散髪用ハサミのおススメは?種類ごとに使い方をプロが紹介

髪の毛を切る時に便利な散髪用のハサミ。

形や大きさが違うので、どんなハサミを選んだらいいかわかりませんよね。

 

そこで今回は、散髪に使えるハサミ種類や使い方。

プロがやっている基本的な髪の切り方などを紹介しますね!

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散髪用のハサミの違いは?

カットバサミタイプ

カットバサミの写真

  • 髪の長さを切る
  • 前髪を切る
  • 枝毛を切る

こんな時に便利なハサミです。

 

カットばさみは、髪の長さを切るのが目的。

プロの間では「カットシザー」「ブラントシザー」などと呼ばれます。

 

髪に対して真横に切ればバッサリと短くなり、縦にハサミを入れれば毛先がなじみます。

 

前髪を切ったり、枝毛を減らしたり。細かい部分のカットが楽になりますよ。

 

カットバサミを選ぶときのポイント

カットバサミを買うときは、できるだけプロ用の形に近いものがおススメです。

 

工作用のハサミは、力がうまく刃先に伝わりません。

根元側に力がかかるので、髪やダンボールを切るのは楽ですが髪を切るのには向いていないのです。

毛がすべって逃げたり、ムリに切ろうとすると髪を傷めてしまいます。

 

髪を切る時は、プロの使っている形に近いものほうが切りやすいです。

親指の力が刃先まで均等に伝わるので、毛先で細かいカットも楽にできます。

スキばさみタイプ

スキばさみの写真

  • 髪の量を減らす
  • 毛先をぼかす

髪の毛の量を減らすのに便利なハサミです。

プロの間では「セニングシザー」と呼ばれます。

スキばさみの刃の写真

クシの目のような刃が付いていて、髪を切っても部分的に逃がす作りになっています。

 

スキばさみは、それぞれ1回切った時に減らす割合が違います。

 

カットバサミは切ると全部切れますよね。そのため100%のスキ率。

 

スキばさみは10~30%。プロ用のものだと70%切れるハサミなど種類がたくさんあります。

慣れない間は少ないスキ率で様子を見ながら切ると失敗しにくいです。

 

スキバサミを選ぶときのポイント

スキばさみも、カットバサミと同じくプロが使う形に近いものがおススメです。

楽に切れるのでカットが簡単です。

 

そして1番大切なのが「スキ率」です。

 

さきほども触れましたが、慣れないうちは10~25%のスキ率がおススメ。

少しずつ減らせるので切りすぎる失敗が起きにくくなります。

 

一番おススメなのは「20%」のスキ率。

 

プロも愛用者の多いスキ率で、切った後自然になじみやすく、しっかり量も取れるので使いやすいですよ。

ネジで開閉のしやすさを調節

ハサミのネジ

カットばさみとスキばさみについているネジは、開閉の時の開きやすさを調節するためにあります。

ゆるすぎると刃がかみ合わず、髪を切りにくい。

しかし、硬すぎると開きにくい。

 

ハサミを開閉して確かめながらちょうどいいネジの締まりを見つけましょう。

ちょうどいいハサミのネジ締まり

この写真のようにハサミをもち、パッと離します。

自然に閉じたときに、刃先に隙間が少しできるぐらいがちょうどいいネジ加減です。

使っているとゆるんでくることもあるので、少しずつ調節しましょう。

 

今回はコチラ↑のハサミセットを買いました。

スキ率は20~25%とちょうどいいです。

髪止めのクリップ、クシ、ハサミを拭く布などついてきて便利。

 

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散髪用ハサミの使い方

持ち方の基本

散髪用に使うハサミは、工作に使うハサミと持ち方が違います。

散髪ハサミの正しい持ち方の写真

この写真の持ちか方が正しい持ち方。

薬指は第1~第2関節の間にハサミを置きます。

散髪ハサミの間違った持ち方

この写真のように、薬指の奥まで入れてしまうのは間違った持ち方。

開閉するのに、親指をムリに曲げることになります。

散髪ハサミの正しい持ち方親指のかけかたの写真

薬指の位置に注意しながら、親指を引っ掛けます。

親指はリングに浅く引っ掛けるだけ。散髪ハサミの間違った親指の入れ方の写真

この写真のように、親指の奥まで入れてしまうと開閉しにくくなります。

散髪ハサミの正しい開き方の写真

開閉の時も、親指を浅く引っ掛けたまま開くと、ムリな力かからず髪を切れます。

 

