今回はエンシェールズから発売されている『カラーバター』という、髪の毛に色を付けることのできるトリートメントの使い方を紹介します。
私の髪の毛にカラーバターを使って、1週間でどのくらい色落ちをしてしまうのか?も調べました!
キレイに染めたい人はぜひぜひ参考にしてください!
1分で分かるカラーバターの使い方
必ずブリーチした髪に付けよう!
カラーバターは、カラー剤ではなくあくまでトリートメント。
染める力は弱いので、黒髪や茶髪に使ってもほとんど色は入りません。
ブリーチをして、色が入りやすくなった髪に使いましょう。
さらに、1回のブリーチで明るくなりにくい人は、2回3回とブリーチで明るくすることでさらに発色しやすくなります。
カラーバターはトリートメントを付けるようにもみこむだけ!
カラーバターは、シャンプーしてキレイにした髪に付けるだけ。濡れた髪にも使えます!
トリートメントやコンディショナーのように、付けて時間を置き、流すだけです。
水滴に色がつきます。タオルに付くのが気になる人は軽~くシャンプーをしましょう。
そのあとコンディショナーやトリートメントをつけて終わりです。
室内で使う人は、ラップを巻いてドライヤーであたためると、色が入りやすくなります。
地肌や手に付くことがあるので、濃い色は注意!
カラーバターには、濃い色や薄い色があります。
濃い色のタイプは、色素が濃いので手や頭皮に残ることがあります。
「カラー剤」ではなく「トリートメント」なので、地肌に付けることについては安全です。
ただ、時間を置くことを考え、濃い色は地肌にベッタリつけない。
そして手袋をして使うか、早めに洗い流すようにしましょう。
市販のヘアカラーに比べて、安全性がとても高いです。
繰り返し使っても、髪の毛が傷むことはありません。
肌についても、すぐに流せば色は残りませんよ。
髪をカラーバターで染めてみた
では、実際に私の髪の毛にカラーバターを使ってみたので、紹介しますね。
動画も作りました
「文字苦手なんですケド!!」という方は、動画にしたのでコチラもどうぞ。
使うのはシルバー925のカラーバター
今回はカラーバターの中でもトップクラスに人気の高い「シルバー925」という色を使っていきます。
(公式の方に聞きました)
コチラがそのシルバー925のカラーバター。
蓋を開けると…
見ただけでわかる色の濃さ…
「まぁ所詮トリートメント。たいした色は入らないでしょ(笑)」
と思っていました…この時までは…
同じシルバー系でも、薄めの灰色のプラチナシルバーの方が人気なのでは?と思っていましたが、聞いたところ
「皆さん濃いめの色を買って、家にあるコンデショナーやトリートメントで薄めて使いますよ」とのことでした。
「はぇ~なるほど」
たしかに同じトリートメントなら薄まりますもんね。賢い使い方です。
ブリーチは6回したけど、なんだかんだ4~5回ぐらい
今回私の髪の毛は、6回ブリーチしました。
ただ、6回目の時にブリーチに耐えられず毛先がゴムのようになり、風が吹いただけで飛んでいくような状態に(笑)
さすがにマズいので、ブリーチで一番抜けた毛先を切り、なんだかんだブリーチ4~5回されている明るさです。
コチラがカラーバター前の写真。
ホワイトブリーチをした髪なので、白に近いですね。
準備する道具
必要な道具は
- カラーバターを塗るハケ付きのブラシ
- 手袋(ブカブカのビニールではなく、ゴムでピッタリするほうが使いやすい)
- ヘアカラークロス(お風呂で使う人はいらない)
- カラーのカップ(色を混ぜて使う人は必要)
- タオル(方にかけたり、汚れたときに便利)
ケープ、手袋、耳キャップ、ブラシ付きケープなどが一緒になっているようなセットも便利です。
髪の毛を濡らす
カラーバターは、色のついたトリートメントです。
