こんにちは!
ブリーチしてある透明感のあるヘアカラーキレイですよね!
例えば
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こんなメッシュのヘアカラーや
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こんなホワイトブリーチなど。
透明感のあるヘアカラーにはブリーチが必要です。
しかし、美容室でブリーチもヘアカラーもすると値段が高い!
それなら「ブリーチだけ自分でしてヘアカラーは美容室にお願いしよう!」
は上手く行くのか?について紹介します。
セルフブリーチとサロンカラー
キレイに染まるのか
セルフブリーチしてからのサロンカラー。
実際に私も仕事で何度もお願いされたことがあります。
特に白に近い色に抜く場合、ブリーチの回数も多くなるので節約のために。という方がいらっしゃいますね。
確かに金額を抑えたい気持ちは分かります。
しかし、セルフブリーチをしてからサロンカラーを行っても、均一なキレイな色にはなりません!
全体的に統一感のある、キレイなヘアカラーをするためには、ブリーチの時点から美容室で行う必要賀あるのです。
ブリーチの抜け方で発色が違う
こちらの写真を見てください。
こちらの写真は、「髪をブリーチしてベージュカラーにする方法 ブリーチの回数は?」で紹介した、
ブリーチ1~6回ずつ行い、その後に全く同じベージュカラーで染めた写真です。
ブリーチの回数によって、その後に染めたヘアカラーの発色が違うのが分かると思います。
ただ、正確には、「回数」ではなく「色素の抜け具合」によって色の出方が変わるのです。
頭は場所によって染まりやすさが違う
髪の毛を染める時に、「染まりやすい部分と染まりにくい部分」を意識しないと絶対に均一でキレイなヘアカラーにはなりません。
染まりやすい部分
- 頭皮から1㎝までの距離
- 顔まわりの細い毛
- つむじまわり
- 傷んでいる毛先
染まりにくい部分
- えりあし
- 根元1㎝と毛先以外の真ん中
これらはそれぞれヘアカラーが染まりやすい部分と染まりにくい部分です。
美容師がヘアカラーをするとき、これらを計算に入れてヘアカラーを行います。
例えば、染まりにくい部分は先に塗り始めて時間差を使ったり、明るくなりやすい部分は他の場所より少し暗いカラーを使ったりなど。
丁寧に塗り分けながらヘアカラーを行うのですが、残念ながらセルフカラーでこの工程は難しいのです。
後ろが見えませんし、根元だけキレイに外すのも大変ですよね。
さらに、セルフカラーで鏡を使いながら染めると、染めやすくて見やすい前半分はたくさん薬が付いて、
塗りにくい後ろ半分は薬がしっかり付かない。ということが起きます。
もしもブリーチの際に、この塗り分けの計算ができないと、
- 根元だけやけに染まっている
- 顔回りだけたくさんブリーチされている
- えりあしが黒いまま
- 後ろ側がなんとなく暗い
- 毛先だけやけに抜けている
このようなことが起きてしまうのです。
色素の抜けにムラがあるということは、さきほどの写真のように、発色の仕方が違う。ということが髪の毛のいたるところで起きます。
その結果、美容室で染めたとしても、ムラだらけになってしまいキレイなヘアカラーにはならないのです。
どうしてもセルフブリーチするのであれば、多少のムラは覚悟する
値段、時間などみなさんそれぞれ美容室でブリーチできない理由はあるかと思います。
もしも、セルフブリーチする場合は、ヘアカラーをサロンで行ったとしても、多少のムラは覚悟で染めた方が良いです。
ブリーチは髪の毛全体が明るくなるので、見た目でのムラが分かりにくく、染めて初めて分かることがほとんどです。
美容師さんもできるだけキレイになるように努力はしますが、安かろうで多少のムラはしょうがない。
この気持ちでヘアカラーをお願いすると仕上がりに納得ができますよ。
セルフブリーチをキレイに行う方法
セルフブリーチを行うと、サロンカラーにムラが出るとはいえ、ホワイトブリーチを行うときなどはブリーチを5、6回行う場合もあります。
ブリーチ5回とサロンカラー1回では、合計6回分のヘアカラー料金。
