眉カラーは危険?ヘアカラー後に違和感のない眉毛にする簡単で安全な方法

「髪の毛を明るくしたらなんだか眉毛の黒さが目立つ…」
こんなことを感じたことはありませんか?

せっかくなら髪の毛の色と眉毛の色に違和感がないほうがいいですよね。

 

でも「眉毛って染めていいの?」や「どうやって染めればいいの?」と悩んでしまう人もいます。

そこでこのページでは、カラーで髪を明るくしたけど眉毛が黒いままで浮いてしまう!という悩みを解決するために安全に眉カラーする方法を紹介させていただきます。

 

ちなみに、私は眉毛をヘアカラー剤で染める方法をおススメしていません。別の方法です。

眉毛をカラー剤で染めてしまうことの危険性もお伝えさせていただきますので、
「カラー剤が余ったし眉毛に使おう」と考えている人は少しだけ考え直してみてください。

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眉毛の色とヘアカラー 合っていないと違和感がスゴイ

髪の毛が明るくなった。だけどなんだか違和感が…

もしかしたらそれは黒々と残った眉毛が原因かもしれません。

ショートヘアの女性のイラスト

ロングヘアの女性のイラスト

例えば、この二人の女性をブリーチして明るくしたとします。

ブリーチで明るくした女性

ブリーチで明るくしたロングヘアコチラが明るくなった髪の毛のイメージ。

明るくなって軽い印象になりましたが、眉毛の黒さが気になります。

 

これはイラストでの説明ですが、実際はもっと眉毛が濃い人がほとんどなので違和感は強くなるはず。

 

しかし、眉毛を明るくしてあげると

ブリーチで明るくした女性を眉毛カラー

ブリーチで明るくしたロングヘアを眉毛カラー

このように眉毛と髪の毛のコントラスト(色の差)が少なくなったので違和感もおさえられました。

 

眉毛が黒くてヘアカラーと違和感がある人は、眉毛を明るくしてあげることで顔と髪が自然になじみます。

ブリーチのように髪が明るければ特に。

 

元々眉毛の色が茶色の人は、明るい髪の毛と馴染やすいので気になりにくいですが、濃い眉毛の人は違和感の正体は眉毛かもしれません。

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眉カラーの方法 隠れた危険性

眉毛を明るくする方法はいくつかあります。

「眉毛も同じ”毛”なんだし、ヘアカラー余ったの使えばいいんじゃないの?」
と考える人も多いですが、実は色々な危険性があります。

セルフで眉カラー

セルフカラー薬を使って眉カラーをする方法です。

余ったヘアカラー剤を眉毛にぬり、そのまま時間を置くか、コットンなどをのせて薬が垂れないようにして髪の毛を染める方法。

泡カラーでも出来ますが、水っぽくて付けにくいのでクリームタイプの方が付けやすいです。

カラー剤をほんの少し綿棒の先に付けて眉毛に乗せて時間を置きます。

 

あまり多くのせてしまうと、時間を置いている間にカラー剤が目元に落ちてきて危ないので、ダマにならないように薄く伸ばしましょう。

 

器用にクシで馴染ませる人もいますが、無理にクシでとかそうとすると眉毛にはじかれて薬が飛んでしまい目に入る危険もあるのでやめた方が良いです。

10分~20分ほど時間を置き、終わったら拭き取り、洗顔料や石鹸などで洗い流して終了です。

 

少しでも薬が残っていると反応し続けて皮膚が傷みます。必ず完全に洗い落としましょう。

眉カラーの注意点と危険性

個人的にヘアカラー剤を使っての眉カラーはおススメしていません。

 

私のお店に来られるお客様に対してもお断りさせていただいています。

 

眉毛が生えている場所の皮膚は、同じ皮膚でも頭皮の皮膚とは違います。

人間は場所によって皮膚の薄さが全然違うのです。

 

