みなさん「ストレートアイロンブラシ」って聞いたことがありますか??
あまり聞き慣れない名前だとは思いますが、使ってみたところスゴク便利。
今後人気が出てくるんじゃないかな?と感じたので紹介させていただきます。
ストレートアイロンブラシは、髪の毛を真っすぐにすることができるヒーターブラシのこと。
ブラシ自体が熱くなるのでストレートアイロンに近いですね。
しかし、ストレートアイロンよりもずっと『楽』で『自然』な仕上がりになることができます。
「毎朝髪の毛が広がるのを直すのに時間がかかる」
「寝ぐせを直すのにいちいち濡らすのがメンドクサイ!」
こんな人にピッタリです。ほんと
そんなストレートアイロンブラシを実際に使ってみて、良かったところ、気付いたこと。そしてここは注意した方がいいな。という部分を紹介させていただきますので、ぜひ役立ててください。
ストレートアイロンブラシとは
ストレートアイロンブラシとは、ブラシ自体が熱くなる髪の毛をストレートにすることができる便利な道具。
名前がどうやら定まっていないようで、
- ストレートアイロンブラシ
- ストレートブラシ
- ストレートブラシアイロン
- コーム型ストレートアイロン
色々な呼ばれ方をしているようです。
個人的には熱が出るブラシだから「ヒーターブラシ」なんて名前を推したいところですけど、呼び方は自由ですね。
このページでは「ストレートアイロンブラシ」で説明させていただきます。
こちら↓がストレートアイロンブラシの写真。
なんだか見慣れない形ですよね。
知っている人は知っているけど、ストレートアイロンやコテ巻きアイロンほど浸透していませんね。
美容系の仕事をしていると分かるのですが、正直この手の”奇を狙った”商品ってたくさん開発されるんです。
「何だこりゃ?」ってもの(笑)
今回もそんな感じの商品かな~と考えてましたが使ってビックリ。
かなり使いやすくて、本当に便利なものなので今後広まっていくのではないかと。
ストレートアイロンブラシの目的
ストレートアイロンブラシの目的はただ一つ。
「髪の毛を自然なストレートにする」ただこれだけです。
逆に言うとこれ以外のことは出来ません。
シンプルな目的で応用が効きませんが、「簡単に自然なストレートにすることができる」というのは多くの女性が望んでいることではないでしょうか。
そして、仕事上何万人もの人の髪の毛を色々な方法でストレートに伸ばしてきましたが、今までの中で一番簡単でスピーディーでした。
これまでの髪の毛を真っすぐに伸ばす方法というのは
- クルクルドライヤー(ブラシ付きのドライヤー)
- ブラシとドライヤー
- ストレートアイロン
が一般的でしたが
- クルクルドライヤーは乾燥しすぎてパサパサしやすい
- ブラシとドライヤーは両手で使える練習をしないとできない
- ストレートアイロンは少しずつ毛束を取るので時間がかかるし真っすぐになり過ぎる
などの欠点がありました。
しかしストレートアイロンブラシは、パサつきにくく、片手で出来て、髪をまとめてストレートにできるので早いという素晴らしいメリットがあるのです。
本当に真っすぐ伸びるのか不安
この手の機械って、良いようなことをたくさん書いてあるけど、実際に使ったらイメージと全然違った。
ってことないですか?
