【比較】市販のブリーチと美容室のブリーチ 決定的な3つの大きな違い

ブリーチしている女性の写真

美容室でブリーチすると高い!市販のブリーチでも結局同じでしょ?一体どう違うの?

という疑問を持ったことはありませんか?

「髪の毛の色を抜くだけなら一緒だよ!」という気持ちはわかります。

私もそう思っていました。

 

ですが、それぞれに決定的な違いがあるのです。

このページでは市販のブリーチと美容室のブリーチの違いについて説明させていただきます。

セルフブリーチやサロンブリーチでカラーをしようと考えている方は参考にしてみてください。

 

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市販と美容室のブリーチの違い

「髪を金髪にするためにブリーチ」
「透明感のある色を出したいからブリーチする」

このような目的でブリーチを使う方が多いと思います。

 

ブリーチは髪の毛のメラニン色素を抜く力がとても強いカラー剤です。

メラニン色素は主に黒、茶、赤、黄色です。

特に黒や茶色の色素が多く残ってしまっていると絶対に透明感のあるヘアカラーをすることができないのです。

 

ちなみに、アルカリカラー(ファッションカラーなどのいわゆる”ヘアカラー”)にも多少なりともメラニン色素を抜く力はあります。黒い色素を抜き、そこに色味を入れることで目的の色に発色るのです。

 

「ヘアカラーをして色が落ちてきたら明るくなった」
と感じたことはありませんか?

褪色(染めた色が抜けること)してくると毛が明るくなるのは、元の髪を明るくした後に入れた色が抜けてくるためです。

色味は流れて抜けてしまい、色素が抜かれた髪の毛が明るくなって出てくる。という状態ですね。

 

市販のカラー剤にはブリーチが入っているのか?

少し話がそれていしまいますが、
「市販のカラー剤にブリーチって入っていますか?」という質問を受けたことがありますが、『ブリーチ剤』そのものは入っていません。

しかし、髪を多少脱色する力は市販のカラー剤、美容室のカラー剤に関係なく配合されているので、ブリーチ力=髪を明るくする という考えでは配合させれているとも言えます。

 

ちなみに黒染めの薬も、実は髪を明るくしてしまう(ブリーチ力のある)成分は入っています。

 

「黒くするのに必要ないのでは?」と思われるかもしれませんが、黒染めであっても黒い色素を髪の毛に入れるためにキューティクルを傷つけ、タンパク質とメラニン色素を壊す必要があるからです。

 

もし地毛で、元々真っ黒な状態で黒染めしたとしても、黒染めが落ちてくると傷ついた髪が表面に出てくるのでやや明るくなります。

ブリーチ力の一切ないカラーはマニキュアやヘナなど特殊なヘアカラーだけです。

 

ブリーチに違いはあるのか

ブリーチされていて明るい髪の毛の女性

ではいよいよ本題です。

正直、市販品ブリーチであっても美容室のブリーチであっても、内容成分の違いはそう大差ありません。

 

中に入っているトリートメント成分が違う!という方もいますが、市販のブリーチも美容室のブリーチもいわゆる”トリートメント”に当たる保湿成分や栄養素はほとんど配合されていません。

トリートメント成分を入れてしまうと色が抜けにくくなってしまいますし、そもそも入れても成分が壊れてしまい意味がないのです。

 

市販のブリーチにはセットで小さいトリートメントが同封されていることもあるようですが、それは単なる一時しのぎでしかないので長期的にトリートメント効果が続くものではありません。
せいぜい持って1日2日ですね。

 

ブリーチ剤の目的は髪の色素を抜いて色を金髪にすること。
その力を弱めてしまうような薬剤をいれるなら、初めからブリーチ剤である必要はないのです。

 

ただし、市販にあって、美容室のブリーチにない一点大きな違いがあります。

それが『泡カラー』です。

 

泡カラーの影響

泡で遊んでいる女性の写真

最近よく見るようになった泡カラー。ブリーチ剤においても同様に泡ブリーチが販売されています。

この泡状にするために薬剤には界面活性剤が多く配合されます。

 

主に洗剤やシャンプーに配合されるもので、界面活性剤の効果で振ることにより泡立ち、少ない量で多くの髪の毛を塗ることができるようになります。

 

しかし、このカラーやブリーチに含まれた界面活性剤には特徴があり、薬剤の吸収力を高めてしまうという効果があります。

 

