「ケアブリーチ」という名前を聞いたことがありますか?
結論から言うと、ケアブリーチはダメージを抑えながら明るくできるブリーチですが、「傷まない」わけではありません。正しく理解したうえで使うことが大切です。
このページでは、ケアブリーチとは何か・普通のブリーチとどう違うのかを、実際に6回ブリーチして比較した写真を使いながら説明します。
このページでは
- ケアブリーチとは何か・傷まないのか?
- ケアブリーチの種類
- 普通のブリーチとのダメージ比較(実験あり)
- ケアブリーチで予約する方法と料金
などがわかります。
目次
ケアブリーチとはどんなもの?
わかりやすく説明すると
ケアブリーチとは、ブリーチにケア成分を加えることで髪への負担を抑えながら明るくできるブリーチのことです。
通常のブリーチを繰り返すと、ダメージが限界を超えて髪がチリチリになったりゴム状になったりします。
私自身も以前、6回ブリーチしたときに髪がボロボロになった経験があります。
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この写真の状態です。濡らすとゴムのようになり、ドライヤーで乾かすだけで毛先がちぎれる…という髪の限界でした(笑)
ケアブリーチを使うことで、こういった限界ダメージを防ぐことができます。
ケアブリーチには種類がある
「ケアブリーチ」というメニュー名は統一されていて、使う薬や方法はサロンによってバラバラです。代表的なものを紹介します。
オラプレックス(Olaplex)
アメリカ発の世界的に有名なボンドメーカー。ブリーチ中に切れた髪の結合を補修・再構築する成分が含まれていて、世界中のサロンで使われています。ダメージ軽減効果の高さで非常に評価が高い製品です。
ファイバープレックス(シュワルツコフ)
髪にある4つの結合(ペプチド結合・シスチン結合・イオン結合・水素結合)を守りながら施術できるブリーチ剤。配合されているジカルボン酸が結合を守り、マグネシウムイオンが結合を再構築します。日本のサロンでよく使われているケアブリーチです。
ブリーチサプリ
既存のブリーチに混ぜて使うケア剤。頭皮や手へのピリピリ感など刺激を和らげる効果があります。ただし、通常ブリーチより明るくなりにくくなるというデメリットがあります。
ケアブリーチは「傷まない」わけではない
ケアブリーチが「傷まない」と言われる理由は、結合を補修・保護する仕組みにあります。

健康な髪はこのように結合がしっかりつながっています。

ブリーチでダメージを受けると結合が緩みはじめ…

限界を超えると結合が切れてしまい、元には戻りません。

ケアブリーチはこの結合を補修・つなぎ止めることで、切れにくい状態を保ちます。
ただし「傷まない」ではなく「傷みにくい」。髪を傷つけること自体は変わらないので、ホームケアを怠るとダメージは出てきます。
ケアブリーチのデメリット
- 普通のブリーチより少し明るくなりにくい
- 料金が高くなる
ケア成分がブリーチのパワーを若干抑えるため、1回あたりの明るさは通常より控えめになります。ホワイトブリーチなど何度も繰り返す場合は、少し余分に回数がかかることも。
また、オラプレックスやファイバープレックスは高級な薬剤なため、材料費がプラスされ料金は上がります。
普通のブリーチとケアブリーチを比べてみた
同じ髪の毛で普通のブリーチとケアブリーチ(ファイバープレックス)を1回・3回・6回繰り返して傷み方を比較しました。

ケアブリーチ側:ファイバープレックス(オレンジのゴム)

普通のブリーチ側:アリミノのブリーチ(黒いゴム)


それぞれ50分放置して比較します。
一人目
1回目

上が普通のブリーチ、下がケアブリーチ。ケアブリーチはやや暗め。1回目は手触りや見た目に大きな差はありません。
3回目

明るさの差はほぼなくなりました。触ると普通のブリーチ側がややゴワゴワと硬くなっています。
6回目

普通のブリーチは傷みすぎて水を吸い込む状態(親水性が高くなる)に。乾くのも遅い。ケアブリーチ側は水をはじく力が残っていて、明らかに質感が違います。
二人目
1回目

普通のブリーチは1回目からすでに髪がうねり始めました。ケアブリーチは形を保ったまま色だけ抜けています。
3回目

普通のブリーチは髪が細かい束になりガビガビに。ケアブリーチはまだサラサラした質感を保っています。
6回目

差は歴然。普通のブリーチは私の髪がちぎれた時と同じ状態(笑)。ケアブリーチは「髪の毛」としての形をキープしています。繰り返すなら絶対ケアブリーチですね。
比較してわかったこと
- 繰り返した時の質感の差がとても大きい
- 普通のブリーチよりやや明るくなりにくいが、3回目以降はほぼ差がなくなる
- 傷みやすい髪質ほど差がはっきり出る
- 傷まないわけではないので、ホームケアは必須
個人的には、たとえ1回のブリーチでもケアブリーチをおすすめします。染めた直後は違いを感じなくても、半年・1年後の髪の状態が変わってきます。長い目で見てキレイな髪をキープするためにも、最初からダメージの少ない方法を選ぶほうが絶対にいいです。
ケアブリーチをしてもパーマは難しくなる
ケアブリーチを使っても、ブリーチ後のパーマが難しくなる点は変わりません。ブリーチによってパーマに必要なタンパク質(シスチン結合)が削られることは、ケアブリーチでも避けられないからです。
ただし、ケアブリーチで髪の状態を保つことで、通常ブリーチよりパーマへの影響を抑えられる可能性はあります。将来パーマも考えているなら、最初からケアブリーチを選ぶ理由がひとつ増えますね。
ケアブリーチはどうやって予約するの?
一番手っ取り早いのは美容室に電話して「ケアブリーチはできますか?」と聞くことですが、電話が苦手な方にはホットペッパービューティーがおすすめ。
地域を選んでクーポン検索に「ケアブリーチ」「ファイバープレックス」「オラプレックス」「ブリーチサプリ」などで検索すると、対応しているサロンが見つかります。

画像引用元:ホットペッパービューティー
料金はどのくらい?
使う薬剤によってサロンごとにバラバラですが、普通のブリーチより高くなることはほぼ間違いありません。材料費がかかる分、上乗せされます。
予約時に「大体いくらくらいになりますか?」と事前に確認しておくと安心です。
まとめ
- ケアブリーチは「傷まない」ではなく「傷みにくい」ブリーチ
- 代表的な種類はオラプレックス・ファイバープレックス・ブリーチサプリ
- 繰り返すほど普通のブリーチとの差が大きくなる
- 1回のブリーチでもケアブリーチを選ぶのがおすすめ
- ケアブリーチを使ってもブリーチ後のパーマは難しくなる点は変わらない(ただし通常ブリーチよりは影響を抑えられる可能性あり)
ブリーチを繰り返したい方、できるだけ髪を傷めたくない方には本当におすすめできるメニューです。半年〜1年後の髪の状態が変わりますよ。




