ココイルグルタミン酸2Naとは?安全性や成分の特徴

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このページでは、陰イオン界面活性剤のココイルグルタミン酸2Naについて紹介します。

ココイルグルタミン酸2Naとは

化粧品成分表示名称はココイルグルタミン酸2Na、医薬部外品では、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウムと表示されます。

ココイルグルタミン酸に2つナトリウム塩が融合した弱酸性の物質です。

酸性アミノ酸の中のグルタミン酸と、ヤシ油から得られる脂肪酸の塩化物との化学反応で得られます。

成分の特徴

ココイルグルタミン酸2Naに含まれる酸性アミノ酸の中のグルタミン酸は、肌と同じ弱酸性で低刺激であることが特徴。

シャンプーをはじめとしてボディーソープ、洗顔料にも広く使われている成分です。

 

特に、アミノ酸系洗浄成分の中で皮脂汚れに対して高い洗浄力を持っています。

 

一般的に洗浄力が強い界面活性剤は肌への刺激や負担が大きくなりますが、ココイルグルタミン酸2Naは比較的少ない刺激で高い洗浄力を発揮します。

 

「低刺激でしっかり汚れを落としたい」

こんな人にピッタリの洗浄成分です。

 

強い洗浄力として代表的な高級アルコール系界面活性剤や石鹸系界面活性剤は、スッキリ洗いあげますがパサつきやすく乾燥肌の人やバリア機能が低下した頭皮には刺激の強い成分です。

 

しかしココイルグルタミン酸2Naは、しっとり洗い上げるのが特徴。

皮膚の刺激を感じやすい方でも安心して使うことができます。

 

硬水でも起泡力が高いので、海外旅行で軟水以外の地域でもしっかり泡立つ特徴もあります。

安全性は?

皮膚刺激性はほとんどなしとされてます。

具体的には25%以下のココイルグルタミン酸2Na溶液を使用して動物実験を行ったところ非刺激性に分類されました。

しかし、濃度を28%に上げてからの動物実験ではココイルグルタミン酸2Naは弱い刺激物として分類されました。

眼刺激性については、5%以上の濃度では軽度の眼刺激性を有することがわかっています。

 

ココイルグルタミン酸2Naに限ったことではありませんが、シャンプー等が目に入った場合はすぐに水で洗い流しましょう。

 

皮膚感作性(アレルギー)については動物実験と人間実験どちらにおいても皮膚感作性(アレルギー)がほとんどないということがわかっています。

 

この結果から安全性の高い成分であるということがわかります。

 

髪への影響は?

ココイルグルタミン酸2Naは陰イオン界面活性剤の中でも、毛髪の表面を覆っているキューティクルへの剥離性が弱い成分です。

そのため髪へのダメージが少ないこともわかっています。

キューティクルは髪の水分やたんぱく質が失われることを防ぐ大事なもの。

キレイなキューティクルを守ることは髪のツヤの維持にも大切です。

 

ココイルグルタミン酸2Naは、環境中の微生物・酵素の働きによって最終的に無害な物質まで分解される性質です。

環境への負担が少ないのも嬉しいですね。

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