メンズ社会人の許されヘアカラー5選と簡単似合わせ方法

社会人としてのマナーやイメージを保ちつつ、魅力的でオシャレなヘアスタイルを手に入れたいと思っている男性は多いハズ!

そこで今回は、社会人におすすめのメンズヘアカラーについてご紹介します。

  • おススメのヘアカラー色
  • どんな色だと許されているのか
  • 似合う髪色が一瞬で分かる方法
  • ヘアカラーのトラブルや失敗例
  • ヘアカラーの頻度
  • 市販のヘアカラーを選ぶときのポイント

などなど現役美容師として知識と経験をフル動員して紹介します!

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メンズ社会人におススメヘアカラー5選

ブラックカラー

男性社会人黒髪2画像引用元:https://www.beauty-box.jp/style/business/ma_nak001-2/

男性社会人黒髪画像引用元:https://www.beauty-box.jp/style/business/ma3011/

☆明るさトーンレベル(3~4)

日本人にとってはもっとも基本的な髪色ですね。

「わざわざ黒く染めるの?」と思われがちですが、地毛が明るい人や、白髪染めなどでも人気の高い色ですよ♪

 

ブラックカラーの特徴

  • 清潔感があり、ビジネスシーンに合わせやすい
  • 肌色を明るく見せる効果がある
  • 濃い色なので白髪がシッカリ隠れる、染まる

 

ダークブラウン

メンズ社会人ダークブラウン画像引用元:https://www.beauty-box.jp/style/business/akst05010/

メンズ社会人ダークブラウン2画像引用元:https://www.beauty-box.jp/style/business/oce087/

☆明るさトーンレベル(6~7)

「少し染めた?」という印象の明るさのヘアカラー。

「明るい髪色がダメ」という職場でも、ダークブラウンまでなら許されているところが多いようですね。

 

自然に明るい髪色なので、フォーマルな場にも合いやすい。

「髪が黒すぎて重く見えてしまう」という方にはおススメのヘアカラーです。

 

ダークブラウンの特徴

  • 柔らかい印象を与える
  • 自然な色味なので、ビジネスシーンでも浮きにくい
  • トレンドに左右されず、長く使える

グレー

メンズ社会人グレーカラー画像引用元:https://beauty.yahoo.co.jp/stylist/9261/hairstyle/158427

メンズ社会人グレーカラー画像引用元:https://beauty.yahoo.co.jp/stylist/41641/hairstyle/709708

白髪が気になる人に特におススメの髪色。

白髪が目立ってしまう理由は、黒の中に真っ白という色の差です。

白髪をグレーにすると、黒の中に灰色になるので、色の差(コントラスト)が少なくなり目立ちにくくなります。

 

うっすら灰色にするだけでも雰囲気を変えられますよ!

 

グレーの特徴
・オシャレで個性的な印象を与える
・年齢を問わず、幅広い層に人気がある
・髪質や肌色を問わず使える

 

アッシュ

メンズ社会人アッシュ画像引用元:https://www.beauty-box.jp/style/business/ma1080/

メンズ社会人アッシュ2画像引用元:https://www.beauty-box.jp/style/business/akrosbiz104/

男女問わず人気のアッシュ。「灰色」というイメージを持たれがちですが、ブリーチしていない髪の毛に染めても「赤みのないブラウン」になります。

髪の毛は赤みが少なくなると軽く見えます。「重く見られがち」という方はぜひアッシュカラーに挑戦してみてください!