かなり高額になってしまいます。
もちろんセルフブリーチはせずに美容室でブリーチする。というのは前提の話ですが、
どうしてもサロンでできない。という方のために、セルフブリーチをできるだけキレイに行う方法を紹介します。
美容師の技術ほどではありませんが、一般の方ができる範囲でシンプルにまとめたので参考にしてください。
根元は初め外す
髪の毛の頭皮側は体温の影響を受けます。
ヘアカラーは温度が高いと、効き目が強くなるという効果があるので、明るくするヘアカラーであれば、根元1㎝だけ明るくなる失敗が起きやすいのです。
これをセルフカラーやセルフブリーチで防ぐには、あらかじめ根元側にヘアカラーを付けずに、時間差を使って塗る。という方法が必要になります。
例えば、このようなロング~ミディアムヘアの場合。
この写真のように、根元側1㎝(余裕をみて2㎝でもOK)をはずしてヘアカラーをぬります。
このイラストのようにショートヘアや男性の方も
このように、根元を空けてヘアカラーを塗ります。
そして時間差(5~10分)時間を置き、外した根元を塗り始めます。
全体を塗り終えたら15~20分ほど時間を置いて流します。
この方法で、根元だけ先に染まってしまって明るくなる。という失敗を防ぐことができるのです。
ブリーチを繰り返す場合も、この手順を繰り返して塗ります。
後ろのえりあしから塗る
髪の毛には染まりやすい部分と染まりにくい部分があります。
髪の毛のなかで一番染まりにくいのが、イラストの赤い丸部分のえりあし。
そして一番染まりやすいのが、顔回りの細い毛です。
セルフブリーチ、セルフカラーでは、塗りやすいということもあり染まりやすい部分にたくさんヘアカラー剤を付け、
染まりにくい部分の量が少ない。ということをやってしまいがちですが、
キレイなヘアカラーのためにはむしろ逆をしなければいけません。
そこでまず一番染まりやすい襟足に塗ります。
そこから徐々に上にあがり、後ろ半分をぬります。
そして次に横の毛に移り、下から徐々に上に塗っていくことで一番染まりやすい部分を最後に塗ることができるのです。
これら二つをまとめると
まずえりあしの毛の根元を外した部分にブリーチ、ヘアカラーを付ける。
そして根元にはつけないまま上まで塗り、横の毛も下から上にかけて塗っていく。
そして5~10分後、同じようにえりあしの根元からヘアカラーを付け初め、上にむかって進み根元に付ける。
同じように横も下から根元にヘアカラーをつけて上までぬる。
かなりシンプルに説明しましたが、セルフでできる範囲内でブリーチ、ヘアカラーを塗るにはこの方法は一番です。
ラップを巻こう
ヘアカラーの時間を置いている時、余裕があれば髪の毛全体を包むようにサランラップを巻きましょう。
頭皮の体温をできるだけ均一にでき、ヘアカラーが酸化して効果が弱くなるのを防ぐことができます。
ピタッと頭皮に張るのではなく、優しく包むようにサランラップで覆います。
放置時間が経過したら流して終了です。
セルフブリーチは抜けのいいブリーチを使おう
市販で販売されているブリーチには、抜けのいいブリーチと悪いブリーチがあります。
抜けの悪いブリーチだと、いつまでたっても色が明るくならず、時間とお金だけ無駄にしてしまうので、
色素の抜けがいいブリーチを使うのをお勧めします。
1回でもかなり髪の毛を明るくすることができますよ。
まとめ
今回は、セルフブリーチしてからのサロンからーはムラになりやすい。
という内容を紹介しました。
理想はブリーチもヘアカラーも全て美容室で行うことですが、できない理由は人それぞあるハズですし、仕方ないことだと思います。
ただ、その場合多少のムラは覚悟すること。
そして、ブリーチの回数が少なく1回程度なら少し頑張って両方美容室で行うことをおススメします。
ブリーチで一度ムラになってしまうと、直すのがプロでも難しいです。
長い目でキレイな髪の毛を維持するためにも、明るいヘアカラーをするときは美容師さんとよく相談しながら行うと安全ですよ。
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