ヘアカタログやファッション雑誌を見るとモデルさんの前髪がちょっとカールしていてカワイイ。
ちょうどトップ写真の女性のように。
真っすぐないつもの前髪がちょっとカールしていたら雰囲気も変えられてカワイイですよね。
「なんだか難しそう…」
「不器用だから…」
「うまくできるか不安」
と、前髪カールを諦めてしまう方もいますが、実は簡単なんです。前髪カール。
「やってみたけど、うまくいかなかった!」という人はちょっとしたコツを知らないのかも。
くるんとしたカールのある前髪は、スタイリング剤だけでは絶対に作れません。
そして自然に前髪カールの形になる人もいません。
そこでこのページでは、簡単にキレイな前髪カールを作る方法を4種類紹介します。
ヘアカタログやファッション誌、アイドルなども今は前髪にほんのひと手間加えている人がほとんど。
できるだけ皆さんでも簡単にできるやり方をお伝えしますね。
ちょっとしたコツで自然なカワイイ前髪になるのでぜひマネしてみてください。
くるんと前髪カールを作る方法
前髪カールを作る方法は一つじゃない。
前髪のカールを作る方法は一つではありません。
それぞれ出来上がりのカールには少し違いがありますが、やりやすい方法や、今持っている道具などで作りやすい方法を選んでみてください。
一応どの方法でもクルンとした前髪を作ることはできますが、一番おススメなのは、ストレートアイロンを使う方法。キレイにできて簡単です。
おススメ順に紹介しますね。
ストレートアイロンで前髪カール
私が一番おススメする方法。ストレートアイロンを使ってくるんとした前髪を作る方法です。
ちなみにプロの現場でもストレートアイロンを使って前髪カールを作る美容師がたくさんいます。
旅行先などでも使えるように小さいストレートアイロンも売っていますね。
ストレートアイロンは挟みこむプレートの部分だけしか熱くならないのでヤケドしにくいのもおススメポイントの1つ。
時間もかからず簡単ですよ。
ストレートアイロンを使う場合も、マジックカーラーと同じようにとりあえず真正面に向かってカールを作ることを意識してください。
乾いた髪の毛にアイロンを当て、毛先のあたりを内側にひねってカールを作ります。
※ヘアアイロンは髪が濡れていると毛が傷むので必ず乾いた髪に使いましょう。
キレイにつくるコツは、ストレートアイロンを動かす手を途中で止めないこと。
アイロンを途中で止めてしまうと、線状の折れ目が残ってしまうので気を付けてください。
アイロンの温度が調節できるのであれば低温で使うと折れ目も付きにくく失敗しにくいです。
温度が高ければ高いほどアイロンの時間を短縮できますが、カールが強くなりすぎてしまったり折れたような跡がついてしまったりしやすいので、低めの温度で行いましょう。
温度が低ければ多少手が止まってもラインが付きにくいです。理想は160~170℃ぐらいです。
繰り返しますが絶対に濡れた髪の毛に行わないように。
髪の毛は濡れていると刺激や熱に極端に弱くなります。
濡れている毛に高温を当てると、最悪髪の毛がチリチリになってしまうので絶対にやめましょう。
もし、ストレートアイロンで髪の毛を傷めたくない方は、低温でクセを伸ばしたり跡を付けられるダメージケアアイロンもおススメです。
ストレートアイロンやコテは高い温度で使うと、キューティクルが傷んでしまうので、
低い温度で使えるアイロンなら熱のダメージがありません。
ストレートアイロンを使うので髪の毛にツヤも出ますし、前髪以外の場所もついでにアイロンできてしまうので手間が省けます。
慣れないとカクっと折れたような感じになってしまったり、変な跡になってしまったりと失敗してしまうこともあります。
コツは挟んでからカールをつくるまでに手をとめないこと。
髪の毛を濡らせば失敗の跡も直せるので、心配な人は霧吹きを用意しておきましょう。髪を濡らして乾かして再チャレンジです。
慣れていない人は夜のうちに練習しておくのも良いと思います。
コテ(カールアイロン)で前髪カール
カールアイロンで作る前髪カールは自然でキレイです。
コテがもともと丸くできているので挟むだけで毛先にカールを作ることができます。
しかし、コテの場合、ストレートアイロンと違い熱の部分がむき出しです。
ちょっと油断しておでこに熱い部分が当たってしまいヤケドをした。という事故もたくさん起きています。
オデコに熱いコテが当たると水ぶくれができたり、棒状のヤケドになるので注意しましょう。
前髪をカールアイロンで挟んでカールを作ります。
ストレートアイロンと似ていますが、挟むだけでカールになります。
毛が傷んでしまうのでストレートアイロンと同じように必ず完全に乾いた髪に使いましょう。
この写真の様に前髪をコテで挟んで
コテで毛先を巻き込むと
このように自然なカールの付いた前髪になります。
コテの大きさは19mm~26mmでちょうどいいと思いますが、前髪の長さによって調節してください。
写真のカールは26mmで作ってあります。
前髪が短いとコテのサイズも小さくなければ巻きにくいです。
温度の調節ができるのであれば低めの温度で巻いてあげた方が、折れたりなどの失敗が少なくなります。
真正面を向いたままよりも、少し下を向いて挟んであげると使いやすくなりますよ。