アッシュの特徴
・髪の赤みが抑えられて、軽い印象に
・ブラウンで染めるよりもややあか抜けた雰囲気になる
・肌質によっては、肌を明るく見せる効果がある

 

ベージュ

メンズ社会人ベージュ画像引用元:https://www.beauty-box.jp/style/business/mat1105/

メンズ社会人ベージュ2画像引用元:https://www.beauty-box.jp/style/business/bel387/

アッシュよりもくすみ感が少なく、やわらかい印象のベージュ系ヘアカラー。

色のキツさがほとんどないのでやわらかい印象に。ダークブラウンと同じように、色々なビジネスシーンに溶け込むオールマイティーなヘアカラーです。

 

  • 雰囲気が自然
  • 暗めか明るめかで印象を変えられる
  • 色落ちしても色の変化が出にくい

 

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まずは確認!会社で許されるヘアカラーの明るさ

社会人のメンズヘアカラーで一番最初に確認しなければいけないのは、「色」ではなく「明るさ」です。

 

髪を染めて「怒られた!」などトラブルは、「何色か」よりも圧倒的に明るさにチェックが入ることがほとんどだからです。

 

お客様の話を伺っていると、会社ごとに「7番までの明るさ」や「6番まで」といった番号による指定があるようです。

 

この番号というのは、日本ヘアカラー協会の定めた「レベルスケール」という髪の明るさを番号にしたものです。

(※中には毛束が用意されていて、会社独自の基準もあるようなので確認してみましょう)

カラースケールの写真

7番は、ほんのり明るい茶色。6番は濃いこげ茶という感じです。

 

明るさ選びで注意してほしいのは、市販のヘアカラーの箱に書いてる数字は参考にしてはいけないということ。

ブローネ泡カラーヘアカラーのチャート画像引用元:Amazon

例えば、コチラの写真のようにヘアカラーの箱に書いてある数字は、ヘアカラーを作った会社独自のものでありヘアカラー協会共通の明るさではありません。

 

「7番まで許されているから7番って書いてある色で染めよ~!」で「全然違うじゃん!」が起きてしまいます。

 

「6番」や「7番」といったヘアカラーの明るさ基準は、美容師さんに伝えると同じヘアカラー協会の基準なので理解してくれますよ。

 

ヘアカラーのレベルごとの明るさの印象が知りたい方は、

ヘアカラーのレベルやトーンを美容師が写真で紹介!思い通りの色になるコツ

に、わかりやすくまとめてあるので合わせて参考にしてください。

迷ったらおススメブラウンやベージュ系

社会人がヘアカラーする時は、ビジネスシーンに合わせることが大切です。

 

特にフォーマルな服装が求められる職場では、カジュアルな髪色にしてしまうと浮いてしまう、スーツに似合わない。なんてことが起きてしまいます。

 

スーツは、グレー、ブラック、ネイビーなどモノトーンや暗めの色がほとんど。

そこに真っ赤な髪やピンク、緑髪などは違和感が強いですよね。

スーツの男性黒髪と赤髪のイラスト

こんな感じ。

 

スーツに合うか分からないし怖いな~と迷ったら、ベージュやブラウン系であれば、普段着る服装に合わせやすいですよ。

(スーツ以外の私服にも似合いやすいです)

スーツの男性こげ茶髪色のイラスト

このイラストのようなイメージなので、赤髪のようにカジュアルすぎません。

 

さきほどおススメ色としてアッシュの色味も紹介しましたが、アッシュ系カラーは黒髪や茶色の髪の毛に染めても「赤みの少ない茶色」になります。

「髪を染めるとオレンジっぽくなる」という方は、もともと赤みの強い髪質なので、アッシュもキレイに染まります。

 

ただし、ブリーチしてある髪の毛にアッシュを染めると、そのまま灰色が出てしまうので注意してくださいね。

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似合う色や明るさは、肌の色と目の色で一瞬判定!

