前髪が浮いてしまう!収まらない!
朝時間がないのに困ってしまいますよね。
髪質が硬めだったり、直毛、毛の量が多い人だと前髪が浮きやすくなってしまいます。
前髪が浮いて困ってしまうという方のために、前髪が浮かないように抑える方法を紹介させていただきます。
「朝起きたら前髪が浮いてしまって直らない!」を解決する5つの方法ぜひ参考にしてみてください。
浮いてしまう前髪
前髪は様々なクセに悩む人がとても多いです。
- 浮く
- うねる
- はねる
- 分かれる
- つむじがある
など本当に色々あります。
特に前髪が浮きやすい方は、
- 髪の毛が太い
- ハリコシがある
- 直毛
- 根元が立ち上がっているクセがある
このどれかではないでしょうか。
特に多いのは髪のハリコシがある方。髪の毛が元気すぎて前の方にフワッと浮いてしまいやすいのです。
ハリコシがしっかりしている方は、前髪を短く切りすぎてしまうと浮いてしまい、不自然な状態になってしまうので気を付けましょう。
水戸なつめさんほどまで切ってしまうと完全に「ピンっ」立ち上がるような状態になってしまいます。
浮かせない方法
前髪がどうしても浮いてしまう人は、前髪を伸ばしてあげると落ち着きます。
降ろす。というよりは横に流すという前髪。
長さが長いと、髪の毛一本の重さが重くなるので、重力で下に引っ張られるのです。
しかし、それでも前髪を短くしておきたい。という方の為にできるだけ浮かせない方法を紹介します。
ただし、あくまで眉毛の少し上か眉下までの長さです。
浮いてしまうクセのある前髪を極端に短く切ってしまうと、抑えようにもクセが強すぎて難しくなってしまうので注意です。
ストレートアイロン
ストレートアイロンが一番やりやすいかなと思います。
前髪を整列させてあげることで収まりを良くさせるのです。
散らばっている前髪が『前ならえ』の状態になるので、うねりが原因で前髪が浮いている人にはとても効果的です。
ただしこの方法、うねりなどで浮いている前髪には効果がありますが、元々真っすぐな前髪の人が行っても、根元に影響が出るものではないので効果はすくないです。
注意点
この方法1点注意点があります。それはストレートアイロンを高温でかけすぎない、そしてやり過ぎないということ。
ストレートアイロンを前髪に使って「フワフワする」という人は明らかにやり過ぎ、もしくは温度が高すぎます。
アイロン後に「フワフワしている」というのは髪の毛に静電気が起きている状態。この時の髪の水分量はほとんど0です。
逆にまとまりがなく収拾がつかなくなってしまうのでやり過ぎには注意しましょう。
朝だけピンで止めておく
この方法はかなり効果があります。
実際に美容師の友人も同じ方法で前髪が浮くのを抑えていました。
浮いてしまう髪を、メイクの時間や朝ご飯を食べている時間ヘアピンで潰すように止めておくのです。
最低でも10分以上は置きたいところ。長ければ長いほど前髪がつぶれるクセが付きます。
朝起きて顔を洗って前髪を乾かしたらすぐに止めてあげましょう。
濡れている時に使っても意味がないので必ず乾かしてから使ってください。
前髪ピン止め方法、実は”さらに効果を高める”方法があるのです。
それは熱を当てること
- ピンで止める直前にドライヤーの弱風で前髪を少し暖めます。
- 暖め終えたらドライヤーを離して温かいうちに前髪の根元を抑えるようにピンで止める。
- 時間を置く(冷やす)
ただこれだけです。
髪の毛は暖めてから冷えていく過程で、『水素結合(H-H)』という化学反応が内部で起きます。
この水素結合を利用します。
普通にただ止めて置くよりも、暖かい→冷える ことでより強い跡が付くのです。
もちろん、ピンを止めてからドライヤーを当ててもいいのですが、この場合ピンの跡が前髪に付く可能性があるので、髪質によっては向かない人もいます。
ピン止めしてからドライヤーを当てるのは一度時間のある時に確認してから行った方が良いでしょう。変な跡が付かなければ問題ありません。
このクリップで前髪を止めて時間を置くだけ。
注意点
この方法とても簡単で便利なのですが、朝の時間を節約するためにと寝る前に付けるのはおススメしません。
寝ている間ずっと前髪をピンで止めておけばそれだけしっかりと抑えるような跡は付きますが、ピンが外れてしまうと、目元に近いのでとても危ないです。
