ヘナカラーの写真

ヘナカラーとは?白髪染めに使える?実際に使った写真とトリートメント効果

今回は、実際に現役美容師としてヘナを扱い、染めたことがある自信が「ヘアカラーとはどんなヘアカラーなのか?」について紹介します。

  • 髪や地肌に優しいのは本当?
  • しっかり白髪は染まる?
  • デメリットはある?
  • 市販のおススメヘナは?

について分かりやすく解説していきます。

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「ヘナ」とは?

ヘンナの葉

ヘナの木イラスト画像引用元:Wikipedia

ヘナ(ヘンナ)とは、ミソハギ科の指甲花(別名:ツマクレナイノキ)という エジプトやインド、北アフリカなどに育つ常緑低木の葉を乾燥させたものです。

ヘナの中身の写真

乾燥させて粉にすると、この写真のような緑色の粉になります。

髪の毛や皮膚、爪などを染めることができ、歴史は古くあのクレオパトラも唇や爪を染めていたと伝えられています。

ヨーロッパではペルシャ産のヘナをトリートメント目的で使うこともあり、髪の保護効果に優れた植物なのです。

 

髪の毛に使うヘナカラーが有名ですが、インドでは皮膚に模様を描いたヘナタトゥーも人気です。

ヘナタトゥー

 

タトゥーと言っても数週間で完全に落ちてしまいます。

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ヘナの栄養

ヘナには

  • クマリン
  • ナフトキノン
  • タンニン
  • フラボノイド

という栄養素が含まれています。

それぞれの効果以下の通り。

クマリン香り成分、抗菌効果、むくみ防止など
ナフトキノン鎮静作用、抗菌効果、殺菌効果、消臭効果に加え、肝臓内の毒素を排出する効果
タンニンお茶やワインに含まれるポリフェノールの一種。毛穴の引き締め効果がある。
フラボノイド抗菌化作用、老化防止など。あらゆる植物に含まれる。

このことからも分かるように、ヘナは髪の毛の補修効果や栄養素がほとんど入っていません。

 

しかし、抗菌効果を中心とした老化防止作用など、地肌への良い影響はたくさんあります。

 

ヘナは別名:「地肌のトリートメント」とも言えますね。

毒素排出のデトックス効果

ヘナはインド伝統医科学であるアーユルヴェーダにも使われる薬草。

ナフトキノンの毒素排出効果もあり、頭皮や体内の毒素排出にも効果的です。

 

頭皮にはたくさんの毛穴があります。

頭皮を中心としたデトックス効果が期待できるのは嬉しいですね。

食べ物や生活から、知らず知らずのうちにためられていく毒素の排出に興味がある方はピッタリですね。

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ヘナカラーで髪が染まる仕組み

ヘナの中にはローソニア・アルバ(別名 ローソン)と呼ばれる赤味の強い酸性酵素(色素)が多く含まれています。

このローソニア・アルバが髪の中のタンパク質と結びついて発色します。

 

ローソニア・アルバとキューティクルのイラスト

ヘナで染まった髪の毛のイラスト

わかりやすいようにイラストで説明すると、髪表面のキューティクルにローソニア・アルバ(赤色色素)が付着します。

 

ヘナは髪の毛の表面を中心にコーティングするように付着します。

そのため髪の毛に色がつくのです。

 

ローソニア・アルバ赤色酸性酵素。オレンジ色に染まるのが特徴です。

 

ただ、髪の毛の中のメラニン色素を壊す力はないので、黒髪はそのまま黒。

白髪や色が抜けて茶色くなっている髪がオレンジがかった色になります。

 

100%のヘナの化学薬品ヘナ

ヘナには大きく分けて「ピュアヘナ」と「化学薬品の入ったヘナ」の2種類があります。

ピュアヘナ純粋な100%のヘナ
化学薬品入りのヘナヘナの染色力を高めるためにジアミンなどが入ったヘナ

 

ピュアヘナとは余計な成分が一切入っておらず、ヘナの葉の成分だけ。

ヘナはお世辞にも染まりがイイとは言えません。

そんなヘナの弱点を補うためにジアミンなど化学薬品を入れてあるヘナもあります。

 

ジアミン正式名称:「パラフェニレンジアミン」
一般的なヘアカラーなどにも使われる。
染色力を高めるために入れる
2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノールジアミンと同様染色力を高めるために使われる。
ヘナだけだと1~2時間以上かかるところ、20分前後になるなど極端に短くなる

