みなさん、こんにちは!今日は、髪のお手入れで欠かせない「トリートメント」について、ちょっと掘り下げてお話しします。
特に、「洗い流すトリートメント」と「洗い流さないトリートメント」の違いについて。
この記事を読めば、次のことがバッチリわかります:
- 二つのトリートメントの違い
- あなたの髪質に合うトリートメントの選び方
- トリートメントを使うときの意外な注意点
- プロも使うトリートメントの裏ワザ
知らず知らずにNG行為をしている可能性もあります。ぜひ参考にしてくださいね!
- 1 洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントってそもそも何?
- 2 簡単!見分け方
- 3 洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントの主な特徴
- 4 トリートメントの上手な使い方
- 5 裏ワザ!美容師が使う効果を上げる使い方!
- 6 よくある誤解、実はこうなんです!
- 7 よくある質問(FAQ)
- 7.1 Q1: 毎日トリートメントを使っても大丈夫?
- 7.2 Q2: トリートメントとコンディショナーの違いは?
- 7.3 Q3: 市販のトリートメントと美容室のトリートメントは違うの?
- 7.4 Q4: 髪が細くて柔らかい場合、どちらのトリートメントを選べばいいの?
- 7.5 Q5: カラーリングした髪にトリートメントは使っても大丈夫?
- 7.6 Q6: トリートメントを髪全体につけるべき?それとも毛先だけ?
- 7.7 Q7: 朝シャンの人は、洗い流さないトリートメントをいつ使うべき?
- 7.8 Q8: トリートメントを使いすぎると、髪が慣れてしまうって本当?
- 7.9 Q9: 自然乾燥派ですが、洗い流さないトリートメントは使えますか?
- 8 まとめ:あなたにピッタリのトリートメントを見つけよう!
洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントってそもそも何?
まずは基本中の基本!この二つのトリートメント、使い方自体は名前の通り。
- 洗い流すトリートメント: お風呂でシャンプーの後に使って、しばらくおいてから洗い流すタイプ。
- 洗い流さないトリートメント: お風呂上がりの髪につけたまま、そのままドライヤーで乾かすタイプ。
簡単に言えば、お風呂で使うか、お風呂上がりに使うかの違いなんです。でも、実はこの違いが髪にとってはとっても大事なのです!
簡単!見分け方
洗い流すトリートメントと、洗い流さないトリートメントを見分けるのはとっても簡単。
この写真のように裏面を確認してみてください。
もし「ヘアトリートメント」と書いてあり、使用方法に「十分にすすいでください」と書かれていれば洗い流すトリートメントです。
そしてコチラの写真のように「洗い流さないヘアオイル」と書いてあれば洗い流さないトリートメントです。
使い方が全く違うのでよく確認してくださいね!
スタイリングヘアオイルに注意!
近年ではN.(エヌドット)などのスタイリングオイルが人気。
最後の仕上げに使い髪の毛に油分を与えてツヤ感を出すのですが、コチラはヘアアイロンとの相性がとても悪いので注意が必要です。
流さないトリートメントと違い、揮発しにくいのでいい髪の毛に残ります。
「流さないトリートメント」は蒸発しやすいので、ドライヤーの熱で油分がほとんど飛んでくれるのですが、スタイリングオイルはバッチリ残ります。
そのまま髪の毛にヘアアイロンの高熱を与えると、「癒着(油着)ゆちゃく」といって、油分がこびりついてキューティクルを傷めてしまいます。
見分け方は、この写真のように「ヘアオイル」と書いてあっても「流さないトリートメント」と書かれていなければスタイリングオイルです。
このスタイリングオイルを使うのは、ヘアアイロンを使って形を作った後。最後の仕上げに使うことを心がけてください。
洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントの主な特徴
さて、それぞれのトリートメントの特徴を見ていきましょう。
1. 成分の濃さが違う!
- 洗い流すトリートメント: 濃厚な美容成分がたっぷり!髪の内部までしっかりケアします。流すのが前提なので、成分が濃くなっています。
- 洗い流さないトリートメント: 軽めの成分で、髪の表面をサラッとコーティング。乾かした後もそのままでいれるようにちょうどいいバランスで作られています。
2. 効果の違い
- 洗い流すトリートメント: 髪の内部まで栄養を与えて、ダメージを集中的に補修。髪に栄養を入れたいなら間違いなくこちら!
