パーマとカラーは同時にしていいの?同じ日がおススメできない理由とは

ヘアカラー経験のある女性の写真

ヘアカラーとパーマ。どちらも時間のかかるメニューですよね。縮毛矯正が加わったらなおさら。

時間がかかるメニューなので、できれば一緒に終わらせたい!という方も良いはず。

カラーとパーマは薬の種類によっては同じ日におこなうこともできますが、できれば日にちを空けた方が紙への負担は少なくなります。

では一体どのぐらい日にちを空ければいいのででしょうか。

 

パーマをした後にカラーをしたい。カラーの後にパーマをしたい。

他にも、縮毛矯正の後にカラー、カラーの後に縮毛矯正をかけたいけど、「一体どのぐらい日にちを空ければいいか分からない!」
という方の為に、メニューとメニューの間の空けるべき期間をこのページでお伝えさせていただきますね。

 

順番や手順を間違えてしまうと髪がチリチリになってしまうこともあるので注意してください。髪のダメージを減らすためにもぜひ参考にしてみてください。

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カラーやパーマの後は日にちを空けよう

パーマをかけた後にカラーをする。逆にカラーの後にパーマをするというように、同じ日に別々のメニューを行うと髪の毛に大きな負担がかかります。

 

「一緒にすると痛みますよ~」というのは、何回かに分けて美容室にたくさん来てくださいね。
という意味ではなく、髪の毛をできるだけ傷めないように。という理由があるのです。

髪の毛のダメージが少なくなれば、パーマの持ちやカラーの持ちがよくなることにもつながります。

 

縮毛矯正やデジタルパーマも一緒で、カラーと同じ日にするとよりも時間を空けてからしてあげると髪の毛への負担が少なくなります。

 

ただ、実際のところ
「短い期間に2回も美容室に行くのは面倒」という方がとても多く、それにセットで行った方が料金が安くなる。ということで同じ日にパーマもカラーもしているお店も多々あります。

 

中には、髪の負担を考えて同じ日にするのはお断り。というお店もあり本当に美容室によってバラバラですね。
断るお店は「当日の同時施術はお断りしていますので~」と言って断られます。

まぁ断るお店は全体の1割以下。同時に行えるお店の割合の方がはるかに多いですね。

 

まずは先に結論から

え~できるだけ簡単にまとめようと思ったのですが、なんだかんだ記事が長くなってしまいました(笑)

なのでまず先に分かりやすく結論から。

・カラーやパーマを近い日に(同じ日も)するときは、パーマが先。
・ダメージを気にするのであれば、最低二日間空ける
・理想はカラーパーマそれぞれ一週間空ける

これがこのページの総まとめです。

「いや!これだけじゃ納得できないよ!」という方はぜひ続きをご覧になってください。

 

同時に行うときは順番に注意

もしサロンに何回も行くのが大変ということで、カラーとパーマを同時にされる場合、くれぐれも順番に注意してください。
その内容に関しても説明させていただきます。

カラーとパーマを同じ日に行うときは、特殊な例を除いてパーマが先でカラーが後です。

パーマとは縮毛矯正やデジタルパーマ、エアウェーブなどなどもパーマとして考えます。

 

「理由は後半でキチンと説明しますが、セルフカラーを家でやったし、一緒にパーマを(数日以内に)美容室でやっても~らお♪」

というのはとてつもない失敗を招いてしまいますので絶対にやめましょう。

 

なぜ期間を空けた方がいいのか

なぜパーマの後、カラーの後に期間を空けた方が良いのかというのは、髪の毛が『アルカリ性』に傾くことが大きく関係しています。

「アルカリ性⁉科学の話⁉難しいからいいや!」というのはちょっとお待ちを。

よく読んでみるとそんなに難しい話でもないですし、分かりやすく説明しますので。

 

美容室では特殊な薬剤を除いてほとんどの薬がが髪の毛を一度アルカリ性にすることで髪に変化を付けます。
髪の毛に色を付けたりカールになったり。

 

カラーは、髪をアルカリ性に傾けて、キューティクルを開いて成分を髪の中に入れます。
髪の内側で成分は発色して髪が明るくなったり色が付きます。
パーマは同じく髪をアルカリ性にして、薬の成分を髪の中に入れて、髪を柔らかくします。そして形を変えたまま固めなおすので髪の毛にカールやウェーブなどが付くのです。

※両方かなり省略して説明しています。

 

髪の毛はアルカリ性になっていると、薬が中に浸透しやすく変化しやすい状態なのですが、同時にとても弱くもろくなってしまいます。

 

