パーマを長持ちさせる方法 すぐ落ちてしまうやってはいけない注意点

ウェーブヘアスタイルの女性の写真

パーマをかけるといつもと違う雰囲気になって新鮮ですよね。
伸ばしたらかけてみたい、いつもかけているなどなど男女問わず人気のメニュー。

しかし、せっかくかけたパーマが
「すぐ取れてしまった」
「長持ちしなかった」
「どんな風に乾かせばいいか分からない」

という悩みも多いようです。

 

そこで今回はパーマをかけたけど一日でも長持ちさせたい!どんなことに気を付けた方がいいの?という疑問に現役美容師である私がお答えさせていただきます。

「ここは絶対守って!」
という気を付けるべきポイント、デジタルパーマやエアウェーブなども含めて長持ちさせるための秘訣なども紹介しますね。

 

「当日シャンプーして良いの?」
「コテで巻いていいの?」
「ストレートアイロンかけていいの?」
など細かい疑問にもお答えさせていただきますので参考にしてみてください。

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パーマの気を付けるべき大切なポイント

パーマは48時間は不安定

まずはこの『48時間』というのは大切なキーワード。
48時間。つまり約2日ですね。

パーマやデジタルパーマ、エアウェーブなどに関わらず髪の毛の形を変化させるメニューは、かけた後に約48時間ほど不安定な状態が続きます。

「不安定」というのは、とても落ちやすく、形が変化しやすい、ダレやすいという意味です。

 

この不安定な時間をどのように過ごすかで数か月後のパーマの残り具合も変わってきます。

 

48時間で髪の毛に起きていること

いったいこの48時間の間に髪に毛に何が起きているのでしょうか。

 

パーマやデジタルパーマ、エアウェーブ。パーマに関わらずほとんどのカラーも髪の毛をアルカリ性にすること変化させています。

髪の毛はアルカリ性にすることでキューティクルが開いて髪の毛の中に薬が入りやすくなります。

弱酸性に戻すとキューティクルはまた閉じます。

 

キューティクルが開いている状態というのは、外からの刺激で形が変化しやすい状態でもあります。

パーマのロッドに髪の毛を巻いたイメージ写真

この図はパーマの仕組みを簡単に説明したもの。

「還元」というのは昔理科で習ったのですが覚えていますか?

物をアルカリ性にすることを還元と言います。

 

①髪の毛をロッドと呼ばれる棒に巻き付ける
②アルカリ性の薬を付けて、丸まっている跡が付きやすいようにする(還元)
③弱酸性に戻して丸まった形を固定する(酸化)

パーマを簡単に説明するとこのような流れ。

 

ではでは48時間は一体何と関係があるの?ということですが、
パーマでは今説明したアルカリ性(還元)→弱酸性(酸化)に戻すという作業を美容室で行います。

しかし、美容室でパーマが終わって弱酸性にしたはずなのに、時間が経つとまたアルカリ性にかたむいてくるのです。

 

髪の毛にとって理想的な弱酸性にしたはずなのにまたアルカリ性に向かってしまう。

これはパーマ剤の中のアルカリ性の物質がわずかに残ってしまうため。これを残留アルカリと言います。薬の残りカスみたいなものですね。

美容師もこの残りカが残らないように頑張るのですが、どうしても残ってしまうのです。

 

「髪の毛がまたアルカリ性になるってことは髪が傷み続けるの?」と思われるかもしれませんがそれは大丈夫。

空気の中には酸素があります。髪の中に残った残留アルカリも、時間が経つごとに酸化して効果がなくなるのです。

これを「空気酸化」と言います。

 

もう気付きましたか?

そうです。この残留アルカリが髪の毛をアルカリ性にする力をなくすまでの時間が約48時間なのです。

 

今日はシャンプーしないでくださいね

お客さんに声をかける美容師の写真

パーマをかけた後美容師さんに「今日はシャンプーしないでくださいね~」と言われたことはありませんか?

