストレートパーマがおススメです。

 

 

デジタルパーマをかけた髪の毛にストレートパーマをすると、熱のカールの力に勝てず、カールは残っているのに髪だけ傷む。最悪チリチリになってしまうケースもあるので注意が必要です。

 

値段が違う

縮毛矯正はストレートパーマと比べ、アイロン作業が加わります。

そのため手間代として値段が上がります。

 

料金の違いはお店によって違いますが、クーポンなどがあれば利用して価格をおさえるのもお得です。

 

特に縮毛矯正は利用者も多いので、さまざまなお店でホットペッパービューティーなどの割引クーポンが用意されています。

 

かかる時間の違い

あくまで目安ですが、ストレートパーマとカットで約2時間。

そして縮毛矯正とカットで約3時間が平均施術時間です。

 

縮毛矯正はストレートパーマよりも、作業量が多く時間がかかるので、予定に余裕をもって予約をとりましょう。

 

前もって美容院側に「どれくらい時間がかかりますか?」と聞くのも確かな方法です。

 

 

注意すべきこと

間違えるとチリチリに??

縮毛矯正とストレートパーマを選ぶときに1点絶対に注意しなければならないことがあります。

 

それは、「縮毛矯正をした部分の髪の毛にストレートパーマをかけてはいけない」ということ。

 

逆の「ストレートパーマをかけた部分に縮毛矯正をかける」のは問題ありません。キレイにかかります。

 

 

縮毛矯正をかけた髪の毛は、熱の力でキューティクルとタンパク質が強力に固定されます。

一度しっかりと固定されてしまうと、同じく熱の力を加えないと変化させることができなくなってしまいます。

 

 

ということは、縮毛矯正でしっかりと固められている部分に、薬だけの力のストレートパーマをかけても、前回の縮毛矯正は変化せず、ただ髪の毛が傷んでしまう。という元も子もないことになります。

 

ただ「かからなかった」で済めばむしろマシです。

最悪の場合、髪の内部だけが必要以上に傷んでしまい、チリチリのゴワゴワになってしまう失敗も実際に起きているので、注意しましょう。

 

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縮毛矯正かストレートパーマどちらが合っているか分からない時は?

「私は縮毛矯正とストレートパーマどっちがいいのかな?」というときは、カウンセリングの時に美容師さんに遠慮なく聞きましょう。

 

もし「縮毛矯正」というメニューで予約をいただいている場合、「縮毛矯正がしたいんだな」と判断されてストレートパーマを提案されないこともあります。

 

どちらか分からない、迷っているときは「どちらが私の髪の毛に合っていますか?」と聞くと、髪質に合わせて選んでくれますよ。

 

 

縮毛矯正のメリットとデメリット

 メリット

縮毛矯正は、薬剤と熱2つの力で強力に髪の毛を変化させます。

 

縮毛矯正は「半永久的なパーマ」と呼ばれ、一度しっかりとかかると残り続けます。

 

強いクセもしっかりと伸ばすことができ、ほとんどのクセに対応することができます。

 

新しくクセのある髪の毛が伸びてくると、うねるので「落ちた」と感じる人もいます。

しかし、伸びてきた部分に縮毛矯正をかけなおすだけで、全体をストレートヘアにすることもできます。

 

デメリット

縮毛矯正はとても強いパーマなので、かかりすぎてしまい「シャキーン!!」と真っ直ぐになってしまうことがあります。

 

しっかりと真っすぐになるので、新しく生えてきた髪との差ができやすいです。

 

もしまっすぐになりすぎてシャキーン前髪になってしまった方は

コチラを参考にしてください。

 

必要であればかけるようにし、必要ないのであれば無理にかけないようにしましょう。

 

詳しくはコチラでも紹介しています。

 

キューティクルを変化させるパーマなので、髪の毛がヘアカラーで明るくなりにくくなります。

 

ストレートパーマ(ストパー)のメリットとデメリット

メリット

ストレートパーマは薬だけで髪を伸ばすパーマです。

 

