こんにちは!
少し前ですが、セルフでホワイトブリーチをする方法というのをブログとYoutubeで紹介させていただきました。
動画などもたくさんの人に見て頂いたようで、本当にありがとうございます。
今回は、同じくホワイトブリーチに関係した話なのですが、もう少し具体的に、
「ホワイトブリーチをするためには何回ブリーチすればいいのか?」というのを紹介させていただきます。
もちろん色素の抜け具合の個人差はあると思いますが、大体の目安がないとどれだけすればいいのか、どれぐらいブリーチを用意すればいいのか分かりませんもんね。
そこでそれぞれ、1回2回3回…計6回までブリーチした髪の毛にホワイトニングローションを付けて、発色を見てみたので「ホワイトブリーチしたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
ホワイトブリーチに必要なブリーチの回数
ブリーチは必ず必要
ワザワザ言わなくても…という話なのですが、髪の毛を白くするためにはブリーチが必要です。
髪の毛にはメラニン色素という、黒、茶、赤、黄色の色素が入っているので、ブリーチで抜かない限り色が残ってしまうのです。
ブリーチだけでは白くならない
そしてブリーチだけでは髪の毛は白くなりません。
ブリーチでできるのはと~っても薄い黄色まで。無理に白くしようとすると髪の毛が切れてしまうので注意です。
薄い黄色に、薄い紫を重ねてあげると、お互いの色が打ち消しあって白っぽく見える。これがホワイトブリーチなのです。
ブリーチの回数ごとに実験
では早速実験してみましょう。この写真の髪の毛は、上から1回2回3回…6回までブリーチした髪の毛です。
ブリーチの回数が増えるごとにどんどん色素が薄くなっていますね。
その毛束を写真のようにアルミにのせて
その毛束を写真の様にホワイトニングローションで染めます。
コチラがホワイトニングローション
ホワイトニングローションは薄い青紫色の色素を髪の毛に入れられるヘアカラー。
ホワイトブリーチするために、薄い黄色を消すにはとても便利です。
塗っている時は濃い様に見えますが、洗い流すとそこまで濃くないです。
コチラがホワイトニングローション。
そしてコチラが染め上がり。見事に黄色味が打ち消されてキレイな色になっている毛束もありますね。
逆に対して変化がない髪の毛も…?ではそれぞれ見ていきましょう。
ブリーチ1回
コチラがブリーチ1回にホワイトニングローションをつけた毛束の写真。
正直、そこまで変化はないですね。
ブリーチ1回ではメラニン色素がまだまだ残っているので、透明感のあるヘアカラーの発色の邪魔をしてしまうのです。
ブリーチ2回
コチラがブリーチ2回にホワイトニングローションをした写真です。
1回の時よりも色素が少ないので、透明感は増していますね。しかし、これではまだまだホワイトブリーチとは言えませんね。
ブリーチ3回
コチラがブリーチ3回にホワイトニングローションをした写真。
ん~ブリーチ3回でもまだまだ黄色が強いですね。茶色味が少なくなってはいますが、ホワイトではなく明るめのイエローカラーという状態です。
ブリーチ4回
コチラがブリーチ4回にホワイトニングローション。少しづつ明るさの変化は少なくなっていますね。
しかし確実に黄色味が薄くなっている…そんな髪の毛です。
これもまだホワイトブリーチとは言えません。
ブリーチ5回
コチラがブリーチ5回にホワイトニングローションをつけた写真。
かなり黄色みが消えています。毛先はホワイト…ともいえなくないですが、真っ白を目指す人にとっては物足りない仕上がりです。
充分明るいので、レッドやブルーなど原色系の色はキレイに出ると思いますが、明るさの最高峰であるホワイトブリーチにはもう一歩。
ブリーチ6回
コチラがブリーチ6回にホワイトニングローションをした写真。
メラニン色素もほとんど残っていないので、薄い黄色がキレイに消えています。
コチラは毛先のアップ。かなり白いです。
こらならホワイトブリーチと呼んでいいのではないでしょうか。
個人差はある
今回の髪の毛では、ホワイトブリーチに必要なブリーチの回数は6回。となりました。
平均的な髪質の髪の毛を使ったので、多くの方がブリーチ6回でこの程度まで色素が抜けると思いますが、中にはカラーが染まりにくい方。逆に染まり易い方もいるかと思います。
それは染めながら様子を見るしかありませんが、この前後1回ずつぐらいで同じ程度まで染まるはずです。
染まりやすい方はブリーチ5回、染まりにくい方はブリーチ7回です。
ただブリーチ7回になると本当にダメージがマズイことになるので気を付けながら行ってくださいね。
それと、ホワイトブリーチを目指すのであれば抜けの良いブリーチをおススメします。
ブリーチの中には何回染めても明るくならない抜けの悪いブリーチもあるのです。
コチラは抜けの良いブリーチ
温めない方が良い
セルフカラーをする時、ラップを巻いてドライヤーの熱を当てると染まりが早くなります。
温度が高いと染まりる力が強くなるのでブリーチも抜けが良くなりますが、実は私、自分自身の髪の毛をブリーチする際、6回目のブリーチで大失敗しています。
というのは、6回目のブリーチを早く染めたかったので温めたのです。
そしたらなんと見事毛先が切れてしまうほどチリチリに…
ブリーチを含めたアルカリカラーは基本的に温める前提では作られていません。
髪の毛の負担が大きくなってしまうので、ホワイトブリーチの際は暖めない方がダメージによる失敗をしにくくなりますよ。
まとめ
黒髪の、ヘアカラーも何もされていない髪の毛からホワイトブリーチするために必要なブリーチの回数は6回でした。
ダメージや髪質によっては7回でも…と思いましたが、十分白くなっているので十分ではないでしょうか。
繰り返しますが、ブリーチだけでは薄い黄色が限界。無理に白くしようとすると髪の毛は切れてしまうほど傷んでしまうので、
必ずホワイトニングローションなど、黄色を打ち消すようなヘアカラーを最後に使いましょう。
薄い黄色を白っぽく見せる。これがホワイトブリーチなのです。
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ヘアカラーについてまとめてあります。