美容室のサロントリートメントは効果なし? 長持ちさせる方法と本当の意味

サラサラな髪の毛の女性の写真

「美容室に行くと毎回トリートメントを勧められる」
「なんとなく断れなくていつもやっちゃう…」
「トリートメントもセットでするのは普通でしょ?」
「意味があるのかな~」

サロンで行うトリートメントは皆さん色々な考えをお持ちではないでしょうか。

美容室のトリートメントは効果があるのか」「意味があるのか

 

「意味がない!」
「いつもトリートメントをしてもすぐに落ちてしまう!」
「効果を感じない!」

考え方は皆さんそれぞれだと思いますが、ぜひこの機会に美容室で行うトリートメントの持つ真実を知ってください。

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サロントリートメント

美容室でカウンセリングの時に
「今日はトリートメントは一緒にいかがですか?」と聞かれることはあるのではないでしょうか。

 

「そうね、一緒にお願いします。」
「(今日は持ち合わせがないからな…)今日は結構です。」
「(どうせやってもすぐ落るし)いえ、いりません。」
などなど様々だと思います。

 

美容室のトリートメントと一口に言っても本当に様々な種類と料金設定があります。

・シャンプー後に軽く付けるもので500~1000円
・軽く揉み込んでちょっと時間を放置1000~1500円
・何回かに分けて塗布し、トリートメントを重ねていくもので3000円前後
・スチーマーなどを当てながら、かなりの種類を付けてい時間を置くタイプで5000円以上のもの

などトリートメントの種類も様々。

他にもお店ごとのオリジナルの方法や薬剤を使った「○○トリートメント」などのメニューもたくさんあります。

 

サロン用トリートメントを作る会社がたくさんあるので、美容室でのトリートメントは各店バラバラなものを使っています。

 

効果はあるのか?

この質問の答えは間違いなく『ある』と断言できます。

もちろん効果の程度や感じ方はそれぞれ違いますが、どんなトリートメントも『効果0』ということはありません。

 

多くの方は、手触りが元に戻ったことで=トリートメントが落ちた と感じる方がいますがそれは違います。

サロントリートメントの目的は”手触り”だけが目的だけではない。ということ。

『トリートメントはすぐに手触りが戻るから意味がない!』というのは実は大きな間違いなのです。

 

髪のPh

ビーカーとトリートメントの写真

「トリートメントは手触りが落ちてしまったら意味がない」
「手触りが戻ってしまったから全部落ちたんだ」

このように考えてしまうのも無理はありません。

皆さん髪の毛の手触りをよくしたくてトリートメントしますもんね。

 

サロンでのトリートメントを理解してもらうためには、『Ph』というの言葉がとても大切。

Phとは理科の授業習ったで「酸性~中性~アルカリ性」のことです。

 

アルカリ性だと髪の毛は傷みやすい

美容室でカラーやパーマをしたり、セルフカラーを行うと髪の毛はアルカリ性になります。(正確には弱アルカリ)

 

パーマやカラーで使われる薬がアルカリ性でできていて、中性や酸性では薬の効果が出せないのでどうしてもアルカリ性になってしまうのです。

※酸性や中世の薬もあるが、ほとんどがアルカリ性でできている

 

髪の毛というのは、アルカリ性になっていると髪を守ってくれるキューティクルが開いてしまい傷みやすくなる、という特徴があります。

 

キューティクルは髪の毛の大切な芯の部分を守ってくれるもので、外からの刺激や紫外線、薬剤のダメージから髪を守ってくれます。

このキューティクルが開いてしまっている状態は、外からの刺激にたいして髪の毛が無防備なのです。

 

トリートメントのPhは弱酸性

健康な髪の毛のPhは弱酸性です。

逆にカラーやパーマをしたばかりの髪の毛はアルカリ性。

 

アルカリ性にかたむいている髪の毛を弱酸性に戻してあげることで髪の毛はキューティクルが閉じて傷みにくくなります。

このアルカリ性になった髪の毛を弱酸性に戻してくれることを『バッファー効果』と言います。

 

皆さんが普段付けるコンデショナーやトリートメントは弱酸性でできているので、つけるだけでもバッファー効果があります。

トリートメントやコンデショナーは、一瞬付けて流すだけでも効果はありますが、しっかりと弱酸性に戻したいときはゆっくり時間を置いた方が効果が高いです。

 

残留アルカリ

カラーやパーマを行うと、髪の毛の中にアルカリ性の物質がすこし残ります。

これを業界では「残留アルカリ」と言います。

アルカリ性のものが髪の中に残ってしまっているという意味の”残留”ですね。

 

パーマや他のメニューをした後に美容師に、「今日はシャンプーしないでくださいね」と言われたことはありませんか?

