頭にできるブツブツの原因 頭皮に湿疹ができた時に使うべきシャンプー剤

女性の医者の写真

「あたまにブツブツができた!カユイ!」

嫌ですよね、頭皮にできる痛痒い湿疹。

時間が経てば治るものですが、次々に新しい湿疹ができてきたり悪化してしまったり完治までに時間がかかってしまうものです。

頭にできるブツブツの正体は頭皮湿疹と呼ばれ、かゆみだけでなくフケなども引き起こします。

 

頭皮湿疹の種類は1つだけではありません。

様々なタイプがあり、原因もそれぞれ違います。

 

頭皮湿疹のタイプを見極めないと、ケアの方法を誤ってしまうことも考えられます。

 

このページでは、頭皮湿疹の種類。そしてどのような方法で改善していけばいいのか。を紹介させていただきます。

 

シャンプーやブラッシングのときに爪をひっかけて痛い想いをすることもあります。

原因が分かれば早期治療にも繋がりますよ。

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頭皮湿疹とは

頭皮湿疹は1つじゃない

一口に「頭皮に湿疹ができた」といっても、頭皮湿疹には種類があり、それぞれの対処法も変わってきます。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎とは皮脂が多く出やすい頭、顔、鼻、さらには耳の後ろやわきの下などにもできます。

 

赤ちゃんにもできることはありますが、慢性化して悪化しやすいのはむしろ大人。

放っておくとフケのように皮膚がめくれてしまったり臭いを放つケースもあるので注意が必要です。

薄いかさぶたのようなものを伴った紅い皮膚炎です。

 

皮膚の脂分が増えたときに、常在菌で、普段は皮膚のバリア作用を助ける働きをしていた菌が、
脂によて必要以上に繁殖してしまうことで刺激を与えて炎症を起こしているのです。

 

もし大きく脂っぽいフケが出る場合マラセチア菌の可能性もあります。

マラセチア菌は放っておくと増殖してしまうので、慢性化してしまう前に皮膚科で診てもらいましょう。

接触性皮膚炎

頭皮に接触した”何か”もしくはアレルギー物質が皮膚に触れることでおきるかぶれです。

皮膚にとって刺激になるものやアレルギーによっておきる湿疹で、さらに細かく「刺激性皮膚炎」と「アレルギー性皮膚炎」に分けられます。

症状は、紅いブツブツや皮膚の盛り上がり、水ぶくれの様な湿疹とさまざま。

症状のある部分とそうでない部分とはっきりと分かるのが特徴的です。

お使いのシャンプーやコンデショナー。ワックスやトリートメント剤、カラー剤、パーマ剤などがキッカケで引き起こされる場合もあります。

 

刺激性皮膚炎

原因になる物に触ったあと、ヒリヒリしたり赤くなったり、かゆみが生じます。

時間を置かずにできるのが特徴。水ぶくれになることもあります。

 

アレルギー性皮膚炎

体の中にある免疫システムが反応してしまうことで起きる皮膚炎。刺激性皮膚炎と違い1~2日置いてから症状がでてくるという特徴があります。

一度起きてしまうと、今後も同じ原因で発症してしまいます。

 

アトピー性皮膚炎

ひじやひざの裏、目の周りや耳などいたるところに起きる皮膚炎です。

乾燥やただれ、湿疹、かゆみなど症状は様々で、アレルギー物質が原因とされる説もありますが、詳しいことは分かっていません。

フケ症状にも似たことが起きるので、クレンジング系や皮脂をたくさん取る強力な洗浄力のシャンプーを使う方もいますが、保湿に優れたシャンプーを使用した方が皮膚バリアが保たれます。

 

乾皮症・皮脂欠乏性湿疹

皮膚が乾燥してしまい角質がはがれてしまい肌のバリア機能が弱っている状態におきてしまう湿疹。

 

