髪の毛がキシむ絡まる原因を解決してサラサラ―ヘアーになる方法9選

髪の毛がなんだか絡まる。ギシギシする。とお困りではないでしょうか?

「いつもと同じ生活しているのにな~」「原因が全く分からない」

という方の為に、髪の毛が絡んだり、ギシギシする原因、そして一つ一つの原因に対する解決方法や対処方をこのページでは紹介させていただきます。

 

髪の毛の状態が悪くなってしまうと、寝癖が付きやすかったり朝のスタイリングに時間がかかってしまいます。

逆に髪の毛の状態が良いと、まとまりが良く朝も楽に。

毎日の生活の為にもぜひ参考にしてみてください。

 

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髪の毛が絡まる原因

髪の毛が絡んだりギシギシしたりする原因は一つではありません。

そしていくつかの原因が重なって髪の毛の状態を悪くしているということも考えられます。

 

美容施術が原因、外部環境、毎日の生活や季節。本当に様々な可能性があるので、是非ともあなた自身の生活の変化と照らし合わせて確認してみてください。

 

生活が原因

ベッドで食事する女性の写真

 

ドライヤーで乾かしていない

ドライヤーで髪が傷む。と考えられている方が多くいらっしゃいますがこれは大きな間違い。

ドライヤーの熱量では髪の毛が傷むほど極端な熱量は発生しません。

もしも同じ場所に髪の毛が熱くなるまで長時間ドライヤーの熱を当て続ければ当然傷みますが、その前に手や頭皮が熱くなるので髪の毛を乾かす行為においてそれはあり得ません。

 

もしくは、昭和の頃に流行ったドライヤーとブラシのブローを使ったヘアスタイル等であれば、ドライヤーで傷むという可能性が考えられなくもないですが、コテやストレートアイロンという便利な道具が開発された今それは考えにくいでしょう。

 

髪の毛は濡れているとキューティクルが開いています。その状態というのは非常に無防備な状態で、ちょっとした外部からの刺激でも髪の毛が傷みやすい状態になります。

そのため水分が残った状態で寝てしまうと、寝返りの際に髪の毛がこすれて日増しに髪の毛が傷んできます。

その結果、静電気や髪の絡まりに繋がっていきます。

 

よる入浴させる方で、就寝までに自然乾燥だけで髪の毛が完全に乾ききることはありません。

「いや!乾いているよ!」という方もいらっしゃるかもしませんが、同じころに干した洗濯物が乾かないの様に水分は絶対に抜けきりません。

ボウズに近いショートであればあり得るかもしれませんが、女性の方はドライヤーで乾かすことを基本に考えて頂いた方がいいと言えるでしょう。

解決法

多少手間かも知れませんが必ず乾かして寝ましょう。もしもドライヤーの威力が弱くて時間がかかるというのであれば最近では高出力のものも安く買えるのでそちらを検討してみてください。

無理に何万円も出す必要はありません。

 

濡れている時に梳かしすぎている

先ほども少し書きましたが、濡れている時は髪の毛のキューティクルは開いた状態になっています。

そのため、外的刺激に対して非常に弱いのです。

その状態で、目の細かいクシで沢山梳かしてしまうと、キューティクルの剥がれに繋がり髪の毛が傷みやすくなってしまいます。

 

一度や二度では大した変化はありませんが毎日のことになるとダメージは蓄積されてしまうので、梳かし方にも注意が必要です。

 

解決法

濡れている時というのは無理に梳かす必要はありません。髪の毛をある程度乾かしてから、もしくはほとんど乾いてから少しずつ梳かしてあげる方がダメージは少ないです。

そして、使うクシにも気を付けてください。

目の細かいクシや何列も歯のあるクシがありますが、全体の毛流れを整たり梳かすのに最適なのは目の粗いクシです。

これが目の細かいクシ

目の細かいクシの写真

コチラが目の粗いクシ

目の粗いクシの写真

濡れている時に梳かすのであれば出来るだけ目の粗いもので、ゆっくりと引っ張ったりしないようにとかしてあげましょう。

何列も並んでいるクシを使うのであればある程度乾いてから使ってください。

 

ノンシリコンシャンプーを使っている

シリコンに関してまだ誤解されている方はこちらをご覧になってください。

 

「シリコンシャンプーは悪い」なんて恥をかく!シリコンの真実とは | MatakuHair

もしかしてまだ「シリコンは悪い」「体に良くない」「頭皮につまる」なんて思っていませんか?シリコンは安全性が高い成分で、髪の毛や頭皮にとって悪いものではありません。ぜひ皆さんが間違って覚えているシリコンの真実を知ってください。

