髪にカールやウェーブをつくることができて雰囲気を変えられるパーマ。
「時々かける」
「よくかけている」
「やってみたいけどよくわからない」
などなど色々な方がいると思います。
パーマについて詳しい方はいいのですが、かけた経験が少ない方は
「美容室の予約を取ろうと思ったら、パーマの種類が多くて自分に合うのが分からない!」
と悩んでしまう人もいらっしゃいます。
デジタルパーマにエアウェーブに水パーマ。名前が書いてあっても一体どんなものか分かりませよね。
そこで今回は、普通のパーマにデジタルパーマ、エアウェーブ、ロボットパーマに水パーマ、縮毛矯正などなど。
それぞれのパーマの違いをみなさんにできるだけ分かりやすく紹介させていただきます。
追記:カール系パーマだけ、どんな髪質が向いているのかを追記しました
「ホットペッパーで予約しようと思ったけどわからないよ!」
「適当に予約しちゃって大丈夫?」
「髪質に合うパーマが知りたい!」
なんて思ってしまう人はぜひ参考にしてみてください。
パーマの種類
ひと昔前と違い、美容の薬剤研究が進み様々なパーマが生まれました。
昔はとても単純なパーマしかなく、いわゆる”普通のパーマ”と呼ばれる液体だけでカールを付けるパーマが主流でしたが、今では熱や乾燥の力を使ってパーマをかけるという方法が開発され、より多くの髪質や髪の状態に対してカールやウェーブを付けることが可能になったのです。
しかし、技術や方法が先走ってしまい肝心なお客様が
「どんなパーマか分からない」
こんな状態になってしまっているのも事実です。
パーマは種類によって、特徴やメリットデメリットが違います。
目的の髪型や生活スタイル、髪質に合わせて選ぶことが大切です。そのためにも簡単でいいので違いを知っておいて損はありません。
1点注意なのですが、中には”美容室側がオリジナルで作った名前のパーマ”というのもあります。
「他の美容室でこんな名前のパーマ見たことないし、ネットを探しても出てこない…」
というのはおそらく名前だけオリジナルのパーマ。
しかしオリジナルと言っても、今回紹介させていただくパーマのどれかの手法に該当するはずです。
特に構える必要はないので、分からなくなってしまったら美容室に直接聞いてみましょう。
ではそれぞれ説明していきますね。
普通のパーマ
「パーマをかけてください」と美容師にお願いすることは、この”普通のパーマ”をかけるという意味になります。
ナチュラルパーマという呼び方をするお店もありますね。
ちょうど写真の女性のように、髪にロッドと呼ばれる棒を巻き付け、薬の力で髪の毛にパーマをかけていきます。
正式名称は「コールド2浴式パーマネントウェーブ」と言います。
コールド:冷たい液体 2浴式:1剤と2剤の二段階処理 という意味なのです。
(蛇足なので覚えなくてイイです)
手順
方法はシンプル。
髪の毛にでロッドと呼ばれる棒を髪の毛に巻き付け、1液と呼ばれる薬を付けます。
時間を置いて、2液と呼ばれる薬を付けて終わりです。
パーマの中でも基本とされるものですね。
特長
かけ終わったあと、濡れている髪だとクルクルが強いですが、ドライヤーで乾かすとパーマが少し緩くなります。
水分が少しあった方がカールが出るので、ムースやミルク系ワックスのスタイリング剤が向いています。
注意点
縮毛矯正やデジタルパーマをしている髪の毛にはかけることができません。チリチリになる可能性が高いです。
普通のパーマが向いている髪
髪の硬さ | 柔らかい~硬い 極端に硬い髪の毛はかかりにくいことがあります |
髪の毛のダメージ | 少ない~中 ダメージが強い方はコスメパーマがオススメ |
縮毛矯正の有無 | なし 縮毛矯正が残っているとキレイにかかりません |
目的のパーマの強さ | 弱い~強い 強い薬を使えば極端に強いカールを作ることもできます。 |
ブリーチの有無 | なし ブリーチが毛先に残っているとキレイにかかりません |
朝のスタイリングの大変さ | 中 ムースなどを付けてカールを出すとキレイになります |
コスメパーマ
コスメパーマを特別なパーマだと主張するお店がありますが、単に普通のパーマの薬が変わっただけです。
