黒染めには種類がある すぐ落ちる黒染めと落ちない黒染め

寝ている黒髪の女性の写真

学校で髪の毛を黒くしなければいけない…

実習があるから黒髪にする

上司に注意されてしまった…

茶色いのも飽きたししばらく黒髪にしようかな?

 

色々な理由でみなさん黒染めすると思います。

 

髪の毛を黒染めする以上しっかりと髪の毛を黒くしたいですよね。

 

しかし黒染めをやりすぎてしまうと墨のように真っ黒に…

「たしかに黒髪にしたかったけど、地毛より黒いんじゃないかな…不自然…」

こんなことが起きてしまいます。

 

あまり知られていませんが、実は黒染めには種類があります。

 

大きく分けて2種類

すぐ落ちる黒染めとすぐ落ちない黒染めです。

 

それぞれの特徴や向いている髪の状態など分かりやすく説明していきますね。

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黒染めの種類

髪を黒くするための黒染めは一つではありません。

美容師は黒染めをする前の髪の明るさ、目的の色、どのくらいの期間を黒染めさせたいか。

大きく分けてこの3つでどのような薬にするのかを決めます。

(中には適当に選ぶ人がいますが…コラッ!)

 

日本人の黒髪は5~6レベル

髪の毛の明るさのレベルの表の写真

日本人の髪の毛は真っ黒と思われていますが、少し違います。

明るさのレベルで5~6レベルというかなり黒に近いこげ茶です。

上の写真でみると分かりやすいです。

髪の毛は1レベルから始まり、20レベルほどまでの明るさの単位があります。

1レベル とにかく真っ黒。これ以上ない黒さ
5~6 日本人の地毛の黒さ
7 濃いこげ茶
9~10 明るめの茶色
13~14 カラーでできる最も明るい茶色 これ以上はブリーチ
15~16 かなり明るい金髪
19~20 ほとんど白

 

このような色味です。

※市販のカラー剤は各社オリジナルの単位を使っていたりして数字が逆になっているものがあるので注意。
(数字が低いと明るい、など)

普通黒染めといえば、日本人の地毛の色の5~6レベルという暗さの髪にすることを黒染めといいます

 

落ちやすい黒染めと落ちにくい黒染め

落ちやすい黒染めと落ちにくい黒染めの差は、ヘアカラー剤に入っている色素量の差です。

 

落ちやすい黒染めというのは、ある程度黒髪にすることはできますが、色素量が多くないのでシャンプーをしているうちに自然と色が落ちていきます。

数か月後にはほとんど残っていない。というような黒染めです。

 

落ちにくい黒染めはとにかく色素量が濃いです。

白髪染めを黒染めとして使うところのありますが、髪の内部にしっかり入り込む力が強いので、とても落ちにくいです。

数か月たってもかなり暗いまま。というようなこともあります。

 

落ちやすい黒染め

落ちやすい黒染めが向いている髪の毛は

・短期間だけ髪の毛を黒くしたい
・黒染めに飽きたらまた明るくする予定がある
・黒染めにしていないといけない期間が終わったらまた明るくする
・染める前の髪色が7~10レベルぐらいで明るすぎない

このような髪の毛です。

落ちやすい黒染めをわかりやすく言うと、
『色素は濃すぎないが、ある程度髪を黒くする力がある』

このようなヘアカラーです。

 

メリット

明るすぎない髪の毛を黒くすることができます。

髪の毛がある程度黒っぽくなりますが、一般的なヘアカラーと同じように日に日に色が落ちていきます。

 

黒染めた色が落ちていくと、染める前の明るさにどんどん近づいてます。

濃い色素が髪の毛に残りにくいので、数か月後のカラーチェンジの邪魔になりません。

 

デメリット

いい意味で色が落ちますが、悪い意味でも色落します。

数か月単位でずっと黒でいなければいけない人は途中でまた染め直す必要があります。

 

かなり明るい色の髪の毛に使っても、目的の”黒”になりません。

明るめのこげ茶になってしまい、黒染め自体が失敗してしまうことになります。

 

落ちにくい黒染め

落ちにくい黒染めがむいているのは

・ブリーチでとても明るくなった髪の毛を黒にしたい
・今の髪の毛が11レベル以上でかなり明るいが、しっかりと黒にしたい
・すぐ落ちてしまっては困る
・今度しばらく(1年以上)黒髪でいるつもり

このような髪の毛。

落ちにくい黒染めをわかりやすくいうと、
『色素がとても濃く、かなり明るい髪の毛でも真っ黒かそれに近い色にすることができるヘアカラー』
のことです。

 

白髪染めで黒くすることもあります。

みなさん「白髪染め」と聞くとあまり良い印象を持たない人が多いですが、単に色素の濃いヘアカラーだと思ってください。

白髪染めは、白髪を染める専用のヘアカラーではありません。

 

メリット

極端に明るいブリーチ毛でなければ、黒色にすることができます。

色素が薄い黒染めに比べたら色の持ちが何倍もいいです。

 