ストレートアイロンの場合自分で毛先のカールを作る必要がありますが、カールアイロンは挟むだけでカールができるので簡単です。
仕上がりもとても自然な感じです。
前髪カールを作る方法の中で、もっともヤケドしやすいので注意しましょう。
ストレートアイロンと違い熱がむき出しです。熱の部分をオデコに当てないように。
少しでもコテが触れてしまうとヤケドして水ぶくれになったり跡が残ってしまうことも考えられるので、個人的にはストレートアイロンをおススメしたいところです。
ブラシでブローorクルクルドライヤー
ブラシで毛先のカールを作る方法です。
クルクルドライヤーという、ブラシの付いたドライヤーは片手でできますが、ブラシは両手を使う必要があります。
一番慣れと練習が必要ですね。
ブラシで毛を巻き込み、その部分にドライヤーで熱を当てます。
この時のコツは、ドライヤーで温めた後に冷風を当てるということ。
温めた後に冷やすとより跡が付きやすいです。
ブラシとドライヤーを使うことになれている人は安全性が高いのでおススメです。
やり方は、写真のようにブラシに前髪を巻き込み、ドライヤーの熱を当ててカールを作ります。ブラシを持ちながらなので、両手を使う必要があり、練習が必要です。くるくるドライヤーと呼ばれる、ドライヤーの先がブラシになっているものであれば、片手でもできますが、カールは弱いです。
コテやストレートアイロンよりも低い温度で作るので傷みにくいです。折れ目が付くという心配もありません。
練習しないと使いこなすのが難しいという点と、アイロンやコテに比べたらカールは弱いです。
かなり自然な前髪のカールが好きな人は良いかもしれませんが、物足りなさを感じてしまう人も多いと思います。
マジックカーラー
コチラがマジックカーラーと呼ばれる髪の毛にカールを作れる道具。
マジックカーラーを使う方法が一番安全ですが、カールはとても弱いです。それに、意外に難しい…
マジックテープの髪の毛用で、前髪に巻き付けて使います。
100円均一でも売っているので、安く買えます。
使い方は簡単で、マジックカーラーを前髪に巻いてドライヤーで暖めるだけ。たったこれだけで前髪にカールをつくることができます。
ただ巻いただけでは意味がないので、マジックカーラーを巻き付けた後、ドライヤーで温めてクセを付けます。
乾いた前髪にマジックカーラーを巻き込みます。
マジックカーラーはいろいろな大きさがありますが、大きすぎるとカールが付かないので前髪に使うのは小さなサイズのものにしましょう。
マジックカーラーの中には髪の毛を止める部品がセットになっているのもあるので、そちらの方が便利かもしれません。
マジックカーラーだけだと…
この写真のように指で押さえながら熱を当てないといけませんが、クリップ付きなら
この写真のように熱を当てることに集中できるため使い易いです。
前髪にマジックカラーを巻いた後にドライヤーで温風を当て、その後冷風を当てるか、時間を置いて少し冷やします。
髪の毛は温めた後に冷やすことでカールが定着するので、ドライヤーは必ず使いましょう。
冷えたら外してクシでなじませて終わりです。
前髪を左右どちらかに流す人も、取りあえず真正面に向かって巻きましょう。
髪の毛を下せば自然にどちらかに流せます。
ドライヤーはどこのご家庭にも大体ありますし、マジックカーラーも決して高価なものではありません。今回使っているのも100円均一で買いました。
手軽に安くできますね。
この写真のマジックカーラーも100円均一のものです。
そしてマジックカーラーはコテなどと違いヤケドの心配がないので安全です。
※やって見て思いましたが正直もうちょっとちゃんとした前髪用のマジックカーラーの方が巻きやすいかも…
安全性は高いのですがマジックカーラーに巻き付けるときに、髪質や長さによっては巻きにくいことがあるかもしれません。
髪の毛を巻き込むのに慣れるまでは何度か練習が必要になるかもしれませんし、髪質によっては全く巻き込めないこともあります。
そして使うのがあくまでドライヤーの熱だけなので、コテやストレートアイロンに比べてカールがとても弱いです。
「キレイ」で「カワイイ」とは少し違いますね。
まとめ
ヘアカタログの前髪やモデルさん、芸能人のカールした前髪は、ストレートアイロンかコテで作っています。
自然でキレイに作るには、多少練習が必要ですが、コテかストレートアイロンならキレイに作れるはずです。
慣れるまでは温度を低く設定しましょう。
120~160℃ほどなら髪の毛の負担も少ないですし、それより低い温度でカールが作れるならそれが一番です。
マジックカーラーやブラシで付く方法は、「できることはできる」と考えてください。正直おススメできません(笑)
プロの世界でも、マジックカーラーやブラシで作ると時間がかかってしまうので普通トレートアイロンかコテで作ります。
仕上がりもキレイになるので。
それぞれの作り方で髪の表情は少しずつ違うので、やってみて好き嫌い、できるできないを判断するのも良いと思います。
くれぐれも、コテでおでこをやけどするとまっすぐな線の様なやけどが長期間残ってしまうので十分注意してください。
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