「化粧品登録をしている特別な薬を使用!」なんて宣伝していたりしますが、今では当たり前のような薬なのでそんなに特別なことではないので気にする必要はありません。
従来の薬よりも髪の毛への負担が少ない薬が多いので、ダメージしている髪の毛には向いています。
手順
普通のパーマと全く同じですが、使う薬剤が違います。
コスメパーマの場合は、化粧品登録されているカーリングローションと呼ばれる薬剤を使用します。
「化粧品登録されている」なんて聞くとなんだかすごい感じがしますが、分かっている美容師からすると、「だからなに?」というレベルの話なので気にしなくてイイです。
ダメージ毛には向いているパーマなのですが、ヴァージン毛と呼ばれるカラーもパーマもしていない髪の毛は薬が弱すぎてかからないことがあります。
化粧品登録されている特殊な薬で、カラーと同日に施術しても、薬事法違反にはならない薬です。
「コスメパーマだから傷まない!!」というような謳い文句はウソになります。
ダメージヘアに向いている薬ですが、傷むときは傷みます。
注意点
髪の毛を傷ませたくないから!とコスメパーマを選ぶのもいいと思います。
しかし、薬のパワーが弱いので、健康毛の髪の毛にかけてもかからないことがあります。
必要なのかどうなのか、担当美容師と相談しながら決めると良いでしょう。
コスメパーマが向いている髪
髪の硬さ | 柔らかい~やや硬い ダメージが少ない代わりにパワーが少し弱いので健康毛にはかかりにくいです |
髪の毛のダメージ | 少ない~やや大きい ある程度傷んでいる髪の毛にもかけることはできます。 |
縮毛矯正の有無 | なし 縮毛矯正が残っているとキレイにかかりません |
目的のパーマの強さ | 弱い~やや強い 強くクルクルしてい髪の毛を作ることは難しいです。 ゆるめのカールをつくるのに向いています。 |
ブリーチの有無 | 1回程度までなら 軽めに色が抜いてあるぐらいの髪ならコスメ系の薬を使うことでかけることも出来なくはない。要相談 |
朝のスタイリングの大変さ | 中 ムースなどを付けてカールを出すとキレイになります 普通のパーマと変わりません。 |
クリープパーマ
クリープパーマは、普通のパーマに少し手を加えたパーマです。
パーマの途中でドライヤーなどを使い乾燥させます。 スチームを使うお店もありますね。
クリープとは【creep】:ゆっくり歩く ノロノロ歩く という意味がありますが、パーマの1液と2液との変化を緩やかにしたものがクリープという意味で使われます。
「クリープパーマは持ちがいい!」
というのは本当ですが、2倍も3倍も良くなったりするわけではなく。普通にかけるよりはいいという程度に考えてください。
そもそも普通のパーマをベースにしていることなので、まるっきりなにもかも違うという訳ではないのです。
クリープパーマは乾燥させたりする分、薬の慣れが必要です。信頼できる美容師さんにお願いしましょう。
やり過ぎてしまうと髪の毛がチリチリになってしまうなんてことも…
クリープパーマが向いている髪
髪の硬さ | 柔らかい~硬い 普通のパーマよりも多少しっかり目にかけることができます。 |
髪の毛のダメージ | 少ない~大きい 普通のパーマやコスメパーマとあまり変わりません。 |
縮毛矯正の有無 | なし 縮毛矯正が残っているとキレイにかかりません |
目的のパーマの強さ | 弱い~強い 強い薬を使えばクルクルにかけることもできます。 |
ブリーチの有無 | 使う薬の種類にもよりますが、基本的にはおススメできません。 |
朝のスタイリングの大変さ | 中 ムースなどを付けてカールを出すとキレイになります 普通のパーマと変わりません。 |
デジタルパーマ
特殊な機械を使ったパーマ。上の写真はデジタルパーマをかけるために開発された機械です。
デジタルパーマはこれまでに紹介させて頂いた、普通のパーマ、コスメパーマ、クリープパーマとは全く違うものです。
普通のパーマと大きく違い、特殊なロッドと呼ばれる棒を巻き付けて温めます。
この写真は普通のパーマ、コスメ、クリープパーマに使うロッドですが、デジタルパーマは
この写真のようなロッドを髪に巻きます。
中央に金属があり、コードとつなぐことでロッド自体が高温になるのです。