元々市販のシャンプー剤の多くは脱脂力が強い物が非常に多いです。なぜ脱脂力が強いのかというと、商品原価の安いものほど脱脂力が強い物が多く、逆に髪や頭皮に対する刺激がマイルドな洗浄成分は原価も高いため、売値が安いシャンプーに使ってしまうと採算が取れなくなってしまうからです。

 

今までは脱脂力の強さをシリコンでカバーしていました。しかしそのシリコンが悪者扱いをさせるようになってしまい、シャンプーの中から消えた。

するとどうなるかわかりますよね。 脱脂力の強さだけが全面に出てしまい髪の乾燥や油分の摂り過ぎを招いてしまうことになるのです。

「ノンシリコンシャンプーにしたら髪がキシむようになった」というお話を非常に沢山聞きます。

これらは全て洗浄成分が原因。

ではシリコンの入ったシャンプーがいいのか?というとそれも違います。脱脂力の強いシャンプーに入っているシリコンはいわばごまかしの為に配合されています。

改善するにはシャンプーの洗浄成分を見直す必要があるのです。

改善策

これにはシャンプーを見直すほかありません。

「でも美容室のシャンプーだと高いからな…」と感じる人も多くいると思いますし、気持ちは分かります。

しかし、ネット通販を使えば市販品とほとんど同じ程度まで割り引きされている良質なシャンプーもあるのでそちらをぜひ活用してみてください。

値段のハードルさえクリアしてしまえば後は使わない理由は特にありません。

 

コテやストレートアイロンを高温で使っている

髪の毛がダメージを始める温度は、乾いている段階では160℃以上と言われています。

160℃以上になると、『熱炭化』と言ってタンパク質が炭素化する、タンパク変性と呼ばれる細胞の変化が髪の毛に起きます。

分かりにくい人は「焼きが入る」と考えてください。

 

しかし近年販売されているコテやストレートアイロンの温度は平気で200℃の超高温が発生します。

「このアイロンならスピーディー!!」などという謳い文句のようですが、それはそんなに高い温度ならあっという間に伸びるでしょう。

なんなら300℃でも400℃でも上げればもっと早くクセを伸ばせます。

 

しかし、クセが早く伸びる代わりに髪の毛へのダメージは深刻です。

200℃の温度で毎日アイロンかけている人は分かると思いますが、毛先のパサつきや引っかかりがかなり強くなっているハズ。

「毎日アイロンかけているから毛先がヤバい」という人もいますが、アイロンがヤバいのではなく温度がヤバいのです。

早く気付いてください。

 

解決策

これはストレートアイロンやコテの温度を下げるほかありません。理想は160℃以下ですが、160℃以下に設定できるアイロンやコテが少ないというのと、やはり多少時間はかかってしまいます。

なのでせめて高くても170℃程度でアイロンを心がけてください。それで高温によるダメージは減ります。

余談ですが、”ダメージケア”を謳っているアイロンやコテなどは、そもそも160℃~170℃程度までしか温度が上がらないものもあります。

なので、アイロン自体にダメージケア機能が付いているわけではないので誤解しないように。単に高温が出ないだけです。

 

もしもすでに傷んでしまった場合は流さないトリートメントが即効性があります。

カラーが原因

頭を抱える女性の写真

カラーやパーマは髪の毛に大きな負担をかけて行う施術です。髪の毛をアルカリ性に傾けることで髪の色を変えたり形を変化させたりしますが、その際に髪表面のキューティクルや、髪の内部ケラチンと呼ばれるタンパク質を壊してしまうので髪の毛傷み、結果絡みやギシギシの原因になる可能性があるのです。

それではそれぞれ確認していきます。

 

ブリーチをした もしくは履歴が残っている

ブリーチは全ての美容施術の中でも最高峰のダメージを髪の毛に与えます。

透明感のある髪色を表現できるという代わりにタンパク質を根こそぎ破壊してしまうので、髪の毛の手触りも当然影響が出てしまいます。

 