ヘアカラーの色見本

難しいと思われがちな、自分に似合う髪の明るさや色の判断。

実は一瞬でできる方法があります。

専門的なパーソナルカラー診断とまではいきませんが、実際にプロの現場でも使われる判別方法ですよ。

 

それは、自分の目の眼球の色と肌の色で判断するというもの。

 

ザックリですが、色白の人はブルーベース、肌の色が濃く、健康的な肌の人はイエローベースと考えます。

色白と色黒の男性

肌がブルーベース(色白さんなど、頬の赤みが目立ちやすい人など)オレンジやレッドなどの暖色系
肌がイエローベース(色黒さんなど血色の良い人)アッシュやグレーなどの寒色系

イエローベースの方は、アッシュなどの寒色系ヘアカラーで染めると、より健康的な印象になります。

逆に、色白さんなどのブルーベースの方が寒色系で髪を染めると、髪のくすみに肌色が負けてしまい、顔までくすんで見えてしまうことがあるので注意が必要です。

色白と色黒の男性にアッシュのイラスト

このイラストを見ると、イエローベースの人の方がより健康的な髪色に見えますね。

 

ブルーベースの人は、赤みが映えやすい人。レッド、ピンクなどの赤み系ヘアカラーが、より肌の色を健康的に見せてくれます。

逆に、イエローベースの人が強い赤味で染めてしまうと、肌の色味とケンカしてしまい、持ち前の健康的な印象が活かせないことがあります。

色白と色黒の男性にピンク髪のイラスト

このイラストは濃いめのピンクですが、ブルーベースの人は肌色が良く見えますね。

 

瞳の色が明るい明るい髪色が似合いやすい
瞳の色が黒い暗めの色が似合いやすい

瞳の色は髪の明るさを決めるのに役立ちます。

 

例えば、瞳の色が明るい人は、明るい髪色にしても目の色となじみが良く、似合いやすいのが特徴。

わかりやすいのは、欧米の方など目の色が明るく、ブルーやグリーンの人にブロンドヘアはとてもよく似合っていますよね。

外国人の男性と日本人の男性のイラスト

日本人やアジア人の場合、欧米の方ほど目の色が明るい人は少ないですが、同じような原理で、瞳が明るい人は明るいブラウン、ブリーチして明るい髪色にしても違和感が少なく似合いやすいのです。

目が明るい男性と黒い男性の髪

逆に瞳の色が真っ黒や暗い人は、ダークトーンの髪色が似合います。

濃いこげ茶や、ブルーブラックなどなど。

逆に、目の黒い人が明るい髪色にする時は、瞳や眉毛の暗さと、髪の明るさがアンバランスになり違和感が出やすいので注意が必要です。

目が黒い男性が金髪

悪くはないんですけどね…

市販のヘアカラーでおススメは?

市販のヘアカラーで染める場合、必ず「ダーク○○」という色を選びましょう。

ダークブラウン、ダークアッシュなどなど。

 

先ほどもお伝えしましたが、社会人ヘアカラーで一番トラブルになる原因は明るさです。

明るさのトラブルを防ぐためにもダーク系ヘアカラーを選んで、「暗めだけど染まっている髪色」を目指すことがおススメです。

コチラがダーク系ブラックカラー。暗めのブラウンです。

髪質によっては明るくなることもあるので、心配な方はこれから次の方法を試してみてください。

 

それは、白髪がある、ないに関わらず、白髪染めで染めるという方法です。

白髪染めと普通のヘアカラーの違いは、色素が濃いかどうかです。

色素が濃いので、良くも悪くも暗めの染め上がりになります。

 

一方社会人ヘアカラーは明るくなりすぎると困る。

 

白髪染めなら「なんとなく染まっているけど暗めだから目立ちにくい」という絶妙な色が作れてしまうのです。

 

コチラが暗めのダークブラウン。

 


コチラは暗めのアッシュブラウンです。

 


女性の髪ですが色はアッシュブラウン。

コチラのパッケージには「6」や「6A」という明るさの番号が書いてありますが、ヘアカラー協会のものではないので商品パッケージの裏を参考にしましょう。

 

白髪を染めたいのであれば25~30分ほどしっかりと時間を置かなければいけませんが、白髪染め目的でないのでなければ15~20分ほどの放置時間がおススメです。

白髪染めの「ブラック」を使うと本当に真っ黒になってしまうので気を付けてくださいね。

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ヘアカラーの種類はどれを使えばいいの?