「カラーなどで薬剤の吸収が高まるのなら染まりが良くなっては問題ないのでは?」
と考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、薬剤の吸収力が上がるということは、ダメージも多く髪の毛に与える。ということにもなります。

 

泡カラーの場合、髪全体になじみが良い分頭皮にも付きやすいです。 そのため髪の毛だけでなく頭皮や毛根へのダメージも同様に大きくなります。

 

ブリーチはそもそもダメージを前提とした薬なので、問題がないといえば問題ないのですが、
ムラにならないようにと根元にしっかり付けて、なおかつ何回も繰り返したりすると頭皮や毛根の損傷が大きくなるので注意しましょう。

タダでさえ泡カラーは伸びが良いので頭皮も含めて全体に付きやすいです。

例えば2回ブリーチする時は、1回は根元に付けてもう一回は外す。という塗り方が安全ですね。

 

根元は体温がある分染まりが早いので、根元も毛先も関係なく全体を同時に塗り始めると根元だけ必ず明るくなります。

 

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サロンとの大きな違いはテクニック

美容師が使うメイクブラシの写真

市販のブリーチとサロンブリーチのもっとも大きな違いはテクニック。塗り方や技術力です。

 

一見全部が金に見えても

ブリーチの技術力の違いにより起こる最大のポイントは塗りムラです。

 

このブリーチムラというのは皆さんが考えている以上に厄介。
というのも、ブリーチ直後のカラーだけでなく、今後のヘアカラーにも影響が出るのです。

 

セルフでブリーチをしても美容室でブリーチしても金色や白っぽい色の様に色素がなくなります。

一見どちらも同じように「髪の毛が明るくなった」と感じると思いますが、自分でブリーチしてしまうと、量が多く付く場所と少ない場所というのが必ずできてしまうのです。

 

例えば、自分で塗りやすくて鏡で見やすい顔回りにたっぷり付いているが、後頭部は塗りにくいからあまり付いていない。

であったり、
毛先は付けやすいからたっぷり塗ってあるけど、根元の方は大してついていない。このような塗り方になってしまうケースが多いです。

ブリーチをはじめとするヘアカラーというのは、塗った量が多ければ多いほど反応が強くなります。

もちろん程度はありますが、薄く付いている部分と濃く付いている部分では染まりの濃さの違いができてしまうのです。

 

そして、カラー剤やブリーチは塗り始めた瞬間から発色を始めます。

塗り始めた場所と最後に塗り終わった場所との時間差が大きければ大きいほど放置時間によるムラがおきます。

右側から時間をかけて塗り始めて左側を塗り終えたら、当然右側は濃く染まってしまうのです。

 

美容師がブリーチをする場合は、毛先、根元、後頭部、横の髪の毛関係なくほとんど一定の量のブリーチ剤を付けます。

慣れているので塗り始めと塗り終わりの時間差も少ないです。

 

仕上がりは同じように色が抜けているようでも、顔回りや毛先の色抜けが強くなってしまうような”目に見えないムラ”が起きるのです。

”目に見えないムラ”はその後に重ねるカラーに大きな影響を及ぼします。

ブリーチの後にカラーをしたらムラになった!という方はブリーチの色の抜き方にムラが出てしまっているのです。

 

メラニン色素の残っている程度の違いによる、カラーの発色の違いは

コチラの記事にもまとめてあります。

ベージュカラーで染めた3本の毛束

ちなみにこれがその記事の画像。

上から2番目3番目ともに髪を明るくした状態に同じヘアカラーでそめていますが、色の出方は全く違います。

2番目は3番目ほどメラニン色素が抜けていない状態。つまりブリーチの染まりが甘い髪の毛。

 

この写真は毛束程度ですが、頭一つ分になるとこの色の差が様々な場所に現れることになるので、全体を見た時にムラのようになるのです。

ブリーチ後染めるヘアカラーをキレイに染めるためには、カラーの前のブリーチがいかにムラが少なくキレイに染められているか。が大きな課題なのです。

 

市販のブリーチの注意点 実際にあった話

お客様で以前実際にいらっしゃったのですが、コストをできるだけかけずに髪色をホワイトにしたかったようで、自分で7回セルフブリーチをしてから来店された方がいらっしゃいました。

 

日本人の髪の毛はよほど色素が薄い方以外は、ブリーチを何回やっても”ホワイト”にはなりません。とても薄い黄色が限界です。

ホワイトになった時点で断毛するか縮れてしまいます。

 

