グレージュカラーはこんな色 ブリーチありブリーチなし2パターンで染めてみた

グレーカラーの髪色の女性の写真

今回はヘアカラーの中でも特に人気の高いグレージュカラーで染めてみました。

グレーとベージュが混ざったような色のヘアカラー

普通ブリーチをした髪の毛に染めるのが一般的ですが、
ブリーチをしないでグレージュを染めた時はどのような色になるのか。と気になる方もいるかと思うので、ブリーチあり、ブリーチなし両パターンで染めてみました。

 

「ブリーチは学校で、仕事でどうしてもできない」
「ブリーチは傷むからしたくない」

だけどグレージュが気になる…という方はぜひ参考にしてみてください。

ページの後半では写真付きで紹介させていただいております。

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グレージュカラー

グレージュカラーってどんな色?

モノトーン系の色であるグレーとナチュラルなベージュが混じった様な色のグレージュ。

グレージュは灰色がかったヘアカラーです。

赤でもピンクでもオレンジでもマットでもアッシュでもありません。

 

もともと灰色が「グレー」ですが、灰色だけでなくベージュの持つ柔らかさをミックスさせたような色が『グレージュ』と呼ばれます。

 

なぜグレージュカラーが流行っているのか

グレージュカラーが流行っているキッカケは、2016年春から始まった『モノトーン』というトレンドの影響によるものだと考えられます。

 

「トレンドは自然に生まれるもの」と考えている方もいますが、トレンドというのは実は作られたもの。

トレンドの発信源があってそこから流行は始まるのです。

 

世界のファッションの流行やトレンドの発信地はフランスやパリ。

フランスやパリでトレンドが発表され、世界はそのトレンドに乗っ取って新しいファッションのデザインを考えます。

 

トレンドの発表自体がヨーロッパでその後地球を回る様に徐々に世界に広まります。

 

ニューヨークを始めとする世界各地を回り、日本にたどり着くのは実は世界的にはかなり後半

トレンド到着までに時差があるため、冬に発表されたトレンドも実際に流行り始めるのは夏から秋になるのです。

 

そしてグレーは完全なモノトーン。

いわゆる”色味のない色”です。

 

ブラックももちろんモノトーンにはなりますが、日本人は元々黒髪なので遊びがなくなってしまう。

「いつもと変わらない…」

その影響もあり”グレー”だと考えられます。

 

グレージュが知りたいんだけど??と思われるかもしれませんが、そもそも『グレージュ』という色は存在しません。

グレージュはあくまで和製英語。

元々世界基準で決められている色のチャートには存在しないのです。

 

しかし、ただ単にグレーと言っては聞いた相手にインパクト残せない。

そこでグレーと日本人の好きなベージュを混ぜたような色を作り、『グレージュ』と呼ぶようになったのです。

 

イメージから付けられた名前。というのがグレージュの発祥ですね。

 

日本人がグレー(灰色系)カラーを出すのは難しい

グレージュカラーが流行るのは、トレンドに乗っているので服装にも合いやすくなり良いことではあるのですが、
困ったことに日本人の髪の毛の色素というのは実は非常に『灰色』が出にくいのです。

 

日本人のほとんどの人が持つ、黒や茶色の色素。これがグレーをキレイに出すのを邪魔します。

髪の毛の色素は「黒や褐色を持つユーメラニン」と「黄~赤の色素を持つフェオメラニン」に別れますが、日本人の場合ユーメラニンの割合が多いので黒髪が多く、欧米人はフェオメラニンが多いので日本人よりも黒や茶色が薄い人が多いのです。眼球の色を見ると良く分かりますね。
そして黒や茶色が多く残っている状態では灰色や寒色のヘアカラーが発色しにくくなります。
絵の具の黒や茶色にどんな色を混ぜても結局黒や茶色のまま…ほとんど変わらない…
このような状態が髪の毛でも起きてしまうのです。

 

グレー系やグレージュで染めたはずなのに
「これが…グーレジュ…?え…なんかイメージと違う…」

このような状態になってしまうのです。

すでにブリーチされていている部分が毛先にあったり、傷んで色素が薄い部分は灰色っぽさがでることもありますが、
ハッキリと『灰』や『グレー』『グレージュ』と呼ばれる色味を表現するためには髪の毛の色素(ユーメラニン)を抜くためのブリーチはどうしても必要になってしまうのです。

 

グレージュに染めてみた

では実際にブリーチをしている髪の毛としていない髪の毛にグレージュで染めてみたので見てみましょう。

まずはブリーチされている髪の毛から。

まずあらかじめお伝えしますが、加工や修正は一切行っていない画像を見て頂きます。

写真の灰色を強調する修正を加えて、「グレージュにしました!」と言っている方もいますが、それだと実際にお客様の髪の毛に色を発色させたときに、イメージしていた色とは別の色になってしまうためです。

 

一人目

 

まずはベースの段階で髪の毛にブリーチをしておきます。

モデルの方の場合、根元は一回のブリーチ、そして毛先の方は2~3回ブリーチされている状態です。

かなり明るくなっていて、黒や茶色の色素が少なくなっていますね。

 

グレージュカラー前 男性のモデルの写真 グレージュカラー前 男性のモデルの写真 横 グレージュカラー前 男性のモデルの写真

モデルさんの希望で根元は暗い感じで、毛先には色が入っているような感じがイイとのことなので根元をまず暗めに。

根元を黒く染めている男性モデルの写真 根元を黒く染めている男性モデルの写真 横

この写真は根元だけ暗めのヘアカラーを入れている写真。

毛先は残しておいて後で別の色で染めます。

 

毛先をグレージュカラーで染めている最中のモデルの写真 毛先をグレージュカラーで染めている最中のモデルの写真

この写真は毛先を塗り終えた状態。

これで髪の毛全体にヘアカラーが付きました

 

グレージュカラーで染めた男性モデルさんの写真

 

グレージュカラーで染めた男性モデルさんの写真 グレージュカラーで染めた男性モデルさんの写真 グレージュカラーで染めた男性モデルさんの写真 右

そして仕上がりがコチラ。色々な角度から撮影してあります。

この写真は完全に無加工の状態なので見たままの色味です。

 

よく見ると、この下の写真のように根元と毛先の中間部分にグレーの色味が入り切っていないのが分かるでしょうか?

