【男女OK】ブリーチありなしでベージュやミルクティーに染めるとこんな色

「ブリーチなしでベージュやミルクティーにできる?」という方へ、先に結論をお伝えします。

  • ブリーチなしでもある程度のベージュ感は出せる
  • ただしSNSや雑誌で見るような透明感・ミルクティーらしさはブリーチが必要
  • 「ブリーチは避けたいけど少しでも近づけたい」ならライトナーやイルミナカラーという選択肢がある

このページでは、実際に黒髪・ライトナー・ブリーチの3パターンにベージュを染めた写真を使いながら、仕上がりの違いをわかりやすく解説します。

ブリーチありとなしのベージュヘアカラー

ベージュ色の髪の毛の女性の写真

ブリーチありベージュカラー

こちらが女性と男性のブリーチをした髪にミルクティーやベージュ系ヘアカラーを染めた写真です。

透明感があり、ブリーチの回数によっては灰色っぽさが強く出ている髪もあります。赤みが少なく、やわらかい印象の髪色が特徴です。

ブリーチなしベージュカラー

こちらがブリーチなしでミルクティーやベージュ系ヘアカラーを染めた写真です。

ブリーチした髪とは違い、透明感が少ないですね。「ベージュ」や「ミルクティー」のような色もハッキリとはしていません。ただ、赤みが少なく軽い印象でキレイな色ではあります。

グラデーションなら結んでもカワイイ

ベージュ1本縛りブリーチありの写真

画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/596234438141894738/

ベージュ1本結びブリーチありの写真

画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/596234438141894864/

ブリーチでグラデーションをしている髪は立体感が強く出ます。巻き髪にしてから結ぶと、カワイイ・カッコいい印象に。髪全部ブリーチするのに抵抗がある人にはおすすめです。

ブリーチをすれば透明感のある色が出せる

今回はベージュやミルクティーに限定しましたが、
透明感のあるヘアカラーを作るときは普通、一度ブリーチをしてからヘアカラーの色を重ねます。

日本人であれば、黒やこげ茶の色素を髪に持っていますが、透明感のある色を出すためにはどうしてもこの「黒や茶色の色素」が邪魔なのです。

ヘアカラー発色のイメージは簡単で、例えば黒やこげ茶の絵の具をパレットに出したとします。

ブリーチなしアリの発色イメージ

そこにベージュやミルクティー色、アッシュなどの絵の具を混ぜたとしても、結局は黒、もしくはほとんどこげ茶のような色になってしまいます。

ブリーチは、パレットに最初から入っている『黒』や『こげ茶』の色味を『黄色』もしくは『薄い黄色』に変えてくれる効果があります。

ブリーチ後の髪であれば、その後に色を加えても濃い色が邪魔をしにくいので、透明感のある色が出せるのです。

余談ですが、「ブリーチをたくさんして白にしたい!」という方もいますが、
ブリーチだけで『白』まで色を抜くことはできません。

ブリーチで白を作るイメージイラスト

髪は純粋な白まで抜いてしまった時点でタンパク質が完全に壊れてしまい、断毛もしくは縮れてしまいます。私の髪で試したときは6回で切れ毛になってしまいました。

ブリーチは「限りなく白に近い薄い黄色」にはできますが、最後に薄紫を加えて黄みを消さないと白にはなりません。

大きく左右するのは元の髪質

ミルクティーヘアカラーの女性の後姿の写真

『ブリーチせずにベージュやミルクティー色は出せるか』の答えは、

「極端に髪の色素が薄い人であればできる」ですが、同時に「純粋な日本人の約99%が難しい」というのが正直なところです。

(ハーフやクォーターの方は髪の色素が違うのでまた別な話です。)

どの程度の"ベージュらしさ"を求めているかにもよりますが、多くの方が"ベージュ"や"ミルクティー"と考えているような透明感のある色は、もともとブロンドヘアの人でなければブリーチなしでは発色しないのです。

