ブリーチで失敗したときの直し方 ムラ・根元・黄ばみ・ダメージ別に解説

「ムラになっちゃった」「根元だけ明るくなった」「なんか黄色っぽい…」

ブリーチはちょっとした条件の違いで失敗しやすいメニューです。でも失敗の種類によっては自分でも対処できるものがあります。

このページではブリーチでよくある失敗のパターンと、状態別の直し方を紹介します。今の髪の状態を確認しながら美容師さんと相談する時の参考にしてみてください。

ブリーチのよくある失敗例

根元が明るくなってしまった

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ヘアカラーは体温で温まると反応が強くなります。地肌近くは体温の影響を受けやすいため、全体を一気に塗ると根元だけ先に明るくなってしまいます。

防ぐには最初は地肌近くを塗らず、時間をずらして地肌付近を塗る「時間差塗り」がベストです。

ムラになってしまった

ブリーチでムラになってしまった女性の髪
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薬剤の量が多いほど明るくなりやすく、少ないと明るくなりにくい。後頭部など塗りにくい部分が少なくなりがちでムラになります。タップリの量で均一に塗ることがポイントです。

毛先が暗く残ってしまった

ブリーチしたけど黒染めが残った髪

縮毛矯正や黒染めが髪に残っていると、その部分だけ明るくなりにくく暗く残ります。縮毛矯正した部分を先に染めたり、黒染めは脱染剤で落としてからブリーチするとムラが出にくくなります。

黄色・オレンジっぽくなってしまった

ブリーチしたけどオレンジになってしまった髪の毛イラスト

ブリーチ後の失敗でとくに多いのがこのパターン。「アッシュやシルバーにしたかったのに、黄色っぽい」「オレンジが抜けない」という状態です。

これはメラニン色素が残っているために起きます。黒髪のメラニンはブリーチすると赤→オレンジ→黄色の順に抜けていくため、ブリーチが足りないとオレンジや黄色が残ります。

髪の毛が傷んでしまった

時間の置きすぎや回数が多すぎると

  • チリチリになる
  • 手触りが悪くゴワゴワになる
  • ゴムのように伸びる
  • 少し引っ張っただけで切れる

といった状態になります。必要以上に時間を置かない、無理に回数を繰り返さないことが大切です。

美容室でのブリーチに失敗したら?