誤解しないでいただきたいのは、化学薬品が使われている「ケミカルヘナ」であっても、しっかりと薬事法に基づき作られているので安全です。

 

ただ、ジアミンや2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノールは、一部の人に限りアレルギー反応を起こします。

かゆみや皮膚刺激、呼吸器系に関わるなど、時と場合によっては危険が及ぶ可能性があります。

  • 使い続けてアレルギーになりたくない
  • とことん安全性の高いヘナにこだわりたい

であれば、100%のヘナを。

  • パッチテストの結果アレルギーの心配はなかった
  • 忙しいから時短で染めたい

という場合には化学薬品を使ったケミカルヘナがおススメです。

ヘナのトリートメント効果

ヘナには

  • 健康な髪が生える
  • フケ、頭皮のかゆみ予防
  • 紫外線予防
  • トリートメント効果

など数々のメリットが噂されています。

しかし残念なことにメカニズムは解析されておらず、いわば「嘘か本当かわからない」のです。

 

「なんとなく健康志向っぽいからそれっぽい効果があるのでは?」と誕生したメリットもあるでしょう。

 

しかしたった一つ。ヘナのもつコーティング作用によるトリートメント効果は間違いなくあると断言できます。

これは美容師なら多くの人が体験したことがあるはずです。

 

ヘナで染めた髪はヘアカラーやパーマの薬の効きが悪くなります。

これは髪表面にコーティング作用が働いているため、傷める効果のある成分を通しにくくなっているのです。

 

「ヘナを使ったらハリやコシが出た」というのは、ヘナのもつ強力なコーティング作用の効果です。

 

ヘナのデメリット

パーマがかかりにくくなる

ヘナを使った毛染めは強力なコーティング作用のあるヘアカラーです。

そのため、パーマをかけたかったけど薬が効きにくくなる→かかりにくくなる。というデメリットがあります。

 

直接ヘナをした方をパーマした感想ですが、時半年以上前のヘナであってもコーティング作用は残っていると感じたほどです。

 

もし日常的にパーマをする人は無理にヘナを使わないことをおススメします。

パーマを担当する美容師さんが間違いなく「あれ?あれ?なんでいつもかかるのに??」と困ります。

 

オレンジ色になる

ヘナは「ローソニアアルバ」という染毛効果のある成分によってどうしても赤みがかります。

「赤」というよりも「オレンジ」です。

 

オレンジになってしまうのを嫌う方のために、「インディゴ(青みのある植物)」を混ぜたり、他の化学染毛剤を混ぜて販売されているヘナもあります。

 

もし純度100%のヘナにこだわるのであれば、どうしてもオレンジ系の色味になってしまいます。

 

100%のヘナで染めてみた 使い方も紹介

では実際にヘナを使って髪の毛を染めて、写真を撮ったので付か方と一緒に紹介します。

ヘナ前の髪

ヘナ前の髪

 

コチラがヘナで染める前の髪。

以前に白髪染めされていますが、根元が伸びて白髪が目立ってきています。

生え際も白髪が目立ってきていますね。

 

ヘナカラーの作り方

コチラが今回私が使った市販のヘナカラーです。

※必ず使用説明書が入っているので、守って使いましょう。(作り方は大体同じなんですケドね)

 

ヘナを使うには、42~43度ぐらいのお湯でパウダーを溶いて使います。

スプーンなどで混ぜて、マヨネーズ程度の固さにしましょう。

私が使ったヘナは、

ショートヘアミディアムヘア
ヘナの量30g60g
お湯100cc200cc

これが目安の量でした。

よほど長い髪の毛でなければ1箱で足ります。

 

ヘナを混ぜる時に、スプーンをオススメされることがありますが、マドラー(泡立て棒)を使った方がずっと楽です。

マドラーの写真

コチラがマドラー。100円均一にも売っていますがスプーンよりも細かく混ぜられます。

ヘナはパウダーが細かく、混ぜるのが遅いと段々固まってくるので手早く混ぜましょう。

 

今回はショートヘアを染めるので、ヘナ30gをカップにあけて

ヘナのパウダーの写真

 