不可能ではないけど、かなり限られた人ならブリーチを使わなくてもベージュやミルクティー色になれる。そしてほとんどの人には難しい。というのが答えですね。

それでもベージュカラーを諦められない

こちらを見つめる髪色のあかるい女性の写真

「髪が傷むからブリーチはしたくない!でもベージュやミルクティーっぽさは出したい!」という方のための方法を紹介します。

方法① ライトナー・クリア13でトーンアップしてから重ねる

ブリーチではなく、ライトナーやクリア13で一度髪を明るくして、その後にベージュやミルクティー色を重ねるという方法があります。

ライトナー・クリア13はブリーチと同じく色素を持たない薬剤ですが、ブリーチほど髪のタンパク質を壊さないので、ダメージを抑えながら色素を薄くできます。

ただし、ブリーチほど色素を抜く力はないので、ベージュを重ねても透明感はブリーチ後より出にくいです。これは正直仕方のないこと。

方法② イルミナカラー・アディクシーカラーを使う

近年、ブリーチなしでも赤みを抑えた透明感のある仕上がりが出せる薬剤が登場しています。

イルミナカラー(WELLA)は、通常のカラー剤より赤みが出にくく、ブリーチなしでもやわらかい透明感のある色が出やすいカラー剤です。黒髪のままで「完全なミルクティー」は難しいですが、ブリーチを使いたくない場合の中でも仕上がりが綺麗な選択肢のひとつです。

アディクシーカラー(ミルボン)は高濃度の青色素で髪の赤みを打ち消すカラー剤。ブリーチなしでも濁りのない落ち着いたベージュに近い色が出やすいです。

どちらも取り扱いのあるサロンに相談してみてください。「ブリーチなしでできるだけ透明感を出したい」と伝えると、美容師が適切な薬剤を提案してくれます。

ブリーチはカラー剤であってカラー剤ではない

ヘアカラーされる女性の画像

ブリーチ剤もカラー剤の仲間です。しかし美容師が仕事で使うときは"普通のカラー剤とは別物"として扱う人がほとんど。値段やメニューを別にしているお店もあります。

普通のヘアカラー剤は、髪を少し明るくして(色素を抜いて)、同時に髪の中に色を入れることで発色させます。

ブリーチ剤は髪の色素を抜くことだけを考えられた薬で、髪を明るくすることに関しては長けていますが、その分ダメージも大きくなります。

ライトナーやクリア13という薬剤も、赤や青・ピンクやオレンジなどを発色する力はありませんが、ブリーチほど髪を傷つけないで色素を抜いてくれるカラー剤です。

ライトナー・クリア13

中には他の名前で呼ばれていることもありますが、大体この名前で通じます。

このライトナーやクリア13というカラー剤もブリーチと同様に色素がありません。ブリーチほど髪の色素やタンパク質を壊さないので、「あくまでカラー剤」として扱われます。

ブリーチの後はパーマや縮毛矯正、デジタルパーマなどが難しくなりますが、ライトナーの後であれば問題なくできます。

ライトナー・クリア13の出せる明るさ

ライトナーでどの程度明るくなるか色の見本画像

この画像は髪の明るさを数字で表したもの。数字が大きくなればなるほど明るくなり、「1〜20レベル」と呼ばれます。

日本人の地毛(黒)はレベルが5〜6レベルぐらい。

ライトナーやクリア13では約14前後までトーンアップできます。(髪質によっては一回でできないこともある)

ブリーチ1回では大体16レベルぐらい。それ以上の明るさはブリーチを何回も行うことでできます。

ブリーチなしでベージュやミルクティーっぽさを出す方法

ヘアカラーをしている女性の写真

ベージュのような透明感を出すためには、もともと髪にある黒や茶色の色素が邪魔。なのでライトナーやクリア13で一度髪を明るくして色素を少なくします。
色素を減らした後にカラーを重ねることで、黒髪のままでは出せない色味を出せます。

ライトナーやクリア13はタンパク質を壊しすぎないので、髪へのダメージがブリーチよりも少ないです。

しかし繰り返しますが、
ブリーチほど色素を抜く力はないので、ベージュやミルクティーカラーを重ねた後の発色もブリーチ後ほど良くなく、透明感も出にくいです。
これは正直仕方のないこと。