美容室でのブリーチ失敗は、遠慮なくお直しをお願いしましょう。多くのお店で1週間以内であれば無料対応してもらえます。

「直してほしい」と言いにくい場合は「様子を見てほしい」と伝えると言い出しやすいですよ。

お直しだけのネット予約は難しいことが多いので、お店に電話して伝えましょう。

失敗別・直し方

根元だけ明るくなってしまったら

直し方は大きく3つ。

  • 根元の明るさに合わせて毛先も明るくする
  • 明るくなりすぎた部分だけ暗くする
  • 髪全体を暗くする

【毛先も明るくする】

明るい根元に合わせて明るくした髪

明るくなった根元の色に合わせて毛先を再度ブリーチします。すでに明るい地肌近くには塗らないのがポイント。

【明るくなりすぎたところを染める】

明るい根元に色を入れた髪

明るくなりすぎた地肌近くを、周りに合わせて染め直す方法。細かい作業になるので美容室でお願いするのがおすすめです。

【全体を暗くしてなじませる】

全体を暗くした髪

全体を少し暗めの色で染め直すと、明るい根元にも色が入り色ムラが目立ちにくくなります。

ムラになってしまったら

対処方法は2つ。

  • もう一度全体をブリーチして明るくする
  • 暗い部分だけにブリーチする

【もう一度全体をブリーチする】

ブリーチムラをさらに明るくした髪

暗い部分に合わせてもう一度ブリーチすることでムラが目立たなくなります。ただし全体がもう1段階明るくなります。

【暗い部分だけにブリーチする】

ムラの部分だけ明るくした髪

ピンポイントでブリーチを塗る方法。最低限の傷みで済みますが技術が必要なので、美容師にお願いしましょう。

毛先が暗く残ってしまったら

直し方は3つ。

  • 暗い部分をブリーチしなおす
  • 毛先の暗さに合わせて明るい部分を暗くする
  • 全体を暗くする

【暗い部分をブリーチしなおす】

暗い毛先を明るくした髪

一度ブリーチすると染まりにくかった部分がわかるので、様子を見ながら暗い部分だけもう一度ブリーチしましょう。

【明るい部分を暗くする】

暗い毛先に合わせて染めた髪

毛先の暗さに満足できているなら、明るい部分を毛先に合わせて暗くするとキレイになります。技術が必要なので美容室で。

【全体を暗くする】

全体を暗くした髪

全体を少し暗めの色で染め直すことで色の差が目立ちにくくなります。明るい仕上がりを求めている人には向きません。

黄色・オレンジっぽくなってしまったら

【ムラサキシャンプー・ムラサキトリートメントを使う】

黄ばみが気になる場合はムラサキシャンプー(パープルシャンプー)が効果的です。紫と黄色は補色の関係にあるため、紫の色素が黄ばみを打ち消してくれます。毎日使わず週2〜3回を目安に、泡立てて数分置いてから流すと効果が出やすいです。

【ブルーシャンプーを使う】

オレンジみが強く残っている場合は、ブルーシャンプーが有効です。青とオレンジも補色の関係なので、オレンジの色味を抑えてくれます。

【トナーを入れる】

ムラサキ・ブルーシャンプーで改善しない場合や、よりハッキリ色を整えたい場合はトナー(色補正カラー)を使う方法があります。
アッシュ・シルバー・ミルクティーなど目的の色に合わせたトナーを入れることで、黄ばみやオレンジを抑えながら理想の色に近づけられます。美容室でお願いするのが確実ですが、カラーシャンプーやカラーバターで自分で調整することもできます。

【もう一度ブリーチする】

黄色やオレンジが強く残っている場合、根本的にはブリーチが足りていないことが多いです。色素をもう少し抜いてからカラーを入れ直すと、目的の色に近づきやすくなります。

髪の毛が傷んでしまったら

【切ってなくす】

激しく傷んでしまった場合は切るのが一番確かです。短くなるのに抵抗がなければおすすめですが、長さを残したい人は下のケアで対応しましょう。

【ヘアアイロンで伸ばす(応急処置)】

チリチリやゴム状になった髪にはヘアアイロンでの応急処置が効果的です。見た目はキレイになりますが、髪が良くなるわけではありません。すでに傷んでいるのでできるだけ低温(160℃以下)で使いましょう。

【酸熱トリートメントで状態を整える】

「切りたくないけどダメージが気になる」という方には、酸熱トリートメントという選択肢があります。髪内部に酸の力でケラチンを補充し、結合を補強することでダメージを受けた髪の手触りや状態を改善できます。完全な回復ではありませんが、チリつきが落ち着いたり扱いやすくなる効果が期待できます。美容室でのメニューになります。

【洗い流さないトリートメントでケアする】

乾かす前に洗い流さないトリートメントをつけると手触りがグッとよくなります。傷んだ髪は静電気も起きやすくなるので、毎日のケアとして取り入れましょう。

まとめ

  • 根元が明るくなった → 毛先に合わせて明るくするか、全体を暗くなじませる
  • ムラになった → 全体か暗い部分だけ再ブリーチ。難しければ美容室へ
  • 毛先が暗く残った → 暗い部分を再ブリーチ、または全体を暗くなじませる
  • 黄色・オレンジっぽい → ムラサキ・ブルーシャンプー、トナー、または追加ブリーチ
  • 激しく傷んだ → 切る・酸熱トリートメント・アイロン応急処置・洗い流さないトリートメント

美容室でのブリーチ失敗は、無理に自分で直さず染めたお店にお直しをお願いするのが一番です。技術が必要な作業は美容師に頼りましょう。