皮膚の表面がザラザラしていたり、白く粉をふいたような極端な乾燥を放っておくとシャンプー剤などの刺激を強く受けやすくなります。

皮膚に刺激を受けてしまい湿疹や皮膚炎が起きてしまうのです。

 

もともと乾燥肌やアトピー性皮膚炎の方に多く見られる症状です。

 

頭皮湿疹を判断するには

当たり前の話になってしまいますが、自己判断で改善策を考えるのではなく専門家である皮膚科に診てもらいましょう。

間違えた改善策を行って慢性化させてしまうと、治るまでに時間がかかってしまいます。

 

頭皮湿疹は特に再発する人が多い症状なので注意が必要です。

 

どんなシャンプーを使えば良いの?

頭皮湿疹は症状によって治療法が違います。

脂漏性皮膚炎で炎症が強くなっている場合はステロイドや抗菌剤を使うケースが多いようですが、乾燥が原因の場合は保湿に重点をおいた治療法が行われこともあるようです。

 

過度なシャンプーは逆効果

頭皮湿疹は皮膚がめくれて細かいフケがでることがあります。

 

フケが出る=汚れている と勘違いしてしまい、清潔にしようと入念にシャンプーを行うのはむしろ逆効果。

アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、乾皮症・皮脂欠乏性湿疹が原因の場合は皮膚バリアが弱ってしまっていることが湿疹の原因の一つ。

 

皮膚バリアを保つためには、水分と水分を留めておくための油分がとても大切。

シャンプーをし過ぎてしまうと油分が少なくなり、乾燥を招き、結果的に頭皮湿疹を作り出してしまうことも考えられるのです。

 

シャンプーは完全に洗い流す

シャンプーは界面活性剤です。

界面活性剤は油分や汚れを取り除いてくれる効果がありますが、皮膚に残り続けていると皮膚刺激に繋がる成分です。

 

「泡だから大丈夫」と過信せずに必ず毎回キチンと洗い流すことが大切です。

すすぎすぎ。ということはありません。完全に流しましょう。

 

洗浄力の強い成分に注意

シャンプーと一口に言っても色々な種類のシャンプーがあります。

保湿目的に潤いを強くしたもの。頭皮の脂汚れをしっかり取り除くためのクレンジング系。殺菌目的の薬用シャンプーなどなど

 

シャンプーは使われている成分が1つ1つ違うので、洗浄力もそれぞれ違います。

 

洗浄力を決めるのは界面活性剤です。シャンプーのボトルの裏面に内容成分というのがあると思いますが、『水』を除いた上に書かれている3つ~4つ程度が界面活性剤の種類です。

1つの界面活性剤だけで作られているシャンプーはほとんどなく、いくつかを混ぜ合わせてバランスを取っています。

 

脂漏性皮膚炎を除いた他の原因頭皮湿疹は、主に乾燥からの皮膚バリア機能の低下が原因。

 

強力な脱脂力の界面活性剤のシャンプーを使うと頭皮湿疹を悪化させる可能性があります。

 

こちらは洗浄成分を細かくピックアップした記事です。興味があれば参考にしてみてください

 

高級アルコール系、石油系界面活性剤に注意

界面活性剤には様々な種類があります。

そのなかでも頭皮湿疹の方が気を付けなければいけないのが、石油由来の界面活性剤。

 

代表的な界面活性剤の種類は
・アミノ酸系
・高級アルコール系
・せっけん系
・石油系

などがあります。

 

・アミノ酸系

肌がデリケートな方向けの洗浄成分。頭皮への刺激になりにくく洗浄力も強すぎない。

「ラウロイル○○」「ココイル○○」と表示されています。

美容室向けのシャンプー剤に多いが、一概に言えないのも難しいところ

 

・高級アルコール系

値段が高級だから”高級”ではありません。

アルコールの分子に含まれる炭素数が多い物を「高級」
逆に低い物を「低級」と呼びます。

 

