白髪の原因は活性酸素だった!抗酸化で白髪は減らせる

物思いにふける女性の写真

実年齢より高く見えてしまう
疲れているように見えてしまう

色々な理由で嫌われている白髪。

「白髪をなんとか減らしたい!」という方は多いのではないでしょうか。

しかも白髪はデリケートな問題でまわりになかなか相談しにくい。

 

しかしそんな方に朗報です。

今まで白髪ついて”発生してしまうメカニズムや仕組み”は解明されていたのですが、
”なぜ白髪ができるのか”という原因までは分かっていなかったのです。

しかし欧州の研究チームにより白髪の主な原因は「活性酸素によるもの」ということが実証されました。

※2013年度 米国実験生物学学会連合の機関誌発表より

 

このページではそんな白髪ができてしまう活性酸素について。

そして活性酸素を取り除く方法を紹介させていただきます。

白髪が気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

ページの流れとしては初めに全体的な説明を。後半でより詳しい説明をさせていただいています。

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白髪の原因は活性酸素

酸化する前のブルーベリーとイチゴの写真

活性酸素ってなに?

活性酸素というのは人間が酸素を使って代謝を行う上で必ず発生してしまうもの。

大気の中にある酸素の分子が反応性の高いものに変化したもののことを『活性酸素』と言います。

 

分かりやすく言うなら、人間にとって酸素は必要だけど、体にとって良いことばかりではない。ということ。

 

誤解してはいけないのが、 活性酸素=悪者 ではないということ。

活性酸素は体の中に入ったウイルスや細菌、カビなどを除去してくれる作用があるので人間の体にとってはなくてはならないものです。
活性酸素が人間の体になければすぐに病気にかかってしまいます。

しかしこの活性酸素。ウイルスを退治してくれるぐらい毒性の強い物。

必要以上に増えすぎてしまうと人間の体の健康な細胞まで攻撃してしまうのです。

酸化したリンゴの写真

この写真はリンゴを切って時間を置いて黄色くなってしまったものです。

空気の中にある酸素が細胞と結びつき、”サビる”ことでこのようなことが起きます。この変化の事を『酸化』と言います。

この酸化を引き起こすものこそ『活性酸素』なのです。

 

活性酸素の種類

人間の体を守ると同時に攻撃してしまう活性酸素にはいくつか種類があります。

活性酸素 どんなもの?
スーパーオキシドアニオンラジカル もっとも初期段階の活性酸素
一重項酸素 紫外線によって発生。反応力が強い
過酸化水素 酸化力は強くない。しかし最も毒性の強いヒドロキシラジカルを生みやすい
ヒドロキシラジカル 体の中に入った過酸化水素が、体内の銅や鉄と反応することで発生する。
とても毒性が強い。

大きく分けて4種類。

毒性の強さはヒドロキシラジカルがもっとも強力。

 

初期段階の活性酸素であるスーパーオキシドアニオンラジカルが紫外線の影響で一重項酸素に変化。
これは髪だけでなく腕や顔などに影響力があります。

過酸化水素は、ヘアカラーやパーマにも使われる薬です。

他の活性酸素に比べて反応が弱いうえに、美容室で使う薬が口に入るということはないので、
美容施術の過酸化水素がそのままヒドロキシラジカルになるとは考えにくいですが、徐々に毛根に蓄積されることで白髪の原因になります。
ヒドロキシラジカルは呼吸すると必ず発生してしまうもの。ウイルスなどを除去してくれるかわりに体の細胞を傷つけ老化を進めてしまう活性酸素です。

 

活性酸素を取り除くには

上を向く女性の写真

健康な細胞まで攻撃してしまう”余分な”活性酸素。

この余計な分の活性酸素を取り除くには大きく分けて2つの方法があります。

 

1つは『抗酸化酵素』という、活性酸素を分解する酵素の力を使う方法。

抗酸化酵素の種類は
・スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)
・カタラーゼ(肝臓の酵素)
などなど…
※後で説明します

というものがあります。

 

そしてもう一つは『抗酸化物質』を使う方法。

・ビタミンE
・ビタミンC
・カロテノイド
・ポリフェノール
などなど…
※後で説明します

など酸化するのを防ぐ力を持った物質で防ぐのです。

化粧水によくビタミンCが入っているのは美容効果だけでなく、抗酸化を狙った意味もあるのです。

 

