みなさんいつも担当してもらっている美容師さんはいますか?
私はいます。というよりも、いました。
お店に在籍しているようなのですが、出産するために育児休暇を取り、そのままずっと戻ってこない…こんな状態です。
同じような経験はありませんか?
- 帰り際に「もうすぐやめるんです…」と言われた
- 妊娠、出産
- 結婚するので引っ越す
- ある日突然いなくなった
などなど。
いつも指名していて、自分のやりたい髪型も分かってもらっていただけに残念ですよね。
そこで今回は、突然やめてしまう美容師さんを追いかける方法というちょっと変わった内容について紹介させていただきます。
遠方に引っ越してしまうなど、どうしても難しい場合もありますが、美容師さんがやめてしまう理由も踏まえて説明させていただきます。
美容師さんがやめてしまう
突然に…困りますよね本当。
美容師がやめてしまう理由はいくつかあります。
やめてしまう理由によっては追いかけることができますが、逆に追いかけることが難しいこともあるので「やめる理由」というのは聞いておいた方がいいかもしれませんね。
突然やめてしまったという場合も勤めていた美容室のスタッフに「どうしてやめてしまったんですか?」と聞けば教えてくれるかもしれません。
もしその時に「いや~どうしてなんですかね~」などとはぐらかされてしまったら、あまり気持ちのいい辞め方ではなかったと察してください。
美容師がやめてしまうケースと、それに対する解決方法を紹介させていただきます。
誤解しないで
美容師さんが突然やめてしまった…指名していたのに何も言われなかった…
こんな事を経験した方もいらっしゃるかと思います。
誤解しないでいただきたいのは、美容師さんによっては、どうしても連絡することができなかった。という方もいます。
例えば、お客様との直接連絡を禁止されているお店の場合です。
お客様の連絡先は、個人情報が関係しているのでとてもデリケート。会社によっては個人的に連絡をすることや連絡先交換を禁止しているお店もあるぐらいです。
そしてお店側としても貴重なお客様を失ってしまうことにもなります。
そのため、連絡先交換ができない→次の仕事先を教えたいけどどうしてもできない
このような状況もあるので、決して突然いなくなったからと言って嫌っている訳ではないので誤解しないでくださいね。
妊娠出産
女性美容師にとても多いですね。ほとんどの人が一度は経験することになります。
美容室によって産休の期間はそれぞれです。
妊娠、出産で辞めてしまう人は、子育てが落ち着いたら戻ってくる可能性もありますが、育児が大変だから。とそのまま店を離れてしまうこともあります。
出産のギリギりまで仕事をされる方もいらっしゃいますが、どちらにしろ出産後は長期間仕事ができなくなってしまいます。
完全に育休に入る前に必ず連絡先は聞いておきましょう。
「美容師さんに連絡先を聞くなんて…」と構えてしまう方もいますが、育児休暇のようにやめる理由がハッキリしていて、また担当してもらいたい。という理由がハッキリしているなら特に問題ないと思います。
「ぜひまた戻ってきたら担当してほしいので、連絡頂けないでしょうか?」と聞けば大丈夫です。
連絡先交換できたからと言ってプライベートの話をしてしまうと迷惑になりかねないので、連絡は必要最低限に。
他のお店に移る
一番追いかけやすいケースですね。
今働いているお店の系列店で。お店を変える。などなど色々ありますが、美容師も家があるのでそう遠くへは行かないはず。
「他県に」というのであれば諦めなければいけませんが、近場であればまた担当できるなら美容師側も嬉しいと思いますよ。
他のお店に移ってしまうのが理由で美容室を離れる場合は思い切って直接「どちらに行かれるんですか?」と聞いてみましょう。
お店の中で聞きにくいのであれば、帰り際にコッソリ聞いてみる…なんて方法もアリです。
移転先が追いかけることができる範囲なら「ぜひまた切ってください!」で大丈夫です。
「お店側から連絡先交換は禁止されていて…」と言われたら素直に従ってくださいね。美容師が怒られてしまうので…
結婚して引っ越す
女性の美容師さんに多いですね。
付き合っていた方が転勤する…それに合わせて結婚&引っ越し。