私自身、ヘアカラーで頭皮が荒れたりする人ではありませんでしたが、眉毛にヘアカラーを付けて染めた時は皮膚が赤く炎症を起こしてしまったことがあります。

男性

眉毛が赤くなった人

このイラストのような感じ。

こんなにイケメンの男性でもかっこ悪くなってしまうので、ブサイクな私は目も当てられない状態でした。

 

幸いにも数日で収まりましたが、その間スゴク太い眉毛の人みたい。

遠目で見るとかなり赤かったのです。

 

赤くなる程度で済めばまだいい方で、皮膚が薄いということはアレルギー反応が起きやすいことも考えられるのでとにかく注意が必要です。

美容室で眉カラーは本来NG

「髪を染めたついでに眉毛も染めてください!」
美容室で仕事をしていて眉カラーの注文を受けることが時々あります。

 

知らない方が多くいらっしゃいますが、眉毛を染めるのは本来、美容師の法律ではNGです。

美容室で眉カラーをするのは美容師法違反なのです。

 

「え?嘘だ!私いつもやってもらっている!」という方は、特別にやってもらっているだけです。

 

美容師が仕事でヘアカラーが許されているのは本来頭から生えている髪の毛だけ。

眉毛は確かに毛ですが頭の毛ではありません。美容師が関わっていい場所の蚊帳の外なのです。

 

…しかし接客業。お客様にお願いされたらやってしまっているというお店も多くあるのが現状です。

「やってほしいのにやってくれない!」と不快な思いをさせてしまうのもまたマイナスなので…
※私は完全にお断りしてます。

もし美容室で眉カラーを断られたとしても、本当はそれが正しいことなので悪く思わないであげてください。

おススメは眉マスカラ

マスカラをしている女性の写真

個人的におススメなのは、眉毛や眉毛の皮膚に全くダメージのない『眉マスカラ』です。

 

眉マスカラとは、塗るだけで眉毛に色を付けることができるメイク道具。

明るめの茶色、暗めのブラウンのような色が多いので、「髪の毛がかなり明るいけど馴染むのか?」と心配される方もいらっしゃいますが、
髪の毛と眉毛を完全に同じ明るさにしなくても、明るさの差を少なくするだけでかなり馴染みます。

 

眉毛が太く硬い方で、ヘアカラー剤ではほとんど染まらない方も、塗るだけなので眉マスカラなら色を付けることができます。

 

カラー剤で染めたとしても眉毛はあっという間に生え変わってしまうので、眉マスカラはとても効率的。

簡単で使い易いですし、肌荒れ、目に入る等のリスクを考えても眉マスカラで色を付けてあげたほうがメリットは大きいです。

 

眉マスカラで大切なのは明るさ

眉マスカラは本当にたくさんの色味があります。

選ぶポイントは「明るさ」。

アッシュやベージュなど色々な色に合わせてもいいのですが、髪の毛と眉毛をなじませるには明るさの差を少なくしてあげることが一番大事。

 

ブリーチされていてとても明るくなっているなら、合わせて明るい眉マスカラ。

こげ茶程度のヘアカラーなら明るすぎない色を選びましょう。

ほんのり明るい自然な眉の色はコチラ

明るめ髪色に合わせる眉マスカラはコチラ

まとめ

もしセルフカラー剤を使っての眉カラーをされる場合は本当に気を付けながら行ってください。

肌に異常を感じたらすぐに洗い落としましょう。

目に入ったりしたら即中止。カラーはいつだってできます。

 

もしも以前に眉カラーをして赤くなったり痛くなった方はヘアカラーに対して皮膚が弱い可能性があります。

頭皮の皮膚は強いので今まで感じなかっただけ。という場合も。

そんな方はぜひ眉マスカラを試してみてください。

 

洗顔で落ちではしまいますが、皮膚や眉毛への負担がありませんし、安全にキレイに明るい髪と馴染ませることはできます。

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