ヘアカラーやパーマは白髪の原因に

欧州チームによって発表された研究の内容は、
毛幹細胞(毛包)に蓄積する過酸化水素(活性酸素)が白髪の原因になる』というもの。
すでに実証もされています。

毛包のイラスト

毛包というのはこのイラストの矢印の部分。毛の毛根を包み込んでいる袋の部分ですね。

この毛包に過酸化水素が蓄積してしまうと、細胞を傷つけ白髪ができてしまうのです。

 

ヘアカラーやパーマでは過酸化水素臭素酸ブロム酸という酸化させるための薬を使います。

全てに使う訳ではありませんが、普通のカラーやパーマには必ず必要です。

それらが引き金となって白髪ができるのではないか。というものです。

 

「それならカラーやパーマをしなければ白髪は生えてこない?」
と考えられますよね。

でもそれは違います。
一度もパーマやカラーをしたことがない人でも白髪が生えてきます。

それに活性酸素の中でも過酸化水素は影響力が弱い種類。

一概にカラーパーマだけが白髪の原因ではないということです。

 

市販のカラー剤は注意

市販のヘアカラー剤と美容室で扱うヘアカラー剤は違うものです。

「同じ」と考えている方もいるようですが、薬事法で市販のヘアカラーに入れて良い成分と美容室向けのヘアカラーに入れていい成分に違いがあるので別物です。

素人が扱うのか、プロが扱うのか。それによって許可されている成分が違います。

 

もっとも大きな違いが、過酸化水素を揮発させることができるかできないか。

揮発。というのは、カラーが終わった後に頭皮や髪の毛に残ってしまう過酸化水素やアルカリ剤の成分を空気中に飛ばすことができるのできないのかです。

市販のカラー剤では、過酸化水素など酸化物質を揮発させる成分を入れることは許可されていません。

つまり髪と頭皮にそのまま残ります。

 

一方サロン用カラーでは、時間の経過とともに空気中に酸化物質を揮発させても良い様に作られています。

 

具体的な酸化物質の残り方は数十倍違うと言われています。

つまり市販のヘアカラーと美容室向けのヘアカラーでは活性酸素の残り方も数十倍違う。ということになるのです。

 

カラーやパーマの酸化剤は2週間程度残ってしまう

ヘアカラーやパーマを行った際に使う酸化剤は髪の毛や頭皮に細胞レベルで浸透し、市販、美容室用関係なく2週間程残ってしまいます。

2週間の間に空気中に揮発していったり日々のシャンプーで徐々に流れて分解されます。

 

ヘアカラー、パーマを行ったあと、出来るだけ酸化剤を髪と頭皮に残さないようにこころがけることで白髪の原因となる活性酸素を減らすことができます。

 

髪の毛のダメージは活性酸素によるもの

髪の毛をカラーしたりパーマをしたあと、時間の経過とともに髪の毛がどんどん傷んできた。という経験をしたことがありませんか?

 

ヘアカラーやパーマをした後時間が経つにつれ髪の毛が傷んできますが、そのダメージの割合は活性酸素が原因の半分以上を占めます。

アルカリ剤の影響や他の残留物質の影響もダメージの原因ですが、活性酸素ほどの影響ではないのです。

活性酸素をできるだけ早い段階で髪や頭皮から取り除くことでキレイな髪づくりにもつながります。

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活性酸素を取り除く方法

白いバラの写真

では白髪の原因や髪の毛がヘアカラーやパーマ後に傷んでしまう理由が活性酸素によるもの。というのが分かったところで
具体的に活性酸素を取り除く方法を紹介させて頂きます。

 

大切なのは活性酸素を無毒化する抗酸化剤

体にとって、ウイルスや細菌から身を守るために活性酸素は絶対に必要です。
完全になくなってしまうととても病気に弱い体になってしまいます。

しかし余計な活性酸素は体の細胞を傷つけ老化や白髪の原因になってしまいます。

 

活性酸素を取り除くのに大切なのが、活性酸素を分解してくれる抗酸化剤
酸化にあらがう。とかいて抗酸化です。

抗酸化剤には大きく分けて2種類。
・抗酸化酵素
・抗酸化物質

です。

活性酸素を分解することのできる酵素は
・SOD(super oxide dismutase スーパーオキシドディスムターゼ)
・カタラーゼ(catalase)
・グルタチオン・パーオキシダーゼ(glutathinon  peroxidase)
・G-6-P-D(glucose-6-phosphate dehydrogenase)

この4種類。

「なんだかややこしいな~」

と思った方も安心してください。

特に重要だと考えられているのはSOD。それ以外は体内で代用が効くのです。
SOD(super oxide dismutase スーパーオキシドディスムターゼ) 別名:超酸化物不均化酵素
は活性酸素を分解する酵素の1つ。