「アルカリ性のままだと髪の毛が危ない!」
ということでカラーもパーマも終わった後には一度酸性にします。

髪の毛は弱酸性なので元に戻す感じですね。

 

しかし、カラーやパーマのあとに酸性に戻しはしますが、完全には戻り切りません。アルカリ性にする薬が結構強力なのです。

 

「じゃ髪の毛はカラーやパーマをしたらずっと傷みやすいの⁉」
それはご安心を。ちゃんと弱酸性に戻ります。

 

最終的に髪の毛を弱酸性にしてくれるのが『空気の中の酸素』です。

空気で弱酸性に戻ることを専門用語で『空気酸化』といいます。

そしてこの空気酸化し終えるまでに必要な時間が、48時間。

カラーやパーマの後髪の毛が不安定になるのが大体二日間なのです。

 

美容室でカラーやパーマをしたときに、
「今日は洗わないでくださいね」
「2日間洗わないでください」

と言われるは、
「不安定な時期に形を変えたり、髪の毛に変化をつけるようなことをしないでくださいね」という意味なのです。

 

矛盾しますがそれでもまだ不安定

「空気酸化が終わってしまえばカラーやパーマをしても大丈夫?」

いえ…

残念ながら空気での酸化が終わったとしてもまだ髪の毛は不安定です。

それは髪の毛に残った『残留アルカリ』のせい。

 

残留アルカリというのは、カラーやパーマを行ったときに髪の毛に残る残りカスのような成分。

一度は酸化して安定したはずの髪の毛も、この残留アルカリによってまた簡単に不安定になるのです。

不安定になるというのは、またアルカリに傾くということです。

 

空気酸化が終わっていないと起きること

空気酸化というのは髪の毛を安定させるためのファーストステップ。48時間です。

 

空気酸化が終わっていないとと、髪の毛は色々な影響を受けやすくなっています。

髪の毛が不安定なときにおこりやすいことをまとめてみました。

 

カラー

空気酸化が終わっていない状態で髪の毛がアルカリ性に傾いているのでキューティクルが開いています。そのため色が落ちやすい状態です。

特にカラーの場合は、パーマとは違い酸化させるための薬が特別にあるわけではありません。

髪がアルカリ性傾いた状態が続くので不安定な状態が続きます。

 

髪の毛は酸化させることでキューティクルが閉じて中に入れた色が外に出にくくなるので、アルカリ性に傾いていてキューティクルが開いた髪は外部の刺激で非常に色が抜け出やすい状態なのです。

しかしヘアカラー当日にシャンプーは問題ありません。

パーマなどの極端なアルカリにならなければ大丈夫です。

 

パーマ

パーマはカラーと違い、『2液』と呼ばれる薬剤で髪を最後に酸化させます。

しかし、『1液』で使用するアルカリ剤は強力で、2液で一度髪を酸性にしたとしてもまた一度アルカリに傾きます。

そしてその後に空気酸化していくのですが、酸化が完全い終わるまでは、カールやウェーブが非常に取れやすい状態です。

 

カールがしったり付いても、この不安定な状態の時にクシで真っすぐに何度も梳かすと、かかったはずのカールやウェーブはいとも簡単に取れてしまいます。

 

縮毛矯正

縮毛矯正はいわば、真っすぐになる様に跡をつけたパーマです。

見た目が真っすぐになっているからと言って、酸化が終わって安定している訳ではありません。

 

縮毛矯正の場合、不安定な時期にヘアピンや細いゴムなどで強く締め付けるような跡を付けると、そのまま締め付けた跡が付いてしまう場合があります。

これは締め付けた状態で空気酸化が続いてしまい、留め跡や折れ目が残ったまま形が定着してしまうので濡らしても落ちなくなります。

 

縮毛矯正後、すぐはヘアピンを使わないように言われたりクリップやゴムに気を付けるように言われるのはこのためです。

※説明のない美容師もいますが、気を付けないとクの字に折れたような跡が付きます。

 

デジタルパーマ

デジタルパーマも通常のパーマ同様に、酸化させる薬を使いますが、かけたての時はまたアルカリ性に傾いてきます。

 

普通の液体だけのパーマよりは持ちがいい(形状記憶される)ですが、やはりアルカリ性の状態は不安定な状態なので、クシなどで真っすぐにとかしてしまうとパーマが緩くなったりとれてしまう可能性があります。

 

エアウェーブ

コチラはデジタルパーマと同様に考えてください。

 