特にブリーチ毛の場合、施術を行った時よりも、数日~数週間~数か月と時間を置けば置くほど髪の毛の状態は悪くなります。

これは一度壊れてしまったタンパク質が、開いた髪の毛から毎日のシャンプーと共に外に流れ出てしまうためです。

そのため、ブリーチをしても尚キレイな髪の状態を維持するためには、毎日のトリートメントでその都度栄養をお互なっていくことが一番の改善方法と言えます。

ブリーチ毛の対処法

ブリーチ毛の場合、例え良質なトリートメントをしっかり行ったとしても、トリートメントがしがみつくためのタンパク質がないため落ちるのも非常に速いです。

そのため、長時間置くトリートメントを時々行う方法よりも、毎日簡単でも良いのでトリートメント処理を行う。という方法が一番手触りを改善できます。

そのために有効なのが『洗い流さないトリートメント』

ドライヤーで乾かす前に付けて乾かすだけなので、時間もかからず手触りや乾かした後の髪の毛の変化をダイレクトに感じることが出来ます。

そしてトリートメント処理をすることで色の持ちも良くなります。

(色持ちが倍になるなどの極端な変化ではありませんが)

 

トーンの明るいカラーをした

髪の明るさによってダメージ量は比例します。

トーンが明るくなる使えばその分髪の毛にかける負担も大きく、傷みを招きます。

 

ブリーチほどではないのですが、やはり傷んだ分乾燥や静電気を招きやすく、絡まりやギシギシ感を感じやすくなってしまうのです。

 

解決方法

この場合、ブリーチされていないので時間を置くタイプのトリートメントも有効です。

美容室でトリートメントを注文してもいいと思うのですが、トリートメント施術で3000円かけるのなら正直良質なトリートメントを3000円で買って毎日使う方が長期的には髪の状態は良くなります。(もちろん両方がベスト)

そして洗い流さないトリートメントも、手っ取り早く(言い方は悪いですが)手触りを改善させることができるのでお勧めです。

その際も、適当なものを使ってしまうとタダベタベタして終わってしまうので、きちんとしたものを

使ってあげると変化を感じやすいかと思います。

 

泡カラーをした

泡カラーは普通のカラー剤の成分の他に、界面活性剤を加えます。界面活性剤は洗剤などにも用いられる成分ですが、実はトリートメントなどにも入れられている場合もあります。

泡カラーは界面活性剤を加えることで、泡立ちやすくなり塗りやすくなるのですが、界面活性剤のもう一つの特徴に薬剤の吸収を高めてしまう。という効果があります。

カラー剤の場合は発色させる成分以外にも髪の毛をダメージさせてしまう成分が含まれているため、傷みも当然強くなります。

 

「どうせカラーだし」と甘く見ている人も多いですが、常習的に泡カラーで染めている人の毛先はパーマを困難にさせるほどダメージしているケースもあるので注意が必要です。

強いダメージを追うと静電気が起きやすく絡まったり、ギシギシしたり、毛先だけが金髪の様な状態になってしまう人も。

 

解決策

泡カラーは確かに塗りやすいと思います。未だに販売が続いているということはやはりその点に関して人気が高いのでしょう。

それに、極端なロングの髪の毛でなければ一本買えば足りる。というのも購入者にとってはありがたいのかなと。クリームタイプのカラー剤は「こんな少量で頭全部は無理だろ…」と感じるほど少なかったりしますからね。

 

しかし髪の毛の事を考えるなら本当に使い過ぎは避けた方が良いです。特に時間の置きすぎは注意。

カラー剤は放置時間が長ければ色が入ると考えている人もいらっしゃいますが、40分ほど経ってしまうと薬剤自体が酸化してしまうのでほとんど効力は無くなります。時間を意味なく置いてもただ傷むだけなので、放置しても30分ほどで流しましょう。

 

パーマが原因

毛がクルクルしている女の子の写真

縮毛矯正をしている

縮毛矯正はクセを真っすぐに伸ばすことのできる施術。強いクセ毛の人には非常に助かる美容技術です。

かけたては髪の毛にツヤが出たようになる場合もあります。

しかし縮毛矯正は、薬剤の力と熱の力を利用したパーマで、美容施術全体の中でもダメージや髪の毛に与える負担は強い部類です。

 

ツヤが出て一見髪の毛の状態が良くなったように感じる人でも、それは強制的にキューティクルの方向性を整えているにすぎないので、ダメージケアを怠れば髪表面に傷みが出てくることになります。

 

解決方法

縮毛矯正の方へのダメージケア方法は大きく2点。

まず1点は、一度縮毛矯正をかけた部分は何度も縮毛しない。ということ。

縮毛を何度もされている方は経験があると思いますが、美容師側から「毛先もかけますか?」と質問されたことはないでしょうか。(中には聞かずに毛先はかけない人もいますが…)

 