縮毛矯正よりも変化が少ないので、新しく生えてきた髪となじみがいいです。

 

縮毛矯正は半永久的なパーマですが、ストレートパーマは自然に落ちていきます。

残りすぎないので、スタイルチェンジに時にも邪魔になりにくいです。

 

縮毛のように、かけた部分のヘアカラーが明るくなりにくいということもありません。

髪の毛への負担も縮毛矯正に比べると少ないです。

 

デメリット

ストレートパーマは名前は「ストレート」ですが、強いクセまで伸ばすことはできません。

 

弱く、少ないクセを伸ばしたり、全体のボリューム感を少なくする目的で使われます。

 

他にもパーマ落とし目的で使われることが多いです。

 

美容室でのオーダーの割合も、圧倒的に縮毛矯正のほうが多いです。

クセ毛をしっかりと伸ばしたい方は縮毛矯正をおススメします。

 

かけたあとのヘアケア方法は?

ドライヤーで髪の毛を乾かす女性の写真

縮毛矯正もストレートパーマも髪に負担をかけます。

しっかりとヘアケアを行うことで、キレイに長持ちさせることができますよ。

 

かけた当日シャンプーはしない

縮毛矯正もストレートパーマもかけた当日にシャンプーするのは我慢しましょう。

 

パーマ系は髪の毛を柔らかくした後、形を変えて固定します。

 

しっかりと薬をつけても、かけたてはまだまだ不安定。

空気の酸化で安定するまでの目安が48時間と言われています。

 

しかし、丸2日シャンプーしないのは苦痛…

なのでせめて24時間以内のシャンプーは避け、髪の毛の形を変えずに安定するのを待ちましょう。

 

最近は薬剤の研究が進んでいるので、当日に洗っても突然落ちてしまうということはありませんが、大事をとって洗わないことをおススメします。

 

さらに詳しい内容はコチラを参考にしてください。

 

寝る前はしっかり乾かそう

髪は濡れていると保護のためのキューティクルが開きます。

キューティクルが開いた状態は、外部刺激にとても弱い状態。

 

寝返りのときに髪がこすれて傷んでしまうので、夜頭を洗う方は必ずしっかりと乾かしてから寝ましょう。

 

しっかりと乾いた髪の毛なら。こすれあっても傷みにくくなります。

 

洗い流さないトリートメントがおススメ

ヘアケアにおススメなのが、アウトバストリートメントとも言われる洗い流さないトリートメント。

 

髪に保湿成分を与えて手触りを良くすることができます。

 

お風呂場で使うコンディショナーやトリートメントもヘアケアに大事ですが、洗い流さないトリートメントをプラスすることで、静電気が起きにくく、サラサラで手触りの良い髪に導いてくれます。

 

かけたては髪を強く結ばない

縮毛矯正やストレートパーマをかけたばかりで気を付けなければいけないのが、ゴムなどで強く結ばないこと。

 

かけたばかり2~3日経つまでは特に髪が不安定です。

固まりきっていないので、強く結んだりヘアピンで強くとめてしまうと跡になってしまうことがあります。

 

ゴムで結ばなければいけない人は、できるだけ太いゴムを使い、指が1本通るぐらいで強すぎないように結びましょう。

 

まとめ

今回は縮毛矯正とストレートパーマの違い、それぞれのメリットやデメリットについて紹介させていただきました。

 

大切なのは、髪質やもとめるスタイルによって選ぶこと。

ご自身での判断が難しいときは、遠慮なく美容師を頼ってください。

 

必要なものを提案してくれるはずです。

 

そして、ストレートパーマと縮毛矯正は似ているようで別物です。

特に、縮毛矯正がかかっている部分にストレートパーマをかけてしまうと、傷みが大きくなってチリチリになってしまうこともあるので注意してくださいね。

 

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  • この記事を書いた人

マタク

MatakuHair管理人 美容師歴:約16年、スタイリスト歴13年 都内経験を経て戻った現役美容師です。 ≪資格・免許≫美容師免許、管理美容師免許、色彩検定3級、ネイル検定3級

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