あれ?なんだか頭がカユイな…気が付いたら手で掻いてしまっている。
気付いたら頭皮にニキビ、湿疹、皮がむける!とお悩みではないでしょうか。
顔とは違い目立ちにくい頭皮。
私は昔からニキビになりやすい体質でした。
そして頭皮の皮がめくれてパラパラと大きなフケのようなものが出てくる…
しかしそんな私が、頭皮のニキビは出なくなり、脂漏性皮膚炎の範囲がかなり小さくなった方法を紹介します。
さらに、今も生活で気を付けていることや注意点も合わせてお伝えしますので、同じ頭皮トラブルでお悩みの方はぜひ参考にしてください。
頭皮にできるニキビや湿疹
私の頭にできた頭皮ニキビや湿疹
こちら私の頭にできた頭皮のニキビです。
そしてコチラが脂漏性皮膚炎。
皮がペリペリとめくれ、大きなフケのようになって出てきます。
時には赤みのある湿疹のようになることも。
こんなトラブルだらけの頭皮を
ここまで改善することができました。
皮膚トラブルは体質が関係するので、全員に効果があるとは言い切れません。
しかし、どれもお医者様が提供している情報や皮膚科の先生の話。そして自分自身の体で確認したことばかりです。
頭皮ニキビや脂漏性皮膚炎の原因と対策方法
頭皮ニキビ
皮脂の詰まり
頭皮ニキビの原因1つは、肌にできるニキビと同じようにターンオーバー(肌の生まれ変わり)の異常です。
皮膚再生がスムーズに行われず、角化異常によって皮脂が溜まってしまい、アクネ菌などのが増殖してしまうことによって起きてしまいます。
頭皮は他の部分よりも毛穴が多くあるので、他の部分にニキビはできないのに頭皮にはできてしまう。という方もいます。
肌を清潔に保つことは大切ですが、極端に洗いすぎても逆効果。
乾燥をまねいてしまい、症状を悪化させてしまう可能性もあります。
・シャンプーやコンディショナーをしっかり流す
・洗浄力の高すぎるシャンプーを使わない
・食生活に気を付ける
・睡眠をしっかりととる
・できれば湯船に入る
これらに意識することが皮脂のつまりを防ぐのには大切です。特に頭皮ニキビは”外から”の影響と考えられがちですが、老廃物がニキビになったことも考えられるので、食生活の見直しは重要です。さらに、私は「アレルギー」についても注目しました。
シャンプーのしすぎ
「頭皮に脂があるのが頭皮ニキビによくないんだ!」「不潔だから湿疹ができるんだ!」とシャンプーをし過ぎてしまうのは頭皮ニキビを悪化させる可能性があります。
皮脂というのは、人間の皮膚表面の水分を蒸発させないように出てくる必要なもの。
シャンプーで取りすぎてしまうと、身体が「皮脂が足りない!」と勘違いしてしまい余計に皮脂が多く出てしまいます。
清潔に保つことも大切ですが、洗いすぎには注意しましょう。
シャンプーを選ぶ時、匂いだけで選んでいませんか?
