ヘアカラーで根元が明るく逆プリンになった!直し方とならない方法

気軽に出来て簡単にできるセルフヘアカラー。とても便利ですよね。

クシの間からカラー剤が出てくるものや、泡状になって長い髪でも染めることができるものまで。

しかし、そんな気軽にできるヘアカラーでも、
「根元だけ明るく成ってしまった」
「頭皮の部分だけ金色になってしまった」
などの色ムラによる失敗が数多く起きてしまっているようです。

そこで今回は、

  • セルフヘアカラーで根元が明るくなってしまう原因
  • 根元だけが明るくならない塗り方
  • 明るくなってしまった場合の直し方

について紹介させていただきますね。

セルフカラーをできるだけキレイに塗りたい方はぜひ参考にしてみてください。

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セルフカラーで根元が明るくなった!

髪の毛にヘアカラーがされている女性の写真

ヘアカラーで根元だけ明るくなる原因

ヘアカラーで根元だけ明るくなってしまうということは、その部分だけ良く染まっている。つまり反応が強くなってしまっているということです。

そしてその原因はたった一つ。『体温』です。

 

ヘアカラー剤の特徴の一つで、「温度が高くなると反応が強くなる」という特徴があります。

頭皮の体温で温められてしまったヘアカラー剤が強く反応し、体温に影響のない他の部分は普通に反応した結果、反応の強い根元だけ明るくなってしまうのです。

 

黒い毛が伸びるとプリン 根元が明るいと逆プリン

ヘアカラーをして数か月経ち、根元の黒い毛が伸びて来た。

この状態はよく「プリンになった」とよく例えられます。

プリンをイメージした画像

この画像の様な状態ですね。根元が暗くて毛先が明るいような髪の毛。

しかし根元が明るい状態はこの逆。

底の方が明るく表面が暗くなっている状態になっているので「逆プリンになった」と言われます。

逆プリンをイメージした画像

このイラストのような状態。

根元だけ明るいのはすごく不自然

ヘアカラーされている髪の毛は、根元側が暗く、毛先が明るいと人は「自然」と感じます。

もちろん極端な場合は違いますが、根元から黒い髪の毛が生えてくるのが普通なので、違和感を感じにくいのです。

しかし、根元側が明るくなってしまっていると凄く「不自然」

人が見た時に違和感を感じやすい状態の名で決してキレイとは言えません。

 

もしそのまま放っておいて根元の黒い部分が伸びてしまったら、根元が黒、真ん中が明るい茶色、毛先がこげ茶。といったように3色になってしまうのでさらにヒドイ状態になってしまいます。

逆プリンに新しい毛が生えて来た状態の写真

この画像の様ような状態です。どう考えても変ですよね。

 

もしも美容室で根元を明るくされてしまったら?

美容室でお金を払ってヘアカラーをしたのに、根元だけ金髪にされてしまった…これは自分で直さないといけないの?

いいえ、そんなことはありせん。

美容室で根元を明るくされてしまった場合(なんの説明もなく)、美容室側の失敗なので、お直しをしてもらいましょう。

普通1週間以内であれば無料で直してくれるはずです。

もしも1週間以内に行けない場合、前もって連絡をしておけば少し日を伸ばしてくれる可能性もあるので美容室側に確認しましょう。

ただ、数週間経ってしまうとほぼ間違いなくお直しとして扱ってくれないので注意してください。

 

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根元が明るくならずに染める方法

笑顔の2人の女性の写真

 

セルフカラーを髪の毛全体に一度に塗ってしまうと体温の影響で根元側が明るくなってしまう。

これを避けるためには「時間差」を使って塗る方法が一番簡単です。

ちなみにプロである美容師もこの方法を使うこともあります。

 

はじめに根元1~2㎝空けて塗る

セルフカラーの使い方を見てみると「薬をよく混ぜて髪の毛全体に付ける」といったことが書かれていると思いますが、
この方法を少し変えて、
はじめは根元を1~2㎝程度塗らずに空けて他の部分を塗るのです。

根元もすべて同時にヘアカラーを塗ったイメージ画像

 

根元まで塗るというのはこのイメージ画像の様に根元も毛先も一緒に塗ってしまうというコト。

根元を空けて塗るというのは、

カラーを頭皮1cm開けて塗るイメージ画像

この画像の様に、頭皮の部分を1~2cm空けてヘアカラーを塗るのです。

 

「後に付けた部分が発色が遅くなる」=「染まりやすい」

でバランスを取って色を合わせるのです。

 

