バイタリズムスカルプケアシャンプーはズバリこんなシャンプー
アミノ酸系のシャンプーだが、しっかりとした洗浄力があるので名前のとおり男性向け。
もちろん女性が使っても問題なし。
発毛剤「リアップ」に使われるミノキシジルとよく似た成分であるピロリジニルジアミノピリミジンオキシドを配合している珍しいシャンプー。
男性ホルモンが、抜け毛ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されてしまう原因であるαリダクターゼを抑制する効果があるので、抜け毛予防に効果が期待できる。
髪の補修成分の他にも、頭皮にたいしてのケア成分が多い特徴的なシャンプー。
欠点をあげるとするなら、主成分の洗浄力が強いので、乾燥しやすい人は洗いすぎに注意。
特に女性の方など髪の長い人は、コンディショナーなどでしっかり髪に潤いを与えましょう。
オイリータイプの男性には特におススメできるシャンプーです。
バイタリズムスカルプケアシャンプーの口コミは?
独自に調査しました
バイタリズムシャンプーの口コミを調べてるため、TwitterやInstagramを調べてみましたが、商品紹介ばかりで使った髪の画像が少ない!
ということで、独自にバイタリズムシャンプーを使っている方にレビューをお願いしました。
コチラはバイタリズムシャンプーを使って乾かした男性と女性の髪です。
男性の髪はベタつきもなくフンワリ軽い印象の髪に。しっかりと脂が取れている証拠。
そして女性の髪にはツヤが出てキレイ。これは頭皮と髪にイイ補修成分の効果です。(専用コンディショナーも含む)
独自アンケート
実際にバイタリズムシャンプーを使った(写真の)方にアンケートを取りました。
ニオイ | いいニオイ? | ☆☆☆☆★ |
ニオイは強い? | ☆☆☆★★(強いと☆5) | |
どんな風に感じる? | 柑橘系にハーブを混ぜたような感じでしょうか。メンズ用なのでメントールっぽさがあります。 使い始めたころはこのメントールに違和感がありましたが、今は気にならなくなり、いい匂いだな~と感じます。 洗うときは強く香り、乾燥後はほぼ香りません。慣れてしまったからなのかもしれませんが…。 | |
洗ったあとの手触(コンディショナーなし | 触った感じはイイ? | ☆☆☆☆★ |
サラサラする? | ☆☆☆☆☆ | |
ツヤは出る? | ☆☆☆☆★ | |
価格 | コスパは良いと感じる? | ☆☆☆☆☆ |
使った感想 | 主人のハゲ防止に以前からスカルプケアシャンプーを使っていましたが、以前使用のものが値上がりしてしまったため、こちらに乗り換えました。 泡立ちが良く、洗浄力も高く、発毛成分配合なので使っているだけでスカルプケアと育毛ができます。 香りも品質もいいので私も一緒に使用しています。 ネットなどでで手軽に購入でき、容量も500mlボトルがあるので二ヵ月もって、価格もサロン系にしては低いので、コスパがすごくいいシャンプーです。 気分を変えたくなるまで、しばらくはこのシャンプー一択です。 |
実際に使った方の感想もかなりの高評価。
育毛系シャンプーで使用感がいいのは嬉しいですね。
どうしてMEN(男性用)とWOMEN(女性用)に分かれているの?