必ず朝起きてからにしましょう。
さらに持ちをよく
前髪でピンで止めて置くと、前髪の根元がつぶれるようにクセが付きます。
しかしこれは『水素結合』を利用した簡易的なクセにすぎません。
湿度が高かったり時間がたつとどうしてもとれてしまう程度のクセです。
前髪を抑えるクセをつけたら仕上げに少しだけスタイリング力のあるスプレーを使ってあげた方が長持ちします。
つや出しスプレーだとセット力がないのでさほど意味がありません。
だからと言ってハードスプレーを使うと固まりすぎてしまい不自然な前髪になってしまうので、『少しセット力のあるスプレーワックス』これが一番自然で抑えた前髪が長持ちします。
洗い流さないトリートメント
流さないトリートメントを前髪に付ける。ただこれだけです。
アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を髪の毛に付けると保湿と手触り改善効果によって少し毛が柔らかくなります。
この効果を利用します。
- 前髪を霧吹きなどで一度軽く濡らします。この時に、軽くクシで梳かすと前髪全体に水分が付きます。
- 軽く濡らした前髪の水分をタオルで取ります。(水分が残り過ぎていると雫が垂れて邪魔です)
- タオルで拭いた前髪に洗い流さないトリートメントを付けます。 範囲が前髪だけなのでごく少量です。(1滴とかその程度)
- 再度クシで梳かしてトリートメントを前髪全体になじませます
- 乾かします
この後に上で紹介させていただいた、ストレートアイロンやピン止めを使っても問題ありませんが、この方法だけで前髪がかなり柔らかい質感になるので、ピンッと張った毛先を抑えることができます。
流さないトリートメントは次のシャンプーまで取れないので、時間が経って柔らかさが無くなるということはありません。
注意点
流さないトリートメントは油分が強いトリートメント剤です。
付けすぎてしまうとかなりギトギトの前髪になってとても不自然になってしまうので付けすぎには注意してください。
前髪は潤いが強すぎると分かれてしまうので、使用する際はシットリタイプよりもサラサラタイプがおススメです。
ニット帽を被る
かなり極端な方法ですが、前髪以外にもハチ部分のボリュームも抑えることができます。
朝起きてから、丁度前髪の根元部分や前髪がニットのゴム部分に当たる様にかぶります。
ピン止めと同じように最低10分以上そのまま放置し、その後にスタイルを持たせるために前髪に軽くスプレーします。
この方法で、前髪の根元と髪の毛全体のボリュームを抑えることができるのでかなり大幅に浮きを抑えることが可能です。
しいて言えば、朝からかなり不自然な状態になるのでその辺さえ気にならなければ…という感じです。
やり始めは間違いなく家族に「あなたどうしたの?」と言われるので事前に説明しておきましょう。
前髪を増やす
もしも前髪の範囲が狭い場合、さらに上(頭のてっぺんの方)から分け取り、前髪を増やすことで前髪の浮きを抑えるという方法もあります。
トップ部分の元々横に分けられていた髪の毛を前髪として足し、前髪全体の重さを作ることで浮きを抑えるという方法です。
注意点
この方法は少し極端な方法で、今現在で、増やせる前髪がない場合は作ることができません。
そして前髪を作ったとしても今まで横に流れていた髪の毛なので、結局横に流れようとしてしまい、朝は逆に時間がかかってしまうということも考えらるので、自分で切ったりはせずに、美容師と相談しながら作りましょう。
まとめ
一番簡単で長時間効果があると思われるのは『洗い流さないトリートメントを使う』という方法。
髪そのものの質感を変えてしまうので、湿気で跡が取れるということはありません。
そしてもう一つのおススメは、『クリップやヘアピンで止める』という方法です。
この方法、美容師の同期の女性が実際に前髪を抑えるために行っていた方法なのです。
元々かなりハリコシの強い人なので、この方法を使わないと前髪がボンっと浮き上がる感じ。
それを朝のひと手間で抑えていたようです。
今回紹介させて頂いた方法は勿論組み合わせて使っていただいても良いと思います。
髪質によって向き不向きがあると思うので是非とも自分にピッタリな方法を見つけてください。
≪この記事のおススメ関連記事≫
前髪に関する記事をまとめてあります。合わせて参考にしてください。