普通、コスメ、クリープはパーマの薬の力を使ってかけるのですが、デジタルパーマは+熱の力を使ってかけます。
パーマをかける仕組みはとしては熱を使う縮毛矯正と同じです。
普通のパーマなどは濡れている時が一番カールが強いですが、デジタルパーマは乾かすとカールが強くなります。
クルッとした巻き髪のようなカールをつくることができる唯一のパーマです。
注意点
ドライヤーで乾かすことでカールが出てくる便利なパーマですが、大きな注意点があります。
熱の力を使ってかけるパーマなので、強力な反面、一度デジタルパーマをかけてしまった部分は、普通のパーマ、コスメ、クリープパーマではかからなくなってしまいます。
デジタルパーマの熱の力以上にパワーが出ないので、ただ傷んで終わってしまうのです。
デジタルパーマをかけた部分が毛先に残っている場合のかけ直しはデジタルパーマで行いましょう。
そして、普通のパーマ以上に美容師側の技術が問われます。
デジタルパーマのキチンとした知識を持っていて慣れている美容師にお願いしましょう。
デジタルパーマでチリチリになってしまったという失敗は、熱の与え過ぎによって起きる失敗です。
デジタルパーマが向いている髪
髪の硬さ | 柔らかい~硬い 普通のパーマでもかけることができなかった極端に硬い髪の毛でもかけることができます。 |
髪の毛のダメージ | 少ない~大きい 使う薬の種類によってある程度傷んでいる人にもカールをかけることができます。 |
縮毛矯正の有無 | かけていてもかけられる 縮毛矯正がかかっていてもかけることのできる数少ないパーマです。 |
目的のパーマの強さ | 弱い~強い 普通のパーマよりもクルッとした感じが強くでます |
ブリーチの有無 | ブリーチされている髪の毛は基本おススメしません |
朝のスタイリングの大変さ | 小 乾かすとカールが出てくるので、他のパーマに比べて楽です。 |
エアウェーブ
エアウェーブもデジタルパーマ同様、専用の機械を使用して髪の毛にカールをかけます。
エアーと聞くと、「風の力?」と思われるかもしれませんが、少し違います。
先ほど紹介したクリープパーマは髪の毛を乾燥させて持ちを良くするパーマですが、それとは比べ物にならないぐらいさらに乾燥させます。
乾燥させるときに風が起きるので、「エアー」なのです。
髪の毛を極端に乾燥させることで、髪の毛に『ガラス化』という現象が起きます。
実は本当の『クリープ』とは『ガラス化のこと』クリープパーマはエアウェーブの弱い版。みたいなものですね。
ガラス化を行うことで、ダメージの少ない薬でもしっかりパーマをかけることができるので髪の毛への負担は少ないです。
注意点
エアウェーブはもちがよくふんわりとしたパーマをかけることができますが、ユルく大きいカールやウェーブは得意ですが、巻き髪のようなしっかりとしたカールを作るのが苦手。
そして普通のパーマでもかけ直すことができると言われていますが、乾燥の力を使ったパーマなので、かけ直しはデジタルパーマかもう一度エアウェーブの方がキチンとかかります。
エアウェーブが向いている髪
髪の硬さ | 柔らかい~硬い やや硬い髪の毛にもかけることができます。 |
髪の毛のダメージ | 少ない~大きい 使う薬の種類によってある程度傷んでいる人にもカールをかけることができます。 |
縮毛矯正の有無 | かけていてもかけられるという美容師もいる。 私個人的にはおススメしませんが、縮毛矯正がかかっていてもかけることができる。という美容師もいます。 |
目的のパーマの強さ | 弱い~中 クルクルした強さのカールは向きません。ニュアンス程度やゆるふわな質感のカールやウェーブに向いています。 |
ブリーチの有無 | ブリーチされている髪の毛は基本おススメしません |
朝のスタイリングの大変さ | 小 乾かすとカールが出てくるので、他のパーマに比べて楽です。 |
水パーマ
水パーマとは、蒸気を利用してパーマの薬液を少ない量でも髪の内部に浸透させてかけるパーマです。
蒸気は温度が高いので、パーマの薬の力を高める効果があります。
そして蒸気の力でキューティクルを開いて薬の浸透を良くすることができるので、従来のパーマよりも少ないパーマ液でかけることができます。