当日にシャンプーしないように声をかけるのは、不安定な時に濡らしたりドライヤーで伸ばしたりすることを控えてくださいね。という意味です。

 

「あれ?48時間なのに1日でいいの?」

と思われるかもしれませんが、48時間は完全い空気酸化が終わるまでの時間。
キッチリ48時間守らなくても大丈夫なんです。

「せめて当日は…」という意味。

 

中には「一週間洗わないでください」と言い出すトンデモ美容師もいるようですが、守る必要はありませんよ。

そんな美容師さんには「美容師さんでも一週間洗わないことなんてできますか?」と言い返しちゃっていいです(笑)

 

2日洗わないだけでも気持ち悪くなっちゃいますからね。

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パーマを長持ちさせる方法

パーマをかけている女性の写真

 

ではパーマをどうやったら長持ちさせることができるのか。ということを具体的に説明しています。

「パーマ」と一口に言っても色々種類ありますが、それぞれ気を付けなければいけないポイントは一緒です。

 

絶対やってはいけないこと

パーマを長持ちさせたいのであれば「これだけはやめた方が良い!」「やってしまうとすぐに落ちてしまう」という行動があります。

これは絶対守ってください。

それは、パーマのかけたての髪を目の細かいクシでとかす。ブラッシングするという行為。

ついつい髪の毛の引っかかりや絡みを取りたいからとやってしまいやすいですが、これは本当にあっという間にパーマが落ちるので気を付けてください。

※ストレートパーマや縮毛矯正は大丈夫です。

 

目の細かいクシでとかさない

・髪が絡んでしまった
・毛流れを整えたい
・寝癖をなおした

とクシで梳かす習慣のある人もいると思います。

 

目の細かいクシやブラシは、髪を引っ張る力がとても強いです。

髪の毛が不安定(形が変わりやすい)な時に毛を引っ張ってしまうと、真っすぐになろうとするクセが付いてしまいパーマが伸びます。

 

実際にやってしまった経験がありますが、ほんとうにかなりダレてしまいます。

 

この写真が目の細かいクシの例

目の細かいクシ

この写真ぐらい目の細かいクシだと引っ張る力も強いのでお勧めしません。

髪の毛を1回でたくさん梳かすことができますが、パーマのない髪の毛に使いましょう。

 

パーマをかけた髪の毛の毛流れを整えたい、絡みを取りたいというのであればできるだけ目の粗いクシや、手グシでゆっくり引っ張らないように梳かしてあげるのがポイントです。

梳かすというよりほぐすという感じに近いです。

目の粗いクシ

この写真程目が粗いクシだと伸ばす力が弱いので安心。それでも注意しながら少しづつ梳かしてあげましょう。

なければ手グシがおススメです。

 

目の細かいクシを使わないのは一週間ぐらい

パーマが不安定なのは48時間。とお伝えしましたが、目の細かいクシで梳かさないというのは最低1週間は守った方が良いですね。

安定期に入ったといってもやはり落ちやすいことには変わりません。

 

極端な話パーマをかけて一カ月もすれば何をしてもほとんど変化はありません。

細かいクシで梳かしても全く問題ありませんが、ウェーブのある髪の毛は目の粗いクシの方が使いやすいですね。

 

 

ストレートアイロンやコテは使っても大丈夫?

コテやストレートアイロンは簡単に髪の毛の形を変化させることができます。

簡単で使いやすいのですが、とても高い温度の強い力で形を変化させることになるので、コテやストレートアイロンの使用もせめて48時間は避けた方が無難ですね。

 

もしも「前髪のパーマが強すぎた」というのであれば前髪だけストレートアイロンをして落ち着かせてもOK。

前髪はカールが強すぎると変ですからね。

 

しっかり乾かそう

ドライヤーで髪を乾かす女性の写真

デジタルパーマやエアウェーブは少し特殊なパーマで、濡れている時よりも乾かした方がパーマのカールが強く出ます。

 