お湯を100cc入れます。

混ぜる前のヘナの写真

そしてマドラーでしっかり混ぜます。

混ぜているヘナの写真

この写真のように、少し角が立つぐらいが目安。ドロドロになります。

混ぜ終わってちょうどいいヘナの写真

細かいダマが残らないようにしっかり混ぜましょう。

 

水道水の中には、季節や地域によって塩素が多く使われています。

塩素が多いと、ヘナの染まりが弱くなるので、ミネラルウォーターをあたためたものを混ぜるのがベスト。

コップに入れてレンジで簡単にあたたまりますよ。

特に夏場は水道水の塩素が強くなるので注意してください。

 

ヘナを塗る

ではヘナを髪の毛に塗っていきます。

カラーのハケの写真

この写真のようなヘアカラー用のハケがあると塗りやすいです。

 

ヘナは皮膚にも色が付いてしまうヘアカラー。

もし生え際が染まってしまうのがイヤだ。という方はヘアカラーの保護クリームを事前に生え際などに塗っておきましょう。

 

ヘナを髪の毛にぬっているところの写真

この写真のように、頭皮に直接ヘナを付けて大丈夫です。

髪の毛全体に付けて揉み込んでいきます。

ヘナを塗り終った髪の写真ヘナを塗り終った髪の毛の写真

コチラが髪の毛にヘナを塗り終ったところ。とくに白髪が気になる部分には多めに付けましょう。

ラップで包んだ写真

この写真のようにラップで髪の毛全体を包みます。

ヘナは乾燥しやすいので、隙間が空かないように包みます。

ラップの上からドライヤーを当てる写真

ラップで包んだら、上からドライヤーで5~6分ほど暖めましょう。

「弱風」で大丈夫です。

合計30~40分ほどしたらシャンプーします。

ヘナのトリートメント効果で少しキシみやすいので、コンデショナーやトリートメントはしっかり付けましょう。

 

今回私は髪の毛が完全に乾いた状態でヘナを使いました。

しかし、正直失敗

もう少し水気のある髪の毛で塗った方が塗りやすいです。

 

一番良いのは、髪の毛を一度濡らし、タオルでふいたあと。

水滴が垂れないていどに拭いた髪の毛で塗るのをオススメします。

固まり始めるヘナの写真

この写真はヘナを塗っている最中。

水気が乾いてきてヘナが固まり始めています。

髪の毛も引っかかりやすくなり、塗りずらいので乾いた髪の毛には使わない方が良いですね。

ヘナの仕上がり

 

 

ヘナ仕上がり写真

ヘナ仕上がり写真

ヘナ仕上がり写真

ヘナ仕上がり写真

 

 

 

コチラがヘナで染めた仕上がりの写真。

全体的に白髪が目立たなくなっています。ただ、やはりオレンジがかって染まっていますね。

ヘナ前の髪の毛

コチラがヘナ前の髪の毛。比べると白髪の部分がオレンジ色に染まっているのが分かるでしょうか?

 

真っ黒の中に白い毛だと目立ちますが、オレンジ系の色が入ったことで目立ちにくくなるような仕上がりになりました。

 

染めた人の感想は「白髪染めみたいに暗くならないから、ヘナもいい」とのこと。

 

ヘナの染まりをよくするには?

説明書には「髪質によっては1回だと薄染まりになることも」と書かれていたので、発色がよわければ繰り返してもいいですね。

他にも

  • ドライヤーの温め時間を長くする
  • 放置時間を長くする
  • タップリ塗る

この方法でヘナが良く染まります。

ヘナカラーは「アルカリ成分」が入っていないので、何度使っても髪が傷むことはありません。

 

市販でおススメのヘナは?

市販品でおススメのヘナは「ピュアヘナ」や「100%ヘナ」です。

今回もそのピュアヘナを使いました。

 

ジアミン(パラフェニレンジアミン)などが入っているヘナもアレルギーがなければ問題ありませんが、せっかく「ヘナ」を使うならより純粋なものにこだわりたいですよね。

 

ヘナは染色成分のせいで必ずオレンジ系の色になります。

しかし、そこに「インディゴ」など青みの成分を加え、オレンジ色を抑えるヘナも登場しています。

 

もし「オレンジになるのは好きじゃない」という人は、インディゴを混ぜたブラウン系がおススメです。

紹介している「マックヘナ」は、植物以外の成分は入っていませんよ。

 

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白髪に関する内容をまとめてあります。

 

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