コカミドDEAの安全性は?気になる成分を解析

コカミドDEAの安全性と特徴と書かれたビーカーの写真

コカミドDEAとは

化粧品成分表示名はコカミドDEA、
別名でヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドとも呼ばれ、
ヤシ油脂肪酸とジエタノールアミドを反応させ生成しています。

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コカミドDEAの成分の特徴

シャンプーの泡立ちをふんわりと良くし、よりクリーミーにするために補助として配合される界面活性剤です。
コカミドDEA自体に洗浄力はほとんどありません。

ヤシ油を原材料としているので、自然派やナチュラル志向の方から好まれる「ノンシリコンシャンプー」や「アミノ酸系シャンプー」によく使用されており、他にも洗顔料やボディソープなどにも配合されています。

良く似た成分では、コカミドMEAというものがあります。

コカミドDEAの安全性

コカミドDEAはアミノ酸系シャンプーにも使われ、本来は身体やお肌にマイルドで優しいと謳われています。
ですが、コカミドDEAという成分自体は発がん性物質だという話をよく耳にするため、今回調べてみることにしました。

発がん性についての判断根拠となったきっかけは、2001年アメリカ連邦政府の研究計画NTPで行われた動物実験で、内容は実験用ネズミの肌にコカミドDEAを塗布した結果、肝臓と腎臓のがんが増えたというものです。
ただ、こういった動物実験上でも、通常ありえないような条件下で大量に体内に取り込んだ場合に、わずかにその可能性有り、という程度のリスクだそうです。
疫学研究など、人間でのデータは無いので、判断自体は「可能性あり」で留まっています。

さらにコカミドDEA単体での摂取ならともかく、通常のシャンプー等への利用でコカミドDEAが原因でガンを発症というのはまずありえないと考えられます。

ところが、アメリカのカリフォルニア州では、発がん物質を警告表示することが「プロポジション65」という法律によって義務化されています。
そこでシャンプーに使われる、化学物質のコカミドDEAは規制対象となっており、環境団体等が精査した結果、巷のシャンプーに警告表示なく配合していたケースにおいて、実際に訴訟を起こされています。

コカミドDEAが使用されるようになる以前は、トリエタノールアミド(コカミドTEA)という類似品が使用されていました。
当初そちらに先に発がん性が疑われ、研究機関によりネズミに動物実験がなされ、コカミドDEA同様、通常有り得ない条件下で肝臓ガンになるという結果をもとに、発がん性物質との可能性の報告がされました。
これにより一時、コカミドTEAの使用は避けられるようになりましたが、現在では復活し、pH調整剤などの商品として再使用されています。
もしコカミドDEAを避けるなら、コカミドTEAはもっと危険度が高いはずですし、現在よく使用されている、ほぼ同じ成分と言われるコカミドMEAも同じように発ガン性を心配されているのではないでしょうか。

安全性の高さは
コカミドMEA>DEA>TEA

の順番で考えてもらうと分かりやすいかと思います。
多くの嗜好品同様、最終的には自分で判断し、選ぶことも大切ですね。

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