- 洗い流さないトリートメント: 髪の表面を整えて、ツヤや手触りを良くします。手触りを素早く変えたいなら効果大!
3. 使用頻度の違い
- 洗い流すトリートメント: 週1〜2回の使用がおすすめ。成分が濃いので、モノによっては毎日使うと髪の毛が重くなることも。
傷みが強い場合は頻度を上げて、傷みが少ない時は週1でもOK。 - 洗い流さないトリートメント: 毎日使っても大丈夫!ドライヤーの熱から髪を守ってくれるのでむしろ使ったほうがいいまであります。
4. 向いている髪質
- 洗い流すトリートメント: ダメージが気になる髪や乾燥しやすい髪におすすめ。
- 洗い流さないトリートメント: 軽いケアが必要な髪や、毎日のお手入れに。
両方使っていいの?
髪に傷みを感じるのであれば両方使ってOKです。
お風呂でしっかりケアし、さらに毛先のパサつきを防ぐことができます。
ただし、トリートメントは使いすぎると蓄積し重くなるので、髪が重いと感じるならどちらかのトリートメント頻度下げてあげてください。
トリートメントの上手な使い方
では、どうやって使えばいいの?ここでは、それぞれのトリートメントの使い方をご紹介します。
洗い流すトリートメントの使い方
- シャンプーの後、髪の水気を軽く取ります。
- トリートメントを毛先を中心に髪全体に塗ります。
- 3〜5分ほど置きます(この間に軽い力でギュッと揉みこむと効果が上がります)
- しっかり洗い流します。
ポイント:毛先重点で!頭皮にはつけすぎないようにしましょう。
頭皮に残るとかゆみの原因にもなります。かならずよくすすぐことと、頭皮には付けないことを意識してください。
洗い流さないトリートメントの使い方
- お風呂上がり、タオルで軽く水気を取った髪に塗ります。
- 指や目の大きなクシでやさしくなじませます。
- そのままドライヤーで乾かします。
ポイント:髪の中間から毛先を中心に。つけすぎに注意です!
オイルタイプは髪表面をコーティングする力が強いので手触りがサラサラになりやすいです。
ミルクタイプだと髪の内側に入りやすいので、ダメージ補修効果が高いです。
裏ワザ!美容師が使う効果を上げる使い方!
美容師が使う、洗い流すトリートメント、洗い流さないトリートメントの効果を高めるちょっとした裏ワザを紹介します。
トリートメント水溶液
超コスパのいい流すトリートメントの使い方を紹介します。
まず、お風呂の桶などにお湯をためます。そこに少量のトリートメントを入れよく混ぜます。
まずはこんな感じで桶などにお湯をためて
手に少しのトリートメントを出します。お風呂の桶のお湯なら写真の量より少ないくらいでもOK。
「こんなに少なくていいの?」ぐらいでも全然大丈夫です。
この写真のように、お湯が濁っていればトリートメント水溶液のできあがりです。
そのトリートメントを溶かしたお湯に髪の毛をつけて手で梳かすだけ。とっても簡単です。
床に置くと首が辛いので、お風呂にフタをして、その上に桶を置くとやりやすいですよ。
それでも「やりにくい!」という人は、
床に桶を置いて、その上に頭をもってきてカップなどでトリートメント水溶液をかけ流してください。
この写真だと顔がこっち向いていますが、自分でやるときは真下を向く感じですね。
実はこのトリートメント水溶液。美容業界でも「かなりトリートメントの吸収を高める」とされている方法なのです。
やるとわかりますが、かけ流しを繰り返すとどんどん髪の毛がツルツルになっていきます。
※この方法は「乳化」と紹介されていることがありますが、トリートメントを作る工程が乳化なので、厳密には違いますね。
ヘアワックスにまぜる
女性も男性も使える方法ですが、お使いのヘアワックスに洗い流さないトリートメントを1~2滴まぜるだけ。
良く手でまぜるとトリートメントワックスができます。
写真のように、ヘアワックスに少しだけオイルを混ぜる感じ。大体5:1ぐらいです。
オイルの影響力が大きいので、少量でOK。入れすぎるとオイリーな感じになるので気を付けてください。
お使いのワックスのツヤ感がアップします。
少しセット力が落ちるので、ツンツン立たせたい人には向いていないのですが、ショート~ロングまで幅広く使える裏ワザです。
日中もシッカリヘアケアできるのぜひ試してみてください。
よくある誤解、実はこうなんです!