美容品系ってかなりたくさんあるんです。Befor Afterで物凄い良い感じなのに使ってみたら「全然じゃん!!」ってもの。
それに私はかなり疑い症なので、実際に使うまで納得できませんでした。
そこで実際に使ってみた写真と、分かりやすい動画を公開していますので、「説明だけでは不安!」という方は参考にしてみてください。
特に写真では分からない部分も動画なら分かりやすいと思いますよ。
ストレートアイロンブラシを使ってみた
手っ取り早く見たい方は動画で
美容用品の業者から買うよりネット通販の方が安かったので、ネットで買いました。ディーラーさんゴメンよ(笑)
届いたのがこちらの商品
何だこれは…という見た目ですね。
近づくとさらに「うわぁ…」という印象。
初めて見た時は「大丈夫かこれ…」と本気で思いました。
ピンクの部分がヒーター部分で熱くなります。黒い部分は断熱素材なので使用中もほとんど熱くありません。
この写真はスイッチを入れた上で直接触っています。
ずっと当て続けていると熱くなってきますが、黒い部分がガードしてくれるので少し触った程度ではまったく熱くありません。
個人的に安全性の高い物は好きです。
コテなんか触った瞬間にヤケドしますからね。危ないったらありゃしない
この写真は温度設定部分。結構細かく温度設定ができるので、ダメージやクセの強さに合わせて変えることができます。
ダメージが多いほど温度は下げましょう。
寝グセを直す
今回伸ばすのは写真の髪の毛。
洗ったまま梳かさずに放置してバサバサになった毛です。つまり寝ぐせと同じ状態。
人形の写真ですが、人毛を使っているので皆さんの髪の毛と同じです。
この髪の毛を使ってどこまで伸びるのかを検証します。
使い方は簡単です。
この写真のようにスイッチを入れて温めたらそのまま髪の毛を梳かすだけ。
表面からとかしたり裏側からとかしたり。
ストレートアイロンも髪の毛を真っすぐにすることができますが、こまかく分け取りながら使わなければならないですし、毛を挟んでプレスするので熱のダメージも受けやすくなります。
しかしストレートアイロンブラシなら髪の毛をまとめて梳かすだけで、熱で挟むのではなく、熱をあてて滑らせるので熱のダメージも少なくなります。
伸ばしてみた
こちらがブラシをしていない方の写真
コチラがストレートアイロンブラシを使った側の写真。
結構伸びています。
個人的にあまり期待していなかったので驚きました。
コチラが真後ろからの比較写真。
左側がストレートアイロンブラシをしていて、右側がする前です。
全然違うのが分かると思います。
ストレートアイロンブラシ終了
この3枚の写真がストレートアイロンブラシで髪の毛全体を伸ばした後の写真。
寝ぐせがほとんど消えていますね。
それにストレートアイロンと違い自然なストレートの感じが出ています。
使って気付いたこと
ストレートアイロンよりも自然になる
ストレートアイロンブラシの良いところの1つに、「自然な仕上がりになる」というものがあります。
ストレートアイロンも髪の毛を真っすぐにすることができる便利な道具ですが、髪の毛を挟んで引っ張る使い方なので、いい意味でも悪い意味でも「まっすぐ」になってしまうのです。
しかしストレートアイロンブラシはストレートアイロンに比べて引っ張る力が弱いです。
目の洗いブラシの力で引っ張る程度で、熱を挟んで当てるのではなく滑らせながら当てるので仕上がりが自然になりやすいのです。
ただ、引っ張る力が弱い分かなり強いクセまでは伸ばすことができないので注意です。
弱いクセ程度なら真っすぐになります。
ショートヘアは少し伸ばしにくい
ストレートアイロンブラシが向いているヘアスタイルは、ボブ~ミディアム~ロングです。
ほとんどの方が使えると思いますが、ショートヘアの人は使いにくいと思います。
というのも、引っ張る力が弱いのでしっかり寝癖をとったりクセを伸ばすときは、ブラシを持っていない方の手で髪の毛を持つ必要があります。
ショートヘアのように長さがないと、単にスルスルとブラシで通すだけになってしまうのでしっかり伸びにくいのです。
前髪がのばしにくい
ストレートアイロンブラシはブラシで梳かしながら熱の力で真っすぐにすることができます。
しかし、ブラシの目がとても粗いので、髪の毛がスルスル通りぬけてしまいます。
その特徴から、前髪を作っている人の前髪は伸ばしにくいです。
できないことはないけど、思うほど伸びない。という感じです。
目元で流したり、真っすぐにする前髪は素直にストレートアイロンの方が作りやすいですね。
温度設定に注意
ストレートアイロンブラシは現在ほとんどが海外製です。
国産メーカーはまだ作っていないのかな?
海外製のアイロンに多いのですが、『温度が必要以上に高くなる』という特徴があります。
ストレートアイロンの200度以上が良い例です。
日本人と欧米人の髪の毛は強さが全く違いますし、耐えることのできる温度も違います。
日本人の髪の毛は遥かに弱い。ということを頭に入れておかないと、伸ばす時間が短くなって楽だけど髪の毛がどんどん傷む。
ということになってしまうので、ストレートアイロンもストレートアイロンブラシもせいぜい180度が限度。
理想は170度前後で使ってあげたほうが熱のダメージが少なくなります。
今回使ったストレートアイロンブラシ
今回使ったストレートアイロンブラシはコチラ。
シンプル設計なので誰でも使いやすいですよ。
ヤケドしにくいところが一番のメリットですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はストレートアイロンブラシについて紹介させていただきました。
ほんとこの手の奇抜な商品は信用しないのですが、使ってみたら「お、これいいんじゃないか」と感じたので紹介させていただきました。
ストレートアイロンブラシは
- ストレートアイロンだと真っすぐになり過ぎる
- 朝は時間かけたくない
- ブラシのブローは難しくてできない
こんな人に向いていると思います。
ヤケドしにくくて楽だし簡単だし真っすぐになる。
まだまだ知らない人も多いですがきっとこれから流行るんじゃないかなぁと感じますね。