 

なぜシャンプーまでに時間を空けないといけないのかというと、

「残留アルカリのせいでまだ髪の毛がアルカリ性で不安定なので、できるだけ形を変えたり洗ったりするようなことはやめてくださいね」
このような意味があります。

 

不安定な時期に伸ばしたり形を変えたりするとパーマが取れてしまったり色が落ちやすくなってしまうのです。

残留したアルカリは、空気の力で放っておいても48時間ほどで完全にアルカリ性ではなくなります。

 

特にパーマをしたばかりの時はアルカリ性が強いので、「せめて1日はやめてね」という意味なのです。

 

トリートメントは残留アルカリを中和する

トリートメントには残留アルカリを中和する力があります。

 

髪を弱酸性にしてキューティクルを閉じさせ、アルカリ性の残留アルカリも中和されて髪の毛が傷みにくい様態になることができます。

 

ネットの情報の中には、「トリートメントをしてしまうと、残留物質が髪の毛の中に閉じ込められて髪の毛に悪い」というような情報もあるようですが、『アルカリ性の状態で髪の内部に残っているのが良くない』ので、中和させてしまえばさほど問題ではありません。

 

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家でのコンデショナーやトリートメントでもいいの?

はい。美容室でのトリートメントでなくともお家にあるコンデショナーやトリートメントでも髪の毛を弱酸性にすることができます。

しかし、美容師からも言われるように、何かメニューをした当日はシャンプーや濡らしたりをしない方がいいです。

しかしアルカリ性の髪の毛の状態はできるだけ早くに中和しておいた方が髪の毛のダメージが少ない。

そこで美容室のでトリートメントしておけば、当日の内にしっかり中和出来るのです。

 

トリートメントを長持ちさせる

手触りの良さはなくなってしまうのか

髪の毛がサラサラな女性

トリートメントの手触りを決定しているのはシリコン剤です。

トリートメントには必ずジメチコンやシクロメチコンなどのシリコン剤が配合されていいます。
シリコン剤が髪に残ることで毛がサラサラしたりツルツルしたり、静電気を防いでくれるのです。

 

シリコン剤は、トリートメントをした直後が一番髪の毛に残っていますが、1回あらうごとにどんどんなくなっていきます。

シャンプーをする限り何か月間も、一度付けたシリコン剤が髪の毛に残り続けるということはありません。

徐々にシリコン剤が落ちていく→手触りが悪くなる これは仕方のないことなのです。

しかし、シリコンで手触りが良くなるのであれば長持ちさせる方法はいくらでもあります。

 

手触りを長持ちさせるには

小分けトリートメント

サロンで行ったトリートメントのもちを良くするのに一番確かな方法は、同じ質のトリートメントをお家で行う方法です。

トリートメントの種類の中には「お持ち帰り付きトリートメント」というのがあります。

お店でやっているところやっていないところがありますが、サロントリートメントとほとんど同じ内容で、小分けになっているトリートメントを持ち帰って1週間起きにつかうことができます。

 

サロンでトリートメントを行う→落ちる→小分けトリートメントを使って手触りが良くなる→落ちる→トリートメントをつかう

この方法でかなり長い間手触りが良い髪の毛をキープできます。

 

小分けのトリートメントではサロンで100%サロンで行った髪の状態に戻るわけではありませんが、30%ぐらいの手触りになってしまった髪の毛を60~70%ほどの良い髪の毛にすることができます。

 

使っているシャンプーを変える

仕事でお客様にトリートメントをしていて「勿体ないな」と感じることがあります。

それはせっかく美容室で質の良いトリートメントをしているのに、お家で使うシャンプーやトリートメントには全くこだわっていない。という方。

本当にもったいないです。

 