普通のパーマ(液体の薬だけ)はドライヤーで乾かすとカールが伸びてしまうことから、「ちょっと濡れたまま寝た方がいいのかな?」と考える人もいるようですがそれは違います。

 

髪の毛は濡れているととても弱く傷つきやすいです。

髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、寝返りなどで毛がこすれてしまって髪の毛が傷みます。

傷んでしまった髪の毛はパーマの落ちる速さも早くなるので、しっかりドライヤーで乾かして寝てあげた方がパーマの持ちは良くなります。

 

ただし、ドライヤーの風が強すぎるとパーマを真っすぐに伸ばす力になってしまいます。

パーマをかけた手の時はドライヤーの風を少し弱くしたり、髪の毛までの距離を離して使うと理想的です。

 

毛先を切ってしまうと極端に落ちる

パーマを巻くときは、毛先の方からグルグル巻きつけます。

先に毛先を巻き始めるので、根元側よりも毛先のカールが強くなります。

全体にパーマ感がある様に見えても、実は毛先にカールが付いているのが重なり合って全体にカールがある様に見えるのです。

 

毛先を切るということはカールが一番強い部分をなくしてしまうことになるので、一気にパーマ感が弱くなります。

 

「パーマをかけたばかりだけど少し毛先切ろうかな?」とカットをしたら「あれ?あんなにあったパーマが凄く弱くなっている!」ということが起きてしまうのです。

 

これを避けるためには、もしパーマを残したいのであれば長さは切らずに量を減らす程度にしましょう。

もしも長さを切りたいのであれば、パーマをかけ直すようにしてあげるとパーマ感がキープできます。

 

パーマがかかっていないのなら勇気をもってお直ししよう

お客さんとカウンセリングしている美容師の写真

「パーマをかけてみたけど、あれ?朝起きたらパーマが無くなっている?」
ということもあります。

 

特に初めてパーマをかける人やパーマがかかりにくい人に起きやすいのですが、あまりにも弱すぎる場合パーマそのものがしっかりかかっていない可能性もあります。

 

濡らしてもカールが全然出てこない。ほとんど真っすぐ…という方は勇気をもってパーマをかけた美容室に電話しましょう。

「すみません、先日かけて頂いたパーマが残っていないのでかけ直してほしいのですが」と言ってみましょう。

 

もしも、「かけ直してというのはちょっと言いにくいな…」とうのであれば言い方を変えて

「先日かけたパーマが残っているか一度見て頂きたいのですが…」この良い方ならハードルが低いと思います。

 

美容室側もパーマのかかり具合のチェックの電話があった時点で、「あれ、弱かったのかな?」と察します。

 

せっかく高いお金を払ってかけるのであれば、「すぐ取れちゃったけど、言いにくいし諦めよう…」というのは本当にもったいない。

「猿も木から落ちる」ということわざがあるように、専門家でも失敗はあります。

美容室によって違いますが、1週間~2週間までなら無料でお直しできるはずです。

 

もしパーマがかかっているかのチェックだけに行って、実はパーマが結構残っていた!しっかりかかっていた!なんて場合もパーマの出しやすい乾かし方を聞けたり自分の中にモヤモヤをため込まなくて済みますよ。

 

パーマのお直しは時々あることなので、お客様が思うほど美容師は何かを思ったりしませんよ。

 

まとめ

パーマは約一カ月も経てば、完全に安定するので、クシでとかしてもパーマの強さが変わったりということはありません。

しかし一ヶ月毎日気を使うのは大変。なのでせめて一番不安定な48時間は大切に扱ってあげた方が2か月後3か月後のパーマの残りに差が出ます。

 

『かけたては伸ばすような行動をしない』

これが最も大切。

パーマの後のカラーも一週間ほどあけると安全ですし落ちにくくなります。

 

せっかくかけたなら一日でも長く切パーマを残したいですもんね。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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