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空けた方が良い期間

時計の写真

次に具体的にどのくらい期間を空けた方がいいのか。の説明をさせて頂きます。

 

それぞれの施術ごとに分けてありますので、目的と照らし合わせてみてください。

先ほど空気酸化に48時間はかかると言いましたが、実際に様々な人の髪の毛を担当させていただいていると48時間では足りないのでは?と感じる部分も多々あるので参考にしてみてください。

 

パーマの後にカラー

カラーを塗るために全体に均一に伸ばすために多少はクシで毛流れを整える必要があります。

この、とかすという作業をする時に多少なりとも伸びてしまうためパーマが取れやすくなるのです。

 

そして、カラーの際に再度髪の毛をアルカリ性に傾けることになります。それはパーマでいうところの1液の、跡が付きやすい状態に戻すということ。

本来2液で酸化させて安定させたパーマのカールがまた不安定な状態に戻ってしまうのです。

 

空ける期間

理想は1週間は置いた方が安定します。

これは実際にお客様の髪の毛を施術させていただいての経験則もありますが、1週間ほど経てば、その後にカラーをしても、パーマにさほど変化はありません。

 

時間のない場合は当日に施術する人もいるかと思います。

しかし実はこの場合パーマの薬を『コスメ系カーリングローション』と呼ばれる化粧品登録された薬でかけないと、なんと薬事法違反になってしまうのです。

まぁこのコスメカールが出来る前、昔の美容室では普通に施術されていたようですが…ゴニョゴニョ…

 

まぁお客様に「どうしても」と言われたらやっぱり断りにくいですしね。

 

この薬事法で定められている理由も、『髪への負担を考慮して』というのが理由です。

よほどの予定びっしりで時間に余裕がない限り、髪の毛ダメージを考慮するなら素直に日にちを空けた方がいいですね。

 

「あれ?泡カラーならクシ使わないからパーマ後でもいいの?」

と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、泡カラーの場合界面活性剤を使っているので通常のカラー剤よりも髪へのダメージが大きいので、タンパク質を流出させてしまうのでクシで梳かす云々の前に、ダメージでパーマが取れやすくなってしまうのでお勧めできません。

 

カラーの後にパーマ

この場合は、確実に日にちを空けてください。

場合によってはパーマで髪がチリチリになる可能性があります。

「パーマの後にカラー」よりも「カラーの後にパ―マ」の方がはるかに難易度が高くなります。

 

カラーの場合、パーマと違い髪を酸化させて安定させる専用の薬がありません。

そのためカラー直後は髪の毛が高アルカリ状態になっていることになります。

 

パーマの薬剤は、アルカリ性のPhが高ければ高いほど強く反応する特性があります。

 

もしも、カラーで高アルカリ状態に傾いている髪の毛に、同じようにパーマの薬剤を付けると、本来のパワーよりも薬剤が強く反応してしまい、場合によっては髪のタンパク質を完全に破壊してしまい髪の毛がチリチリになってしまい元に戻らなくなります。

 

よくあるケースが、セルフでカラーをしてきて当日や翌日など、時間を空けずに美容室にパーマをかけに行って髪の毛がチリチリになってしまうケース。

 

「せっかくカラーしたんだからパーマもしちゃいたいな~」という考えだと思いますが超が付くほど危険です。

 

美容師側も、本来の髪の毛であれば問題のないはずの薬剤を使っているのに、カラーを直前にしたせいで予定よりも強く反応し『毛がビビる』というチリチリの状態になってしまうのです。

 

チリチリに運良くならなかったとしても、髪への強いダメージは避けられません。

 

例外として慣れた美容師であれば、強く反応することを計算してカラーの後にパーマをかけることが可能な人もいますが、慣れと専門知識が必要不可欠で、非常に繊細なバランスが必要になってしまうので、普通はやめた方がいいです。おススメしません。

 

空ける期間

この場合は”最低一週間”です。

パーマの後のカラーであれば、「一週間たたなくても…」という部分はありますが、カラーの後は間違いなく日にちを開けた方がいいです。

完全に髪の毛が弱酸性~中性に戻ってからパーマをかけましょう。チリチリになってしまうと取り返しがつきません。

 

縮毛矯正の後にカラー

縮毛矯正後の場合は、『パーマの後にカラー』の考え方に似ています。

ただ大きく異なるのが、縮毛矯正の場合真っ直ぐに伸ばすカラーなので、カラーのハケで梳かしたとしてもパーマほど問題はありません。

 