薄黄色になった髪の毛に、黄色を打ち消す薄紫をのせることで”ホワイトっぽく見せる”のがいわゆるホワイトブリーチです。

しかしそれを知らず、ブリーチだけで白になると勘違いしセルフブリーチ7回もしたようです。しかも泡カラー。

 

私がカウンセリングにはいったときは髪の毛は縮れる寸前で、ゴムのように伸び縮みして引っ張ると切れてしまうような状態。

なにより一番問題だったのは頭皮です。

7回ともベッタリと頭皮にもブリーチ剤をつけていたので、頭皮の皮がむけて頭皮が白くなっていました。

頭皮はもともと白いですが、漂白されたような白さです。

 

本人曰く、「風が吹くだけでも痛い」とのことだったので、カラーを諦めていただきすぐに皮膚科に行くように伝えました。

風が吹いただけで痛いと言っている状態でアルカリカラーを頭皮に使うと、激痛で間違いなく耐えられません。

例えマニキュアで施術したとしても、髪をとかすという行為の痛みに耐えきれなかったり、シャンプーもまともに出来ない程。

どう考えても頭皮環境にも良くないと判断し断りました。

 

極端な話、髪の毛はどんな状態になっても時間が経てば生え変わります。元に戻ります。

どんなにチリチリになって傷んでも切って生え変われば元通りです。

 

しかし、髪の毛を生やすための土台である頭皮が傷んでしまうと、今後の発毛にも影響を及ぼします。

7回ブリーチした方は極端な例ですが、セルフカラーの場合、プロの判断ができない。という点も大きな違いです。

 

サロンなら頭皮に付けないで下さいと伝えることができる

美容室で髪の毛を染める時、髪の毛の工場である頭皮や毛根が傷んだりするのが嫌であれば
頭皮に薬付けないでください
と伝えれば、頭皮をギリギリ外してヘアカラーを塗ってくれます。

 

「アレルギーですか?」と聞かれたりするかもしれませんが、「前に痛くなったことがあるので…」と理由は何でもいいので適当に答えれば大丈夫です。

アレルギーもないのにアレルギーと答えると、カラーを断られる可能性もあります。

 

私は自分の頭をヘアカラーをするときは5mmから1cmほど。完全に根元を外します。

そんなに外す必要もないですし、黒く残ってしまうのですが、頭皮に何らかの影響が起きるのが嫌なのです。

キレイにピッチリ染めたとしても、結局1週間2週間で根元の黒い部分がすぐ生えて来ますし、
それなら地肌や毛根が傷まないことを優先させたいのです。

髪の毛はどんなに傷んでも切ってしまえばいずれ元に戻りますしね。

 

頭皮に付かないようにキレイに塗る”というのも美容室ならではのヘアカラーとも言えます。

 

とは言え格安で出来るのは魅力

サロンでのブリーチは確かに頭皮に安全性が高く、自分で行うよりもキレイに染めることができます。

しかし、値段が高くなってしまいます。

ブリーチは多くのお店でカラー料金と同じ程度費用がかかります。

ということは単純に費用が倍近くなってしまう。それなら自分でブリーチしたい。という方も多いはずです。

 

そんなときにおススメなのが、抜けの良いブリーチを使う。ということ。

せっかくブリーチをするなら一回で出来るだけ色素が抜けた方が早いし楽ですよね。何回も行わなくても済みますし。

ブリーチの中には抜けの良いブリーチと悪いブリーチというものがあります。

一見同じように「ブリーチ」と書かれているので見た目には分かりませんが、かなりの差が出るものもあるのでブリーチ選びには注意しましょう。

 

コチラが一般の方でも買える抜けの良いブリーチ

まとめ

セルフでブリーチするメリットは一回のコストが安いということ。これは確かに魅力です。
ですが色ムラができやすいです。

美容室でのブリーチではムラを少なくブリーチすることができますが一回のコストは高いです。薬代+手間代がかかってしまいます。

正直「値段」「仕上がり」どちらを優先させるかで、どちらの方が良い悪いということはないと思います。

いいところもあり悪いところも。ですね。

ただ、ブリーチはとても危険性のある薬剤なので、セルフで行う場合は目に入らないように、そして頭皮の状態に最新の注意を払いながら行いましょう。

 

ホワイトカラーのような極端な色を希望するのであれば美容室で一度相談してから検討してもいいと思います。

カットのついでにちょっと聞くだけならタダでできますし、電話で値段なども予め相談できるはずです。

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