カラー剤には、

  • ヘアカラー剤(アルカリカラー)
  • ヘアマニキュア
  • カラートリートメント
  • カラーシャンプー

などがあります。

一般的に売られている市販のヘアカラー剤は、アルカリカラーといって、髪の色を明るくしたり色を変えられます。

(※さきほどおススメとして紹介させていただいた市販ヘアカラーもアルカリカラーです)

 

一方、ヘアマニキュアやカラートリートメント、カラーシャンプーは、髪にダメージが少ないため、繰り返し使用できます。

ただ、髪色を明るくすることができないので、黒髪に使っても黒髪のままです。

 

髪色を今よりも明るくしたいアルカリカラー
今の髪の毛が明るいから暗くしたいアルカリカラー
ヘアマニキュア
カラートリートメント
染めた色が長持ちするようにヘアケアしたいカラートリートメント
カラーシャンプー

このような使い方をしましょう。

ブリーチで失敗談!色落ちが早すぎる

男性のカッコいいヘアカラーとして紹介されるスタイルの中には、細くブリーチをするハイライトや、透明感のある髪色に染めるブリーチカラーがあります。

 

見た目にもオシャレで憧れる気持ちも分かりますが、会社の規定が厳しい人には絶対におススメしません。

私のお客様の中にも「少しなら目立たないかなと思ってハイライトを入れたら、すぐに色が落ちて怒られた」という方がいらっしゃいました。

メンズハイライトカラー

画像引用元:https://minimodel.jp/r/0CvkOru/photo?photo_id=Ffcp4ZHNQQviJPwK2aJz0IvhfwdWEert&from=catalogue

コチラがハイライト。

ブリーチメンズヘアカラー画像引用元:https://beauty.yahoo.co.jp/stylist/33596/hairstyle/723128

コチラがブリーチした髪色。

と~~ってもカッコいいのですが、ブリーチで色を抜いた髪はあっという間に色落ちします。

たとえ黒染めをしたとしても色抜けが早く、繰り返し染め直しが必要になるほど。

 

ヘアカラーに厳しい会社であれば、「ブリーチしてから暗く染めればいいや」ではなく、そもそもブリーチを使わないのが無難ですね。

ヘアカラーはどのくらいの頻度で染めればいいの?

「ヘアカラーの頻度はどれくらいがいいの?」とお客様によく聞かれますが、おおよその目安は2ヵ月前後です。

 

2ヵ月ほどすると、根本の黒い地毛が伸びてきてしまいますし、毛先も色が抜けて少し明るくなります。

 

白髪染めの場合は、少し短い1~2ヵ月前後の人が多いです。

根元の白髪が目立ってきたタイミングで染める人が多いようですね。

 

とはえ、明確な決まりはなので、個人的には「気になったら」でいいのではないかと思います。

 

私のお客様には、一度染めて、生え変わるまで1年近くヘアカラーは放置、全部黒くなったらまた染める。
を繰り返されている方もいます。

 

髪色によっては、放って置きすぎると「だらしない」という目で見られてしまうこともあるのでその点だけ頭に入れておくとイイのではないでしょうか。

大切な清潔感が失われてしまいます。

まとめ

ビジネスマンの男性のヘアカラーで大切なのは、ビジネスシーンや会社の規定に合わせること。

明るすぎなどのトラブルになって「あっという間に黒染め」ではもったいなさ過ぎます。

 

染める色のおススメは、カジュアルすぎないナチュラルなブラウンやベージュです。

赤みが気になる方はアッシュもおススメ。

 

市販のヘアカラーで染めるときは、白髪の有無に関わらず、白髪染めを使うのも一つの手です。

暗いけど色が染まっているといった絶妙な色を作りやすいですよ。

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