ピンピンっと立ち上がって目立ってしまうアホ毛。
名前もさることながら、なんだかみっともない感じに見えてしまいますよね。
そこで今回は跳ねて飛び出てくるアホ毛を簡単に直す方法と、アホ毛が起きにくくなる方法を現役美容師が紹介します。
誰でも簡単にできる方法なのでぜひ真似してくださいね!
アホ毛を直そう!
アホ毛を出来にくくするには!
アホ毛を起きにくくするには
- 寝る前のヘアケア
- ヘアカットの時に伝える
この2つで起きにくくなります。
それぞれ分かりやすく説明しますね!
すでにできてしまっているアホ毛対策は
すでにできてしまっているアホ毛を直すには
- ドライヤー
- スプレーとコーム
- 保湿クリーム
- ワックス
この4つのどれかを使うことで簡単に直すことができますよ。
アホ毛って何?
アホ毛と言うのは、2つの意味があります。
1、髪の毛のトップにピンピン出てくる毛
例えば
画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/596234438140672319/
画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/596234438140672327/
この写真のように頭のてっぺんにピョンと跳ねたようになる髪の毛のことをアホ毛と呼びます。
トップにでてくるアホ毛のほとんどは、新しく生えている髪の毛です。
髪の毛は、抜けて→成長を繰り返すので、生えている最中の毛が短く立ち上がってしまうのです。
2、髪の毛をまとめた時に出てくる髪の毛
お団子やポニーテールスタイル。髪の毛をまとめるヘアスタイルを作った時に出てくる髪の毛のことも同じくアホ毛と呼びます。
この写真のように、まとめ髪を作った時に後ろに飛び出てくる髪の毛ですね。
まとめ髪の時に出てくる髪の毛は、トップの毛と同じように新しい髪の毛か、
スキバサミで根元から切られ過ぎていることで発生します。
誰でもできるアホ毛が起きにくくなる方法
寝る前のヘアケアでアホ毛をおさえる
アホ毛は髪の毛が静電気を帯びてしまうとできやすくなります。
特に、髪の毛をドライヤーで乾かさない人は要注意。
髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、表面のキューティクルが傷ついてアホ毛ができやすくなります。
まずはしっかりとドライヤーで乾かして寝ること。
そして洗い流さないトリートメントを使ってヘアケアすることで、さらに静電気を防ぐことができます。
洗い流さないトリートメントは乾かす前の濡れた髪の毛に付けましょう。
水分があることで伸びが良くなります。
そしてしっかりドライヤー。
これで朝起きた髪の毛の状態がかなり良くなり、アホ毛も起きにくくなりますよ。
特に冬場はエアコンの影響で髪の毛がフワフワしやすくなります。
保湿をしっかりと行うことを心掛けましょう。
美容師にアホ毛に気を付けてと伝える
カットを担当する美容師に「アホ毛ができないように、すいてほしいのですが」
と伝えると気を付けてくれる。って知っていましたか?
