ホワイトブリーチをした髪の毛、いつまでも白さを保ちたいですよね。
そんなときに使われるムラサキシャンプーとムラサキトリートメント。
”ムラシャン”などとも言われたりしますが、このシャンプーとトリートメントは普通と違い紫色の色素が入っているのです。
髪の毛をホワイトブリーチしたとしても、ブリーチだけで完全に白にすることはできません。
必ず薄黄色が残ってしまうので、残った色素を打ち消すためにも薄紫色で染める必要があるのです。
そんな薄紫色の色素の入ったシャンプーとトリートメント。
一体どのくらいの効果があるのかを自分の頭を使って調べてみました。
紫シャンプーと紫トリートメントの効果
紫シャンプー紫トリートメントとは
ムラサキシャンプーとムラサキトリートメントは色素の入ったシャンプーとトリートメントです。
髪の毛に色を付けることができますがカラー剤ではありません。
カラー剤ではないので髪の中で発色させるのではなく、紫色の色素を髪の毛に付けることで色を出します。
カラー剤やマニキュアと比べると効果は穏やかで弱いです。
しかし、カラー剤を使うときの様に準備をしたり道具が必要になったりすることはありません。
いつものようにシャンプートリートメントする。これだけで簡単に色素が補えます。
ホワイトブリーチの黄ばみを取る方法はいくつかありますが、ブリーチをしたあとにホワイトニングローションやカラー剤で黄ばみを一気に取る。
その後ムラサキシャンプーやムラサキトリートメントで黄ばみを取ったカラー剤の色落を遅くして長持ちさせる。
この方法が最もキレイになりますし、効率が良いです。
こちらが紫シャンプーと紫トリートメントの写真。パッケージからして青そうな感じが伝わってきますね。
この写真は紫シャンプーを手に出したもの。
普通のシャンプーと比べると全く違うのが一目で分かります。
こ…濃い…
色素は濃いですが、手が染まったりお風呂場が汚れたりすることはありません。そこはカラーシャンプートリートメントの良い所ですね。
こちらがムラサキトリートメントを手に出した写真。
シャンプーと比べると少し青っぽいような気もします。
トリートメントとしての効果もしっかりしているので、ブリーチしてパサパサになった髪も潤います。
カラーシャンプーとカラートリートメント
余り知られていませんが、ホワイトブリーチ様の紫色の色素以外にもカラーシャンプーやカラートリートメントはあります。
例えばアッシュのような灰色っぽさを補うためのグレー系シャンプーとトリートメント。ベージュ系、赤やオレンジなどの暖色系全般。アッシュなどの寒色系全般など沢山の種類があります。
「カラーしてもすぐ色が落ちてしまう…」という方は、ヘアカラーに合ったカラーシャンプーやカラートリートメントをされると長持ちしますよ。
こちらはカラーシャンプーの写真。
赤いボトルが暖色系(オレンジやピンク)。青いボトルが寒色系(アッシュやグレー)の色持ちを良くするためのシャンプーです。
カラーしたばかりの髪に使って、1か月後、2か月の後の髪の色持ちを良くする。というものもあります。
効果を髪の毛を使って試してみた
一度白色にしたのを色落ちさせる
ムラサキシャンプーとムラサキトリートメントの効果を調べるために、ブリーチ→ホワイトニングローションで白くした髪の毛を色落させます。
この2枚の写真はホワイトブリーチ直後の写真です。
ブリーチ6回→ホワイトニングローションで黄ばみを消してあるのでかなり白いですね。
こちらの写真がホワイトブリーチの後、カラーシャンプーややカラートリートメントを一切使わずに約10日ほど経った写真。
上の写真と比べると黄色っぽさが強いのが分かるでしょうか。
これは黄色を打ち消してくれるホワイトニングローションがほとんど落ちてしまったためです。
この髪の毛に毎日ムラサキシャンプーとムラサキトリートメントを使ってどのくらい黄色が消えていくのかを調べていきます。
紫シャンプーと紫トリートメントは洗って付けてすぐ流したのでは効果が薄いです。
かといって何十分も待つのも大変なので、それぞれ付けたあとに揉み込みながら5~10分放置します。
理想はホワイトニングローションを使った程度まで黄色っぽさが消えてくれるのが理想ですが、さてどうなるか。
撮影する写真は時間(日光)や場所(ライトの当たり具合)がバラバラだと写り方がかなり変わってきます。
きちんとした比較をするために撮影時間と撮影場所を同じ様に撮っていきます。
ムラシャン&トリートメント1日目
この写真は紫シャンプーと紫トリートメントを使って1日目の写真。
アップだとこのような感じ。
予想していたことですが、ホワイトニングローション程の効果はありませんね。