ヘアカラーが入りやすい場所入りにくい場所を説明した写真

上の黄色〇の部分がグレージュが薄く入っていて、オレンジの〇の部分は色が濃くなっています。

なぜこのようなことが起きてしまうのかというと、ブリーチの抜けの差。

 

根元よりも毛先のほうが色素がたくさん抜けているのでグレージュが濃く発色しているのです。

 

よく写真のカラーを見ると
根元:わざと暗くしている(わざとなので問題なし)
中間:ブリーチ回数が足りずに色素が少し残っているのでグレージュになりきっていない
毛先:色素がほとんど抜けているのでグレージュがハッキリ出ている。

このような発色の差が起きているのです。

発色の濃さの違いを見ると、いかにブリーチで色素を事前にしっかり抜いておく大切さが分かるかとおもいます。

もしもブリーチが全くされていなければ当然グレージュの発色はさらに弱くなってしまいます。

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二人目

2人目のモデルさんは、毛先に少しだけブリーチがされていたようですが、かなり前のブリーチなので実際はほとんど残っていません。

そして他の部分は地毛の状態の黒。

 

地毛の部分をグレージュで染めることで、『黒髪にグレージュを染めたときの発色』がどの様な色になるのかが分かります。

 

 

この方も一人目同様にグラデーション上にするために根元はほとんど黒い状態になる様に染め、他の部分は一人目と全く同じ色味で染めていきます。

ブリーチ毛に染めた場合、”グレーっぽさが出るはず”の色です。

 

Befor

グレージュカラーで染める前の女性モデルの写真 グレージュカラーで染める前の女性モデルの写真

こちらが染める前の髪の毛。

After

グレージュカラーで染めた後の女性モデルの写真 グレージュカラーで染めた後の女性モデルの写真

コチラがヘアカラー終了後の髪の毛

いかがですか?

「これが…グレージュ?」
と感じませんでしたか?

「こんな色グレージュじゃない」と思う人もいるでしょうね。

 

しかしこれは紛れもなく一人目と全く同じ色味のカラー剤を使っています。

ヘアカラーに詳しい人がよく見れば、寒色や無彩色に傾いていることは間違いないのですが…

 

これら2人の写真のヘアカラーを比較して分かるのは、
皆さんが『グレー』や『グレージュ』と感じる、考えている色を発色させるためには、
ブリーチをする。もしくはあらかじめ髪の毛の色素がなくなっている状態でヘアカラーをする必要があるのです。

 

そうしないと、
「グレージュでお願いしたのにただの茶色では…?」

と感じてしまうことになるのです。

 

まとめ

髪の毛全体にハッキリと灰色とわかるぐらいまで発色させようとすると、髪の毛全体を何回も繰り返しブリーチする必要があります。

ブリーチを1回行ったとしても黄色が強く残っていればグレージュはキレイに発色しません。

 

ショートスタイルで全体が生え変わるまでに時間がかからないのであればいいと思うのですが、
正直ミディアムやロングスタイルの方が髪の毛全部をブリーチで抜いてしまうと、ブリーチ下部分の生え変わりまでに時間がかかりますし、
それだけ髪の毛が傷んでしまうので長期的なことを考えるとおススメできません。(今後のスタイルに影響してしまう)

 

髪の毛に長さがある場合は、グラデーション上に毛先中心にブリーチしてヘアカラーを行えば、ブリーチ下部分の生え変わりまでの期間も短くなるので長期間ダメージが残るのを防ぐことが出来ます。

髪の毛全体をグレージュにするのではなく、毛先だけグレージュにして色を楽しむ。という選択肢も考え見てもいいのではないでしょうか。

 

合わせて注意しなければいけないのは、モデルさん本人は大してグレージュの色が出ていないのに、写真の加工でいかにもグレーっぽくしてある場合。

インスタグラムやネットを見ていると非常に多いです。

もちろん見る分には問題ないのですが、加工された色味を現実に表現するのはかなり困難です。

 

なのでどの程度のグレージュ感で満足するか。というのも実は重要になってきます。

 

有名なファッションモデルや芸能人の人がカラーをしたのをインスタグラムに載せて投稿したりしていますが、投稿前に写真に対して修正を加えてから投稿する場合も多いようです。

なぜならその方が見栄えが良いため。

「いいね」をいっぱいもらいたいですもんね。

なので、加工されている写真と「全く同じ色にしてください」というのは正直難しい場合もあるので、美容師とよく相談しながら、多少はご理解いただけると助かります。

 

余談ですが、写真がグレーに加工されているかどうか判断をするにはモデルさんの肌の色や背景の色を見ましょう。

背景がぼやけていたり、肌の色、背景の色が不自然な場合は写真に色味の加工がされている可能性が高いですよ。

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