今回は髪を赤くする方法について紹介します!
ブリーチをするのかしないのか、マニックパニック(マニパニ)やカラーバターを使ってもちゃんと赤髪になるのかなど、実際の髪の毛を使ってわかりやすく説明しますね!
アッシュやグレーの寒色よりもレッドは色が出やすいですよ!
髪を赤くするにはブリーチが必要?
髪を赤くするにはブリーチが必要?という質問を聞かれます。
ブリーチが必要かどうかは、「どんな赤色になりたいのか?」で決まります。
例えば
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コチラ、インナーカラーの内側のような「レッド」や
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コチラのような透明感があり、「赤色」がハッキリわかるような髪の毛はブリーチが必要です。
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しかし、コチラ2つの写真のような「レッドブラウン」「薄い赤味のある茶色」のような色ならブリーチの必要はありません。
メンズの場合は
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このようなハッキリと「赤」が分かるような色はブリーチが必要で、
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このようなブラウンの強い赤ならブリーチなしでも染められます。
髪質によっては、ブリーチなしだとこの写真のようにほとんど赤っぽくならない人もいます。
まずは求める”赤”をチェック‼
「髪を赤くする」を成功させるのに大切なのは「どんな赤髪になりたいのか?」をしっかりチェックしましょう。
- 明るい色なのか暗い色なのか
- 赤はハッキリわかるぐらいがいいのか、うっすらでいいのか
- ブリーチはしてもいいのかできないのか
まずこの3つをしっかり確認しましょう、
明るい赤色なら髪を前もって明るくする必要があります。
その場合の選択肢は2つ。
ブリーチで明るくするかヘアカラーで明るくするかです。
ブリーチをするとハッキリわかりやすいキレイな発色をしますが、学校や仕事でブリーチができない人もたくさんいます。
ブリーチが難しいなら、できる範囲で染められる赤髪を目指しましょう。
写真でも分かるように、ブリーチするかしないかで”赤”の発色は全く違います!
ヘアカラーで髪を赤く染めてみた
一般的なヘアカラーを「アルカリカラー」と言います。
このアルカリカラーでブリーチ一回、ブリーチなしの髪を「レッド」で染めます。
コチラが「赤」のヘアカラー。
黒い髪の毛は明るいレッド、ブリーチした髪は暗めのレッドで染めます。
コチラが染めているところ。薬の色は赤くないですが、薬剤の反応で赤く発色します。
コチラが結果。
黒髪は明るいレッドで染めているので色が変わっています。
ブリーチした髪は「赤」が発色しています、黄色が残っているので色が濁ってしまっていますね。
外で見るともう少し赤味がわかりやすいです。ブリーチなしの髪は一応レッドなのですが、色味が薄いので赤がわかりにくいですね。ほとんどブラウンに見えます。
カラーバターの赤
「髪を赤くする方法」としてエンシェールズのカラーバターが紹介されていますが、カラーバターはブリーチをしていないと全く色は入りません。
※カラーバター公式の方も同じように言っています。
ハーフやクオーターの方のように、もともと髪の色素が極端に薄いひとはブリーチなしでも色が出ることもありますが、日本人のほとんどが無理だと思ってください。
ブリーチを最低1回。濃い赤にしたいのであれば繰り返しブリーチをしてからカラーバターを使いましょう。
あくまでカラートリートメントなので、染毛剤のような発色力はないのです。
ブリーチなしでカラーバターを使ってもほとんど変わらないからもったいないですよ!
コチラが「リアルレッド」というカラーバターの赤色です。
中身もスゴイ赤…
風呂場で使ったら誤解されそう…
先ほど同じようにブリーチした髪とブリーチなしの黒髪を染めると
このような結果に。
コチラが屋外。
やはりブリーチなしの髪はほとんど変化ありませんね。黒髪のままです。よ~~~くみればうっすら赤い…かな?ぐらい
ブリーチした髪はかなり「赤」がハッキリ分かります。
ただ、黄色が残ったまま使ったので混ざって朱色になっていますね。
コレはこれでキレイですが、純粋な赤にこだわるならブリーチをもう一回しましょう。
マニックパニックの赤
コチラのマニックパニックは塩基性カラー。「ロックンロールレッド」という色を使います。
海外製もあってか色素はものすごく濃いです。
(量少な…)
容器は小さいですが伸びがいいのでボブぐらいなら一個で足りますね!
女性のセミロング以上は1つだと足りないので、インナーカラーからなどポイントのカラーチェンジに使うと便利ですよ。
同じようにマニックパニックレッドで塗って
コチラが仕上がり。
塩基性カラーは、カラーバター(カラートリートメント)よりも発色力が強いので、より赤が強く染まっています。
黄色がタップリ残っていたはずですが、それ以上に色素が濃いので打ち消してしますね。
もしブリーチをたくさんしたくない!という方はマニックパニックレッドがおススメですよ。
お風呂の壁はしっかり流してね!
さらに「赤!」にしたい時は
さきほど紹介した「朱色」のような色ではなく、もっと純粋な赤!にしたい時は、さらにブリーチをして色を抜いてから染めましょう。
上の写真の「まっ赤」にするためには
この写真ぐらい黄色を薄くするとキレイな赤になります。
ブリーチは3回繰り返しています。そのあとマニックパニックレッドで染めました。
こちらのブリーチ1回と比べると、色が濁る原因の色素が薄いのがよくわかりますね。
おススメのブリーチは?
市販で手に入るブリーチでおススメは、「ホワイトブリーチ」というブリーチ。
抜けがいいので時間も早く、一回でもかなり明るくなります。
ブリーチには色抜けの良いものと悪いものがあるので、回数少なくお金を節約するためにも抜けのイイブリーチがおススメですよ。
インターネットで紹介されている画像にちょっと不満
美容師さんではない方が書いたインターネット記事で「ブリーチなしでもこんなに赤くなる」と紹介されている赤色があります。
しかしどれもプロが見ると「え?ブリーチしてあるじゃん…」というものばかり。
(毛先だけグラデーションカラーになっているとかね)
ブリーチした部分がちょっとでもあると全体なんとなく赤っぽく見える不思議。
専門知識がない人なら「すごい!やってみよう!」で真似したら「全然赤くならないじゃん」と失敗してしまうことがあります。
市販のヘアカラーでする場合でも、ヘアカットの時など担当美容師さんに「○○な方法で髪を赤くしようと思うんですがうまくいきますかね?」と聞いてみるのも全然アリです。
大体の美容師さんはお店で染める以外のことでも答えてくれますよ。
写真などを見せて、「この色なんですがブリーチ入ってますか?」など聞くと美容師側も答えやすいですね。
まとめ
- 髪を赤くする前に、どんな赤を求めるか決めておこう!
- 「赤」がハッキリ分かる色はブリーチが必要だよ!
- ヘアカラーで赤もできるけど、色が濁りやすいのでマニパニがおススメ!
- 安全に髪をいたわりながら赤くしたいならカラーバターで日に日に赤くしていくのも良き!
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