シャンプーのニオイと質の良し悪しは無関係です。
お使いのシャンプーの内容成分の上の方に書かれている界面活性剤の種類を確認してみましょう。
特に
・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸Na
・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
という界面活性剤は良く使われることが多い上に皮脂を取る力の強いシャンプー剤。
油分がなくなり乾燥してしまうと、余計に皮脂が出てくるので、強すぎない洗浄力のシャンプーを選びましょう。
・コカミドプロピルベタイン
・ココイルグルタミン酸~
・ラウロイルメチルアラニン~
といった界面活性剤は安全性が高く洗浄力もマイルドです。
脂っこい食生活
ファーストフードや揚げ物、ラーメンなどなど、油分の多い食事ばかりしてしまうと出てくる皮脂の質が悪くなってしまいます。
余分な皮脂は酸素に触れると酸化し、皮膚を傷つけてしまいます。さらにニキビの原因のアクネ菌のエサにもなります。
バランスのよい食生活を心掛け、緑黄色野菜などからビタミンを摂取することを心掛けましょう。
私も、一人暮らしを始めたばかりのころ、出来合いの揚げ物やファーストフードばかり食べていた時期に肌だけでなく頭皮にも吹き出物と呼ばれるニキビが沢山できていたのを覚えています。
食べ物は体の中にいれるものなので、影響は大きいのです。
揚げ物やスナック菓子など油分の多い食事は、胃腸に負担をかけるだけでなく皮脂の質を悪くしてしまいます。
できるだけ食べないように心がけ、抗酸化作用のある緑黄色野菜を意識して食べるように心がけましょう。
抗酸化作用の高い食事を摂ることで皮膚や頭皮の若返りにもつながります。
糖分の取りすぎ
甘いデザートやお菓子、菓子パンなどに入っている砂糖などの糖質は、体内で吸収されずに余ったものは脂肪に代わってしまいます。
体内に脂肪として蓄えられると肥満に。蓄えられなかった分は老廃物として体内をめぐり、吹き出物につながります。
頭皮の皮膚トラブルが気になる方は特に糖質、砂糖の取りすぎには気を付けましょう。
お菓子類や菓子パンなどもそうですが、飲み物に含まれている糖質の量も気を付けましょう。
100%ジュースや野菜ジュースが体に良いと思っている方が多いですが、海外から原料を輸入する段階で、砂糖を混ぜて作られているものもあります。
キャリーオーバーと呼ばれる制度なのですが、輸入前に原料の段階で混ぜられている添加物に対しては表示義務がないので、”実は”糖分が入っているジュースは多いのです。
他にも甘さのある飲み物が注意。
「砂糖0」の表記で書かれている商品でもアセスルファムKやスクラロースといった合成甘味料で甘さを出しているものもあり、
アセスルファムKは砂糖の200倍の甘さ。スクラロースにいたっては600倍の甘さという成分なので、できるだけ体に入れるのは避けた方が良いでしょう。
脂漏性皮膚炎
マラセチア菌による脂漏性皮膚炎
頭皮に大きなフケやかゆみを覚えたら、脂漏性皮膚炎を疑いましょう。
脂漏性皮膚炎は、遺伝やストレスの他に、マラセチアというカビ(真菌)が大きくかかわっているとされています。
マラセチアは、皮脂をエサにして増えます。
そして皮脂の成分の1つであるトリグリセリドが、マラセチアなど常在菌によって遊離脂肪酸に分解されます。
この遊離脂肪酸が原因で皮膚に刺激が起こり、炎症やかゆみを引き起こすのです。
慢性化することも多いので、皮膚科でまずは診てもらいましょう。
ただ、使用をと途中でやめると再発することなどもあるので、使う場合は必ず医師の指示通りにしましょう。余分な皮脂を減らす方法としては、ビタミンB2やB6の摂取がおススメです。
実際に皮膚科でもビタミン剤を処方されることがあるようです。
どちらも気を付けること
質の良い睡眠時間の確保
忙しい現代社会では難しいかもしれませんが、皮膚のターンオーバーがスムーズに行われる22時~2時の間に睡眠が取れていると、
皮膚トラブルの改善が早くなります。
しかし、勉強、仕事でどうしても早く寝ることができない。という方は少しでも睡眠の質をよくすることを心掛けましょう。
・シャワーではなく湯船に入りリラックスする
・枕のタオルを毎日交換し、常に清潔にする
・脳を休ませるためにもスマートフォンを遅くまで見ない
・手や足をマッサージして全身の血行をよくしてから寝る
などなど睡眠の質を上げることで、ターンオーバーを改善させることができます。