もともと体内で作ることのできる酵素ですが、一生のうちに体内で作られるSOD酵素の量は決まっているので、
年齢と共に体の中から減っていきます。

「じゃSODの入った食べ物を食べればいいんだ!わかった!」

というのはちょっと待って。

実は『SODやカタラーゼなど抗酸化のための活性酸素分解酵素を直接食べても意味がない』のです。

 

高分子の抗酸化剤は食べても意味がない

食前の食器の写真

活性酸素を分解するために、酵素の入った食事をする。というのは間違った考えではありません。

先ほど紹介したSODやカタラーゼなどですね。

食品の中には入っているものもありますし専用のサプリメントなども販売されています。

 

しかしこれら活性酸素の分解酵素は『高分子抗酸化剤』といい。分子の量が大きく、熱に弱いのが特長。

 

分かりやす言うと、活性酸素分解酵素をそのまま食べても、
・熱に弱いので火を通して調理すると壊れてしまい
・生で食べても胃酸で酵素が溶けてしまう
・さらには分子量が大きいので腸から吸収されない。

というなんとも無駄な努力で終ってしまうのです。

 

「SOD活性酸素分解酵素を取り入れて体内から活性酸素を除去しよう!」
とルイボスティーや大麦若葉(青汁)、サプリメントなどなどを食べたり飲んだりする人もいますが、
実はこの方法ではSODなどは吸収されません。

酵素とは生き物なので、生きていなければ意味がありませんし、さらに吸収されなければ便となって外に出るだけです。

ただし、大麦若葉などにはビタミンB2など、吸収される抗酸化物質も入っているので酵素としては意味がないが抗酸化物質としてなら意味があります。

そちらの効果を期待しましょう。

 

食事で取り入れるなら低分子抗酸化剤

食べ物で抗酸化物を取り入れるならオススメなのが、低分子の抗酸化剤を摂取すること。

なんだか難しそうな感じがしますが、みなさんが良く聞く栄養素なので安心してください。

 

低分子は高分子と違い分子の大きさが小さいのが特徴。

さらに低分子の抗酸化剤は体内で作ることができないものもあります。
分子の量が小さいのでちゃんと腸で吸収されます。

特に代表的な低分子の抗酸化剤が

・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
・ビタミンB2
・ポリフェノール
・フラボノイド
・カロチン(カロテン)
・カテキン
です。

この中でもビタミンCとビタミンEは体内で作り出すことができません。
食べ物などから摂取する必要があります。

これら低分子抗酸化剤を多く含む食事の代表格が、『緑黄色野菜』です。

やっぱり野菜はいいものなんですね。

 

動物は高分子抗酸化剤を体で作ることができますが、植物は低分子抗酸化剤をたくさん作ることができます。

特に新鮮な野菜には沢山入ってるので意識して食べることで体の中の活性酸素を減らすことができるのです。

特に代表的なものをいくつか紹介しますね。

 

ビタミンA

ニンジンの写真


ニンジン
カボチャ
ホウレンソウ(βカロテンが体内でビタミンAになる)
モロヘイヤ
など

 

ビタミンC

赤ピーマンと黄ピーマンの写真

赤ピーマン
黄ピーマン
アセロラ
ケール

キウイ
など

 

 

ビタミンB2

カマンベールチーズの写真

豚牛鳥のレバー
うなぎ
すじこ
納豆
カマンベールチーズ

モロヘイヤ
など

 

 

ポリフェノール

ブルーベリーの写真

ブルーベリー
すもも
いちご
ぶどう
ソバ
カカオ豆
大豆
コーヒー
など

フラボノイド

緑茶の写真

緑茶
コーヒー
紅茶
イチゴ
ブルーベリー
ミカン
ピーマン
など

 

カロテン(βカロテン)

カボチャの写真

しそ
モロヘイヤ
ニンジン
ホウレンソウ
春菊
カボチャ
など

 

カテキン

ほうじ茶の写真

煎茶
番茶
ほうじ茶
コーヒー

りんご
ぶどう
いちご
ブルーベリー

 

これらの食べ物や飲み物が低分子の抗酸化物を多く含む食品です。

特に野菜などは古くなってしまうと抗酸化の力が弱くなります。

できるだけ新鮮なものを摂取することを心掛けるとより多くの抗酸化効果を期待できます。

 

サプリメントは?