縮毛矯正の様に熱を加えたパーマ施術の場合、形状記憶タイプなのでしっかりとかかっていれば基本的に切ってなくさない限り落ちるということはありません。

もしも毛先にうねりが残った。という場合は縮毛の時点でしっかりかかっていなかったか、必要以上の縮毛で髪の毛が変形したかのどちらかです。

 

「縮毛した時はよかったのに伸びて来たらなんだか落ちて来た」

と感じる人は、元々の地毛のクセ部分が伸びて来て、そのうねりに合わせて毛先の方向性がバラバラになっているだけなので、毛先をキチンと確認すると真っすぐのままっだったり、根元だけ矯正をかけてあげるとまた再度全体がストレートになります。

 

なかなか素人での判断は難しい所ですが、美容師側に「毛先ってかけた方がいいですか?」と聞いてみるのも一つの手です。

もしも「必要ありません」と言われた素直に根元だけ縮毛をしてあげましょう。

 

そしてもう一つはやはり洗い流さないトリートメントによるケアです。

 

縮毛矯正毛の場合、キューティクルの損傷が大きくなるので髪の毛の静電気が起きやすくパサつきやすくなります。

インバストリートメントと言ってお風呂場で使うタイプももちろんいいのですが、流さないトリートメントの方が静電気防止や絡まりにくくするためには効果が高いので、乾かす前に付けてあげると朝が非常に楽になりますよ。

 

デジタルパーマを繰り返している

デジタルパーマは一度や二度かけた程度では基本的にはそこまでダメージしたりしません。

縮毛矯正と同じく熱を利用したパーマではありますが、縮毛矯正程かける頻度も高くない場合が多いからです。

 

ただ、デジタルパーマはかけ手である美容師側の技量が問われる技術です。

薬剤選択、放置時間、温度など非常にデリケートな技術。もしも放置の時間や温度を間違えてしまうと一回で髪が極端にダメージしてしまう可能性も在ります。

誤解しないでいただきたいのは個人的にはデジタルパーマはおススメです。乾かせは出てくるパーマなので普通の液体だけのパーマよりも朝が楽だからです。

しかし美容師側の技術力不足が目立つのが本当に残念…正直デジタルパーマに慣れていない美容師は相当数いるので、上手くかけてくれる人を見つけたら是非ともお勧めな技術です。

 

しかしそんなデジタルパーマも、縮毛矯正と同じく繰り返しかけるのは要注意。

同じ場所に何度も繰り返すと、熱処理系独特のパサつき、乾燥、引っかかりがでてくることも。

そして、デジタルパーマのかけ直しは通常のパーマではできませんのでご注意を。極端にダメージが起きます。

 

解決方法

デジタルパーマはきちんとかかればなかなか落ちにくいパーマです。

毛先を切ってしまうと極端に落ちてしまうので、もしもかけ直す場合は髪の長さを切る時に合わせてあげると良いかと思います。

もしも量を梳く程度なら無理にかけ直す必要はありません。

多少は緩くなる可能性がありますが、毛先がパサパサになるよりずっとマシです。

 

そして縮毛矯正と同じように洗い流さないトリートメントでのケアも手触り、絡まり、キシみ改善には即効性があるので使ってあげてください。

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オススメの流さないトリートメント

髪の毛の絡まりやギシギシした手触りを治すのに最も即効性が高い物は洗い流さないトリートメントです。

乾かす前に付ければドライ後の乾燥や静電気、広がりをかなり防ぐことが出来ます。

 

ただしここで注意点なのですが、洗い流さないトリートメントなら何でもいいという訳ではないということ。

 

質の良い洗い流さないトリートメントは、付けた後もサラサラし、髪がまとまる。パサつかいない。重くならない。などの効果がありますが、
質の悪い流さないトリートメントの場合、ベタベタする。時間が経ってどんどん重くなる。まとまるというかただ油っぽい。

このようなものもあります。

 

「洗い流さないトリートメントを使うとベタベタするからキライ」という人は初めに使ったものが良質なものではなかったためそのように感じた可能性が大です。

是非とも一度良質なものを使ってあげてみてください。洗い流さないトリートメントに対する見方がきっと変わります。

 

 

 

まとめ

いかがでしょうか。当てはまる内容はありましたか?

髪が絡んだり引っかかる、ゴワゴワするギシギシする理由は一つではない場合がほとんど。

 

もしも当てはまる内容がありましたらぜひそれぞれの改善策を試してみてください。

突然髪の状態が変わってしまった。という方はきっと何か気が付かない変化があったはず。

もしくは今まで少しずつの髪への負担が一気に表面化した。という可能性もあります。

 

普段の生活からそのヒントを見つけてみてください。

 

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