時間を空ける目安は5~10分ほど。

あまり時間を空けすぎると根元が黒いまま毛先の明るさに追い付かない。ということもあるので、適度な時間にしましょう。

最後に塗っていなかった根元も塗って時間を置いてから流します。

 

特に気を付けるのは髪の毛を明るくする時

髪の毛が明るい女性の写真

特に根元側が明るくなって逆プリンになるのを気を付けるのは、髪の毛を明るくする時です。

髪の毛を今よりも暗くするときは根元だけ明るくなるということが起きにくいので、全部一緒に塗っても大丈夫。

どちらともいえない場合は根元を空けて塗る方法だと安全ですね。

 

ブリーチや、明るめヘアカラーを考えている方は注意してくださいね。

根元が明るくなってしまった時の直し方

ヘアカラーされる女性の画像

 

根元が明るくなって、逆プリンになってしまった時の直し方は、明るくなってしまった部分を毛先に合わせて暗くする必要があります。

そのためには、「根元だけを染める」という技術が必要。

できることなら美容室に行き、自分で行ったメニューを相談して根元だけを染めてもらうのが一番確かです。

 

もしもセルフカラーで直すには方法が2つ。

根元あたりを少し暗いヘアカラーで全体を染め直す方法と、明るい根元に合わせて明るいヘアカラーで染め直してしまう方法です。

 

根元を暗くする

明るくなってしまっている部分が明るいままだとどうしても逆プリンは目立ってしまいます。

なので、明るくなっている部分を少し暗くすることで目立たなくさせるのです。

 

美容師が染める時は、キチンと明るい部分と暗い部分を塗り分けてヘアカラーをします。

しかし、セルフカラーでは難しい。

なので、”できるだけ根元あたり”を暗くして目立たなくさせるのです。

髪の毛を分け取った写真

やり方は、この写真の様に髪の毛を少しずつ分け、毛先を外して根元だけ塗るのです。

1段目を塗ったら、

髪の毛を分け取った写真

この写真のように少し上に進みます。

ヘアカラーを塗る場所の目安

ヘアカラーを付ける場所はこの□の辺り。

分けとりながら塗ると根元だけ付けやすいのです。

毛先にはできるだけ付かないように塗るのですが、後で全部伸ばすので気にしすぎないでいいです。

 

髪の毛全体を、分けて塗る 分けて塗る を繰り返します。

どうしても難しいのであれば友達やご家族に手伝ってもらうと楽ですね。

 

塗り終ったら5~10分ほど時間を置いて、最後に毛先まで塗って時間を置いて終わりです。

 

暗くするヘアカラーを根元に塗ることで、後に塗った部分よりも暗く染まります。

その時間差を使って明るくなってしまっている根元を塗って目立たせなくさせることができるのです。

 

根元に合わせて明るくする

根元が明るい髪の毛のイメージ画像

根元に合わせて明るく塗る方法は、この画像の様に根元が明るくなってしまった髪の毛があるとしたら、

全体が明るい髪の毛のイメージ画像

この画像の様に根元の明るい部分に合わせて髪の毛を染めましょう。という少し極端な方法。

髪の毛がかなり明るくなると思ってください。

 

ヘアカラーの塗り方は

根元が明るい髪の毛のヘアカラーを塗る場所のいイメージ画像

この画像のように、すでに明るくなってしまっている部分には塗らず、暗い部分だけヘアカラーを塗るのです。

ここでのポイントは、以前使ったヘアカラーより少し明るいカラー剤を使うということ。

 

以前と同じヘアカラー剤を使っても、毛先の明るさは今と変わりません。

少し明るいカラー剤を使って根元に合わせるのです。

 

冒険しすぎる前に美容室へ

美容室で髪を染める女性の写真

応急処置としての逆プリンの直し方を紹介させていただきましたが、もしも技術的に難しいと感じたら美容室へ行って直してもらうことをおススメします。

セルフヘアカラーもタダではありせん。

失敗が続けばそれだけ無駄なお金の出費になってしますし、髪の毛への負担も大きくなります。

ぜひとも後悔のないようにしましょう。

 

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まとめ

ヘアカラーは体温の影響で強く反応してしまいます。

強く反応した結果、温かい根元だけ明るくなってしまうのです。

 

直す場合は美容室に行ってヘアカラーするのが一番確か。

どんな薬を使ったかなどを美容師に説明すると直す側も分かりやすくなります。

 

もしもセルフカラーで直すのであれば、根元を分け取りながら暗く染め直すか、毛先を根元に合わせて明るくしてしまかのどちらかです。

 

≪関連記事≫

セルフカラーなどについてまとめてあります。合わせて参考にしてください。

 

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髪の毛をさわっている女性の写真
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