乾いた髪よりも、ぬれているほうが伸びが良く付けやすいです。
ただし、ぬれすぎている薄くなります。
タオルで軽く水気を取った状態がベストです。
カラートリートメントは終わった後にシャンプーする必要もありません。
ヘアワックスがついている人は洗ってキレイにしましょう。
この写真のぬれ具合ですね。(水滴が垂れないがぐらい)
カラーバターを付ける
今回初めてカラーバターを使ってみましたが、伸びが良くて驚きました。
髪が濡れていたのもありますが、垂れにくくてちょうどいいドロドロ感。
簡単に塗れました。
この写真が塗り終わりの写真。
私の頭がショートヘアということもありますが、10分の1も使っていません。
あと10回以上は余裕で使えるぐらい。
いいですねコレ。
時間放置
時間を置くときはこの写真のように頭にラップを巻きましょう。
ポイントは熱がこもるように、隙間のないように巻くこと。
トリートメントは温めることで吸収と定着が良くなります。
ドライヤーや加温機で温めてもいいのですが、ラップでしっかり包んでおけば体温が充満して全体が温かくなります。
同時に乾燥も防げるので一石二鳥!!
染め終わったよ!!
この2枚の写真がカラーバターで染めた後の写真。
あくまでトリートメントなので、カラー剤のようにシャンプーを無理にする必要はありません。
気になる人は、軽く洗ってもいいですが、洗いすぎると薄くなるので注意。
お湯で流しただけですが、キレイに落ちます。
今回は繰り返ししてブリーチしてあったので、しっかり色が入りました。
本当はもっと薄いグレーが好きなのですが、薄めずに使ったら思ったよりも濃かった…
まぁ色落ちを考えると丁度いいんですね!
カラーバターをつかった感想
カラーバターを使った感想、「思ったよりも色が入った」と感じました。
「どうせトリートメント。たいして染まらないだろうな」なんて思っていたのでビックリしました。
もちろんヘアカラーやマニキュアカラーを使えば、さらに発色がいいです。
しかし、「トリートメント」なので皮膚刺激もありませんし、カラー剤に比べて安全性も高い。
さらに髪の毛が傷まないともなれば私的にはかなりおススメです。
カラーバターで染まらない?
さてさてこのカラーバター。私の頭ではしっかり色を入れることができましたが、インターネットレビューを見てみると
「染まらなかった」
「色が全然入らなかった」
という声もあります。
しかし一方で
「しっかり染まった」
「満足」
という意見もあります。
この違いは「しっかりブリーチしてあるか」です。
公式の方も言っていましたが、カラーバターはブリーチをしない髪ではほとんど発色しません。
色が髪の毛に入らないのです。
そして、「ブリーチが甘い部分」にも色は入りません
この写真の髪の毛をよ~くみてください。
全体的に見るとしっかり染まっていますが、よ~く見ると、毛先がしっかり染まっていて根元に近い部分は黄色っぽいのが分かりますか?
これは、毛先のほうがしっかり色が抜けていたので色が入りやすかったのです。
私はセルフでホワイトブリーチをしたのですが、セルフカラーはどうしても塗りムラが出やすくなります。
毛先は塗りやすいのでたくさんブリーチされて、根元側は薬が付きにくいのでブリーチが甘くなるのです。
カラーバターの後の色をキレイにしたい方は、ブリーチだけでも美容院で染めましょう。
セルフでカラーするよりキレイに染めてくれますよ。
どのぐらいの色を入れたいかにもよりますが、ブリーチ1回では間違いなく足りませ。
しっかり発色させたいなら3~5回ほどブリーチするのをおススメします。
一週間でどのくらい色落ちする?
カラーバターで染めた後はどのくらいで色落ちしてしまうのか?を調べるために一週間毎日観察しました。
色落ちのタイミングがわかれば、いつ染め直せばいいかわかりますもんね!