高級アルコール系は「天然系」と「石油系」に分かれ、天然系は洗浄力もマイルドなのですが、残念ながら出回っている高級アルコール系のシャンプーはほとんどが石油系です。

 

代表的なものにラウレス硫酸Na(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩)があります。

 

高級アルコール系は泡立ちが良いので使い勝手は良いですが、脱脂力が強力なので注意が必要です。

 

・せっけん系

せっけん系シャンプーは、弱アルカリ性のものもあり、脱脂力が強めです。

洗い上がりがゴワゴワするほど。

しかし、余計な成分が含まれておらずシンプルな中身で、アトピー肌の人にも勧められるシャンプー剤。

 

最近では酸性のせっけん系シャンプーなども登場し、スッキリ洗い上げることが出来るうえに肌への刺激がマイルド。というものまで登場しています。

 

コチラは酸性石鹸ベース
 

・石油系

「石油系が悪い」という話もありますが、正確には「石油系合成界面活性剤」が問題であって、石油由来の洗浄剤の中には安全なものもあります。

 

石油系合成界面活性剤の問題点は肌のバリア機能を破壊してしまう。ということ。

 

頭皮湿疹を悪化させない、できにくくするために大切なのは、肌のバリア機能。

・水分が蒸発しないように油分で守る
・外からの刺激を緩和

などなど様々な役目がありますが、石油系合成界面活性剤は角質層を壊してしまうという特徴があるので、肌のバリア機能も弱くなってしまう恐れがあります。

 

石油系合成界面活性剤の見分け方は、

「○○硫酸」
「○○スルホン酸」

「○○Na(ナトリウム)」
「○○アンモニウム」

このように書かれていたら石油系合成界面活性剤の可能性大です。

 

代表格を上げると

・ラウレス硫酸ナトリウム
・ラウレス硫酸アンモニウム
・オレフィン(c14-16)スルホン酸na

このあたりです。

もちろん他にもたくさんありますが、全部挙げていると皆さん見るのが面倒になってしまうと思うので省略します。

ラウレス硫酸系はネットで探してもあまり良い評判を見ないような洗浄成分なのですが、その代用品として出てきたオレフィン(c14-16)スルホン酸naも非常に強い脱脂力なので、できれば避けた方が良い洗浄剤と言えますね。

 

保湿力の高いシャンプー剤を使おう

肌のバリア機能を守るためにも大切なのは、脱脂しすぎないということ。

そのために気を付けなければいけないのが、シャンプー剤の洗浄成分です。

 

シャンプーはみんなゴワゴワするもの、キシキシするもの。と考えていませんか?

実は洗浄成分の中にはシルク由来で洗うだけで保湿されたり、絡みやキシミが出にくいマイルドな洗浄剤というのはあります。

一つ一つ上げているときりがないので、安全性高い洗浄成分を使ったシャンプーをいくつか紹介させていただきます。

 

ザクロシャンプーは頭皮環境改善効果があります。

 

コチラはシルク系洗浄成分のシャンプー。洗い上がりの頭皮の乾燥しすぎるのを防ぐことができます。
 

まとめ

頭皮湿疹には種類があります。大切なのはそれを自己判断しないということ。

悪化してしまう前に皮膚科に診てもらうことは基本です。

 

頭皮湿疹の中でも脂漏性皮膚炎の場合は、マラセチア菌が原因の可能性もあります。

マラセチア菌の場合は抗真菌薬という薬での治療が一般的。

治療約1~2か月で治るようです。

 

接触、アトピー、乾燥が原因による頭皮湿疹は、とにかく保湿を心がけ、肌バリアを守ることが大切。

 

ステロイドでの治療も選択肢の1つだと思いますが、副作用の強い薬なので、あまり使いたくないところですよね。

 

頭皮の皮脂を取りすぎない。シャンプーで洗いすぎない。使うシャンプーの質に目を向ける。

これだけでも肌バリアの状態は変わってきます。

 

まずは毎日の生活から見直してみましょう。

 

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