ただし、縮毛矯正をかける工程で、『アルカリ性→酸性』の処理を行います。

酸性にして安定させた髪の毛を最後アルカリ性に振ることになるので、場合によってはせっかくかけた縮毛矯正が少し取れてしまい(完全に取れることは無い)、元々のクセが現れる。という可能性があります。

 

この可能性を無くした上でカラーをするためにはやはり一定の期間を空けた方が安全です。

 

縮毛矯正の後に、2液の酸化処理をせずにそのままカラーをする人もいます。

これはカラーで使われる過酸化水素が、パーマの2液で使われるものと同じ内容成分なのでカラーの2液を使ってパーマを安定させようとしているのですが、カラーで使われる過酸化水素水はアルカリ性になっている上、薬事法に引っかかってしまうのでこの処理方法はおススメできません。

 

空ける期間

この場合も理想は一週間空けた方が良いと言えるでしょう。

ただ、パーマ後と違いカールやウェーブではないのでもう少し短くても大丈夫です。

 

ただ当日に両方同時施術はあまりおススメしません。どうしてもという場合は、化粧品登録されたシステアミンを使った、コスメ系カーリングローションの薬であれば同日のカラーと同時施術は可能です。

 

カラー後に縮毛矯正

もしも美容室で縮毛とカラーを同日に施術する場合は、ほぼ間違いなく縮毛矯正を先に行うので心配はないですが、
セルフでカラーをした日、翌日や日にちが経っていないのに美容室に行き縮毛矯正をする場合は特に注意しましょう。

場合によってはせっかく美容室に行っても、断られる可能性もあります。

 

カラー後に縮毛矯正は『カラー後のパーマ』に考え方は似ています。

 

カラー後は髪の内部に『残留アルカリ物質』が残っている状態になるため、髪の毛がアルカリ性になっている状態です。

 

この髪の毛の状態に縮毛矯正の薬剤を付けてしまうと、薬剤の強さの計算よりも遥かに強い反応をしてしまうので髪がチリチリになったり、修正不可能なダメージを追ってしまう可能性が高いです。

 

空ける期間

空ける期間は『最低一週間』です。とにかく髪の毛に残った残留アルカリ成分が空気酸化で完全に酸化して安定した後に縮毛矯正をする必要があります。

 

せっかくカラーをしたから縮毛矯正もすぐにやろう。という考えは非常に危険です。

 

デジタルパーマ後にカラー

これは『パーマ後にカラー』と同じです。

カラーをする工程で、クシで梳かしたり伸ばしたりする作業をしなければいけないため、間隔を空けた方がデジタルパーマが取れにくいです。

 

空ける期間

理想は一週間です。もう少し短くても可能です。

 

カラー後にデジタルパーマ

『カラー後にパーマ』と同様に、必ず日にちをあけましょう。

美容室での施術の場合はよほどの理由がない限りデジタルパーマを先にするので、注意するのはセルフでカラーを行った場合です。

 

空ける期間

最低一週間は間隔をあけましょう。

 

エアウェーブ後にカラー

エアウェーブは『ガラス化』という特殊な工程を行うパーマ。

考え方はデジタルパーマと同じなので『デジタルパーマ後にカラー』を参考にしてください。

 

カラー後にエアウェーブ

この場合も『カラー後にデジタルパーマ』を参考にしてください。

 

まとめ

本来、『空気酸化』は48時間が目安です。

しかしそれはあくまでパーマやカラーが最低限安定するまでの期間。”できればシャンプーをしない方がいい期間”という意味です。

ただ、実際に丸二日間シャンプーをしないと、衛生面や頭皮の臭いが気になります。

 

なので最低限。という意味で「今日はシャンプーしないでくださいね」など、せめて当日のシャンプーを控えて頂くようにアドバイスするのです。

 

48時間は、まだまだアルカリ性の状態が続き、最も不安定な期間と言えます。

この期間はできるだけ特殊な行動を控えて頂いた方が、後々のパーマやカラーの持ちは良くなります。

しかし今回書かせて頂いた『空けた方が良い期間』のほとんどが一週間です。

なぜ48時間ではないのか。と言うのは、パーマやカラー施術が髪の毛に対して刺激が強く、大きな変化を与えるので、最低限の空気酸化だけではなく、より完全に空気酸化させて安定させた後に施術をした方が安全だから。という意味なのです。

 

ただ実際のところ、お客様が何度もお店に足を運ぶのは大変なので、同日施術をするケースもかなり多くあります。

 

この場合、セルフでカラーなどを行ってから行かずに両方美容室で行ってあげた方がダメージコントロールしやすいので安全性は高くなります。

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