トリートメントの持ちは毎日使うシャンプーによっても変わってきます。

シャンプーはそれぞれ油を取る力(脱脂力)が違い、脱脂力が高ければ高いほどトリートメントは早く落ちてしまいます。特にシャンプーの中の洗浄成分。

高級アルコール系と言われるラウレス硫酸ナトリウムやラウレス硫酸アンモニウム。他にもオレフィン(c14-16)スルホン酸naという洗浄成分が配合されているシャンプー剤は脱脂力が強い傾向にあります。

 

コンディショナーをサロンのトリートメントに変えてしまう

今お使いのシャンプー後のコンディショナーをいっそトリートメントに変えてしまう。というのもいい方法です。

 

サロン専売品として販売されているトリートメントは、美容室でのトリートメントに使われることもあるほど優秀なトリートメントが多いです。

 

質の良いトリートメントを日常的に使うことで、サロンで行ったトリートメントを毎日少しずつ補給しているほとになるのでとても長持ちします。

付けてしっかり揉み込んで時間を置いてあげれば、簡単なサロントリートメントと同じ効果を得ることができます。

 

 

カラーやパーマをしてなければ意味がない?

カラーやパーマをしていなかったとしても髪の毛の傷みの原因は他にもあります。

日々のコテ巻きやストレートアイロン、紫外線などさまざま。

ダメージを受けた髪の毛はキューティクルが剥がれて傷つきザラザラに。

 

髪の手触りを決めるキューティクルを整え、表面をコーティングしてあげるだけでも指通りが良くなり乾かしやすくなり毎日の生活が楽になります。

 

最近のトリートメントの成分の中には、『疑似キューティクル』と言って人工的にキューティクルを作りだす成分や、アイロンやコテの熱で反応して効果が高まるトリートメントもあるので、今以上には間違いなく髪の状態が良くなりますよ。

 

モデルさんや芸能人は定期的にトリートメントをしている人が多い

これはちょっとオフレコな内容。

都内の有名サロンなどには有名モデルさんや芸能人の髪の長い方などがトリートメントだけで来店したりします。

髪がほとんど傷んでいない黒髪の方でも。

 

普通に美容室を利用しているだけではこの方たちと会うことはほとんどありません。

芸能人の方などは一般の人が入る入口とは違う場所からそのままVIPルームに行ったりします。人目に付かずに入店するのです。

 

私が働いていたお店にも来ていただいていました。某超有名国民的アイドルグループのメンバーの一人です。

 

メニューはトリートメントだけ。黒髪でしたが髪を大切にされている方でした。

 

他の有名サロンで働く知人の話でも、ファッションモデルさんが空いた時間に予約を入れてきてトリートメントだけをして帰っていくのだとか
(突然電話がくるから予約の調整が大変なんだとか笑)

 

「メディアに出ているひとは特別」
「自分とは違う」

そんなことも決してありません。

髪の毛というのは”生活”がでるところです。キレイに整えている人はそれだけでもキチンとした印象に見られますよ。

 

美容師にわかる手触りの違い

カットとカラーで来店される方、カットカラートリートメントを毎回される方、2か月後ならトリートメントが落ちているから手触りは一緒。のように思えますがそれは違います。

特にクシ通り。

カラーをする時はクシでとかしながらカラーを塗りますが、この時のクシ通り、カラー剤の馴染み方はサロントリートメントをされている方の方がはるかに良いです。

 

1か月2か月経てばほとんど落ちてしまいますし、トリートメント直後の手触りが良すぎるので「落ちた」と感じやすいですが、
「キチンと残っているんだな」と改めて痛感します。

 

まとめ

トリートメントは 手触りが悪くなった=意味がない ではない。ということです。

手触りが戻るのは、表面に付いたシリコン剤が落ちるからです。しかしトリートメントの真の目的はそこではありません。

 

カラーやパーマでアルカリ性になってしまった髪の毛を早い段階で弱酸性にしっかり戻してあげる。

これで髪の毛が傷みやすい期間を減らすことができて、カラーやパーマのもちも良くなります。

 

髪の毛の状態が良くなると、毛がサラサラして水分を離しやすくなるので乾くのも早くなり、寝癖もつきにくくなります。

 

どうしても高額でトリートメントまでは手が出ない。
という方でも、美容室の中には1000円ほどでできるトリートメントを用意しているお店もあります。

ただ、あまりに簡易的なものだとすぐに落ちてしまうので、それなら自分で良いトリートメント買って行った方が髪の毛が良くなりますよ。

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