このページではクエン酸について紹介します。
クエン酸はどんな成分?
クエン酸とは、梅干や柑橘類等に含まれる成分で、カルシウムを溶かす効果やアルカリ性の物質を中和するなどの働きをする有機化合物です。
また、クエン酸はヒドロキシ酸の一つでもあり、爽やかな酸味と臭いがないのが特徴で食品添加物として利用されています。
食品添加以外にも、シャンプーなど化粧品類にも使われます。
主な効果は髪のサラサラ効果。
クエン酸は刺激性が少ないので敏感肌の人にもおススメです。
成分の特徴は?
クエン酸は果物に豊富に含まれている爽やかな酸味の成分です。
乳酸の生成を促し、疲労回復にも効果があると言われており人が生活する上で必要不可欠な成分なのです。
その他にもクエン酸の酸味が食欲を増進させたり、夏バテ予防にも役立ちます。
クエン酸効果や特徴は
- 疲労回復や筋肉痛予防
- 血流改善
- ミネラル吸収促進
- 美肌効果
- 食欲増進
- ダイエット効果
その他にもクエン酸は
料理やお菓子作り、お掃除などにもにも活用ができます。
クエン酸の歴史
クエン酸は、酢・レモン・梅干しなどに多く含まれる成分です。
漢字では「枸櫞酸」と書きます。
その名の由来は枸櫞(マルブシュカン=英名シトロン)というかんきつ類からきたそうです。
クエン酸そのものは、18世紀にレモン果汁から発見されました。
その健康効果は古代ギリシャ時代から注目を集めていたそうです。
日本でも聖徳太子の時代にはクエン酸でお酢を作り、自然食品として活用されていたと言われています。
クエン酸の使い道は?
クエン酸の使い道として1番多いのはやはり掃除ではないでしょうか。
クエン酸は安く手に入り、 クエン酸水は家中の掃除に活用できます。
酸性のクエン酸はアルカリ性の汚れに適しています。
クエン酸が効く汚れは…
- 水道水のカルシウム・ミネラルがこびり付いた水垢
- トイレの黄ばみ・尿石・臭い
- 石けんカス汚れ
- 洗濯槽に蓄積した炭酸カルシウム
- タバコのヤニ汚れ・臭い
などに効果があります。
個人的におススメなのが、髪のコンディショナーとして使う方法。
クエン酸はアルカリ性を中和して髪ダメージの予防対策をしてくれます。
ヘアカラーやパーマをした髪はアルカリ性に傾くので、弱酸性のコンディショナーがダメージケアにつながります。
大半の石鹸シャンプー用コンディショナーには、クエン酸が配合されています。(酸リンスなど)
自作してもいいですし、酸リンスを使った中和もおススメです。
クエン酸を使ったおすすめ商品
シトラスアロマ シャンプー
髪と頭皮のことを思って開発された石けんシャンプー。
石鹸シャンプーとクエン酸ベースのリンスを使用し、髪本来のつやそして、清潔な頭皮を育て、髪や頭皮全体を健康な状態に導くシャンプー。
クエン酸リンス プライマリーリンス
シャンプー後のごわつきをリンスで中和させる役割があります。
石鹸シャンプー専用のクエン酸のリンスです。 天然成分を使用しているので頭皮や毛髪を健やかに保ちそして、しなやかな髪にします。
クエン酸の毒性や安全性は?
クエン酸は強い酸性による高い洗浄効果があり、防菌効果などに優れた成分です。
天然成分なので、人体への影響も穏やか。
一般的に安全性に問題のない成分です。
しかし、まれに皮膚感作を起こす可能性があると考えられています。