理想はゴールデンタイムと呼ばれる夜10時~深夜2時の間は睡眠についていること。
成長ホルモンが多く分泌される時間帯なので、皮膚のターンオーバーが活性化します。
しかし、最近の研究ではゴールデンタイムに寝ていなくても、「深い眠り」に入ることで成長ホルモンが多く分泌されるという報告もあるので、睡眠の質を高めることも大切です。
特にスマートフォンを深夜までいじっていると、脳が活性化した状態になってしまいます。
できるだけ脳をリラックスさせた状態で睡眠に入る方が理想なので、極力寝る前はいじらないということも質のいい睡眠作りには大切です。
他にもお茶やコーヒーに含まれるカフェインを、寝る6時間前からは飲まない。というのも深い眠りを作るのに大切です。
シャンプーやコンディショナー、トリートメントは良く洗い流す
シャンプーの中に入ってる界面活性剤は汚れを落とすのに必要な成分ですが、長時間皮膚についていると乾燥や刺激を招きます。
他にもコンディショナーやトリートメントの中には「第4界面活性剤」と呼ばれる皮膚に残りやすい成分が使われています。
シャンプー。コンディショナー、トリートメントのすすぎはそれぞれしっかりと洗い流すことを心掛けましょう。
特にコンディショナーやトリートメントが髪の毛に残った方が良いからと少ししか流さない人もいますが、コンディショニング剤はどんなにしっかり流しても髪の毛に残ります。
髪の毛に残りやすい成分を使っているので、しっかり流さないと油分の毛穴のつまりにつながってしまいます。
そしてコンディショナーやトリートメントは頭皮に付かないように使いましょう。
第4界面活性剤という成分が特に頭皮に残りやすいので、ニキビに繋がってしまう可能性があります。
私自身がもっとも効果が高いと感じた方法3つ
注目したのは砂糖とグルテンとシャンプー
以前まで長期間頭皮ニキビと脂漏性皮膚炎に悩まされていました。
ニキビは頭のてっぺんやえりあしを中心に。脂漏性皮膚炎も頭のてっぺんや、生え際を中心に広がっていました。
かゆみで起こされたこともあります。
さんざん悩まされた頭皮ニキビと脂漏性皮膚炎ですが、「食べ物」を見直すことで自分の体に大きな変化がありました。
その中でも特に、「糖質(砂糖)」と「アレルギー(私の場合はグルテン)」に気を付けることで多きく改善しました。
糖質に気を付けると言っても、お米を食べないなど極端なことはしていません。
砂糖を使ったお菓子やパン。他にも甘さのある飲み物。これらをとにかく食べないように、飲まないようにしたところ劇的に頭皮ニキビが少なくなりました。
代表的なものはチョコや生クリームなどですね。
さらに、体質によっては小麦アレルギーを持つ方がいます。
私は朝パンを食べると必ずおなかを下します。
体質によっては、小麦を食べることで小腸にかるい炎症が起き、肌荒れにつながる人もいるのです。
そこで、朝食や小腹が減った時に食べるパンを減らし、バナナやほしいもなどを食べるように心がけました。
甘い物はクセになりやすいので減らすのが大変ですが、必要な糖質はお米などから十分摂取できます。
慣れればダイエットもできて一石二鳥ですよ。
グルテンはラーメン屋パスタ、パン類、揚げ物など身近なもにたくさん使われているので気を付けましょう。
そして、毎日使うシャンプーにも注意しましょう。
洗浄料の強すぎるシャンプーは、乾燥をまねき、結果的にマラセチア菌のエサである皮脂を多く分泌させてしまいます。
それぞれについてはこの後詳しく紹介させていただきます。
プチ断食も効果的
断食と聞くとラマダーン?宗教?なんて思われる方もいるかもしれませんが、断食は体調を整えるのにとても有効な手段。
人間は食べ物を食べると一気に血液が胃腸に巡ります。胃腸の活動を活発化させて食べ物を分解、吸収するのです。
血液の量には限りがあるので、胃腸にいきわたる分他の部分の血液量は減ります。
肌再生力を上げるには血液が必要不可欠。
胃腸に残っている食べ物を減らすことで肌や他の内臓に回る血液の量が増え、体調が改善するのです。
断食は極端な方法だと様々な制限がついて難しい。
そこで気軽にできるプチ断食がおススメです。
色々なやり方はあると思いますが、私は「お腹が減ったな~」という時間を大切にするぐらいにしています。
お腹が減ったということはすくなくても胃にはほとんど食べ物が残っていない状態。
3食以外の間食はしない。どれか1つの食事量を減らす。時々2食にする。
この程度です。
間食の多い人は常に胃腸に血液が回っている状態になるので、肌にはマイナス。
夜もできるだけ空腹状態で寝てあげた方が肌のターンオーバーも活発化しますよ。