バイタリズムシャンプーが男性用と女性用に分かれている一番の理由は、洗浄力の違いです。
「ココイルグルタミン酸2Na」という、しっかりとした洗浄力の界面活性剤が男性用は一番多く配合されていて、女性用はマイルドな洗浄力のコカミドプロピルベタイン(ベビーシャンプーなどにも使われる)が一番多く配合されています。
男性の方が女性よりも脂性の人が多く、皮脂も残りやすい。そのために配合バランスを変えているのです。
もしMEN(男性用)を使って乾燥しやすいのであれば、男性であってもWOMEN(女性用)を使うといいですよ。
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドという抜け毛防止成分はどちらにも入っています。
内容成分解析
ココイルグルタミン酸2Na | アミノ酸系洗浄成分。安全性は高いのだが、高洗浄力なので敏感肌の人には皮膚刺激になることもある。 |
コカミドプロピルベタイン | ヤシの実由来の界面活性剤。ベビーシャンにも使われ、アミノ酸系シャンプー剤で使われることが非常に多い洗浄成分。安全性が非常に高い。泡立ちも良い。 |
コカミドDEA | シャンプー剤の増泡、増粘効果。大昔不純物が多かった頃、発がん性が疑われているという声もあったが、コーヒーやお茶など大量摂取時と同様の発がん性との考え方もあり因果関係は不明。過度に心配はない |
デシルグルコシド | 刺激性が少なく安全性の高い洗浄成分。トウモロコシ&ココナツ由来の界面活性剤で皮膚刺は弱いが洗浄力は強い。泡立ちが良く、洗浄力もマイルドなのでベビーシャンプーにも使われる。ただし高価。 |
グリセリン | 天然由来の油脂から作られる多価アルコール。肌になじみの良い保湿剤で安全性も高い。配合量が多すぎるとシットリしすぎる可能性もある。乾燥しやすい髪に向いている。 |
スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na | 高級アルコール系(高脱脂)とアミノ酸系(マイルド)の中間のような洗浄力。脱脂力は強くはないが、弱くもない。オイリー肌向けで乾燥肌には向かない。 |
ココイル加水分解コラーゲンK | 髪の補修能力が高く、髪だけでなく皮膚に対しても保湿能力がある。安全性も高く高品質だが値段が高くなる |
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド | 別名を「ピディオキシジル」。男性育毛剤にも使われる成分で、「リアップ」にも含まれているミノキシジルと似た効果を発揮する。ミノキシジルよりも副作用が少なく吸収されやすい。ただし、ミノキシジルにある成長因子分泌の促進作用はない。医薬品として認められおらず化粧品として扱われる。 |
サッカロミセス溶解質エキス | パン酵母であるSaccharomycesから抽出されるエキス。肌の潤いのに必要なアミノ酸や核酸類を含有しいて、肌表面の水分量を増やす効果がある。さらに肌表面に薄い保護膜を作り、保湿効果が高い。 |
キハダ樹皮エキス | 抗菌作用の高い成分。セラミド合成促進作用により、肌の保湿、保護効果がある。漢方でも使われ、刺激性もほとんどなく、アレルギー性もないので安全性は高い。 |
水溶性コラーゲン | 保湿効果の高い成分。ラウレス硫酸(高脱脂の界面活性剤)の刺激緩和目的で使われることもある。皮膚刺激はほとんどないが、最小限の眼刺激が起きることもある。 |
加水分解コラーゲン | 加水分解を行い角質層への吸収を高めたコラーゲン。分子量が小さいので通常のコラーゲンよりも吸収されやすい。肌や髪の毛の保湿効果がある。皮膚刺激はほとんどなく、眼刺激も最小限で安全性の高い成分。 |
アロエベラ葉エキス | 200種類以上の有効成分を含んだ保湿成分。化粧品や、胃腸の調子を整えるというアロエの効果からサプリメントに使われるなど用途は幅広い |
加水分解シルク | 皮膜による保湿効果のある成分。髪に潤いを与えほかにも、皮膚のバリア機能改善効果がある。アレルギーの心配がほとんどない安全性の高い成分。 |
マヨラナ葉エキス | シソ科の植物であるマヨナラから抽出される成分。ヒアルロン酸生成促進作用があり、肌の潤い効果のある成分。また、αリダクターゼの阻害作用があるので、抜け毛抑制効果が期待できる。髪よりも頭皮への嬉しい作用が多い成分。 |
カンゾウ根エキス | 抗炎症、抗アレルギー作用のある成分。皮膚刺激などほとんどない安全性の高い成分。 |
ラベンダー花エキス | 天然の香料としても使われ、抗菌、収れん作用のある成分。コルチゾール増加抑制によすストレス抑制効果もある。皮膚刺激などはほとんどない安全性の高い成分。 |