「やや黄色が薄くなった…?」というのが個人的な感想でしたが、写真で改めてみるとやっぱり黄ばみは少し消えていますね。
ムラシャン&トリートメント2日目
この写真が紫シャンプーと紫トリートメントを使って2日目の写真。
シャンプーとトリートメントが終わって乾かした後は「効いているのか?」という印象でしたが、写真で比較してみるとちゃんと効いている感じがしますね。
1日目と比べると黄ばみがほんの少しですが少ないです。
この写真はアップで撮影したもの。
ムラシャン&トリートメント3日目
この写真が3日目の写真。
これがアップの写真。
「毛先の白っぽさが強くなってきたかな」という印象ですね。
ムラシャン&トリートメント4日目
こちらは4日目の写真
こちらがアップの写真。このあたりから変化が少なくなってきたかな…?という印象。
ムラシャン&トリートメント5日目
こちらが5日目の写真
こちらがアップの写真。
本当に少しづつですが、どんどん白は強くなってますね。
白があんて視してきたかな~と思い始めたのはこのあたりから。
ムラシャン&トリートメント6日目
こちらが6日目の写真
約1週間ほど経ちましたが、このあたりになると白がかなり強くなっています。
自分でも分かるぐらい。色素は少しづつ髪の毛に定着してくようですね。
ムラシャン&トリートメント13日目(約2週間)
変化が少なくなってきたので、一気に日にちを飛ばします。
毎日ムラサキシャンプーとムラサキトリートメントを使って13日目。約2週間後の写真です。
この4枚の写真が13日間ムラサキシャンプーとムラサキトリートメントを使い続けた髪の毛。
なかなか白い感じをキープできていますね。
これは紫シャンプー紫トリートメント前の写真。
並べて比べるとかなり黄色っぽさが薄くなっているのが分かると思います。
使ったシャンプーとトリートメント
今回使った紫シャンプーと紫トリートメントはコチラ
ムラシャンは商品によって色素の濃さが違います。できるだけ濃いシャンプーを使ったほうが白くなります。
シャンプーと同じように、色素が濃いトリートメントの方が白くなります。
ホワイトニングローションはコチラを使いました。
まとめと感想
いかがでしたでしょうか。約2週間に渡って、紫シャンプーと紫トリートメントを使い続けてみました。
今まで自分に使ったことがなかったので色々勉強になりましたねホント。
全体の感想は、まず1日目に黄味がかなり減った感じがしました。
シャンプーしている時やトリートメントを使っている時も毛先が白っぽくなるのが分かります。
ただ、カラー剤ではないのでお湯でほとんど流れてしまいますが、それでも少しづつ髪の毛に紫の色素が入っている感じ。
それを実感してきたのは5~6日ぐらい使い続けてからですね。
「白っぽい感じが定着してきたな~」という感じがして、一週間ぐらいたつと毛先はかなり白まで戻りました。(もともとが白だったので)
黄色を打ち消して白っぽくするのはホワイトニングローションが一番効果があります。
この記事の最初の写真は真っ白ですよね。それがホワイトニングローション後。
ただホワイトニングローションはマニキュアなので、色々と準備や時間を使ってやらないといけませんし、1ボトルでショートなら3~4回。ロングなら1~2回程度の量しか入っていないので、日常的に使うのは向いていません。
その点紫シャンプーと紫トリートメントは一本ずつ買ってしまえばかなり持ちます。
実際私の髪の毛も、毎回2回シャンプー&トリートメントを2週間続けましたが、7割~8割ぐらい残っています。(もうちょっと使ってもいいと思うんですけどね笑)
紫シャンプーと紫トリートメントで黄色を打ち消すのには時間がかかります。
- まずはホワイトニングローションで一気に白くする。
- 普通にシャンプーしていると、白っぽさが取れてきて黄色くなってしまうので、紫シャンプーと紫トリートメントで洗うようにして、薄黄色になりにくくする。
- 数週間後、1か月後などに黄色が出てきてしまったらまたホワイトニングローションで白にする。
この流れが一番安上がりで効率の良いホワイトブリーチのキープ方法です。
≪関連記事≫
- 「男女OK セルフで髪の毛をホワイトブリーチで白色にする方法 プロが自分で染めてみた」
(髪の毛をホワイトブリーチにしたときの記事です) - 「ブリーチ1~6回でどのくらい明るくなる?回数ごとの明るさ比較」
(ブリーチの回数による明るさの違いはコチラ) - 「アッシュグレーにする方法 ブリーチありとなしで染めるとこんな色」
(明るくブリーチした髪の毛はキレイに色が入りますよ) - 「【男女OK】ブリーチありなしでベージュやミルクティーに染めるとこんな色」
(ミルクティーカラーはコチラ)
ブリーチした髪の毛に関する内容です。合わせて参考にしてください。