カラーシャンプーやカラートリートメントは使わず、普通のシャンプーコンデショナーだけで済ませます。
色落ち0日目
さきほども見てもらいましたが、こちらがカラーバター染めたての色。
ここから毎日見ていきます。
色落ち1日目
この2枚の写真がカラーバター色落ち1日目、シャンプー1回後の写真です。
ワックスを付ける前なので変な髪型になっていますが気にしないでください(笑)
初日よりはほんの少し色が落ちた感じがしますね。
でもまだまだ色は濃く残っています。
色落ち2日目
こちらがカラーバター色落ち2日目の写真。
かなり色が落ちていますね。
根もとあたりの染まりの甘い部分はほとんど色落ちしてしまっていますね。
グレーっぽさがぼんやりしています。
色落ち3日目
ちょっと光の反射が強いのですが、こちらが色落ち3日目
1日1日確実に色が落ちているのが分かります。
まだ色が残っているので染め直しは必要ない…かな?という程度ですが、常に色が濃いのが好きな人は一度ここで染め直してもいいと思います。
色落ち4日目
コチラが色落ち4日目の写真。
かなり薄っすらとした灰色になってきましたが、個人的にはこのぐらいの灰色っぽさが理想かな…
染めたてがイメージより濃かったので…
2~3日でほとんどなくなるかと思いましたが凄いですね、カラートリートメント。
色落ち5日目
体感は「4日目とあまり変わっていないかな?」という色落ち具合。
初めに一気に色落ちしましたが、「これってもしかして残り続けるものなのかな?」と感じさせるぐらいしっかり入っていますね。
毛先と根元の色の差も少なくなって、意外にイイ感じ…?
色落ち6日目
さらに薄くなりましたね。6日目になると色落ちの変化がかなり穏やかです。
初めは濃い灰色でしたが、今はかなり薄い灰色。
根元の色が入りにくかった場所との境目もかなり馴染んできました。
カラーバターはトリートメントなので、使ったときの手触りは良かったですが、今ではほとんど感じません。
色落ち7日目
こちらがカラーバターを使ってちょうど1週間目の色落ち具合。
グレーっぽさは残っていますが、ほんのすこしだけ。かなり薄くなりました。
薄めのカラーが好きな方は1週間で染め直し。
濃い色を楽しみたい人は3~4日に一回染め直すとちょうどいいのかな?という結果でした。
まとめ
今回はカラーバターの使い方と、1週間の色落ちの紹介でした。
使った感想は、
「しょせんトリートメントだしな」とあなどっていましたが、カラー剤と同じぐらい色が残って驚きました。
中には「1週間でこんなに色が落ちてしまうのか!」と感じる方もいるかと思います。
しかし、ブリーチ毛はそもそも色が残りにくいのでこれだけ持てばいい方です。
ブリーチを繰り返した髪は、黒染めのように濃い色でなければ1カ月2か月まともに色が残るということはありません。
ある意味カラーチェンジのことも考えると使いやすかったなと。
最後になりましたが、スタイリング前のバサバサの髪を見せてしまってすみませんでした(汗)
普段はもう少しちゃんとスタイリングしてます(多分)
≪関連記事≫
- 「【公式に聞いた】カラーバターとは カラーバターの一番染まる方法とお得な使い方」
(今回使ったカラーバターについて) - 「ブルージュ、ブルーブラック 青系ヘアカラーをキレイに出す方法」
(青系カラーにもカラーバターはおススメ) - 「アッシュグレーにする方法 ブリーチありとなしで染めるとこんな色」
(グレー系ヘアカラーでもカラーバターを紹介しています) - 「【男女OK】ブリーチありなしでベージュやミルクティーに染めるとこんな色」
(カラーバターにはミルクティーもあります) - 「メンズのヘアカラーでおススメの髪色は?プロが教える人気色」
(メンズにおススメのヘアカラーを紹介します)
合わせて参考にしてください。