一時的に抑える薬に頼りすぎない
頭皮のブツブツ、頭皮ニキビようの塗り薬などは市販でも販売されています。
確かにかゆみを止めたり治りを早くするには有効だと思います。
しかし、頭皮ニキビや脂漏性皮膚炎の治療薬というのは根本からの原因を解決するものではありません。
できたものを直す。モグラたたきのような状態ですね。
本当に考えなければいけないのが、モグラたたきのモグラが出てこない方法です。
頭皮ニキビが再発しなくなる方法を考えなればいけないのではないでしょうか。
「一時的に良くなったから満足」で終わらせるとまた同じことで悩まされてしまいますよ。
もちろん、かゆみによる悪化を防ぐためには有効なのでいい薬だと思います。
私が試してみた改善方法
皮膚科の治療薬
私は自分なりに改善策を考える前に、まず皮膚科に行きました。
脂漏性皮膚炎で処方された薬はコチラの、アンテベートローションというステロイド剤です。
みなさんもまずは必ず皮膚科を受診することをおススメします。
ただステロイドはリバウンドの副作用の可能性がある扱いの難しい薬です。使う時は必ず医師の指示を守ってキチンと付けなければいけません。
私は使ってみた結果、一時的に治りましたが時間とともに再発。
もしかしたら付け方の問題なあったかもしれません。
コラージュフルフル
脂漏性皮膚炎のマラセチア対策として有名なのが、殺菌効果のあるシャンプー、コラージュフルフルで洗う方法です。
ステロイドよりも効き目が穏やかですが、副作用の心配が少なく誰でも簡単に使えます。
私はコラージュフルフルシリーズ3をつを毎日使いましたが改善効果は得られず。
他の方法を試してみることにしました。
まずはシャンプーの質を見直した
私が試して効果を実感できたのが、シャンプーの質を変えたことです。
毎日使うものなので、脱脂しすぎず肌の刺激が少ないもの。そのために使ったのがharuシャンプーというもの。
100%天然由来のノンシリコンシャンプー【haru kurokamiスカルプ】
haruシャンプーを使おうと思った理由は
- とてもマイルドな洗浄成分
- ヘマチンによる抗酸化作用
- シャンプーだけでできるトリートメント
- 刺激性成分がほとんど入っていない
これらが理由です。
マイルドな洗浄成分
みなさんシャンプーを選ぶときに「洗浄成分(界面活性剤)」を気にされたことはありますか?
シャンプーのほとんど(90%)は水と洗浄成分でできています。
シャンプーの質は洗浄成分できまると言っても過言ではありません。
しかし、市販で売られているシャンプーのほとんどが石油系の質のよくない界面活性剤ばかり。
質のよくない界面活性剤は、原価が安いので格安シャンプーに使われやすいのですが、頭の皮脂を取る力(脱脂力)が強すぎるものが多いのです。
脱脂力の強いシャンプーは、必要な油分までとってしまうので乾燥をまねきます。
さらに、皮脂はとればとるほど「皮脂が足りない!出さなきゃ!」という指令が脳からでるので、逆に脂っぽくなってしまう人もいます。
皮脂が出すぎるとマラセチア菌のエサになってしまします。
汚れは取るけど、必要な皮脂は残す。毎日使っても脱脂しすぎない、乾燥させない。
頭皮湿疹にかかわらず、こんなシャンプーが理想なのです。
そしてharuシャンプーに使われている洗浄成分は超高級。
コチラが内容成分。
ココイルグルタミン酸TEA | 安全性が高く保湿力の高い界面活性剤。しっとりとしたうるおいを与え、皮膚刺激が少ない。 |
コカミドDEA | 刺激緩和に使われるほど刺激の少ない洗浄成分。シャンプーの泡立ちを助けてくれる。 |
グリセリン | 化粧品の9割に使われているほど、使われることの多い成分。保湿効果が高く毒性も低いので安全性が高い |
プロパンジオール | 抗菌剤、保湿剤。抗菌効果、防腐効果がある |
ココイルメチルアラニンNa | アミノ酸系洗浄成分の中では洗浄力がある。しっとり洗い上げることができるが材料原価が高いので安いシャンプーではあまり見ない |
ココイルグリシンK | アミノ酸系シャンプーの中でも洗浄力がある。もっちりキメ細かい泡になる |
全体的に高級な材料が多いので安売りできない難点はありますが、リンスやコンディショナーが必要ないほどシャンプーだけでもしっとりするほど保湿力が高いのです。
流した後にギシギシ!とするのではなく、シットリまとまる。シャンプーだけでこれができてしまうほど優秀な洗浄成分なのです。
ヘマチンの抗酸化作用
美容師業界では有名なヘマチンという成分。