ただ、「正しい持ち方」はあくまでプロ向けの基本。

厳密に守らなくても十分髪は切れますよ。

カットバサミで長さを調整

まずは、髪の毛の長さをカットバサミで切りましょう。

スキばさみで少し短くなることも考え、5センチ切る目的なら4センチ切る。といったように少し長めに切るのが失敗しにくいポイントです。

真っ直ぐに切った髪

切る時に、この写真のように髪の毛を真横に切ってしまうと、真っすぐな髪のラインが残ってしまいます。

ギザギザに切った髪

この写真のように、髪の毛に対して縦に近い斜めに切る「チョップカット」という技法で切ると、毛先が自然になじみますよ。

ギザギザに切るイメージです。

前髪を切る時は細かいギザギザカット

前髪をギザギザに切る写真

前髪を切る時は、小さいギザギザを意識して切るようにしましょう。

まっすぐ真横に切ってしまうと「パツン」というラインがそのまま残ってしまいます。

 

印象を大きく変える部分なので、慎重に少しずつ長さを確認しながら切りましょう。

スキばさみはずらして切る

全体の長さを切り終えたら、髪の量を調節しましょう。

使い時の大切なポイントは、同じ位置ではなくずらしながら切ること。

同じ場所をスキばさみで繰り返し切っている写真

たとえばこの写真のように、同じ場所で繰り返し髪をすいたとします。

毛先だけ細くなった髪の毛束の写真

するとこのように、根元は重たく毛先だけは軽い不自然な髪になってしまいます。

 

できるだけ自然に仕上げるためにも、

ずらしてスキばさみで切る写真

この写真のように、1回の開閉をずらしながら切ると

自然に量を減らした髪

このように、自然な仕上がりで量を減らせますよ。

 

スキばさみは少しずつ分けとって使おう

スキばさみで髪の量を減らすときは、たくさんの髪を一気に切ろうとするのではなく、指で少しずつ分けながら切ると自然になじみます。

たくさん分けとった髪

この写真のように、たくさんの量を一気に切ってしまうと、ムラができやすく失敗しやすいです。

少量わけた髪

この写真のように、少しわけ取ってすく。を繰り返すとうまく切れますよ。

髪の表面はすきすぎない

メンズカットなど、短い髪の毛はさほど気にする必要ありませんが、セミロング~ロングヘアの髪を切る時は髪の表面をすかないように気を付けましょう。

 

美容師にも時々やってしまう人がいる失敗です。

髪表面を根元からすいている写真

この写真のように、髪表面の根元から髪をすいてしまうと、

短い髪の毛ができてしまった写真

 

黄色の〇で囲った部分に短い髪ができてしまい。ピョンピョンはねやすくなります。

髪表面の毛先だけすく写真

髪の表面だけは、この写真のように毛先だけすくようにしましょう。

短い髪が出てくる失敗を防げますよ。

 

全体の長さを切る時はプロにまかせよう

  • 前髪を少し切る
  • 毛先の枝毛を切る
  • 量を軽くする
  • 伸びてきたツーブロックの刈り上げを刈りなおす(バリカン)

こんな時にセルフカットは便利です。

 

しかし全体の長さや雰囲気を変えたり、前髪が今までながかったのを短く作ったりなど大幅なスタイルチェンジはプロの美容師か理容師にまかせましょう。

 

私は美容師歴17年ほどになりますが、「本格的なカットはきちんと勉強しないとムリだ」と日々感じています。

 

ガタガタになったり、すきすぎて薄くなってしまうと、プロでも直すのに時間がかかることもあるので切りすぎには注意してくださいね。

 

使い終わったら、布やティッシュでキレイにしよう

散髪ハサミはステンレス製でさびにくいとはいえ、雑に扱うとあっという間に切れ味が悪くなります。

 

とくに水分を残さないように、キレイに拭き取ってから保管しておくと次回も気持ちよく使えますよ。

散髪ハサミのセットの中には、ハサミを拭く用のアイテムが付いくるのもあります。

 

髪は切っても紙を切らない!

散髪用のハサミは、とても繊細な刃物です。

切れ味をよくするために、薄く丁寧に作られているので髪以外のものを切るとあっという間に切れ味が悪くなります。

 

「良く切れる~」と散髪以外に使ってしまうと、刃こぼれの原因になります。

髪は切っても紙を切らないように気をつけてくださいね。
(ちょっと上手いコト言った…?ドヤ)

 

まとめ

  • カットバサミでは長さを切る時に便利。プロが使う形に近いものを選ぶと切りやすい!
  • スキばさみは量を減らすのに便利。ハサミによってすき率(量を減らす割合)が違うので、多すぎないものを選ぼう。おススメは20%のすき率
  • カットバサミで長さを切ってからスキばさみで量を減らす。が基本的な流れ。
  • 髪を切る時もすく時も少しずつ!
  • バッサリ切ってスタイルを変える時は、プロに任せよう

 

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