トリートメントについて、よくある勘違いを解消しちゃいましょう。
誤解1:トリートメントは多ければ多いほどいい
A:つけすぎは逆効果!髪が重くなったり、ベタベタしたりします。
最近のシャンプーは洗浄力の弱いものが多いので、多すぎるとトリートメントが残ってしまいベタベタが蓄積されることがあります。
適量を守ることが大切です。
もし重い感じになってきたらスッキリ油を落とすクレンジングシャンプーを使うと落とせます。
誤解2:トリートメントは頭皮にもつけていい
A:洗い流すトリートメントも洗い流さないトリートメントも、頭皮につけすぎると、フケやかゆみの原因になることも。毛先を中心に使いましょう。
頭皮には全く付けないぐらいでちょうどいいです。
よくある質問(FAQ)
Q1: 毎日トリートメントを使っても大丈夫?
A: 洗い流さないタイプなら毎日OK。洗い流すタイプは週1〜2回がベストです。トリートメントを使わない日はコンディショナーで指通りを良くしましょう。
もし髪に重さを感じてきたら使用頻度が多すぎます。
Q2: トリートメントとコンディショナーの違いは?
A: トリートメントの方が濃厚で、髪のダメージケアに特化しています。コンディショナーは「コンディショニング)」、髪のコンディションを良くするためのもではありますが栄養成分はほとんど入っていません。
Q3: 市販のトリートメントと美容室のトリートメントは違うの?
A: 美容室のものより濃厚で効果が高いことが多いですが、日々のケアには市販のもので十分です。
ただ、ヘアカラーやパーマをした時は美容院で同時にトリートメントすることで薬剤のダメージを軽減できます。
Q4: 髪が細くて柔らかい場合、どちらのトリートメントを選べばいいの?
A: 細くて柔らかい髪には、軽めの洗い流さないトリートメントがおすすめです。(サラサラタイプ)
重すぎないので、髪がペタンとなりにくいですよ。週に1回程度、洗い流すタイプで集中ケアするのもいいでしょう。
Q5: カラーリングした髪にトリートメントは使っても大丈夫?
A: はい、むしろおすすめです!カラーリング後の髪は特にケアが必要です。色持ちを良くする効果のある専用の洗い流すトリートメントを週1〜2回使い、日々のケアには洗い流さないタイプを使うのがベストです。
Q6: トリートメントを髪全体につけるべき?それとも毛先だけ?
A: 基本的には、髪の中間から毛先にかけてつけるのがおすすめです。特にダメージを受けやすい毛先重点で。
頭皮についてしまうと皮膚に油分が残りすぎてしまいます。
Q7: 朝シャンの人は、洗い流さないトリートメントをいつ使うべき?
A: 朝シャンの方も、洗い流さないトリートメントは髪を乾かす前に使いましょう。
乾いた髪に使うとべたつきの原因になるので、朝シャン派の方は無理に夜使う必要はありません。
Q8: トリートメントを使いすぎると、髪が慣れてしまうって本当?
A: 髪が「慣れる」ということはありません。ただし、同じトリートメントを長期間使用していると、髪の状態が変化して効果を感じにくくなることはあります。定期的に違うタイプのトリートメントを使ってみるのもいいでしょう。
Q9: 自然乾燥派ですが、洗い流さないトリートメントは使えますか?
A: はい、使えます。ただし、自然乾燥だと熱での蒸発がないので、使いすぎるとベタつく可能性があります。量を控えめにして、毛先中心に薄くつけるのがコツです。
まとめ:あなたにピッタリのトリートメントを見つけよう!
さて、洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントの違い、わかりましたか?
どちらも大切な髪のお手入れアイテムです。自分の髪質やライフスタイルに合わせて、ぴったりのトリートメントを選んでくださいね。
毎日のヘアケアを楽しみながら、美しい髪を手に入れましょう!もし、まだ迷っているなら、担当美容師さんに相談してみるのもいいアイデアです。あなたの髪が輝く日を楽しみにしています!