パーマとカラーはどっちが先?順番を間違えるとチリチリなる可能性大

パーマもカラーも両方したい。そんな時に気になるのが「どっちを先にすればいいの?」という順番の問題です。

結論からお伝えすると、基本はパーマが先・カラーが後。そしてセルフカラー直後のパーマは、髪がチリチリになる可能性があるので絶対に避けてください。

このページでは、その理由と注意点、そして「ブリーチをした髪にパーマはかけられるの?」という疑問についても、美容師の立場から詳しく説明します。

縮毛矯正・デジタルパーマ・ストレートパーマも、この記事では全て"パーマ"としてまとめて説明していますので参考にしてください。

パーマとカラー、どっちが先?

基本はパーマが先

同じ日にパーマとカラーを両方する場合、90%以上のケースでパーマを先に行います。

普通のパーマも、デジタルパーマも、縮毛矯正も同じ。美容室でお願いすると、特に指定しなくても美容師がパーマを先にしているはずです。「気づいたらそういう順番だった」という方も多いと思いますが、それは美容師が髪の状態を見て判断しているからです。

なぜパーマが先なの?

髪の形を変えるメニュー(パーマ・縮毛矯正など)は、カラーに比べて髪への負担がとても大きいです。

カラーは色を変えるだけなので、薬の力が多少強くなってもチリチリになるような大きな失敗にはなりにくい。でもパーマは薬の強さが少しズレるだけで大きなダメージにつながります。

だからパーマ→カラーの順番のほうがはるかに安全なんです。

セルフカラー後のパーマは要注意

セルフカラーしている女性

セルフカラーをした直後に美容室でパーマをかけるのは、絶対にやめてください。髪がチリチリになる可能性がかなり高いです。

私自身も過去に、お客様の髪をゴワゴワにしてしまったことがあります。後から聞いたら前日にセルフカラーをされていたということで、美容師なら1度は経験した人も多いハズ。

それ以降セルフカラーの確認は必ずしっかり行っています。

なぜ危険なの?

カラー剤(マニキュア以外)はアルカリ性でできていて、シャンプーで洗っても2〜3日は髪の中にアルカリが残り続けます。

パーマの薬はアルカリが強いほどパワーが上がる特性があります。美容師は「この髪にはこの強さ」と計算してパーマ剤を選ぶんですが、カラー剤のアルカリが残っていると計算より何倍も強いパワーになってしまう。その結果、髪がチリチリに。

カラー後の髪がパーマで傷んだイメージ

このイラストのイメージですね。

「前日にセルフカラーした」と伝えてもらえれば美容師も対応できますが、言い忘れると判断のしようがありません。パーマ前には必ず担当の美容師に伝えてください。

セルフカラー後にパーマをかけたい場合は、最低3日・理想は1週間以上空けてから美容室へ。パーマ直後のセルフカラーもパーマが取れる原因になるので、こちらも1週間は空けましょう。

パーマとカラーの同時施術について

あまり知られていませんが、カラーとパーマの同時施術は美容師法で本来禁止されています。

ただし、カーリングローション系と呼ばれる化粧品登録のパーマ剤であれば同日施術がOKとされているため、サロンによっては対応しています。

「別々の日に来てください」というお店は、お客様の髪を第一に考えてのことで、最低1週間の間隔を設けているところが多いです。

ブリーチをした髪にパーマはかけられる?

パーマで悩むブリーチ毛女性

このページでも以前は「ブリーチをするとパーマはできない」と書いていましたが、新しい薬剤の登場によって状況が変わってきたので、内容を更新しました。

正確には、「できない」ではなく「通常の薬剤では難しい」というのが今の正しい表現です。

なぜ難しいの?

パーマは髪の内部にあるタンパク質(シスチン結合)に薬剤を作用させてカールを作る仕組みです。ブリーチは色素を抜く際にこのタンパク質も削ってしまうため、通常のパーマ剤ではかかりにくくなります。

特殊な薬剤を使えばかかるケースもある

近年はラクトンチオール(スピエラ)やシステアミンといった酸性系の還元剤が普及しており、これらを使うとブリーチ毛でもパーマがかかるケースがあります。アルカリを使わずに施術できるため、傷んだ髪への負担を抑えられるのが特徴です。

ただし、以下の条件が揃っている必要があります。

  • ブリーチが1〜2回程度(3回以上はかなり難しい)
  • 濡らしてもトロトロにならない状態
  • 枝毛・切れ毛が少ない
  • 元々の髪質がある程度しっかりしている

取り扱えるサロンはまだ少なく、パーマがかかっても持ちは1〜2ヶ月程度と通常より短めになることが多いです。「ブリーチ毛にパーマをかけたい」と思ったら、まず担当の美容師に相談してみてください。

まとめ

  • パーマとカラーは、基本的にパーマが先
  • セルフカラー後のパーマは最低3日・理想1週間以上空ける
  • ブリーチ後のパーマは「できない」ではなく「通常の薬剤では難しい」。特殊な薬剤で対応できるサロンもある

髪がチリチリになってしまうと、切るしかなくなることも。焦らず、正しい順番で進めていきましょう。

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