デメリット

色素が残りすぎてしまうことがデメリットです。

とても明るい髪の毛は色素の濃い黒染めを使う必要がありますが、こげ茶程度の髪を黒染めするのには色が濃すぎます。

濃い黒染めを使った部分の髪の毛は、脱染剤で黒染めを抜くか、ブリーチで黒髪を明るくしない限りどんなに時間が経っても黒染めが残ります。

黒染めが残っている間は髪の毛が明るくなりません。

 

表面の色素が落ちて

「お、ちょっと茶色になったから落ちた?」
と感じても、髪の毛の内部に黒染め色素が残っているのです。

 

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目的に合わせて使うことが大切

笑顔の黒髪の女性の写真

落ちやすい黒染め、落ちにくい黒染めはどちらもメリットデメリット、そしてできることとできないことがあります。

 

ベースの髪の毛が金に使い色なのに、「黒染めが残りすぎるのが嫌」という理由で落ちやすい黒染めを使ったとしても、そもそも黒髪になりませんし、あっというまに落ちてしまってすぐに染め直ししなければいけなくなります。

 

逆にさほど明るくもないのに、とりあえず黒にしたいという理由で落ちにくい黒染めを使うと、黒くなりすぎてしまったり、色落ちしなくなってしまい次のカラーが染まらなくなってしまいます。

 

今の髪の毛の明るさと目的の黒髪のレベルを考えてどんな黒染めを使うのかを決めましょう。

 

市販で売られているものはすべて落ちにくい黒染め

市販品で「黒染め」と名の付くものすべて落ちにくい黒染めだと考えてください。

 

なぜこんなんことがいえるのかというと、市販品で売られている黒染めはすべて、”どんな髪でもとりあえずは黒髪にする”という力があります。

繰り返えしにはなりますが、落ちやすい黒染めはどんな髪の毛でも黒髪にできるわけではありません。

レベルでいうところの10レベルぐらいまで。

とりあえず黒髪にできるということはそれだけ濃い色素が使われているという証拠です。

 

一週間黒染めは?

市販品の中には一週間黒染めというものもあります。

パッケージには「1週間の間自然な黒髪になる」と書かれてて、これを読むと

「1週間だけ黒髪であとは黒染め落ちるの?」
と間違える人が多いですが、1週間黒染めは普通の黒染めと何も変わりません。

1週間経ったからといって黒染めが落ちるわけではなく、あくまで「地毛の黒さが続くのが1週間でそのあとは色落ちし始めますよ」という意味です。

時間が経っても濃く黒染めの色素は残りますし、自然な黒髪を目指したくて1週間黒染めを使うと真っ黒になりますよ。

 

美容師に注文する時は?

もしも今の髪の毛の明るさがとても明るい場合(ブリーチなどしている)は、濃い色素のカラー剤を使わないといけないので、落ちやすい黒染めは選ぶことができません。

黒くなければ黒染めじゃないですもんね。

 

しかし、こげ茶や少し明るいぐらいの髪の毛なら、落ちやすい黒染めで自然な黒さにすることができます。

 

その場合美容師に注文する時に、「また髪の毛を明るくするかもしれない」ということを必ず伝えましょう。

 

ただ「黒染めをお願いします」と注文すると、もし分かっていない美容師に当たってしまった場合、とにかく濃い黒染めを使われる可能性があります。

「黒染めと言われたから黒くした」という単純な人もいるのです。

 

「明るくする」と言われると、明るくなりにくくなるような黒染めはできるだけ避けてくれると思うので必ず伝えましょう。

 

もしそれで美容師に「それだと黒にはならないよ」と言われたら、髪が明るすぎたのだと考えてください。

 

濃い黒染めを落とすには?

しかたなく落ちにくい黒染めを使った髪の毛は、その後明るくなりにくくなってしまい黒っぽさがしばらく残ります。

シャンプーで洗っていくうちに日ごとに墨のような黒さは馴染んできますが、明るくなりにくくなってしまう髪の毛になってしまいます。

 

もし落ちにくい黒染めで染めた後に髪の毛を明るくしたくなったら、『脱染剤』で黒染めを落としてからヘアカラーをしましょう。

 

脱染剤は髪の毛の中にのこった黒染めに働きかけて、黒染め色素を抜いてくれます。

 

髪の毛明るさは黒染めをする前の明るさ、”色”が全部なくなった髪の毛の色になります。

 

黒染め色素を落とさない限りあかるくならないので注意してください。

 

まとめ

今回は、黒染めの種類を紹介させていただきました。

 

黒染めというのは1種類ではなく、大きく分けて落ちやすい黒染め、落ちにくい黒染めがあります。

 

落ちやすい黒染めも落ちにくい黒染めもそれぞれメリットとデメリットがあります。

今の髪の毛の色、目的の黒さ、黒染めにしておく期間を考えて黒染めを決めましょう。

 

もしすでに落ちにくい黒染めで真っ黒になってしまって中々色落しない人は、脱染剤で黒染めを落としてあげるのも手です。

 

ただし、一気に黒染めが落ちてしまうので、そのあとに他の色を入れることを前提に落としましょう。

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