髪の毛の補修作用として使われる栄養成分ですが、細胞を傷つけてします活性酸素を除去してくれる効果(抗酸化作用)があります。
活性酸素は老化の原因ともいわれ、人間が生きていくなかで必ず起きてしまうもの。
白髪の原因になったりなど、頭皮にも影響があるのです。
抗酸化作用のある成分で除去できるのですが、シャンプーに入っているのが珍しい成分なのです。
haruシャンプーには白髪、抜け毛、フケ、かゆみ対策としてヘマチンが入っています。毎日シャンプーするだけで頭皮にうれしい効果がたくさんあるのです。
シャンプーだけでできるトリートメント
普通はシャンプーしてからコンディショナーやトリートメントをつけますよね。
しかしharuシャンプーはコンディショナーやトリートメントが必要ありません。(ヒドイ傷みの人は使ってもOK)
普通のシャンプーは脱脂力が強い洗浄成分なので、洗うとパサパサギシギシします。
コンディショナーやトリートメントが必要になりますが、洗浄成分自体の保湿力が高く、洗っても乾燥することがなく栄養成分もたっぷり。
頭皮に何か残るのが気になる人にとっては、コンディショナーやトリートメントがいらない。というのはとてもありがたいのです。
刺激成分がほとんどがはいっていない
普通のシャンプーにはアレルギーや皮膚刺激の原因となる防腐剤やその他の成分が使われています。
しかし、haruシャンプーは無添加にこだわり
合成防腐剤、合成保存料、石油系界面活性剤、合成着色料、合成香料、紫外線吸収剤など全部で10の無添加で作られていて、0とまではいきませんが、皮膚の刺激になりそうな成分を徹底的になくしてあります。
そして人間の体に近い成分でできているアミノ酸系シャンプー。肌の弱い人にとっては特におススメです。
私は合わないシャンプーを使うと翌日ずっと頭がかゆくなります。
そのため、刺激の少ない安全性の高いシャンプーがありがたいのです。
※アミノ酸系シャンプーは皮膚刺激の少ない良いシャンプーですが、流しのこしがあるとかゆみがでやすいので、しっかりとお湯で流しましょう。
患部を掻かない
これは皮膚科でも言われました。「かかないようにしなさい」と。
頭皮湿疹を悪化させてしまう原因のひとつに「つい頭を掻いてしまう」というものがあります。
私の場合、「かゆい!」という感じは強くなかったのですが、なんとなく感じる違和感…
それでついきになって触ってかいてしまう…こんな状態でした。
頭皮などを爪や指でかいてしまうと、雑菌が傷から入りやすくなり炎症が起きやすくなります。
とにかく、かかない、いじらない。ことこそ頭皮湿疹改善への近道です。
砂糖や糖分をひかえる
砂糖の多いお菓子や甘いものをたべると、かゆみが起きやすくなります。
砂糖を大量に食べると
- 腸内環境の悪化
- かゆみの元であるヒスタミンを作るもとになる
- 体でつくられるステロイドを消費してしまう
- 代謝するために、体の中のビタミンやミネラルを使ってしまう
このようなことが体の中で起きます。
特にヒスタミンがかゆみの大元。
湿疹を悪化させて治りを遅くしてしまうので、甘いもの、お菓子、デザートなどはできるだけ控えるようにしましょう。
グルテンの摂取を減らした
糖質の次に注目したのが、グルテン(小麦アレルギー)です。
特に今まで菓子パンを好んで食べることが多く、肌荒れも多くありました。
しかし、甘いものはバナナなど果物。そして添加物の少ない干し芋などで小腹を満たし、ラーメンに行くのを減らしたことで頭皮ニキビがほとんど消えました。
以前のように頭のかゆみで起こされることもありません。
寝坊するぐらいグッスリです。
パンや小麦製品を食べたときにお腹の調子が悪くなる方など、グルテンについて一度気を付けてみてください。
胃腸の状態はそのまま肌荒れに直結します。
アレルギー検査をすると一番よく分かりますよ。
まとめ
今回は実際に経験した頭皮ニキビや頭皮湿疹、脂漏性皮膚炎がたくさん出ていた時期と、できなくなるまでに行ったことや影響が大きかったことなど紹介させていただきました。
あくまで個人的な体験ですが、同じ悩みを持つ方の参考になれば幸いです。
まず手軽にできることは、食事を見直すことです。
普段食べているものをリストアップし、どんなものが多いのか。
それに砂糖やアレルギーになる食べ物はないかなど注視してみましょう。
皮膚に影響がでるまで時間がかかるので、すぐに実感することは出来ないかもしれませんが、身体に良いことばかりなのでぜひ挑戦してみてください。
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