蒸気を出すための、『パルッキー』と呼ばれる、分子量の細かい蒸気を出すことのできる機械を使用したパーマです。
ただ、パルッキーを設置するためにはコンセントの電圧を変えたり専用の機械を買ったりと大変なので、他の機械で行うお店もあるようです。
注意点
『水』と聞くとなんだか髪に優しい感じがしますし、水パーマの説明にも、『普通のパーマはアルカリ剤でキューティクルを開くが、水パーマは水の力でキューティクルを開く』なんてありますが髪の毛へのダメージはそこだけで決まるものではありません。
普通のパーマの手法を少し変えた。というのが水パーマなので、使うパーマ液の量が少なくても髪の毛が傷むときは傷みます。
使う薬の量が少なくても蒸気を使って温度があがるので、その分パーマ液の効果が高まります。髪の毛の負担も同時に大きくなるのです。
実際に、前行った店で水パーマをしたら髪のをチリチリにされた。と目の前で泣かれたこともあります。
これだけはハッキリ言えますが、水パーマだから傷まない、傷みが少ないということはありません。
悪いパーマではありませんが、他のパーマ同様、パーマを行う美容師側の慣れや経験がものをいいます。
水パーマが向いている髪
髪の硬さ | 柔らかい~硬い 普通のパーマよりも多少しっかり目にかけることができます。 |
髪の毛のダメージ | 少ない~大きい 普通のパーマやコスメパーマとあまり変わりません。 |
縮毛矯正の有無 | なし 縮毛矯正が残っているとキレイにかかりません |
目的のパーマの強さ | 弱い~強い 強い薬を使えばクルクルにかけることもできます。 |
ブリーチの有無 | ブリーチされている部分が残っている場合はおススメできません。 |
朝のスタイリングの大変さ | 中 ムースなどを付けてカールを出すとキレイになります 普通のパーマと変わりません。 |
ロボットパーマ
ロボットパーマは、『低温のデジタルパーマ』です。
使用される機械もデジタルパーマの時に使うものと同じものを使用します。つまり、『デジタルパーマ』です。
ロボットパーマが登場したのは、デジタルパーマが話題になってきた頃です。
「同じデジタルパーマだと目立たない…それなら名前を変えて!」と始まったのだと考えられます。
「ロボットパーマではコスメ系の薬剤を使用する」と説明している美容室もありますがデジタルパーマだって普通にコスメ系薬剤を使います。
低温で行うデジタルパーマだから名前を変える。ということで広まったのでしょう。
注意点
低温で行うデジタルパーマなので、髪の毛の熱によるダメージは少ないですが、その分カールが中途半端になることが考えられます。
そして温度が低いとはいえ、あくまでデジタルパーマなのでかけ直しはデジタルパーマか同じくロボットパーマでかけ直さないとキレイにカールになりません。
ロボットパーマをかけて、仕上がりに気に入ったのであれば問題ないと思いますが、デジタルパーマと大した違いはないと考えてください。
低温だからと言って薬を間違えれば当然強く傷みます。
ロボットパーマが向いている髪
髪の硬さ | 柔らかい~硬い 普通のパーマでもかけることができなかった極端に硬い髪の毛でもかけることができます。 |
髪の毛のダメージ | 少ない~大きい 使う薬の種類によってある程度傷んでいる人にもカールをかけることができます。 |
縮毛矯正の有無 | かけていてもかけられる 縮毛矯正がかかっていてもかけることのできる数少ないパーマです。 |
目的のパーマの強さ | 弱い~やや強い デジタルパーマよりも温度が低い分カールが少し弱くなります。 |
ブリーチの有無 | ブリーチされている髪の毛は基本おススメしません |
朝のスタイリングの大変さ | 小 乾かすとカールが出てくるので、他のパーマに比べて楽です。 |
縮毛矯正
縮毛矯正は熱の力を使って髪の毛を真っすぐにするパーマです。
パーマと聞くとカールやウェーブをイメージする人が多いと思いますが、ストレートパーマなども含めて髪の毛の形をかえるものは全てパーマになります。
どんな強いクセでも真っすぐにできるので、クセ毛で悩む人は朝時間がかからなくなりとても便利です。