ローズマリー葉エキス | 血流促進、抗菌、抗酸化、抗アレルギーなどうれしい効果の多い成分。皮膚刺激などの報告もないので、安全性が高い成分と考えられる。 |
セージ葉エキス | 抗炎症、抗アレルギー、血行促進、抗菌、そして抗シワ作用のある皮膚にメリットの多い成分。詳細な試験データはないが、皮膚や眼精刺激の少ない安全性の高い成分。 |
アスコルビルグルコシド | 持続性の高いビタミンC誘導体。メラニン抑制作用による色素沈着抑制に効果がある。紫外線の抗炎症やコラーゲン生成によるアンチエイジング効果など、髪よりも皮膚にうれしい作用が多い。贅沢を言うなら、アスコルビルリン酸Naやパルミチン酸アスコルビルリン酸3Naのほうが高価は高い |
BG | ブチレングリコール。抗菌作用と保湿作用があり肌に低刺激で安全性も高い |
ポリクオタニウム-50 | 皮膜を作り、静電気を防止する効果のある成分。両性のアクリルポリマーとも呼ばれ、シリコーンのような柔らかさを髪に与える。 |
ポリクオタニウム-10 | 帯電防止効果で静電気を防ぐことができる。無刺激ではないが、刺激性もすくなく安全性が高い。多くのシャンプーに使われてる。 |
ジステアリン酸PEG-150 | 水と油をまぜる乳化剤の役割。増粘効果もある。 |
ラウリミノジプロピオン酸Na | ダメージ毛の補修にも効果的な洗浄成分。目や皮膚への刺激性も少なく安全性が非常に高い。洗浄力は弱すぎもなく強すぎもなく。 |
ラウレス-6カルボン酸 | 洗浄成分。似ているものにラウレス-4カルボン酸Naがあるが、4カルボン酸Naよりも起泡力が高く洗浄力は弱い。 |
トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース | 増粘効果のある成分。毒性が低く安全性は高い。保湿効果にも優れているので、乾燥肌向け。 |
ジステアリン酸グリコール | パールの光沢感や乳濁感を与えるための成分。ボディソープなど幅広い分野で使われる。皮膚や眼性刺激はほとんどなく安全は高い。 |
ラウレス-5 | 乳化剤。 |
グリコール | 粘度の高い二価アルコール。エチレングリコールの略で安全性は高い。 |
クエン酸 | pH調整に使われる安全性の高い成分。収れん性があるので、フェイスマスクなどにも使われる。濃度が高いと皮膚や粘膜刺激が起こることもあるが、緩衝(pH調整など)目的なら濃度が薄いので、過度に心配する必要はない。 |
ペンテト酸5Na | キレート効果のある成分(金属イオン封鎖剤)。製品の酸化を促進したり、変臭変色になる金属イオンの働きを抑制する効果がある。 |
エタノール | 雑菌の繁殖を防ぐための安定剤として使われる。アルコールにアレルギーがある方は赤くなったりなどの症状に注意が必要。しかし体内に取り入れるわけではなくシャンプーの場合ほぼ完全に洗い流され、配合量もごくわずかなので影響も少ないと考えられる。 |
フェノキシエタノール | 玉露や緑茶にも存在する防腐剤。単体では防腐効果が弱いので組み合わされて使われることが多い。 |
メチルパラベン | 防腐剤。活性酸素の発生や1%の確率で接触性皮膚炎が起きるなどの健康被害報告もあるにはあるが、 現状多くのシャンプーに使われている人気の防腐剤。防腐効果は優秀で、仕様実績も多いため一概に否定してしまって良い成分ではない。ブチル > プロピル > エチル > メチルの順に防腐効果が高くなるが、その分安全性も低くなる。そのため多く使われているのはメチルパラベン。 |
プロピルパラベン | サリチル酸や安息香酸に代わる防腐剤として開発された防腐剤。パラベンは皮膚を通して体内に吸収されるので、安全性は懸念されるが、5-72時間以内に尿中に排出される。 配合量も決められていて、刺激性もほとんどないので、必要以上に心配をする必要はない。 |
ハッカ油 | 抗菌作用があり、神経を刺激して「冷たい」と感じさせる成分。天然の防腐剤としても使われる。メントールにアレルギーがある人は注意が必要。 |
メントール | ハッカの有効成分。神経を刺激し、清涼感と冷感作用のある成分。 |
香料 | 香料 |
結局どうなの?(まとめ)
内容成分をすべて調べましたが、育毛効果を抜きにしてもシャンプーとして優秀なものだと感じます。
髪と頭皮の汚れをしっかりと落とせる洗浄成分。
そして地肌に力を入れた補修成分の数々。
解析サイトで上位というのも納得がいきますね。
(MEN)で男性用して発売しているのは、洗浄力の違い。男性用の方が脱脂力は強め。
脱脂力が強いと言っても、ラウレス硫酸Naのように強力脱脂ではないので安全性は高いです。