※縮毛矯正や黒染めがされている髪は明るくなりにくいので、ライトナーやブリーチでも14レベルの明るさまで明るくならない場合があります。

黒髪、ライトナー、ブリーチにベージュを染めてみた

実際に見てもらった方がわかりやすいと思うので、黒髪・ライトナー・ブリーチの髪を用意してベージュのヘアカラーを染めてみました。

髪はどれも同じ人の毛なので、明るくする前の条件は同じです。
※別な人の毛束だと比較の意味がない

ベージュで染める

黒髪、ライトナー、ブリーチで染めた毛束の写真

上から黒髪、ライトナー×2回、ブリーチ×1回で染めてある毛です。

黒髪は5レベル、ライトナーは14レベル、ブリーチは17レベルですね。

黒い背景で映しているのでブリーチ毛が明るく見えていますが実際はもう少し暗め。

ベージュで染める前の毛束3本の写真
ベージュで染めた直後の毛束3本の写真

上の写真は毛束3つを並べたもの。下の写真は同じベージュ系カラーで染めた写真です。

結果

ベージュヘアカラーで染めた毛束3本の写真

こちらが染めあがり。室内だと分かりにくいので下の写真が屋外で見たものです。

ベージュで染めた毛束3本を屋外で見た様子の写真

写真の毛束の上から黒髪・ライトナー・ブリーチにそれぞれベージュカラーを入れたものです。

ブリーチ毛は色素をたくさん抜いているので、透明感のある色が出ています。ライトナーは色素が残っている分茶色が出ています。黒髪はほとんど変化なし。

色を優先させるのであればブリーチでも構わないと思います。そこまでのダメージはちょっと…というのであればライトナーもいいのではないでしょうか。少し茶色は残りますけどね。

黒染め後にベージュを目指すと何が起きるか

「以前黒染めしたけど、今度はベージュにしたい」という方が一番苦労するのがこのパターンです。

黒染め(市販・美容室問わず)には人工的な色素が大量に含まれています。ブリーチはもともとの黒い色素(メラニン)は抜けますが、この人工色素は抜けにくい性質があります。そのため、明るくしようとすると

  • 緑っぽい・赤みがかった・オレンジなどのムラが出やすい
  • 通常の黒髪よりブリーチの回数が多く必要になる
  • 目標の明るさまで数ヶ月〜半年かかることもある

よくある失敗が「美容師に黒染め歴を伝えていなかった」ケース。黒染めした時期・回数・市販か美容室かを正直に伝えることで、美容師が適切な手順を組めます。逆に伝えないまま進めると、想定外の色が出たり途中で施術がストップすることも。

黒染め後のベージュは「一回では無理」と最初から心得て、段階的に明るくするプロセスを踏む前提で計画することが大切です。焦って一気にやろうとすると、ムラやダメージで後悔しやすい。

全頭ブリーチが不安なら「バレイヤージュ・ハイライト」という選択肢

「全頭ブリーチはダメージが心配」「でもブリーチなしでは物足りない」という方に知ってほしいのがバレイヤージュとハイライトです。

どちらも全体ではなく部分的にブリーチを入れる技術です。

ハイライトは細い線状に明るい部分を入れる方法。全体に散らすと立体感と透明感が生まれ、ブリーチなしでは出せない軽さを演出できます。

バレイヤージュはフランス語で「掃く」という意味の技術。毛先に向かって自然なグラデーションを描くように明るさを入れます。根元が伸びてきても境目が目立ちにくいのが特徴です。

全頭ブリーチと比べると

  • 全体的なダメージが少ない
  • 根元が伸びてきても不自然になりにくい
  • 縮毛矯正・パーマをしている方でも、ブリーチ部分を避けながら対応できる場合がある
  • 日常のスタイルに自然な立体感・透明感が出る

ただし美容師の技術差が大きく出るメニューです。「バレイヤージュが得意」なスタイリストを選ぶのが仕上がりに直結します。ホットペッパーなどで「バレイヤージュ」「ハイライト」で検索して、施術実績のあるサロンを選ぶのがおすすめです。

まとめ

  • ブリーチなしでも「ある程度のベージュ感」は出せるが、SNS・雑誌で見るような透明感はブリーチが必要
  • ブリーチなしの選択肢①:ライトナー・クリア13でトーンアップしてからベージュを重ねる(ダメージ少・透明感は控えめ)
  • ブリーチなしの選択肢②:イルミナカラー・アディクシーカラーなど赤みを抑えやすい薬剤を使う
  • ライトナーの後はパーマ・縮毛矯正も問題なくできる(ブリーチ後は難しくなる)
  • 色落ち後:ブリーチなしはオレンジ〜赤みブラウンに、ブリーチありは金髪〜黄みに変化する
  • どれくらいの「ベージュ感」を求めるかで、ブリーチするかどうかの判断が変わる
  • 黒染め後のベージュは一発で無理。段階的なプロセスが必要で、美容師への正直な申告が大事
  • 全頭ブリーチが不安ならバレイヤージュ・ハイライトで部分的に入れる方法もある

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