しかし、その反面とてもパワーの強いパーマなので、真っすぐになっているからと言ってケアを怠ると、引っかかるようなキシキシした質感になったり毛先の枝毛が多くなってしまいます。
手順
1液と呼ばれる薬で髪の毛を柔らかくし、ストレートアイロンの熱の力を使って髪の毛を真っすぐにしてから2液で定着させます。
ストレートパーマとは違い熱の力を使うので、様々なクセを伸ばすことができます。
ストレートアイロンがなかった時代は木の板で伸ばしていたこともあったようですが便利な時代になってよかったです。
注意点
縮毛矯正で一番気を付けなければいけないのは、『縮毛矯正をした髪の毛は普通のパーマはかからない』ということです。
「かけられる」と言い張る美容師もいますが、髪に深刻なダメージをあたえてしまうので絶対にお勧めしません。
縮毛矯正は基本的には根元付近から行います。
ということは一度かけると全て生え変わるまでかなり時間がかかります。(1か月1cm計算で、30㎝だったら約3年)
その間髪の毛をカールさせるパーマはかけれないのかというとそうではなく、デジタルパーマならキレイにかかります。
縮毛矯正は熱の力でかけるので、同じく熱の力で髪の毛を曲げないとかからないのです。
そして、縮毛矯正をかけた髪の毛はカラーが明るくなりにくくなります。
この原因についてはまだ謎が多いのですが、ブリーチを使わない限りある程度暗めのトーンにしかできないということを知っておいてください。
時々とんでもない美容師が
お客さん「縮毛矯正しているんですが髪の毛を明るくしたいです」
美容師「じゃ髪の毛全部ブリーチしましょうか」
というビックリ美容師もいますが、生え変わるまで根元以外に縮毛矯正ができなくなってしまうので絶対にやめましょう。
どうしても明るくしたいのであれば、毛先だけのグラデーションがオススメ。
毛先のグラデーションならブリーチを使うのも毛先だけなので生え変わるまでの期間が短くて済みます。
詳しい美容師とよく相談することが大切です。
ストレートパーマ
ストレートパーマと縮毛矯正はとても良く似ていますが、途中ストレートアイロンで伸ばす工程がありません。
一番時間のかかるアイロンがないので短時間で終わりますが、強いクセまで伸ばす力はありません。
”ストレート”という割に言うほどストレートではないということです。
弱いクセを伸ばすことはできますが、全体のボリュームダウンであったり、前にかけたパーマを落とす時に使います。
真っすぐすぎないで程よいストレート…などではありません。クセが強い方はほとんど変わらないです。
注意点
ストレートパーマをかけた後は縮毛矯正ほど注意することはありません。
ただ、目的をハッキリさせておかないとほとんど意味がない。で終ってしまうこともあります。
・パーマを落とす
・ボリュームをおさえる
・かなり弱いクセを伸ばす
これがストレートパーマの使い道なで、強いクセの方は縮毛矯正で伸ばしましょう。
まとめ
いかがでしょうか。今回は色々あるパーマを紹介させていただきました。
デジタルパーマなどは知名度が高いのでみなさん知っている人が多いですが、水パーマやロボットパーマなんて聞いたことある人は少ないですよね。
髪質や、髪の毛がどんな状態なのかによって向いているパーマ、そうでないパーマが変わります。
大切なのは担当する時に美容師としっかり相談すること。
自分では「このパーマ!」って思って予約したのに、勧められたのは違った。ということもありますからね。
しかし、この記事に書かれていることを知っておけば、オススメを全てうのみにしなくて済みます。
アレもコレもで気が付いたらとんでもない値段になっていた…じゃ笑えませんからね。
もし今回説明していないパーマで、あまり聞いたこともないようなパーマの場合は、その店オリジナルの可能性が高いです。
しかし、ほぼ間違いなく今回説明させて頂いたパーマのどれかです。
オリジナリティも大切ですが、お客さんから分かりやすいものにしてほしいですねホント。
そんなときは「一体どんなパーマなんですか?」とお店の方に聞いてみましょう。
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