アンチエイジング(若返り)として様々な活性酸素除去やSEO酵素のサプリメントが開発されています。

意識して飲むのは素晴らしいことだと思いますが、人間の体の細胞にはレセプターと呼ばれる栄養を受け取る受容体があり、
レセプターは人工物をなかなか受け取らない。という特徴があります。

 

つまり、人工的に合成された栄養素は吸収されにくく、野菜などから直接取る栄養素は吸収しやすい。のです。

 

サプリメントは気軽に栄養素を取れるので便利なのですが、摂取するのであれば天然の栄養素を使用したもの。

もしくは少し手間ですが、野菜から直接取る方が理想ですね。

 

人工的に作られた栄養をサプリメントとして飲んでも効果が薄くなってしまいます。

 

体の外部を抗酸化させる

肌のキレイな女性の写真

体の内部からの活性酸素は緑黄色野菜を初めとする野菜や果物、飲み物などで分解できることが分かりました。

しかし、ヘアカラーやパーマで過酸化水素が蓄積するのは毛穴や頭皮。
つまり体の外部からのケアも大切。

 

体の外部の活性酸素を分解することで白髪が増えるのを予防する方法を紹介します。

 

カタラーゼの入ったシャンプーを使う

SODやカタラーゼは高分子の抗酸化物質です。

高分子の抗酸化物は効き目が高いのですが体内に取り入れようと思って食事から摂取しても、胃液で阻まれ腸で吸収されません。

しかし、体の外で使うのであればそのまま効果を発揮します。

 

特にシャンプーは毎日使うものですし、頭皮に付けても問題のないものです。

SODの入ったシャンプーもあるにはあるのですが、研究所の人曰く空気中の反応ではカタラーゼの方が良く反応するようです。

シャンプーのみはコチラ 数少ないカタラーゼ配合のシャンプーです。

トリートメントセットはコチラ。トリートメントの中にもカタラーゼが入っているので頭皮マッサージも効果的。ただしトリートメントは根元に付けすぎないように。

 

SODの入ったものを化粧水として使う

SODは直接食べても吸収されないので意味がありません。
しかし体の外に使うのは別。酵素が生きたまま作用します。

特にSODが多く入っているもので有名なのが、ルイボスティー大麦若葉です。

大麦若葉は使いにくいですがルイボスティーなら化粧水としても使えます。

 

パックからとったルイボスティーを小さなスプレーに入れて気になるところに吹きかけると使いやすいです。

特にルイボスはアトピーの人にも向いているとされるので飲んでも良し付けても良しですね。

 

ただし1点注意。ルイボスにはビタミンCが含まれています。

ビタミンCを直接付けたまま紫外線に当たると肌のダメージが大きくなってしまうので、紫外線ケアはしっかり行うようにしてください。
肌に異常を感じたらすぐにやめましょう。

 

ティーバッグタイプのルイボスティーです。
 

大豆イソフラボン化粧水を使う

大豆には高分子の抗酸化酵素のSODやカタラーゼが入っていませんが、ポリフェノールを多く含んでいます。

ポリフェノールは低分子の抗酸化物質。

 

そして化粧水も数多く販売されていて値段も安いので気兼ねなしに使えます。

顔や肌に塗っても良いですし、パーマやヘアカラーのあとの活性酸素を取り除くためにも髪の毛や頭皮に付けても良いです。

 

ちなみに大豆イソフラボンの入った化粧水を髪の毛に付けたからと言ってパーマが落ちたり色が落ちることはありません。

普通の水と同じです。

 

ルイボスティーの方が抗酸化酵素なので効果は大きいですが、化粧水として既に売られているコチラのほうが使いやすいかなと。

 

イソフラボン入りの化粧水。
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は白髪ができてしまう原因は『活性酸素』が大きく関わっていること。

そして活性酸素は体の老化に深く関わっていること。

合わせて体の中から、そして外からの活性酸素を除去、分解する方法を紹介させていただきました。

 

これまで白髪の根本的な原因は謎とされていましたが、ようやく進むべき道が見えて来た。という感じですかね。

白髪に悩む人にとってとても素晴らしい研究の成果だと思います。

 

活性酸素を除去する方法はいくつかありますが、白髪予防としてならカタラーゼの入ったシャンプーやトリートメントを使う方法が個人的に一番おススメです。

毎日使うものなので、面倒になったり忘れたりすることがありません。

 

それに空気中ではSODよりカタラーゼの方が反応が強いようなので。

 

この記事が活かされて日本全国から白髪が減ることを切に願います。

 

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