髪の毛をカットする時は普通。真っすぐ切れるハサミを使った後にセニングとよばれるスキバサミで髪の毛を軽くします。
この時に、後ろで結んだ時に髪表面にでてくる部分。
この写真の分け取ってある部分と、トップの髪の毛を根元からすいてしまうとアホ毛ができやすくなります。
「アホ毛ができないように」と言うのを伝えることで気を付けて髪の毛をすいてくれるはずです。
時々、「アホ毛が嫌なので、すかないでください」という方もいますが、髪の毛が重すぎると手入れが大変です。
毛先をすくだけならアホ毛にほとんど影響しないので、少し軽くするだけでもグッと楽になりますよ。
そして、髪の毛は短く切り過ぎてしまうと立ち上がる特徴があります。
産毛と違い、太い髪の毛が立ち上がることになるので抑えるのも大変。
セルフカットで量をすいたりするのも、アホ毛ができやすくなるので気を付けてくださいね。
できてしまったアホ毛を直す方法
ドライヤーを使ってアホ毛を直す
ドライヤーを使ってアホ毛対策ができます。
大切なポイントは「温」→「冷」をつかうこと。
髪の毛は温めたあと、冷やすことで跡やクセを作ることができます。
特にトップに出てくるアホ毛に効果的なのですが、
この写真の様にフワフワとトップにでているアホ毛を
写真のようにドライヤーをあてて温めます。
次に温かいうちに写真のように手のひらで抑えて冷やします。
これによって、冷えた状態での跡がつくので、トップのアホ毛がおさまりますよ。
温めすぎるとすぎるとヤケドするので気を付けてくださいね。
スプレーとコームで抑える
コームと言うのは、クシのこと。
片方が細くなっているコームが100円均一にも売っているので1本あると便利ですよ。
まずは写真の様に、コームにハード系のスプレーを振りかけます。プシュっとクシ全体に。
ツヤ出しスプレーではなく、セット力のあるスプレーの方がアホ毛がまとまります。
次に、スプレーが乾かないうちにコームでアホ毛をとかします。
このように、コームを少し寝せてとかしてもしっかりワックスが付きます。
これで細かいアホ毛は落ちつきますよ。
コームにワックスが残るので、洗っておくと次に使うときスムーズです。
ワックスを使ってアホ毛を直す
アホ毛やピョンピョン飛び出てくる髪の毛をまとめるために作られたワックスがあります。
コチラがアホ毛をまとめるのに便利なワックス。
容器を持ったまま付けることができるので、手が汚れません。
特にこの写真のように、まとめた時のアホ毛に効果的。
まとめた後に、アホ毛に付けます。
トップの髪の毛のアホ毛に使うときは、使いすぎに注意しましょう。
付けすぎてしまうとトップが潰れてバランスが悪くなります。
ストレートパーマや縮毛矯正は効果があるのか
ピンピン飛び出るアホ毛を直すために、ストレートパーマや縮毛矯正をする方もいます。
確かに髪の毛がまっすぐになるのでアホ毛が起きにくくなりますが、
産毛で短い毛が立っているような状態のアホ毛には効果が薄いです。
髪の毛がところどころウネウネしている。それがたくさんあってアホ毛になっている。
こんな状態には縮毛矯正やストレートパーマがよく効きます。
ただし、ストレートパーマは髪の毛のもともとのクセをしっかりと伸ばすほどの力はありません。
パーマを落としたり、全体のボリュームをダウンさせるために使われるパーマなので、しっかりとアホ毛を直したいのであれば縮毛矯正が効果的です。
美容師とよく相談しながら決めましょう。
白髪のアホ毛は染めるが吉
ついつい気になる白髪のアホ毛。
短く切ったり抜いたりする人がいるかと思いますが、
短くなった白髪は黒髪よりも目立ちやすくなります。
半端に残して目立つぐらいなら、白髪染めで一色にした方がアホ毛も目立ちにくくなりますよ。
アホ毛は抜いちゃダメ!
気になるアホ毛…「エイッ!」と抜きたくなる気持ちも分かりますが、
アホ毛は抜いてはいけません。
アホ毛は、成長途中の髪の毛か、短くなって立っているだけの毛です。
これから太くなる髪の毛や、まだしっかりと生えている髪の毛をむりやり抜くことは頭皮環境にとって良くありません。
白髪が気になって抜くクセのある人は薄毛になりやすいです。
抜かずにまとめる。これが一番安全な対策方法なのです。
まとめ
いかがでしょうか。今回はアホ毛ができてしまう原因と、アホ毛を抑える方法を紹介させていただきました。
もう少しネーミングが印象の良い物なら嫌われることがなかったのかもしれませんが、あまり見栄えの良い物とは言えません。
ちょっとした簡単テクニックでまとめることができるので、ぜひトライしてみてください。