美容師に髪を切ってもうために予約をしようとしたら、
・マネージャー
・アートディレクター
・ディレクター
・トップスタイリスト
・スタイリスト
・ジュニアスタイリスト
こんな選択肢が出てきた…
それぞれ値段は違うみたいだけど、一体どの人が一番上手なの?どの人にお願いすればいいの?
選択肢が多いと迷ってしまいますし、初めて行くお店なら分からないですよね。
そこで今回は美容師選びの選択肢にある、美容師のランクについて紹介します。
美容師のランク
美容師のランクはどうやって決めるの?
アートディレクター、ディレクター、トップスタイリスト…
ハッキリ言ってよくわからないですよねこのランク。
それもそのはず、これら美容師の肩書にあるランクは、そのお店独自のもの。
公式に、全国的にそのようなランク付けが用意されているわけではないので、お店、店舗内でのみ通用する”称号”のようなものです。
ただ長い間勤めていればこの”称号”が手に入るわけではありません。
その美容室、店舗、会社で用意されている独自の試験に合格することで、ランクがどんどんアップしていく仕組みです。
・実技試験
・指名客数
・売上
・スタッフ間から見た印象
など合格基準はさまざまですが、ランクがアップすることで給料がアップしたり、店舗内での社会的地位も上がるので、
「上に上がりたい!」と目指す人が多いですね。
どの人が一番うまいの?
アートディレクター、ディレクター、スタイリスト、トップスタイリストなどランクはあくまでそのお店独自のもの。
”呼称”とも言える呼び方はお店それぞれなので、「アートディレクターだから一番うまい」「トップスタイリストだから一番うまい」
というのは美容室ごとに違います。
一番ランクが高い人の見極め方は、氏名料金を確認しましょう。
ランクを設定している美容室は、予約時の指名料金に差を付けているところが多いので、指名する際の料金が一番高い人がもっともランクの高い人です。
ただ、「指名料金が一番高ければ一番うまいのか?」というのは別の話。
美容師のカットやスタイル作りは、技術力も大切ですが、上手いかどうかを最終的に判断するのはお客様です。
”お客様の好み”も技術力に反映さえるのを考えると、必ずしもランクが高い=上手い。とも良い切れないのです。
ランクが高い方が失敗が少ない
ランクが高くても、お客様の好みでなければ、お客様にとっては下手。ということになります。
しかし、さまざまな試験に合格し、「美容師からみて上手」と認めらているので、ランクが高い人の方がカットやスタイル作りで失敗する可能性は少ないです。
特に「ジュニアスタイリスト」のように、スタイリストなりたての方は指名料金が少ない代わりに、カットがあんまり…
な可能性もあります。
美容師は髪を切れるスタイリストになってようやくスタートライン。まだまだ技術力不足の段階ですからね。
若い分、若い方と話があったり応援したい!という選び方もあると思いますが、純粋にカットの技術力だけを見るなら
ランクの高い人を選んだ方が失敗は少ないですね。
中には常にお店にいない人もいる
たとえば「エリアマネージャー」や「マネージャー」という地位の人は、いくつかの店舗の責任者である可能性が高いです。
常にいるお店が固定されておらず、日によっては店舗にいない日もあるので、
「指名しようと思ったら、お店にいなかった」ということもあるかもしれませんね。
担当をお願いする時は、ネット予約や電話予約で確認をとるようにしましょう。
おススメは?
ランクが細かく分かれていると、どの人にお願いすればいいか分かりませんよね?
そんな時は、まずインターネットなどで作っているスタイル写真を確認しましょう。
作っているヘアスタイルの写真で、そのスタイリストがどんなスタイルの髪型が得意なのか。自分と好みが合うのか。などなど
いろいろなものが見えてきます。
自分の求めている感性に近い人を選んであげると失敗が少ないですね。
もしヘアスタイルの写真を載せないスタイリスト、お店なら、スタイリストの年代を見るようにしましょう。
おススメなのは、自分と同じぐらいか少し上の世代のスタイリストにお願いすること。
例えば、50代60代の美容さんでは、バリバリ練習していた頃に勉強してきたヘアスタイルの流行が違います。
20代30代も同じように、あなた自身と年代があまりに離れすぎていると、「上手い気がするけど、そうじゃない」といった好みの問題が起きる可能性が高いです。
自分よりも少し上の年代にお願いすれば、ある程度経験や技術もあり、好みも近い。ということが多いですね。
まとめ
アートディレクター、ディレクター、トップスタイリストなどの呼び方は、あくまでそのお店独自のランク。
全国で認められているようなランク付けではないので、お店をでてしまえばあくまで「スタイリスト」
指名料金が高ければ高いほど技術力が高いが、あくまでそれば美容師目線の話。お客様の好みかどうかは別問題ですね。