今のお店に通うことができなくなってしまうので職場を移る。というケースです。
男性美容師さんでも婿に入る方は時々このようなケースもあります。
プライベートな内容なので、あまり詳しく聞くのは良くありませんが、都道府県や何市か聞く程度であればそこまで問題ないかと思います。
追いかけることができる範囲なら「ぜひまたお願いしてほしいので、場所決まったら連絡ください」とお願いしてみてもいいでしょう。
もしもはぐらかされたらお店側からNG受けている可能性があるので、無理は言わないように注意してください。
美容師をやめてしまう
あまり知られていませんが、美容師の離職率と言うのは、10年勤続で約9割。つまりほとんどの美容師さんが辞めてしまいます。
これは男女関係なく起きることですし、様々な理由があって辞めると決断されたとと思うので、「続けてください!」というのは酷なのそっとしておいてあげましょう。
ただ、美容師に復帰してくる可能性はあります。「もしまた美容師させる際は担当してほしいのでその際はぜひ」と連絡先を渡しておいてもいいかと思います。
もちろん返事が来るかどうかは本人次第ですが。
プライベートな内容なので、それまでにどの程度コミュニケーションが取れているのかが大切です。
いきなりいなくなってしまった
なんの前触れもなく突然にいなくなってしまった…正直美容師界では珍しくない話なのです。
何らかの理由でお店側と美容師さんの間にトラブルが起きた。
そのためすぐにお店を辞めてしまったので、誰にも伝えることができなかった。このような状態です。
前触れもなく…の場合あまり気持ちのいい辞め方をしていない可能性もあるので根掘り葉掘りは気を付けてくださいね。
こんな時はまず電話で「どうして辞められたのですか?」「お店を移られたのですか?」と聞いてみましょう。
このぐらいはお客様の立場なので遠慮なく聞いてもらって大丈夫です。そこで理由を聞けるならいいですが、もし教えてくれない…、そして諦められない場合は思い切って他の担当者でお店に行きましょう。
そこでアシスタントや他の担当者に髪をいじられている時に「○○さんてお店移ったんですか?」など直接聞いてしまうのです。勇気が必要ですが、お客様の立場でお金をいただいているのであれば、正直に言わないとなんだか申し訳ない…という思いも美容師は感じるので本当のことを教えてくれるかもしれませんよ
お店をクビになってしまった
あまり考えたくないことですが、美容師さんとお店側の折り合いが合わず、突然クビに…
なんてこともあります。
あまり気持ちのいい状況ではありませんが、追いかけるのは簡単だったります。
美容師側もクビになったままでは生活できませんし、辞めたついでに遠くへ行こう。と考える人も少ないです。
近場で手ごろなお店を見つけてまた仕事を始める。このパターンがほとんどなので追いかけやすいのです。
一番簡単なのは、既存のスタッフに連絡を渡して「担当してくれていた美容師さんにまたお願いしてほしいので、連絡先を渡してほしい」とお願いしましょう。
クビになってしまったからと言って連絡することは出来るはずなので、「渡すように言われたので」と美容師の元に届く可能性は高いです。
返事をするかどうかは本人次第なのであとは祈りましょう。もう一つは、定期的に近場の美容室のスタッフを調べることです。
本名が分かるのであれば検索すると出るかもしれません。基本的に美容師は名前をスタッフ紹介欄に載せているので。
運が良ければ見つけることができるかもしれません。
まとめ
今回のことをひとまとめに説明するなら、「勇気を持って聞いてみよう」です。
美容師は色々な理由でお店を離れます。
遠いところであれば追いかけるのは難しいですが、「ぜひまた担当してほしい」と言われてて嫌な気持ちがする美容師はいないと思いますよ。
私自身、昔ちょっと苦手なお客様がいました…しかしそんな方でも辞めることを伝えたら、「近場であればまたお願いしたい」と言われてすごくうれしかったのを覚えています。
美容師側から連絡先を聞くことはほとんどありません。個人情報のこともありますし、お客様の方が立場が上ですからね。
初めは勇気が必要かもしれませんが、「またお願いしたい!」という気持ちがあれば聞いてみましょう。
後になってモヤモヤした気持ちが残らなくて済みますよ。